夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

松岡圭祐著「水鏡(すいきょう)推理Ⅳ アノマリー」 (講談社文庫)

2016-11-10 23:38:01 | 本と雑誌
水鏡推理4 アノマリー (講談社文庫)
松岡 圭祐
講談社



アノマリー「法則や理論と比較して説明不可能な事象 物理学から経済学まで様々な局面で出現する」


文科省で働く水鏡(みかがみ)瑞希は一般職事務官
官僚ではない為に 色々壁にも突き当たる

その苛立ちを両親へぶつけてしまうこともある
瑞希は完璧な人間ではないのだ


そんな瑞希を官僚でありながら 親切に扱ってくれた青年・浅村が行方不明となり意外な場所での画像が流れた


行方不明となった四人の少女


浅村はある会社に疑問を持っていたようだったがー

浅村に預けられた品から瑞希は動く



自分達の欲望の為なら少女達の命など奪って平気な人間達

子供への愛情が無い親たち


浅村も「母親という人間」の為に・・・・・重荷を背負ってしまった人間だった

本当の親の愛

浅村の告白
少女達の言動


瑞希は気付く
自分の両親のこと



職場でも瑞希は一人ではないことに気付く

彼女には仲間がいる

ーここは自分がいていい場所なのかー

迷っていたこと

少女の頃 約束しながら父親に作れなかったパンケーキを 瑞希は作る
様々な思いを込めて


少し成長した瑞希の「水鏡推理Ⅴ ニュークリアフュージョン」は2016年12月15日発売だそうです

松尾圭祐著「水鏡(すいきょう)推理Ⅲ パレイドリア・フェイス」 (講談社文庫)

2016-11-10 14:28:09 | 本と雑誌
パレイドリア・フェイス 水鏡推理
松岡 圭祐
講談社



研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース
水鏡瑞希はその部署にいる

型破りな仕事ぶりで周囲の人間の悩みの種でもある

真摯に仕事をし「不正」というイカサマや謎を解く

正しいことを守りたい


それは幹部たちの考えには逆らってでも


作中にある人間との会話から この物語は「探偵の鑑定」よりあとのことだと分かる


今回の主な事件は山の中にできた人の顔のような盛り土が本当に自然現象なのか
もしも不正があるのならーいや幹部たちは不正があるーそういう結論を欲しがってもいるのだがー

瑞希はかつて逆上した人間から救ってくれた廣瀬と共に この上からの理不尽と闘い またカラクリを見破らねばならなくなる

幾度か身の危険に陥りながらー



今 山を管理できる人間が減っているそうです
山の事を知る人間は高齢化
後を継ぐ人間が減っていると


そんな中 兼業でも林業は利益を生むのだーそういう活動をする人もいるそうです
どうすればいいのか
そのノウハウを何処までも行って教えることをする

森は 樹木はきちんと手を入れなければ死んでしまいます

過疎化する村

そうしたことを思いながら読みました

瑞希の胸に何かを残して 廣瀬は去っていく

しかしまた登場するのではーそんな予感もあります

好きな器で ほっこりひと休み

2016-11-10 09:55:41 | 子供のこと身辺雑記
寒くなってくると嬉しいのは あったかなモノ  

 

 


インスタントの甘酒やお汁粉 くず湯など ちょっと買っています 

今日はお汁粉を  
好きな星川窯さんの器で 
この大きさが丁度いいんです