![]() | 探偵さえいなければ |
東川 篤哉 | |
光文社 |
著者の創る架空都市である烏賊川市を舞台に起る事件
「倉持和哉の二つのアリバイ」
店の営業方針をめぐり 対立した男はアリバイを用意して殺人を
とっころが!男が用意した自分のアリバイを証明させようという相手は探偵
抜けている
間が抜けすぎている
どうして普通の人間を選ばなかったのか
「ゆるキャラはなぜ殺される」
ゆるキャラコンテストに出場する人間が死んだ
ゆるキャラコンテスト開催時間までに犯人を見つけろと依頼された居合わせた探偵
探偵は名探偵ではないいんだが
むしろゆるキャラ化していく探偵
「博士とロボットの不在証明」
借金した相手を自分で作ったロボットを使って自らのアリバイに利用しようとした博士
だがーロボットを悪用する者は ロボットに泣かされる
「とある密室の始まりと終わり」
嫁が浮気している
その相手の男を突き止める探偵
息子の家の異常を気にする依頼主の女性
その家では殺人がまさしく行われていた
浮かぶバラバラと思しき死体
密室だったらしい家から消えた犯人?!
実は死体に紛れていた犯人
犯人は生首を投げた・・・
「被害者によく似た男」
ナンパしたつもりの美女から持ち掛けられたのは自分の腹違いの兄に自分を見せかけること
頭の薄さが命取り
とぼけた味わいある烏賊川市モノ
犯行は全部ばれる
暴かれる
真相は殺人者の数だけ・・・あったりします