夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」文藝春秋

2009-03-20 22:50:54 | 本と雑誌

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」文藝春秋
万城目学著「プリンセス・トヨトミ」文藝春秋
会計検査院副長松平と部下二人は東京から大阪にやって来た

松平は子供の頃 赤く染まる大阪城を見た記憶があった

部下の一人 太めの鳥居は 中学生の起こす騒動に巻き込まれる

今一人の部下 一見外人に見える美女にも秘密があった

大阪の抱える秘密

全て ある血筋の人間を守る為に

活発な少女 茶子
彼女の言動には 話す言葉のせいか じゃりんこチエを思い出させるものがあります

「鴨川ホルモー」で京都

「鹿男あおによし」で奈良

今回の「プリンセス・トヨトミ」で大阪

次は何処を舞台に作品が書かれるのでしょう


米澤穗信著」「秋期限定 栗きんとん事件」上 創元推理文庫

2009-03-20 13:06:07 | 本と雑誌

米澤穗信著」「秋期限定 栗きんとん事件」上  創元推理文庫
米澤穗信著」「秋期限定 栗きんとん事件」上  創元推理文庫
小市民を目指す小鳩君と小山内さんは 一緒にいたら小市民でいられないので前作でコンビを解消した

小鳩君は仲丸さんから交際申し込まれ

小山内さんは何かと問題多い新聞部の瓜野君に 付き合いを申し込まれる

小鳩君の友人で頼りになる堂島は新聞部部長の座を退く

小山内さんの本性知っている小鳩君と 知らない瓜野君

下巻を読めば 知らないって怖い(笑)と思うこと請け合いです

誰が放火犯人かの伏線も これみよがしなほど しっかり書かれております

理想とする小市民は どうしたって無理だと思える小鳩君と小山内さん

美味しいお菓子が食べたくなる副作用あります


堂場瞬一著「帰郷 刑事・鳴沢了」中公文庫

2009-03-20 02:04:59 | 本と雑誌

堂場瞬一著「帰郷 刑事・鳴沢了」中公文庫
堂場瞬一著「帰郷 刑事・鳴沢了」中公文庫
父の死により生家の後始末をしていた鳴沢は 時効により未解決事件の関係者から ねちっこく再調査をと絡まれる

遺された亡き父親の日記
父の当時の部下 緑川
関係者からの話など考え合わせるうちに浮かび上がってきた真犯人の姿はー

恋人優美との関係も新しい局面に来ていた

新潟が舞台なのに今回 新谷さんが何故か出てきませんでした
残念

代わりに大西刑事が成長した姿を見せます