夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

テレビに影響されて^^;

2016-05-24 18:57:31 | 子供のこと身辺雑記
朝の番組でハッピーターンの枝豆味が紹介されておりました

で買い物に出たついでに売ってないか捜しましたがーザンネンながら^^;抹茶味しか見つかりませんでした


でもって それでも自宅用と姑用とを買ってきました





袋を開けると更に小袋に入っております






抹茶味も美味しいです



他には湖池屋のポテトチップスの新製品で りんご味 牛乳味 バタートースト味かなーなど3種類が紹介されておりました
こちらは朝食を食べない人が多いとの市場調査から 開発されたそうです

近日発売予定とか


一度は買って味見したいーなんて考えています

観た番組などから

2016-05-24 14:16:28 | テレビ番組


NHK土曜日の午後11時から放送の『マスケティアーズ パリの四銃士』(原作アレクサンドル・デュマ・ペール著『三銃士』から)





アトス(トム・バーク)

アラミス(サンティアゴ・カブレラ)

ポルトス(ハワード・チャールズ)

ダルタニアン(ルーク・パスカリーノ)


ミレディ・ド・ウィンター(メイミー・マッコイ)

コンスタンス・ボナシュー(タム(マ?)ラ・カリ)


アンヌ王妃(アレクサンドラ・ダウリング)

ルイ13世(ライアン・ゲイジ)


リシュリュー枢機卿(ピーター・カパルディ)


先日 第一シーズン 第八話「銃士隊と親衛隊」が放送されました

ここで ずっと銃士隊の三銃士(アトス ポルトス アラミス)とつるんでいた(パリに来てから一緒に行動していた)ダルタニアンが国王から銃士隊隊員として認められます

口ひげも粋なアラミスは女性に対して優しく また女性にモテます  アホな夫のルイ13世も悩みの種のアンヌ王妃もアラミスに心惹かれています

力持ちでちょっと暴れん坊なところもあるポルトスはしかし 人一倍 一本気で心も優しいです

三銃士のリーダー格でもあるアトスは 悪女であった妻を心から深く愛していたために その心は妻を愛していたぶん傷ついてもいます

3人揃ってとびっきりに強いです

ほぼ肩を並べつつある成長過程のダルタニアンは 人妻コンスタンスが心ならずも告げた別れに苦悩中
今のところ 実はアトスの妻であったミレディからの誘惑は退けています

ミレディは その罪ゆえにミレディを死なせるしかないと決断したアトスに愛憎半ばする気持ちを抱いているようです


野心家のリシュリュー枢機卿には 銃士隊が邪魔な存在で 銃士隊を利用したり陥れようとしたりします

次回「王妃の危機」では 阿呆な国王の為にアンヌ王妃は命を狙われます
そのことがアンヌ王妃とアラミスを近づける・・・ようです

現在 シーズン3まで制作されているそうです




昨日 BSプレミアムで「日本のい夏 冤罪」(2000年 日本映画  熊井啓監督)が放送されました

オウム真理教が長野県で起こしたサリン事件
当初はオウム真理教による犯行と分かっておらず サリンの毒ガスの犠牲者の一人である河野義行さんが重要参考人として警察から取り調べを受けて・・・・
連日 マスコミは河野氏を犯人扱いしておりました


サリンにより多くの人が被害に遭い 罪なき河野さんが自身も被害者であるのにー彼を犯人と信じるようになった一般の人々からも嫌がらせを受けました

この事件で悪いのはオウム真理教の教祖の麻原彰晃と名乗る松本智津夫なる詐欺師であり その意のままに動いた信者たちです
オウム真理教は宗教ではありません
誇大妄想の男とその手足となった人間達による犯罪集団です

これは 何故 罪なき者が犯人とされてしまう一歩手前までいったのか
マスコミと警察とを  そして長野のサリン事件がどういうものであったかを描いた映画です


笹野誠-(中井貴一)

浅川浩司(コージ)-(北村有起哉)

野田太郎(ノロ)-(加藤隆之)

花沢圭子(ハナケイ)ー(細川直美)

神部俊夫ー(寺尾聰)ー現実の事件の河野義行にあたる人物

神部の妻ー(二木てるみ)

吉田警部ー(石橋蓮司)

永田威雄ー(北村和夫)

鳥尾エミー(遠野凪子)

山本ヒロー(斎藤亮太)

藤島教授ー(藤村俊二)

大出女医ー(根岸季衣)

古屋教授ー(岩崎加根子)

鈴木捜査一課長ー(梅野泰靖)

小田営業課長ー(平田満)

山川刑事-(鴨川てんし)

神部の長男ー(反田孝幸)

神部の長女ー(皆川香澄)

神部の次女ー(児玉真菜)

佐山記者-(佐藤健太)

岡野記者ー(岡村洋一)

宮本記者-(三国一夫)

柳田記者-(笠兼三)

武山記者-(白鳥哲)


長野県の松本市のサリン事件の報道について 高校生の鳥尾と山本はマスコミに話を聞こうとしますが相手にしてくれたのは 笹野のいるテレビ局だけでした

そこで浮かび上がってくる真実とはー

河野を厳しく取り調べてもいる吉田警部と笹野は親しくしておりますが 笹野は誤報から人が自殺を図るーといったことを招いた過去があります
それゆえその反省もあり 神部が犯人とは言い切れない 疑問があるという番組を放送しました

よそと違う番組作りをしたほうが視聴率が稼げるのではーという思いもあったのですが


笹野に吉田警部は話します 神部は限りなく白に近いグレーだと


また警察の上層部が早く犯人をあげろーと圧力をかけていること

けれど富士山麓の地元住民ともめている新興宗教団体(オウム真理教)についてのおだやかならぬ情報も入ってきてはおりました


花沢もバケツごときの道具ではサリンが作れないことを古屋教授に教えられます

浅川は他局にスクープ抜かれていいのか?!


ですが神部の容疑は晴れて 笹野らは河野のインタビューを番組で流します


サリンの毒の為に神部の妻は麻痺の残る体となりました



(1994年 サリンの為に意識不明となった河野義行氏の奥様は 2008年8月に60才で亡くなられたそうです)

映画では二木てるみさんが サリンガスで倒れるまでの苦しみ方も迫真の演技で表現しておられます

河野義行氏は オウム真理教の起こした犯罪とマスコミや警察の為に ごくごく普通の家庭と そして妻の健康も奪われました


この映画を観てあらためて・・・・・・それぞれの罪と 「犯人にされる恐ろしさ」を思いました



それから北村有起哉さん お父様の北村和夫さんと父子共演を この映画でされていたのですね


買物ごときでバテる情けない私ーー; トシだわ・笑

2016-05-24 11:36:57 | 子供のこと身辺雑記
月曜日は午前中は眼科医さん行きでした
様子を見ましょうってことで 次は二カ月先に

特に左目がちょっと弱っていて 検査など色々


で 病院を出たら叔父から電話が入ってました


先月亡くなった叔母の法要のお返しなど届けてくれたのでした

叔父が住んでいるのは神戸なので 久しぶりに来ると「やっぱり距離あるな」^^;って

有料道路を降りてから暫く一般道を走るので 「距離」をちょっと感じます


ずうっと病気の叔母の看病を長年してきた叔父は これからの生活の時間の使い方 過ごし方を思案しているようでした



先週は姑に頼まれて少しお金をおろしてまいりましたがー
それは主人の弟さんが姑に「貸して」と言われた金額

日曜日にお金を取りに来たそうですが・・・・・

少し姑が愚痴ってました

「たかが十万円と思うたんかしれんけどー」仏壇に手を合わせるでもなく 手ぶらで来て 当たり前みたいに「有難う」も言わないで お金だけ持って帰ったと


数年前に丹波へ越して 農業を始めた主人の弟さんはー資金繰りが苦しいのか 「借金」という形で姑から三桁の金も出ています
去年も少し大きなお金をー


そのたびに姑の定期など解約しております

姑にしたら「貸して」とは言われて貸す形で出しているけれど 返してもらうことはないからー
「あげているのと同じ 息子が三人いて 主人の兄になる長男は借金を言ってはこないーとなるのです

長男さんは舅が生きている時に 大きなお金を「借りる」形でやっぱり出してはもらっておりますが

姑にしたら お金を借りるんやったら いくら親子でも 手土産とか「お父さんに」って 仏壇に手を合わせるくらいはしてほしかった・・・
のだとか



姑の収入は二カ月に一度の国民年金だけです
月額にしたら 数万円の・・・・・


私は姑に少しだけお金を渡すのは 母の日と姑の誕生日 お盆とお正月くらい
あと出しているのは 姑の家の税金と お寺さんへのお金 仏壇・墓などのお花
お供えとか 作っていったり買っていくおかずとか食料品にお菓子 まあこまごまとしたものですし
家族のことですから いちいちもらおうーなんて思ってしていることではないです

姑がお金が無くなって肩身が狭い思いをしないようにー気を付けています

姑が愚痴っていたことを主人に言うと 主人が弟さんに言ってしまうので
姑から聞いたことを 私は主人に言わないでいます

でもちょっと心に重たくなったので ここに書いてしまいます・笑



願わくばー弟さんの農業が順調に儲かるようになり 姑に借金を言ってこなくなりますように
農業は弟さんの夢だったそうですし うまくいってほしいです



まあ 自分の子供の愚痴を安心して言えるくらいにー姑が私のことを信頼してくれているのだと 前向きにとらえたいと思います

なんにも書かずに胸に納めているだけの人間でいられたらーいいのだけど
小さい人間の私です・・;







プランター植えの「隅田の花火」咲いてきました






裏口横のスペースはこの季節 ドクダミの花が咲きます
ドクダミの花は案外と綺麗で心が和みます


午前中は近所のイオンのリバーシティ店で食料品や日用雑貨 犬猫さんのおやつなどもついでに買いこんできました

カゴ四つになるとちょっとした荷物です

車に積み終えるとなんか眩暈して 缶コーヒーを買って飲んで少し休んでからチョコふたかけらなど口に入れて それから運転して帰宅

買物も結構体力要る^^;のでした



バレーボール 日本女子 対オランダ戦 フルセット勝利です!

2016-05-22 21:51:49 | スポーツ




第5セット 15-11

日本 勝ちました

結果 全体では イタリア・オランダに続いて 勝ち点14で3位

そしてアジアでは1位になりました

大会最終戦 勝利で飾れて良かったです



男子は28日から試合が始まるそうです!



「海街diary」 (2015年 日本映画)

2016-05-22 14:32:26 | 映画
海街diary Blu-rayスペシャル・エディション
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



漫画家の吉田秋生さんの作品を実写化


恋人の藤井(坂口健太郎)と同じ部屋にいる香田佳乃(長澤まさみ)に電話がかかり帰宅する
佳乃は長女の幸(綾瀬はるか)と妹の千佳(夏帆)と姉妹で暮らしている

幸(さち)は 父親が死んだこと 妹の二人で葬儀に出るように言うのだった

駅まで佳乃と千佳を迎えにきたのは母親が違う妹の浅野すず(広瀬すず)

香田三姉妹の父親は すずの母親と恋愛関係になり家庭を捨てた
三姉妹の母親も家を出て札幌で暮らしている

ところが葬儀が始まると仕事で来れない予定だった姉の幸も来た
仕事が終わって知り合いに車で送ってもらったーと話す


千佳は両親が別れた頃のことも父親のことも幼かったのでよくは覚えていない
「優しかったよね 動物園に連れてってくれた」

佳乃は別れる前の両親がよく喧嘩をして 姉の幸が母親(大竹しのぶ)を慰めていたことを憶えている

葬儀で幸は初対面のすずのことを気遣っていた

三姉妹とも異母妹になるすずには悪感情を抱いていない

亡くなった父親の未亡人の陽子(中村優子)は身内のオジに甘えるように泣いてばかりいてー亡くなった夫の喪主の挨拶を 子供のすずにさせようとする
傍にいた幸が「これは大人の仕事ですからー」とすずを庇い 挨拶をする人間がいないなら自分がするーと申し出ると 対抗心を燃やすかのように涙も無い目で自分が挨拶すると言う陽子

三姉妹の父親はすずの母親が死んだあと 陽子と再婚していた

すずと陽子に血のつながりはない


葬儀が終り駅に向かう三姉妹を すずが追いかけて来て亡父が持っていた姉妹たちなどの写真を渡す

このまま別れ難い思いの幸はすずに言う「お気に入りの場所を教えて」


山道を登った場所からの景色は 三姉妹が暮らす場所の景色にも似ていた

駅まで送ってくれたすずに幸は言う「私達と暮らさない」 佳乃と千佳も言葉を添える 「おいでよ」

幸「よく考えてー」

少しの間のみ「行きます!」と答えるすず

この土地に残ってもー血の繋がる人間はいない

初対面の姉たちだけれどー


そうして すずがやって来た

幼い頃 妹の欲しかった千佳も大歓迎
幸も佳乃も優しい

こうして四姉妹としての生活が始まった

大おばになる菊池史代(樹木希林)は案じていたけれど

すずはサッカーも上手だった

三姉妹が子供の頃から通う海猫食堂にもすずを連れて行く
海猫食堂の店主の二ノ宮さち子(風吹ジュン)は温かな人柄だ


佳乃はお金も貢いでいた藤井と別れることになり仕事に打ち込むと言う
部署が代わり新しい上司の坂下(加瀬亮)と外回りの仕事となる

そこで潰れそうな町工場など厳しい現実も目にするが 常に坂下は「人を助けよう」と動いている

そして海猫食堂のおかれてる状況も知る
遺産争いで無理難題をふっかけられている二ノ宮

救う手立てを思いついた坂下だが 二ノ宮は病気で余命が無く 店を閉めるしかないのだーと話す

この少し前に海猫食堂の常連でもある山猫亭の福田仙一(リリー・フランキー)の誘いに乗って花見をした二ノ宮

福田は自分の昼飯用だった「しらすトースト」を20年ばかし前に客に言われて 客にも出すとそれが店の名物のようにもなった

それはすずにとっては「父親の味」だった

死んだ父親はすずにしらすトーストを作ってくれたのだ
離れた故郷を懐かしんでか


すずはずうっと思っていたーと同じクラスの男の子に話す「あたし ここに居ていいのかな 仙台にいる時も山形にいる時も ずっとそう思ってた
あたしがいるだけで傷ついている人がいる それが時々苦しくなるー」


すずに好意を抱く男の子はこう話す「三人兄弟の末っ子で 今度こそ女の子ーと思ったらまた男の自分が産まれて だから自分だけ写真が少ないんだ」

ちょっと頓珍漢でもある言葉は けれどすずを笑顔にさせる

極楽寺駅での別れ際 花火大会で浴衣姿のすずに彼は言う
「浅野 その姿 結構 似合っているぞ」
それが彼の精一杯のー

この男の子はすずが 死んだ父親が「今年の桜は無理だ」とお医者様から言われたのに 頑張って生きて 病室で花見もできたんだ
こっちの桜は早いねーと桜の花びらを拾うと 「トンネルに行こう」と すずを自転車の後ろに乗せて 道の両側に桜並木が続いて桜の花のトンネルのように思える場所へも連れていった
とても優しい心の持ち主だ




病院の看護師をする幸は心を病んだ妻を持つ医師と交際中だったが「妻とは別れる 一緒にアメリカに行ってほしい」とプロポーズされ悩む

料理しながらすずの言った言葉 家庭ある人と恋愛した自分の母親が悪い

自分もいつしか家庭ある人と恋愛していた


法事に久しぶりに戻ってきた母親はこの古い家を売ってーなどと言い出す 庭の管理も大変なんだしーと

その家を大切に守ってきた幸は母親と言い争いをしてしまい 史代にたしなめられる

史代は母親にも注意していた


事情はあったにせよ 家を出て行ってしまった母


札幌へ戻る前に母は姉妹に渡せなかったとお土産を渡しに来た 丁度 家にいた幸が受け取る
墓参りに行くという母に 自分も行くと一緒に家を出る
おりしも雨 季節は梅雨
母「梅雨なんて久しぶりだわ」
北海道には梅雨はないのだった

ここでの暮らしを懐かしむ母親に 四姉妹でとった庭の梅で作った梅酒と 亡くなった祖母の漬けた最後の残りの梅酒を「持っていて」と母に渡す幸

駅で幸は母親に言う「また来てー」佳乃も千佳ももっとお母さんと話したがっていたのと
母親も幸に言う「北海道にも来て」

自分を捨てた男の家に居られなかった母親 娘達を置いて出るしかなかった罪悪感


置いていかれて妹達の母親代わりもしないといけなかった長女


それぞれの立場を理解する和解の場 母と娘と


時にいがみあいもする長女と次女の間をとりなすような千佳は 元山男の店の人間と交際中
今度は釣りに行こうなどとも話し合う


佳乃は 上司とさりげによい雰囲気になってきている
二ノ宮の死期近いことを知った坂下は言った「神様が考えてくれないなら こっちで考えるしかないでしょ」
せめて二ノ宮が安心して死んで行けるように

すずに佳乃の好きな鯵の南蛮漬けと言づけてくれたりーと優しい優しい二ノ宮

すずにもすずの両親は すずという宝物を世に残したーなんて言ってくれる心温かな女性

佳乃に すずのことは自分と千佳で大丈夫ーと言われた幸だったけれど 幸は恋人と別れる

幸「ごめん あたし 一緒に行けない」

恋人「いつまでも決断できなかった俺が悪い」


幸「ターミナルケアをね ちゃんとやってみようかと思う」

そう思ったのは すずが一人で父親を看取ったからだった あたし達に会わせる顔がないって言ってたんだって父さん
すずは子供でいられなかったーと気遣う言葉の幸

恋人「さっちゃんもそうだったんじゃない 子供時代をゆっくり取り戻して下さい 俺はそうしてあげられなかったけどー」


すずが中心になってとった梅で作った梅酒や梅ジュースを味わう幸とすず

「今年はすずがいるから楽だねえ」と梅を取る様子を横になって眺めてるだけの佳乃

幸は「あんたは毎年 何もしてないじゃん」

姉二人のやりとりを庭で籠持って聞く千佳

どの梅がどの家用ーなんてシルシつけながらの実の大きさでの選別


姉妹が揃って浴衣着ての夜の庭での花火


溶け込んでいるようで 遠慮もあるすず

幸が母親に教わった最後の料理はシーフードカレー 煮込まないから早くできる


千佳はおばあちゃんの味のちくわカレーも好き 姉二人は好きではないのだけどーとすずに作ってくれる
そして「小さかったから お父さんのこと覚えてないの お父さんのこと教えてね」

少しずつ父親のことを話すすず
父親のことを話してはいけないんじゃないかーってすずは思っていた

幸はすずを父親の好きだった場所に連れていく そこからの景色がすずが暮らした街のお気に入りの場所からの景色に似ていた

幸は「わ~~~っ」と叫んでみせて すずにもするように言う
すずは叫んだあとに 「おかあさんのバカァ~~~~~っ ずっと一緒にいたかったのに!」

幸は そんなすずを抱きしめて言う「おかあさんのこと話していいんだよ すずはここにいていいんだよ ずうっと」

すず「うん ここにいたい ずうっと」


そして二ノ宮は死んだ
福田は言う「いい葬式や いい人生やったね」それから幸に礼を言う「あんたが傍におってくれて おばちゃん 安心して逝けたんやないやろか」
二ノ宮の遺影が良い写真 福田が撮ったものってと幸らが話すと

二ノ宮「あん時の桜はほんと綺麗やった もうすぐ死ぬ身であっても きれいなもんはきれい  そう言いよったね」

姉妹たちが別れの挨拶をして 先に姉たちが行くと 福田はすずに言います「すずちゃん お父さんの話 聞きとうなったら こそっとおいで」

すず「はい そうします」

すずの悩む気持ちを福田は二ノ宮から聞いて 気にかけるように頼まれていたのかもしれません



砂浜を行く四姉妹

幸「おとうさんは 本当に優しい人だったのかも 」すずを残してくれたのだからーって言葉に佳乃も千佳も同意
この言葉はすずには聞こえてないけれど

死ぬ前に思うことは何かーなどと話題になります

佳乃「あたしは男か酒ー」

幸「縁側かな あの家のー」

すず「いっぱいあるよ いっぱいー」
お姉ちゃんたちよりは少ないけどーと茶目っ気たっぷりに付け加えます

50年も経てば みんなおんなじおばあちゃんになるんだからねーと姉三人に言われるのでした


楽しそうに浜辺で遊ぶように歩く四姉妹の姿で映画は終ります


長澤まさみさんのプロポーションが本当に良くて 夏帆さんは可愛らしく

綾瀬はるかさんも長澤まさみさんも美しくて 
この四姉妹のお父さんは どれほど優れた容姿をしていたのだろうかとーなんて

映画のスジ以外での妄想も


縁側 障子 色々な木のある庭

日本の四季やら行事やら

四姉妹と囲む人々と


とりたてて特別な事件はないけれど 四姉妹の生きざまを 暮らしを応援したくなるような映画でした









パソコンのバカァなんぞと呟きつつ・笑

2016-05-22 10:06:20 | 子供のこと身辺雑記
パソコンの反抗期にあっています・笑

バッテリーの具合がおかしくて 交換しようとパソコン立ちあげたら 勝手にWindowsでアップグレードを始めてるしー






仕方ないから携帯から更新しています 

朝ご飯は簡単に 
近所のリバーシティ店の中にある九州物産のお店で買った鮭を焼いて 
豆腐屋さんの柚子蒟蒻 枝豆豆腐 

ほうれん草のソテー 

果物はオレンジ 





亡き舅の 腕時計はめ 姑は お守り代わり 支えとするよに

2016-05-20 15:38:46 | 子供のこと身辺雑記
姑の家の玄関側の道路を隔ててお向かいの家の息子さんの趣味は釣り 時々おすそ分けしてくださいます


すると姑は「半分こしよ」って半分分けてくれます


先日 主人が魚を煮て とっても辛かったとか 
姑「あんなんやったら わたしがするのに」
なんてぼやいておりました


たぶん 主人は醤油だけで煮たのではないかと思いますーー;


昨日 姑の家に行ったら またいっぱい魚が届いててー いつも煮るのも何なので 半分は塩焼き用に塩をして冷凍
半分は 私が煮ることにしました

ふきこぼれたらいけないから ガス台の傍について 火加減を調節しながら 時計ともにらめっこ

そろそろ火を止めようかなーって思っていたら 姑が「今から稀勢の里が取るから一緒に見よ」って テレビがある隣の部屋から声がかかりました

で稀勢の里が勝って 「よかったですね」って稀勢の里ファンの姑と話していたら 主人が帰宅

「なんか魚煮る美味しい匂いがしてる」と嬉しそう

結びの一番が終わり 姑がテーブルにつく前に もう勝手についで魚を食べ始めていました




貰って帰った魚は 朝は焼きました↓





姑から時計のバンドが壊れたと修理を頼まれていたので 今日は友人の美容室に寄った帰りに 時計屋さんに寄ってきました
電池交換とバンドを新しいのにするのとで半時間かかるとのこと


待ち時間 近くのお店で昼食をとることにしました

リバーシティ店の北エリアの2階 小龍包・台湾料理「玉龍」さん 初めて入るお店なので料理の写真を撮る度胸はでませんでした^^;
エビマヨの定食をお願いしましたが これが!美味しかったです ついてるとろみあるスープも優しい味でした サラダ・唐揚げまでついて
わ!お腹いっぱいーってくらいのボリュームです

それで1000円でお釣りのくるお値段♪

料理の出てくるのも早かったです


日本語に不慣れな片言の言葉で でもお客さんに親切にしたい 来たお客さんを大切にしたいって気持ちが伝わってきました

「あの アイスコーヒーありますか? ドリンク類置いてありますか?」って尋ねたら
「ありますよ!」って笑顔

「今日は暑くって」って私が言葉を添えたら また飛び切りの笑顔を見せてくれました

リバーシティ店 潰れるお店も多いのですが どうかつぶれないでくれますように
今度は子供たちと一緒に来たいなーなんて思いました


定食も色々あって ラーメンに 小龍包  それに2種類ある冷麺も美味しそうでした

娘は小龍包が大好きなんです


では 新しいバンドのついた時計を姑に届けてきましょう
その時計は舅の形見で 姑はいつもはめています

壊れたバンドと似たバンドがあって良かったです


山田清機著「東京タクシードライバー」 (朝日文庫)

2016-05-20 15:27:19 | 本と雑誌
東京タクシードライバー (朝日文庫)
山田清機
朝日新聞出版



著者による「長いあとがき」と「文庫版へのあとがき」によれば 著者自身の人生もまっすぐなものではなかった
挫折に次ぐ挫折
自分の名前が書き手として 印刷されるまでに「ゴースト」として仕上げた文章 本

そして やっと書きたいものを書いたのが この「東京タクシードライバー」であるとか

様々な人生を背負うタクシーの運転手さん達への取材とインタビューをまとめたドキュメント ノンフィクション

もしかしたら著者の人生や経験とも心情的に重なる部分がおおいにあったかもしれない



一人一人の人生 彼らがどのようにしてタクシー運転手という職業に就いたのか


生き直すことはできる
必死さと ひたむきさと 相手への誠実さ 自身だけは裏切らないこと


「簡単に死んじゃあいけないよ」

そんな言葉も浮かんでくるような気がします

「おかしの家」最終回から

2016-05-19 22:24:39 | テレビ番組
裁判に負けてしまい賠償金を払うことになった桜井太郎(オダギリ・ジョー) その支払いのを為に祖母の明子(八千草薫)は住居兼店の家を売る

同級生などとの憩いの場所でもあった駄菓子店「さくらや」

住む家が無くなり 不動産屋で家を探す太郎 エレベーター付きでバリアフリーでなどと不動産屋に 高齢の明子のことを考えた条件を出しての家探し

しかし明子は もう高齢者用の養護施設に入ることを決めたーと言う

太郎が罪悪感を感じないように「あんた達といると 疲れるの」と明子


そして施設からの迎えが来る
「おばあちゃん やっぱり止めよう」と言う太郎

それでも明子は入居する

そして太郎に言う「太郎 本当にありがとう」
八千草薫さんがこのセリフを言う声と 太郎に向ける優しい笑顔  
それだけで泣きそうになりました

八千草薫さん 宝塚の娘役で 映画の「白蛇伝」では愛らしい侍女役  「宮本武蔵」の可憐ながら芯の強いひたむきなお通役
憧れの女性 日本の優しいおかあさん  なんともかわいく上品なおばあちゃんーと年齢を重ねられても失わない「上品さ 優雅さ 可憐さ かわいらしさ」
長い経歴の中で培われた演技力 芸の力
一場面でも人の心を打てるのだと その素晴らしさに感じ入りました


今までは「さくらや」が友人たちと会う場所でしたが 脚本家を志す三枝(勝地涼)と太郎は近況を話すのによその店で話さないといけなくて それが変な感じです

この時には太郎は「近いうちにまた絶対(おばあちゃんと)暮らす それには金が必要だ 今はとにかく頑張るだけだ」
と話していたのですが


レストランの厨房で働く太郎は「お前 やっぱりスジいいよ」と褒められています



それから東京五輪開催の年となり
ドラマの中では早くも5年過ぎたようです

太郎は自分の店を開いたらしいです 三枝が脚本を書いたドラマが放送されています

でも室内に おばあちゃんはいません

妻の礼子(尾野真千子)が もう半年会いに行ってないから(おばあちゃんに)会いに行こうーと言っています

しかし「忙しい」と返事して もう眠りかかっている太郎です


太郎の店 スペイン料理店「さくらや」に 売れっ子脚本家になっているらしい三枝が恋人っぽい女優を連れて食事に来ました

かなり酒が入っている三枝は食事しているテーブルから「太郎 太郎」と連呼しながら 料理中の太郎のところまでやってきます

「めちゃくちゃ うまいぞ これ」と食べてる料理を見せてー
一緒にいる女優は自分でなく自分の書く脚本が好きなのだ 太郎は俺自身のことが好きだろうと

「俺はなんで脚本家なんてやっているんだろ 太郎~~~~~


おばあちゃんに会いに行ってるか

忘れるんだよ どんどん
大切だと思っていたものを 」

少し 様子がおかしくも見える三枝です
髪形もすっきりし着る服もあか抜けた三枝なのに


 朝 電話がかかってきます
礼子が出ると 明子の暮らす施設からで 明子の容態が悪いことを連絡してきたのです


店に行く用意をしている太郎に礼子は言います「行こ・・・」

太郎「今日はどうしても店に行かないと 重要な会合もあるし」

しかし太郎は締めていたネクタイを外します

礼子は太郎の背中をさすりながら 優しく声をかけます「行くよね・・・」

子供のハルマにも行こうと言うのですが ハルマは「やだよ 学校もあるし」

太郎はハルマを抱きしめ「いいよ 無理すんな  いつか思い出してくれ」


礼子はハルマにきちんと戸締りして出ていくように言います



太郎が運転をして 礼子が助手席

太郎「俺は本当にバカだ おばあちゃん ごめん・・・・」

おばあちゃんと一緒に暮らすために 自分の店を持って そしてお金が必要だったー
なのに その一番の目的を忘れてしまっていた自分


駄菓子店「さくらや」があって 明子が元気な頃を思い出す太郎です


太郎「今日も客 全然来ないね」

明子「そうね 来ないわね」

太郎「お茶でも飲む」


お店の周りに 常連がいてー

平和で失われた・・・・・


ドラマの主題歌の RCサクセション「空がまた暗くなる」が流れます


原作協力は 山田タロウ『うちのネコが訴えられました!? - 実録ネコ裁判 -』角川書店

こちらでは2016年3月17日 - 5月19日 木曜 1:54 - 2:25(水曜深夜 )の放送でした


深夜帯の放送でしたので 録画で見るしかありませんでした^^;





寝返りを 打てばポキリと 骨の音

2016-05-19 10:28:41 | ペット
私は大体右向きに 部屋のドアがある側を向いて寝ていますが 寒い時には猫の瑠奈は右腕あたりから布団に入ってきます

少し気温が上がってくると瑠奈は 布団の中には入らず 布団の上で寝るのですがーそれが私の体の上なので
眠っていながら なんかひどく疲れています

妙に首が痛くて じわじわと寝返りを打とうとすると 足の骨がポキリって音しました
寝返りで鳴る骨 

そのうちに寝返りも打てない体になるのかも・・;
自分の体の劣化を感じつつ


かまわず 寝ている瑠奈さん 
猫は平和です





写すと迷惑そうに 目のところを前足で隠しました


大相撲のことなど

2016-05-18 19:41:51 | スポーツ
両親や祖母が好きだったことから 子供の頃から大相撲は観ています
小さな頃は大鵬のファンでした

熱が入ったのは貴ノ花と輪島の時代 若乃花のファンだった両親はその弟になる貴ノ花を早くから応援していて

その貴ノ花の子供たちが 角界入りした時には まだずっと下の頃から取り組みをおっかけてました

特に弟の貴乃花の方をより応援しておりました

横綱としての最後の優勝となった 足を負傷しながら優勝決定戦で武蔵丸に勝って見せた阿修羅のような表情
これが横綱としての貴乃花の最後の栄光 頂点の姿
人を超えた瞬間であったように思います

親方となってからも大相撲に向ける熱意はわかるのですが 何をそう急ぐのかな 
ばたばたしすぎて逆に損してるーという印象です
部屋から強い力士が出てほしいと願っているのですが 
今のところ モンゴル出身の力士 貴ノ岩が幕内で頑張っていますが(今日は負けました )


姑が大相撲を好きなこともあり 必ず 一緒に観ております
姑は ひとりごとみたいに 小さく意見を言うのですが ちょっと私が言葉を添えると とてもうれしそうにするのです


今日は解説ゲストが舞の海さんと境川親方さん
境川親方は舞の海さんが結婚された時の媒酌人でもあるとか


境川親方の佐田の海の取り組みの頃に境川親方のエピソードとして紹介されたのは 親方が豊響をスカウトに家まで行った時のこと
豊響の母親への受け答えがよくなくて 自分を生んで育ててくれた母親にーって注意してスカウトは止めて帰ったら その一年後 豊響のほうから
弟子入りを願ってきたと

舞の海さんは言います「一人でも有望な弟子はほしいものなのにー」って

照れて境川親方は「そんなかっこういい話でもないんですよ」と


さて佐田の海のお父さんは同じ四股名「佐田の海」です

佐田の海のお父さんは 息子が角界入りを希望したときに「男を磨くならこの部屋だ」と境川親方の部屋を勧めたそうです

境川親方は現・佐田の海のお父さんの弟弟子でした
人柄を見込まれたのでしょう

今場所では佐田の海さんが四連敗 そこで親方は食事に誘ったそうです その食事で相撲のことなどは話さなかった
なぜならー本人が一番わかっているだろうからーで それが気分転換に佐田の海にはなったそうです
くしくもその日は佐田の海の誕生日 親方は知らずに食事に誘ったそうですが「誕生日なら 佐田の海には予定があったかもしれない 悪いことをした」
なんて話しておられました
師匠からの食事の誘い 負け続けることについては何も言わない親方 佐田の海には嬉しかったことでしょう


で ちょっと境川親方にも興味が出て どういう方なのだろうと調べてみました

以下Wikipediaより

境川親方ー両国梶之助

現役時代の特徴 「、千代の富士貢を3度に渡って破るなど「千代の富士キラー」ぶりを発揮」

親方として 「豪栄道が大関昇進伝達式を迎えた日は前述の通り境川の52歳の誕生日でもあったが、関係者が境川のために誕生日ケーキを用意すると、豪栄道の出世を祝うことを優先して「いらん、やめろ!きょうは豪栄道の日や」と固辞した。このように、部屋の師匠として信念を持っている人物である」

{「先人を敬う気持ち」を大切にする人物でもある。部屋の旅行で訪れたサイパン島バンザイクリフでガムや落書きで汚されている慰霊碑を見たとたん、頭に血が上り「これを見て、日本人は誰も怒らないのか」と急遽旅行の日程を変更し、洗剤とブラシを買い込んで弟子と一緒に汗だくになりながら、きれいに磨き上げた経験がある。ロサンゼルス巡業で担当親方として米国に先乗りした際、土俵はまだできていないのに現地作業員がまともに働かずさっさと引き揚げようとしたときに全員を集めて「お前ら、日本は戦争には負けたけど、魂や精神まで負けた訳じゃないんだぞ」と怒鳴りつけ、さらに通訳にその内容を直訳するように求めるなどして猛抗議に徹した。他にも厳しい稽古が終わった後で出撃していく特攻兵が家族に宛てた手紙を弟子たちに聞かせることが何度もあった}


なるほど ちょっと ぐっとくるエピソードのある方です

参考までに 境川部屋のサイトです↓

http://www.geocities.jp/sakaigawa_beya/index.html


本日の取り組みでは 弟子たちには厳しい言葉を ほめるところは淡々とほめー

その厳しさは愛だなって思います

おかずから

2016-05-18 19:35:27 | 子供のこと身辺雑記
酢豚もどき^^;



豚の薄切り肉を適当にまとめて 下味つけて片栗粉などまぶして サラダ油を入れた炒め鍋で焼き色つけます

玉ねぎ・ニンジン・シイタケ・さつまいも・ピーマン(つまりは在り合わせ野菜・笑)を入れて炒めて 中華だしのスープ
酢・醤油・砂糖・酒など加えて 少し煮て 最後に水溶き片栗粉を流しいれて とろみをつけて火を止めます

血は繋がっているんだし

2016-05-18 14:49:04 | 子供のこと身辺雑記
昨日は 祖母の命日が近いこともありお供えなど持って午後から母の末の妹になる叔母の家に行きました

四月に亡くなった叔母 (母の一人置いた妹で 叔母からは一人おいた姉になります)の話になり その叔母や叔母の家族の思い出話などにもなったのですが

それから 私の母が死んだことにも話が及んでー叔母が泣き出しました

叔母「Y子(私の母の名前です)ちゃんが死んだ時は まだそう思わんやったけど もうみんな死んでいく 末っ子やからいいなーって言われてきたけど
〇〇〇(私の名前)は最初から一人(私はひとりっこ)やから分からんやろうけど ほんまに寂しい 一人だけ残るんや 知ってるもんがおらんようになる」


末っ子の自分は兄姉たちから我儘や 甘えられていいーなんて言われてたけど 一人で残らんとあかんーって叔母は泣くのでした

また叔母には嫁いだ娘がいるのですが 最近は来てくれない 自分が娘婿のことを色々言ったのが娘の気にいらないみたいで
自分が子供の育て方を間違えたんやろうけど 自分が悪いんやろうけどーって


Mちゃん(叔母の娘の名前}は優しいコだし 今は自分の生活でいっぱいいっぱいで余裕がないんでしょうーと話しておきましたが

末の叔母には悪い癖があって 自分が可愛がられる為なら事実を変えて他の兄姉の悪口を作って言い その為に他の人間がもめても自分だけ得をすれば平気って ちょっと人を陥れるようなクセがあります

若い頃の私は いつの間にか「ひどく生意気な姪」ってことにされてて ーー;


だから叔母が言ったことは 相手側の言い分を聞くと全く違うってことも多くありました
何より困ったことは 自分が言った悪口を他人が言ったこととして また違う人に話すことです

その為に疎遠になってしまった叔母もおります

そういう困った人でも 母の妹だし 母が怒りながらも世話を焼いていたことを思いだします

「長女は損」って笑いながら


そういえば 一人っ子の私も一応「長女」でもあります

10歳しか違わない叔母のことは 「困った人」と思いながら共通の想い出も多くて 話し相手をしに祖母へのお供えと叔母の好きそうな手土産など持って出掛けていくのですが

叔母と話したあとには 頭痛が残ります

なんでこんなに自分に都合よく実際にあった事実を変えて覚えていられるんだろうーって
叔母は死ぬまでずうっと自分が一番かわいい人なのかなって

叔母の別れ際の言葉「(私が居なくなったら)自分が寂しいから 自分より先に死ぬな 体に気をつけて元気でおってよ」

叔母の家を出て 姑の家に行って午前中に干しておいた毛布を入れて 主人が帰宅するまで一緒に大相撲を観て
(姑は 大関の稀勢の里を応援しています)

少し主人と話して帰宅

お天気が良かったので 暫く庭で犬と遊んで 女子バレーボールの対韓国戦(負けちゃったけど)をテレビで観て



叔母疲れっていうのかしら 少し頭痛と疲れ残りの今日です

それでも 又 叔母の好きそうな品など持って出かけるのですけれど

これも祖母への供養になるかしらんーなどと

アホなことしてるかもしれないけど
おひとよしでもいいんだって開き直りかな

安生正著「ゼロの激震」 (宝島社)

2016-05-17 11:29:08 | 本と雑誌
ゼロの激震 (『このミス』大賞シリーズ)
安生 正
宝島社



安生 正 (あんじょう ただし)
1958年生まれ 京都府京都市出身 東京都在住
京都大学院工学部研究科卒 現在 建設会社勤務

-本の帯からー
既刊 宝島社文庫「ゼロ」シリーズ
「生存者ゼロ」
北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。 急行する自衛隊。 テロ攻撃か?謎の病原菌か?
それとも・・・・・。 未知の恐怖が日本を襲う!


「ゼロの迎撃」
都内で連続テロが発生。 自衛隊統合情報部の真下は、テロ組織を率いる人物を突き止めるべく奔走するがー。
正体の見えない敵が仕掛ける、想像を絶する首都壊滅作戦とは?!




「ゼロの激震」
迫りくる巨大マグマ! 関東消滅の危機ー 
技術者たちはこの国を救えるのか?!

金精峠の土砂崩れ・・・・・足尾町民の大量死・・・・・富岡の大火災・・・・・
関東で頻発する大災害は、序章に過ぎなかったー
数万年に一度の大災害に、技術者たちが立ち上がる!


本の見返しから
{金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々は原因不明の死を遂げ、富岡では大火災が発生するなど、関東北部では未曾有の大災害が頻発していた。
そんな折、元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、奥立という男が訪ねてくる。
すべてはマグマ活動に伴う火山性事象が原因で、これ以上の被害を阻止すべく、技術者としての木龍の力を借りたいという。
だが、彼の協力もむなしく大噴火は止められず、やがてマグマは東京へと南下していくー。
地球規模の危機に技術者たちが挑むパニック・サスペンス巨編!}




登場人物
木龍純一  元太平洋建設技術者 現在高校教師

長岡    故人 太平洋建設技術者

達富    太平洋建設技術者

設楽    太平洋建設技術者

川口    元日田建設技術者



樋口    全日建設技術者



香月聡   JPS副社長 元経産官僚

敷島    JPS代表取締役社長




広重    内閣総理大臣

武藤    内閣危機管理官




氏次    東都大学教授 木龍の恩師

奥立隆弘  鉱山石油関係の実業家を名乗る謎の人物




深さ50キロの立杭掘削
ところが機械のガイアにトラブルがあり 工事の監理技術者の長岡が死んだ
最後まで長岡を救おうとした木龍だったのだが

責任を感じて現場を離れた 罪は一身に背負ってー
その事故の後遺症に苦しむ木龍は妻からも離婚された


同じ大学の香月は 今は立場が異なり木龍とは相容れない

長岡の死の責任が木龍にあると思い込む樋口は 満座の人々の前で木龍を罵倒する

そんな木龍に大学の恩師・氏次から会ってほしい人間がいると連絡が入る

奥立の訴えに木龍は最初は良い返事ができないが

と関東各地の災害は 人智を超えていた


会社の勢力争いに敗れた香月は真実を知らせる手段を模索する
暴徒はやがて香月も制御できないものとなるのだが

暴徒を押さえようと奥立も命を落とす

日本を救う為にかつての仲間が集まった

木龍  川口
二人は同行した達富と設楽を逃がし 自分達はその命を投げ出して・・・・・


また氏次と武藤も最期まで持ち場を離れず責任を果たす



関東崩壊・・・・・・


「道定めし者は闇を恐れない
己が積み上げてきたものを信じるからだ
学び、考え、打ちのめされ、我々は成長してきた
壁にぶつかり、跳ね返されても我々は挑み続けてきた
技術者の誇りはどんな困難も乗り越えてしまう」

木龍が遺した言葉が 設楽の指針となる
今後 日本を再生するために 前を向いて生きる



スケールの大きな物語です
起きないとは言い切れない





以前に読んだ「生存者ゼロ」の感想です↓

{日本の研究所を追われた富樫は妻子と共にジャングルで研究を続けていたが 妻が感染し死んだ 

助けを求める富樫は途中で倒れ 背負う息子も死んだ 


その富樫の知識を必要とする事態が日本で起きる  かつて富樫の妻にふられた鹿瀬は 富樫を陥れて研究所から追い出すだけでは飽きたらず 妻を助けようとする富樫からの連絡すら握り潰した 

富樫の全ての不幸は鹿瀬によるものだった  無能な鹿瀬はまたしても富樫を利用だけして とらえさせる 


こうして富樫は壊れた 


一方鎮静化したかに見えた出来事は第二段階へ進んでいた 

何かの為に乗組員が全滅した船を調査に行った廻田は 部下が目の前で自殺したことから 自責の念にかられている  無能な人間 

考えなしの政治家 


事態は悪化し人々は死んで行く 

若い研究者の弓削はその原因を探り当てた 

心の安定を失った富樫  あくまで人々を救おうとする廻田 

北海道は亡びてしまうのか 

人々に襲いかかる生き物 

富樫の息子の死体は蟻に食べられた 



何が襲ってきていたのかが分かった時に私が思い出したのは 古い映画でした  チャールトン・へストンとエリナ・パーカー共演の「黒い絨毯」 


チャールトン・へストンが演じる男の豪華な屋敷もジャングルも人間も食い尽くし移動して行く知恵もある蟻の群れ

人々は黒い蟻達の波に呑まれ骨となる

現実に起きてしまったら 何処からでも侵入してくる生き物は恐ろしいですね}



同じく「ゼロの迎撃」の感想です↓

{「生存者ゼロ」にて鮮烈なデビューを飾った著者の力の入った作品

平壌防御司令部のハン大佐は妻子を人質にとられた形で 東京壊滅作戦の指揮をとる

ハン大佐の両親は日本への亡命を企てるも日本の大使館が受け入れなかったために銃殺された
ハン大佐も拷問され 現在も妻と娘も収監されている

日本への報復の思いもハン大佐にはあったろうか


台風の荒れる海の中 ハン大佐は部下を率いて日本へ上陸する

一方自衛隊統合情報部所属の情報官である真下は 手術を控えた妻の病室で付き添っていたが 呼び出される

非常事態発生だった

ハン大佐の作戦が読み切れず 真下の出した指示で SATが全滅した


ことあるごとに真下の足をひっぱろうと妨害ばかりの影山審議官
その横槍で逆に及び腰だった岐部三尉は覚悟が決まり 終盤はややいい加減であった物語前半とは人が違ったような決死の戦いぶりを見せる
戦闘員として真下のチームに加わった高城和久三曹の壮烈な死

真下を支え続けた寺沢陸曹長の死

遂にハン大佐と対決する真下

ハン大佐の作戦

手痛く裏切られるハン大佐

ハン大佐は妻子の救出を信頼できる人間達に任せていたが その作戦は漏れており作戦は失敗する

多くの犠牲を出して守られた首都

だがーあらたなる脅威が日本に近づいていた


真下の意見をいれる首相の梶塚の覚悟


絵空事ではない物語だと思う


その時 日本に真下が寺沢が 高城が岐部が そして首相の地位に梶塚のような人間が存在してくれているだろうか}