夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

宇江佐真理著「ひょうたん」光文社時代小説文庫

2009-03-27 01:29:04 | 本と雑誌

宇江佐真理著「ひょうたん」光文社時代小説文庫
宇江佐真理著「ひょうたん」光文社時代小説文庫
古道具屋 鳳来堂

芝居の定式幕からこさえた半纏着た音松が主人

しっかり者の女房はお鈴

どっちもお人よし

酒呑み亭主の友達三人

悲しいことも嬉しいことも

あるある そんな世の中で

あったかい物語です


クレオ・コイル著「秘密の多いコーヒー豆」ランダムハウス講談社

2009-03-26 22:23:48 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「秘密の多いコーヒー豆」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「秘密の多いコーヒー豆」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理5

クレアの前夫マテオの友人リックがつくりだした新しいコーヒー豆

協力したリックの昔の恋人エリーが殺された

また もう一つ死体

コーヒー専門店ビレッジブレンド
客のマイケル・クィン警部補の協力を得て クレアは犯人探しをする

自分の親より年上男と付き合う娘ジョイに手を焼きつつ それなりに女を楽しむクレア

頭使わず軽く読めるシリーズです


霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻 メディアファクトリー

2009-03-26 16:04:05 | 本と雑誌

霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻  メディアファクトリー
霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻  メディアファクトリー
霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻  メディアファクトリー
霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻  メディアファクトリー
霜月かいり作「BRAVE10(ブレイブ・テン)」5巻  メディアファクトリー
真田十勇士
勢揃いするまであと一人

伊達政宗に追われる真田幸村

伊佐那海の持つ品を狙う家康の企み

伊達政宗を 竜の皮を被った泥鰌という毒舌キャラの直江兼続
その兼続といいコンビの石田三成

爆薬小僧の六郎あらため弁丸

新たな登場人物もわんさか

やたら元気に続きます


クレオ・コイル著「危ない夏のコーヒー・カクテル」ランダムハウス講談社

2009-03-25 23:33:24 | 本と雑誌

クレオ・コイル著「危ない夏のコーヒー・カクテル」ランダムハウス講談社
クレオ・コイル著「危ない夏のコーヒー・カクテル」ランダムハウス講談社
コクと深みの名推理 4

コーヒーの出張バリスタとして頼まれ滞在中の屋敷で殺人事件が起きた

殺されたのはトリート
女癖の悪い若者

だがクレアが見るところ トリードは 屋敷の主人ディビッドと間違えて射殺されたようだった

自分はもう大人と反抗し暴走しがちな年頃の娘ジョイに手を焼き
見かけは完全無欠な前夫の女性関係には ついついやきもち 憎まれ口

今回ひと夏の波に乗ってしまうクレア

ラブ・アフェアちょっぴり

事件も そこそこに

そんなシリーズです

コーヒー利用の飲み物やお菓子レシピはちょっと作りたくなるかも


堂場瞬一著「焔(ほのお)」中公文庫

2009-03-24 19:38:45 | 本と雑誌

堂場瞬一著「焔(ほのお)」中公文庫
堂場瞬一著「焔(ほのお)」中公文庫
最初 沢崎はひどく嫌な奴である

外見ばかりを気にし

一体お前は何者やねんーと思うほどである

無冠の野球選手で同じチームの神宮寺に次ぐ二番手である沢崎は FA権獲得の前にタイトルを取るつもりだった

そして大リーグへと
学生時代 同じ野球部にいた藍川を代理人として

しかし藍川は沢崎にタイトルをとらせようとして やり過ぎる

藍川のアドバイスに従っていた沢崎だが
神宮寺に続きすぎる災難から すっきりしないものを感じ

結婚するつもりだった恋人咲の変化 彼女の夢に戸惑いつつ 遂に自分本来の姿を取り戻し

最後の試合で神がかり的な打撃を見せる

野球の好きな 選手としての気持ち

物語の最後は そうか ここに着地したか

そんな終わり方をします


堂場瞬一著「神の領域 検事・城戸南」 中公文庫

2009-03-23 23:55:44 | 本と雑誌

堂場瞬一著「神の領域  検事・城戸南」 中公文庫
刑事・鳴沢了シリーズに登場した城戸が主役の物語

駅伝で自分の故障によりタスキが繋げなかった過去がある城戸には恩人とも言うべき友人 久松がいた

ある事件の被害者と容疑者が久松が指導したことのある学生だったことから

久しく距離を置いていた旧友達と城戸は連絡をとる

同じ陸上の先輩でもあった刑事 牛島と事件を追い

浮かび上がった真相は 苦くー

走ること
勝つこと

人は何の為に競うのか

勝つ為に それだけかー


野菜おかずを続けたい(笑)

2009-03-23 16:03:42 | 子供のこと身辺雑記

野菜おかずを続けたい(笑)
野菜おかずを続けたい(笑)
野菜おかずを続けたい(笑)
野菜おかずを続けたい(笑)
野菜おかずを続けたい(笑)
回鍋肉 ただし今日は牛肉で

大根煮たの ふろふきふうに甘味噌を添える予定です

黒豆を煮てみました
茄子は両面フライパンで焼いて 天つゆふう味付けのだしに漬けています

チンゲンサイの炒めもの 塩胡椒して餃子のタレをふりかけてみました

大根と黒豆は それぞれ一度 圧力鍋で下煮をしています


堂場瞬一著「久遠 刑事・鳴沢了」 中公文庫

2009-03-23 01:51:51 | 本と雑誌

堂場瞬一著「久遠  刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「久遠  刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「久遠  刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「久遠  刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「久遠  刑事・鳴沢了」 中公文庫
殺人容疑をかけられた鳴沢
殺されたのは前夜に久しぶりに会い食事した岩隈だった

続いて公安の山口まで殺されてしまう

裏には鳴沢に恨み持つ組織が暗躍していた

逞しく成長した大西海警部補

私立探偵 小野寺冴

刑事を退職した今

現在の鳴沢の相棒 藤田

危機に落ちた鳴沢を助ける仲間のコンビネーションが素晴らしい

現在のところシリーズ完結作


雨風の日曜日でした

2009-03-22 18:43:23 | 子供のこと身辺雑記

雨風の日曜日でした
雨風の日曜日でした
雨風の日曜日でした
雨風の日曜日でした
雨風の日曜日でした
小松菜と平天の煮物
ピーマン・もやし・海老の炒め物

中華スープ
と 真面目に作ったものの

自分はコーンフレークにバナナの牛乳がけ

このまま 間食しなきゃ痩せるはずなのですが(笑)

お昼は焼きうどん

先日おかずはステーキとポテト

皮をむき縦四ツ切りにしたじゃがいも12個を耐熱容器に入れラップして12分 フライパンで軽く炒めて塩胡椒

新じゃがが売っていて 茹でてつぶしても美味しいです


堂場瞬一著「偽装 刑事・鳴沢了」 中公文庫

2009-03-22 16:30:23 | 本と雑誌

堂場瞬一著「偽装 刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「偽装 刑事・鳴沢了」 中公文庫
保護された少年は 何も喋らなかった

やっと心を開くかに思えた矢先 病院から姿を消す

少年を探す鳴沢は 日系ブラジル人て地元住民との対立 溝に気付く

少年の名前はカズキ
カズキの父親は轢き逃げ事件を起こし逃げたらしい

同じ事件を調査しているらしい美貌の探偵・小野寺冴との再会

カズキは絞殺死体で発見された

公安の山口の娘・美鈴の協力を得て相棒の藤田と共に 鳴沢は事件を追う

犯人を逮捕し 一つの事件は終わったが
鳴沢を巻き込む大きな事件が始まろうとしていた


堂場瞬一著「被匿 刑事・鳴沢了」 中公文庫

2009-03-22 03:00:41 | 本と雑誌

堂場瞬一著「被匿 刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「被匿 刑事・鳴沢了」 中公文庫
アメリカから帰国した鳴沢は八王子署に配属となる
事故死と断定された代議士の死に鳴沢は不審を覚え捜査するうち旧知の新聞記者で作家でもある長瀬の過去にぶつかる

一人の男に狂わされた人生

シリーズ始め頑なだった鳴沢の人間としての成長が垣間見られる一冊


「千手千眼官能観念仏像の怪」ー16ー

2009-03-21 21:07:34 | 自作の小説

「おお~~~っ ハッピーエンドやがな めでたいなぁ
これは酒盛りやわ」 とセンセンちゃんの声が響いた
涙声になっている

まりいは怒った
「もう!せっかくいいとこなのに ちょっとは遠慮しなさいよ」

「遠慮なんかな~ そんなもんしてみぃ してたらなぁ」

「してたらなんなんだ センセンちゃん?」と尋ねたら センセンちゃんは笑顔で言った

「酒盛りのチャンス逃すやないかいな」

「こ・・・こいつ! いっぺん殺す」と低い声で唸るまりい

「ま いいじゃないか 仏像に祝って貰えるカップルなんて そうそういないぞ」

「ツマコは優しすぎるのよ」

が まりいも酒盛りは大好きだったので すぐさま大騒ぎになった

センセンちゃんはミロちゃん ナナちゃん センちゃんも呼びに行き

俺は不安な食糧と酒を仕入れに商店街へ走った

「ほうかほうか よかったな~ ねぇちゃん 幸せになるんやで」

「ええ男つかまえたなぁ」

「あ そうだわ ツマコ お願いがあるの これサインしてくれない?」

まりいが引き出しから紙を取り出してきた

それは婚姻届だった
「思い立ったが吉日って言うじゃない」と まりいがにっこりする

ペンを持ってサインしながら 何だろう この手回しの良さはと何か寒気を覚える

書き終えると まりいは ひったくるように紙を引き出しにしまい「遂にやったわ これで一生飼い殺し♪」と小さくガッツポーズをとった

唖然とする俺に 「あらあら やあ~ね 言葉のあやよ」と 両頬に人差し指を当てぶりっ子ポーズを取る

もしかして俺はなんかはやまったのだろうか

そんな不安を残しつつ楽しく酒盛りは進み

ーにいちゃん ほんまよかったなぁ 二人でいられる幸せを忘れるんやないでー

ーまた遊びに来たるさかいになぁー

ーいつだって見守ってるわよ わたし達はー

ーええな 人の世で一番大事なんは愛なんやでー

そんな言葉をそれぞれに残し 部屋は静かになり

不思議な仏像達はいなくなった

まりいと俺はしばらく旅行をした

まりいの好きなマリー・アントワネットのいたベルサイユ宮殿 セーヌ河を眺め

イタリアでは「ローマの休日」を真似し広場でアイスクリームを食べた

バッキンガム宮殿前では昔のキットカットのコマーシャルを真似したり

そうして帰国した俺とまりいは K大学とR甲駅近くの潰れた旅館に手を入れて学生下宿を始めた

旅館だったので個室にはバス・トイレ完備
食事は希望者には食堂で食べて貰う

つましく そこそこ張り合いある生活を まりいに怒られながら送っている

「じいさんになっても好きよ ツマコ」
こう まりいが言うから 俺は何があっても彼女についていこうと思うんだ

(しめが甘い気もしますが これで終わりです 有難うございました)


堂場瞬一著「血烙 刑事・鳴沢了」 中公文庫

2009-03-21 18:36:12 | 本と雑誌

堂場瞬一著「血烙 刑事・鳴沢了」 中公文庫
堂場瞬一著「血烙 刑事・鳴沢了」 中公文庫
鳴沢の恋人優美の息子の勇樹が乗ったバスがバスジャックに合う

しかもバスジャックの犯人は死に 勇樹はさらわれた

チャイニーズ・マフィアの影

優美の兄で友人でもある刑事の七海や その友人達の協力を得て 鳴沢は犯人を追う

勇樹と ある繋がり持つ子供

七海の友人の刑事BJ
BJの知人である探偵達

それぞれの個性も楽しく頼もしい