夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

甘えっ子

2016-05-17 11:21:30 | ペット







ジャーマンシェパードのマリー(あと二十日足らずで ほぼ生後一年) トキ(2013年8月13日生まれの秋田犬)に構ってほしくて ずっと
ごろごろしたり トキの顔に前足でちょっかいかけたりして甘えています

うるさくしすぎると時々怒られるんだけど めげません


走り回って暴れたい時にはラン(2013年7月10日生まれの秋田犬)のところへ行くマリーですが なんか甘えたい時にはトキのところに寄っていきます

姉犬達を使い分けるマリーなのでした

空の青 冴えて眩しく 晴れ渡る

2016-05-17 11:15:33 | 子供のこと身辺雑記
今朝は姑の目薬を眼科医さんに行ってもらってきました

で 毛布を二枚 頼まれて干してー


一度 家に帰宅して休憩中です




↑朝ご飯から

豆ご飯 ソラマメの煮たの  焼いた鰤  野菜サラダ  果物はキウイ

ごくごく簡単^^;

今日は とってもいいお天気です

肩こりも 苦にはならない 豆ご飯

2016-05-16 21:02:39 | 子供のこと身辺雑記
主人が畑でとってきたソラマメとかえんどうとかくれたので 帰宅してから ひたすら豆むきしてました

豆むきって好きなんだけど 肩が凝ります^^;

子供の頃には 祖母や母と誰が一番多くむいたかーなんて競争をしていました

↓袋いっぱいの残骸 莢の山~~~~~





えんどう豆は明日ご飯に入れて 豆ご飯にします




空豆は少し甘めに炊いて おかずにしました
一度 茹でて水切りして 出汁に入れて煮ます

のんびり日曜日

2016-05-15 10:27:23 | 子供のこと身辺雑記
目が痛いほどの青空広がる日曜日 少し庭を歩いてきました







咲いているーそれだけで嬉しい薔薇です
他の薔薇からひと月ばかり遅れて咲き始めました




木苺 小指の先ほどの小さな実です
よく小鳥さんに食べられております




だいぶ大きくなってきた無花果
今年は 鳥さんに負けないように 幾つかは食べたいものです^^;









苺 熟れてきました♪

幾つかは 食べられそうです


午後から住職が読経に来られるので 終わってから ちょっと庭いじりなどしようかーって予定しています

一日早いのだけれど

2016-05-14 20:35:25 | 子供のこと身辺雑記
長男は明日は帰りも遅いので 誕生日祝いを一日前倒しーしてしまいました



誕生日のケーキは苺たっぷりの






ステーキ肉はフィレで お肉屋さんが分厚く♪大きな肉の塊から切ってくれました

サーロインとで 迷いましたが



塩胡椒とすりおろしたニンニクをすりこんで ちょっとおいてから焼きました
バターを溶かして 切ったニンニク入れて香りをつけて



ステーキなのに あさりのお味噌汁という和洋折衷・笑

お肉 柔らかくて美味しかったーと長男

まあ 喜んでくれたから 良しとしましょう

平成も 四半世紀を 過ぎ行きぬ なれど懐かし 昭和恋しき

2016-05-14 13:05:49 | 子供のこと身辺雑記
明日はプロ野球の試合の応援(ソフトバンク)に行くって長男
その前にと理髪店で散髪など

帰りに理髪店近くの喫茶店で昼食も済ませてきました



カツカレーとミックスジュース



ミックスサンドとトマトジュース


理髪店は私が独身の頃から母と行ってるお店で 近くの喫茶店も帰りに必ず寄ってたお店です

で この喫茶店はラーメンが美味しくて 行くと二回に一度はラーメンを頼んでいましたが 今日はお店に入ると
「今 ラーメンちょっとやってなくて」とお店の奥様

うん 残念^^;

昔ながらの昭和の喫茶店の丼物もあり コーヒーもーって品揃えで こじんまりした雰囲気も大好きなお店です

ご夫婦でなさってて 家庭的な雰囲気が心地よい


でも こういう身内感覚が味わえる喫茶店 どんどん減ってきました

畠中恵著「若様とロマン」 (講談社)

2016-05-14 10:05:24 | 本と雑誌
若様とロマン
畠中 恵
講談社



まずは本の帯から
{『アイスクリン強し』『若様組まいる』に続くシリーズ第3弾登場! 開戦前夜、若様たちに降りかかった災難ーそれはお見合いだった!

一見平和そうに見える明治の世に、不穏な空気が漂いはじめていた。
数年経たない内に 戦争が始まるかもしれない

小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向を押さえるべく、密かに動いていた。
が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまう、そう懸念した琢磨は、今以上に仲間を集めようと考える。
そしてその秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ!

一人目は一番の難関であろう、園山薫で・・・・・。

お見合いをさせ、縁組をし、開戦派に対抗する同志を増やそうというその魂胆、果たして?!}








↑本に入っていた表紙カバー絵からの人物紹介ですがー園山薫の絵と長瀬健吾の紹介文か入れ替わっているんじゃないかーって思いました
私の勘違いかもしれませんがー
 


殆どが元旗本の子息という長瀬を大将のようにした若様組と呼ばれる若き警官達
そんな彼らを贔屓する小泉琢磨はいわゆる成金である 維新後の商売に成功し大きな貿易もしている

琢磨には一人娘の沙羅がおり 彼女は長瀬の幼馴染でもある

「園山・運動会」
美男だが 一見優男の見かけに反し 異様なまでに腕が立つ元三千石の若殿様の園山が見合い計画の一番手となった
女学校の運動会で見合い相手に初対面ー
その見合い相手の娘の駒子は 親子ほども年齢の離れた男・青川に付きまとわれ 困っていた
青川に警官についても暴言を吐かれ 「懲らしめろ」と言われて若様組は動く
青川なる男はそも何者なのかー
調べると 駒子のおばにふられた男であると

ここで若き警官の一人がまとまる



「小山と小沼・川開き」
名前も似ていて間違えられやすい小山と小沼に同時に見合い話が来た

だが人間違いで互いの見合い相手は別人

警官であることから相談を受けての悪者退治

小山と小沼は互いの伴侶を見つけることに



「加賀・百花園」
学問ができるわけでもない 腕も立たない そんな加賀は写真で一目惚れ
柄にもなく奮闘するもー失恋

小泉の小麦粉と軍と ずるした人間が懲らしめられる

そして加賀は失恋に泣く



「長瀬・居留地」
長瀬に来た縁談も難問付きーだった その解いた謎は小泉の娘の沙羅につながっていた
娘ながら商売の勉強で海外に行きたいという沙羅
沙羅に想いを寄せつつ 告白できずにいた長瀬

長瀬の見合いは壊れ 沙羅も自分の結婚相手は自分で決めると

時代の流れは若様組の面々や周囲の人々にも押し寄せている



「真次郎・亜米利加」

沙羅のイギリス行きに手を貸していた為に小泉の怒りを買い 取引が無くなり真次郎の洋菓子店は潰れた
真次郎はアメリカへ行くことを決心する

そして沙羅も準備をすすめる中 小泉琢磨は襲われた

若様組の活躍で小泉を狙う男はやっつけられる

みかけの優男ぶりから逃げようとする男は園山に向かっていくが 一番凶暴なのは園山なのだ

沙羅も真次郎も海外へ

長瀬は言う
「道を踏み出せば、きっとその先に明日があります」

仲が良かった彼らの未来は それぞれに分かれていくようでもある






「まんが このミステリーが面白い!旅情ミステリー」 (ぶんか社)

2016-05-13 10:12:01 | 本と雑誌








掲載作品

内田康夫原作「菊池伝説殺人事件」作画・あさみさとる


小池真理子原作「車影」作画・安武わたる

内田康夫原作「横山大観殺人事件」作画・たまいまきこ

太田忠司原作「四角い悪夢」作画・あさみさとる

赤川次郎原作「灰もまた燃える」作画・中原まい


オリジナル

のがみけい作「風の迷宮」

わたなべまさこ作「ある愛の終わりに」

井出智香恵作「化生の懺悔」


オリジナル漫画の御三方は私が小学生の頃から漫画家をしておられる大々ベテラン

のがみけい先生は 主に集英社の「りぼん」に描かれていて 後にレディースコミックに描き始めました

わたなべまさこ先生は妖狐を扱った話やホラー物 そして当時は長く続いた「ガラスの城」なども有名な漫画家さんで 主に集英社「マーガレット」を中心に描かれていて 後にレディースコミックの描き手となりました
今回描かれた「ある愛の終わりに」は ちょっと松本清張を思わせる昭和色も強い作品です



井出智香恵先生は集英社「りぼん」を中心に描かれていて「ビバ!バレーボール」なども随分と懐かしい作品です
その後はレディースコミック誌に移って現在に至ります


この雑誌の次号は6月24日発売 疑惑 特集だそうです



田村由美作「7SEEDS」31巻 (小学館)

2016-05-12 23:33:23 | 本と雑誌
7SEEDS 31 (フラワーコミックスアルファ)
田村 由美
小学館




「7SEEDS」計画により 知らずに未来へ別々に送られてしまった花と嵐

それぞれに世界を放浪し ようやく近くまで来た二人

未来の日本は完全に壊れてしまっていた

崩壊した建物 見たことのない生き物たち 中には襲ってくるものや危険なものも


春のチーム 夏のAチーム 夏のBチーム 秋のチーム 冬のチームの生き残り達


少しずつ彼らは何が起きてたのかを知りつつある


彼らは 未来を創ることができるだろうか

元「KAT-TUN」側近スタッフ一同「KAT|TUN6粒の涙」 

2016-05-12 23:05:51 | ひとりごと
KAT-TUN 6粒の涙
元「KAT-TUN」側近スタッフ一同
主婦と生活社



プロローグ

第1章 KAT-TUN結成時

第2章 ジュニア時代のKAT-TUNエピソード

第3章 デビュー目前期

第4章 デビュー快進撃、並行する混沌

第5章 赤西仁のソロデビュー

第6章 田中聖脱退の真実

第7章 4人のKAT-TUN

第8章 田口淳之介の脱退

番外編 ジャニーズ事務所の真実

KAT-TUNヒストリー

終章 これからのKAT-TUNはどうなるのか

エピローグ  ~KAT-TUNのすべてのファンへ~





KAT-TUNは なんだか夢を見たくなるようなグループだった

ドラマ出演で注目され 待ちに待ったデビュー曲がまた それもいままでにない楽曲で とても魅力的な歌だった

ドラマでは それぞれ違った個性を見せて・・・

メンバーの脱退が相次ぎ とうとう最初の半分の3人になってしまった

本来ならば もっともっと力を入れたい10年目


もったいないなーただ そう思う

脱退するしかなかっただろう その3人を 惜しむ

どんなに頑張っても売れない 人気の出ない人間も芸能界にはいるのにー



結果は変えられないのであれば せめて選んだその道を頑張ってほしいと思う

3人となってしまったKAT-TUNが充電期間を終えて 姿を現す日を待っている



田口淳之介の持っていたゆる~~~い雰囲気のラジオの番組 ナビのすけとのやりとり

運転しながら つっこみつつ よく聴いていた



必ずKAT-TUNの曲がかかる

いい歌ーと思うものが多かった





KAT-TUNの結成前の状態から書かれた一冊
あえて写真は入れず 書かれたこの本から「祈り」のような気持ちが伝わってくるような気がします



「荒鷲の要塞」 (1968年 アメリカ映画)

2016-05-12 09:31:06 | 映画
荒鷲の要塞(Blu-ray Disc)
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ



原作も脚本もアリステア・マクリーン氏 アリステア・マクリーン氏は冒険小説の雄であり その多くの作品が映画化されております

ブライアン・G・ハットン監督

音楽 ロン・グッドウィン


イギリス軍情報部の立てた作戦に アメリカ軍のシェイファー中尉(クリント・イーストウッド)も参加することになる
チームを率いるのはスミス少佐(リチャード・バートン)
ドイツ軍に捕らえられたアメリカの陸軍のカーナービー将軍を難攻不落なドイツ軍の誇る要塞から救出するーというのが表向きな任務であった

目指すはアルプス山脈の絶壁にある要塞

輸送機から地上に降下すると早速チームの一人が死んでいた すぐに首を折られた殺人と気付くスミス少佐だが 事故死だろうと気付かぬふりをする
 彼らは雪の中で目立たぬように白い防寒服を着ていましたが 脱ぐとドイツの軍服姿です

信用する旧知の女性工作員メリーと打ち合わせをし シェイファー中尉と周辺の偵察をするスミス少佐

イギリス人だらけの作戦にどうしてアメリカ人の自分が一人だけ呼ばれたのか疑問に思っているシェイファー中尉はスミス少佐に訊ねます
「何故イギリス人の作戦にアメリカ人の俺が呼ばれた」

「アメリカ人だから 呼ばれた」
スミス少佐は言葉少なに答えます

シェイファー中尉は納得したふうではありませんが この時はまだ黙っています

まずはこの要塞にどうやって潜入するか それが一番の問題です

スミス少佐は状況を通信してイギリス叙法部に伝えます
茶色っぽい軍服のターナー大佐(パトリック・ワイマーク)は答えて「作戦終了まで待つ」

そしてターナー大佐とローランド提督(マイケル・ホーダーン)はこんな会話をします

「大丈夫でしょう スミスは第六感というか第八感まで備えている」

ドイツ軍の要塞の中では親衛隊のクラマー大佐(アントン・ディフリング)とゲシュタポの金髪男のフォン・ハッペンとが指揮系統についてでいがみあう権力争いも

クラマー大佐はカーナビー将軍を捕虜としていることをハッペンには教えていません こっそりと情報を得ようと考えています

親衛隊はゲシュタポを嫌っているのです



スミス少佐らは 先に潜入させておいた女性工作員ハイディのいる酒場を目指します
優秀な女性情報部員のハイディはすっかり街に溶け込んでいます

そこで小芝居のあと ハイディから裏の小屋で待つように言われ一人 小屋へ向かいます

これからハイディのイトコのマリアと名乗ることになるメリーと ハイディを引き合わせるのでした

要塞では女中が不足している ハイディが保証人として面接を受ける運びです

作戦の細かな時間の打ち合わせも


それが終り酒場へ戻る途中 スミス少佐は将軍救出チームの一人が死体となっているのを見つけました
やはり救出チームの中に裏切り者がいて チームの男達を殺しているようです

死体を見つけたことをシェイファー中尉だけには話すスミス少佐

シェイファー中尉は他のメンバーの動きを気にしてましたが 完全には把握できてないと報告します

少し前にシェイファー中尉はスミス少佐から 囚われているのはカーナビー将軍に瓜二つの俳優なのだと教えられていました
ドイツ軍に偽の情報を流す為にわざと捕虜になったのだと
だから偽物とばれる前に救出しなくてはならない

シェイファー中尉は先に死んだ通信兵も殺されていたことに 当然気付いておりそのことも話します

救出チームの中にドイツ側のスパイ つまりは裏切り者がいるーということ
それを焙り出す作戦でもあること

店にハイディのイトコのマリアがやって来て 人目を引く美人なので たまたま店にいたゲシュタポのフォン・ハッペンが近付いてきます
そして要塞の女中として働く予定と聞くや「城へ行く時は私がエスコートしましょう」と色男ぶって言うのでした
ハイディが自分も一緒に行くーというとフォン・ハッペン「両手に花だ」

ハイディはメリーに建物の見取り図なども渡しています

そこへ脱走兵がいるーなんて騒ぎが起きて
どうしようとスミス少佐が相談すると シェイファー中尉は「外の方が(自由にやれる)可能性がある」と答えます

そこで脱走したのは自分達だーと名乗りでるカーナビー将軍救出チーム

スミス少佐とシェイファー中尉は同じ車の前と後部座席の真ん中です

目で合図しあって走行中の車の中で暴れて 両側のドイツ軍人をやっつけ 自由の身をなりました

死んだドイツ軍人達を車に乗せておいて崖から落とします
車は崖から落ちて炎上


その頃 フォン・ハッペンに連れられてハイディとメリーは要塞である城に到着し 人事担当の女性の軍人のカーニツァー中尉を紹介されていました

街で色々工作をしていたスミス少佐とシェイファー中尉はなんとケーブルカーの屋根に乗って要塞へ向かっています
ケーブルカーの発着場所が近付くと要塞の屋根へと飛び移り 折りよくメリーが部屋から垂らしたロープを利用し登っていきます

で スミス少佐が先に部屋の中へ 後からシェイファー中尉が登ってきます
部屋の中へ入ってスミス少佐「死ぬかと思った」

メリー「こんなの無茶よ もうトシなんだから」

二人はね どうも色恋めいた関係があるようにも見えます

シェイファー中尉に「手を貸さなくてもー」と気にするメリーですが
そこには結構冷たいスミス少佐

で 室内に辿り着いたシェイファー中尉は メリーを見て言いました「(スミス少佐という男は)どれだけの女性を隠しているんだ」

それから大忙しです

要塞の通信室でシェイファー中尉は通信兵を殺し スミス少佐が騙して送りこんだヘリコプターのパイロットを殺し

要塞内部の偵察に

メリーも色々てはずがありますが
フォン・ハッペンが誘いに来ます「ここでは滅多に美人にお目にかかれない」などと言って

この後 

要塞内の食堂みたくなっている場所でメリーとの会話で 腑に落ちぬ部分もあり メリーを部屋に送ってから考える表情になるフォン・ハッペン

うぬぼれやですがバカでは無いのかも



スミス少佐はシェイファー中尉と アメリカのカーナビー将軍(と思われている)が訊問されている部屋に入りました
なんとも大胆不敵です
実は自分はイギリス軍情報部に潜入していたドイツ軍情報部のスパイで本名はヨハン・シュミット少佐なのだと言い出します
そしてシェイファー中尉は何も知らないバカ 二流のチンピラだと


ドイツ軍を裏切るスパイを見つける為の作戦であったと それが自分の任務なのだと
そして自分の身元はある人物が証明できるのだと 電話をかけさせて 取り調べにあたっていたクラマー大佐らを丸め込んでしまいました

カーナビー将軍救出チームの残る3人は なんと全員がドイツ軍のスパイでした
その彼らこそが二重スパイなのだと話すスミス少佐

本物のドイツ軍のスパイであることを証明する為に3人は他のドイツ軍のスパイの名前をノートに書かなくてはいけなくなります
スミス少佐の舌先三寸に乗せられて

スミス少佐が本当に欲しかったのは英国情報部に潜入しているドイツのスパイの名前で それこそがこの作戦の真の目的だったのです

そこに今度はメリーのことを怪しむフォン・ハッペンがやって来て 自分に秘密で何をしているのだと騒ぎになります

で またスミス少佐が得意のでっちあげ話で翻弄しまるめこみにかかります


メリーもやってきて形勢逆転 邪魔なドイツ軍の方々は片付けられてしまいます

でシェイファー中尉「二流のチンピラ?」

スミス少佐「咄嗟に口に出た」

シェイファー中尉「なお悪い」

今回の作戦で スミス少佐が信じていたのは 呼び寄せたメリー以外は 同じイギリス人でないアメリカ人のシェイファー中尉だけでした
通信兵と酒場の外で殺された二人のイギリス人は殺されたことでースパイではないとわかったのでした

スミス少佐とメリーはスパイだった三人の同じチームの3人を連れて先に部屋を出て行きます

シェイファー中尉は暖炉の火も利用してドアが開くと部屋が爆発する仕掛けを作ります


他の重要な部屋にも時限装置付きの爆薬を仕掛けていきます

要塞の庭にも時限装置付きの爆薬を投げています

外から攻撃があったように見せる為に


ところが通信兵が侵入者に気付き 殺されるより前に非常警戒のベルを押してしまいました

ドイツ兵達の攻撃が始まります

撤収の為にイギリス情報部へ無線で連絡しようとするスミス少佐

ドイツ軍に立ち向かい撃ち続けるシェイファー中尉は孤軍奮闘
シェイファー中尉を演じるクリント・イーストウッドは立っているだけで格好良いです

囮に使われる元チームのドイツスパイの一人はロープを伝って窓から出て建物を降りるように言われ 降下中にドイツ兵に撃たれて死にます


シェイファー中尉の仕掛けが次々に爆発して要塞を破壊しドイツ兵側に打撃を与える中

残るスパイ二人と カーナビー将軍を演じていたアメリカ陸軍のカートライト・ジョーンズ伍長とメリー それにスミス少佐とシェイファー中尉
彼らはなんとか ケーブルカーの発着所にたどり着きます

一番にシェイファー中尉が発着所に降りて まずドイツ兵が入ってこられないように入り口に閂おろし間のドアも全部閉めて スミス少佐に指示されつつケーブルカーを操っていると 続いて二人降りてきたドイツ人スパイに襲われました

形勢逆転とばかりに勝ち誇り ドイツ人スパイ二人は下りのケーブルカーに乗り込みました

逃がさないとばかりに懐に時限装置付きの爆薬を仕込んだスミス少佐は ケーブルカーの屋根に飛び乗ります

屋根に来たと気付いたスパイさん二人はケーブルカーの窓から出てスミス少佐に襲い掛かります

便利なピッケルで一人の腕を傷つけ
足元のドイツ人は蹴ってケーブルカーから落とそうとする強いスミス少佐


ここいらの場面は 見かけでクリント・イーストウッドに劣り 体形も鈍重に見えるーしかし役者としてはシェークスピア俳優で格上のリチャード・バートンを引き立てる為みたいにも思えます
できる軍人はこっちなのだぜーって

この時代のクリント・イーストウッドは 思うに テレビドラマ「ローハイド」の爆発的な人気が下火となり 再起をマカロニ・ウエスタンの「用心棒」シリーズで再び人気を得たところ
美人女優のエリザベス・テーラーと趣味みたいに幾度も離婚・結婚を繰り返しもしたリチャード・バートンに花を持たせるのも仕方なしーでしたでしょうか

でもね このケーブルカー上の格闘 クリント・イーストウッドが演じていたら もっと良い場面ではなかったかーとも思うのです

まあ超人的活躍見せるスミス少佐はしがみつく一人のスパイをその手袋をケーブルカーの脱がせてケーブルカーから転落させ ケーブルカーの屋根に爆薬仕掛けておいて 上りのケーブルカーの屋根に飛び移るーなんてことして ケーブルカーの発着所に戻ってきます

意識を取り戻したシェイファー中尉がケーブルカーを操り 伍長とメリー スミス少佐にシェイファー中尉も下りに切り替えたケーブルカーに乗り込みます

ドアの閂破って ドイツ兵が迫りあわやーってタイミングでした


その頃 できるハイディは大きなスコップみたいな除雪機付きのバスを用意しています

そしてスミス少佐らを救助に向かう機内では「あと25分だ 間に合うか」「彼らはどうでしょうね」「わからん」とターナー大佐がパイロットと話しています


ケーブルカーが麓の発着所の手前あたりの河の上で スミス少佐らは ケーブルカーに爆薬を仕掛けておいて 河へ飛び降りました
泳いで岸へ
その岸近くにハイディが用意したバスのある小屋があります


麓の発着所ではドイツ兵がケーブルカーに向かって攻撃中

発着所に着いたケーブルカーは派手な爆発をしました


バスを運転するのはスミス少佐

後部座席でドイツ兵の攻撃に備えて武器を構えるのは メリーとシェイファー中尉です



スミス少佐は要塞に行く前に仕掛けておいた爆薬付きの電柱などにバスを当てながら運転しています

追ってくるドイツ兵達の車

倒れてきた電柱や 爆風で道路を塞ぐ樹木を撤去しながらの追跡です


かなりな損害を受けています

橋を渡り終えると スミス少佐とシェイファー中尉は橋に爆薬を仕掛けました


ドイツ兵の車が渡りかけると橋は爆発で落ちました


バスは空港に向かいます


スミス少佐らを迎える機はドイツの機のふりをして故障の為に降りると許可を管制塔にとっています


バスは空港破りです 追ってくる空港警備のドイツ兵達を撃ちまくりながら 機に乗り込みます


ドイツ兵の攻撃を受けながら機は離陸
さ~~~安心かと思えば・・・・・


スミス少佐は話します バークリー トーマス クリスチャンセン3人共にドイツのスパイであったこと そしてドイツ人スパイの名簿も手に入れたこと
 ところが一番大物の名前がそこには無い
ターナー大佐「信じられん 何てことだ 」


スミス少佐「ドイツのクラマー大佐も この人物がドイツのスパイのトップだと認めた」

それがターナー大佐だと スミス少佐は言いました
「発覚を怖れて迎えに来た そうでしょう?
提督は早くから貴方を疑い信頼できるわたしとメリーを呼び寄せた


アメリカ人であるシェイファー中尉はチームで唯一信用できた
ハロッドも殺されるまでは 信用できなかった」


銃を向けるターナー大佐にも スミスは平然としています「提督が貴方に持たせた銃には 撃針が抜いてあります」

ターナー大佐に待っているのは 反逆者としての死刑

ターナー大佐「屈辱的だな」

他の方法を選ぶと言って ターナー大佐はドアを開け 機から飛び降りました


シェイファー中尉は開いたままのドアを閉めにいき「頼むから 次の作戦はイギリス人だけでやってくれ」言い終えて 実にいい笑顔を見せます

スミス少佐「努力しよう」

スミス少佐 伍長 ハイディとメリー シェイフアー中尉  無事に帰還です



↓重なりますがー前回にこの映画を観た時に書いたものです

{「荒鷲の要塞」(1968年 アメリカ映画)

表向きはドイツ軍に捕えられた将軍を救出する作戦だが 実はそれはドイツ軍に嘘の情報を与えるための将軍とは瓜二つの俳優カール

M6(英国情報部)のローランド提督(マイケル・ホーダン)とターナー大佐(パトリック・ワイマーク)の命令によりスミス少佐(リチャード・バートン)以下6人とアメリカ軍人のシェイフアー中尉(クリント・イーストウッド)が任務に赴く


荒鷲しか出入りできない絶壁に立つ要塞へカールはとらわれている

そこへどうやって入り込むのか

冒険小説の雄アリステア・マクリーンが脚本も手がける息つかせぬ戦争アクション映画です

まず一人が不審な死に方をして部隊の中に裏切り者がいることを暗示します

単独行動もとるスミス

スミス少佐とシェイフアー中尉 それから他とに分かれて行動 既に現地にいる女性ハイジのイトコとして金髪の女性メアリも作戦に加わります

ハイジの美貌に目をつけたゲシュタポの金髪男が近づき要塞へと招待します

要塞で家事をする仕事を口実に入り込むメアリ


そしてスミス中佐とシェイフアー中尉はいったんはとらわれますが 連行される車内で反撃 

要塞へ潜入成功

ところが別行動をとった部隊の3名が連行されていきます

しかもその3名は和気藹々とドイツの軍人たちと話しています

一芝居打つスミス少佐

うまくいくかと思えたところへゲシュタポ金髪男

再び芝居うちゲシュタポ金髪男のスキを狙って反撃

裏切り者の3名を連行し 救出したカール 潜入していたメアリとで要塞からの脱出をはかります

あちこちにダイナマイトを仕掛けて

ところがロープウエイに乗り込むところで中尉が殴られて昏倒

中尉の命と引き換えにと逃げ出す裏切り者たち

ロープウエイの屋根に飛び乗り死闘くりひろげるスミス少佐

屋根に上ろうとした敵を蹴落とし そのロープウエイの屋根に爆弾を仕掛け 反対側のロープウエイに飛び移るスミス少佐

昏倒から立ち直った中尉がロープウエイを操り カール メアリ 中尉も乗り込む

異状に気付いたドイツ軍の追手もそこまで迫っていて

乗ったロープウエイに爆薬を仕掛け 川へ飛び込む一同

近くではハイジがバスを用意して待っている


ロープウエイを引き戻した追手のドイツ軍 爆発するロープウエイ


スミス少佐らは追いかけるドイツ兵達と銃撃戦繰り広げつつバスで逃亡

英国からの迎えは訓練中の事故を装い 飛行場へ着陸の許可を管制塔から得る


機体着陸を確認し飛行場へ突入するスミス少佐の運転するバス

このバスは大型で雪かき用らしい大きなシャベルのようなものが前面に取り付けてあります

撃って撃って撃ちまくって

無事に機内へ乗り込みます

敵の射撃をかわして無事に離陸

小さく快哉を叫ぶパイロット


機内にはターナー大佐が待っていました

裏切り者の3名が書いたドイツ軍に通じる者達の名前を大佐に見せるスミス少佐

スミス少佐はもう一人いるーと話します

一番大物がいるのだと

それがターナー大佐でした

スミス少佐は話します

提督も薄々とは感じていた

だからターナー大佐を迎えに寄越したのだと


スミス少佐は任務として二重スパイを演じていました

この作戦を通してドイツ軍に通じる人間をいぶり出すために


メアリはもとから知っていて個人的に仕事を依頼した

そしてアメリカ人の中尉は信用できた

けれど殺されるまで他の人間は誰が裏切り者かはわからなかった


まだ言い逃れしようとしスミス少佐へ銃口むけて悪あがきするターナー大佐

けれどその武器は撃てなく細工してありました

スミス少佐はターナー大佐を裁判にかけるーと話します


他の方法もあるーとターナー大佐

その他の方法を認めるスミス少佐

それは機体から飛び降りることー自殺でした


今度は英国人だけでやってくれーとアメリカ人の中尉は話すのでした



現在から45年くらい前 クリント・イーストウッドさんが若いです

テレビドラマの西部劇「ローハイド」で日本でもとても人気ある俳優さんでした

主役のリチャード・バートンはエリザベス・テーラーと幾度も離婚・結婚を繰り返したことでも有名な俳優さんです

もちろん実力もありましたがー女性好きとしても著名(笑)でした

エリザベス・テーラーさんは菫色の紫色の瞳が大変に美しい女優さんでした

アリステア・マクリーンの作品は多くが映画化されております

「ナバロンの要塞」「ナバロンの嵐」ハヤカワ文庫などにも多くの作品が出版されています

「スパイ大作戦」のような要素もあり

またスミス少佐とシェイフアー中尉が初めて要塞を見る場面での「荒鷲の要塞」は実に美しいです}





「大いなる決闘」 (1976年 アメリカ映画)

2016-05-11 19:47:20 | 映画
大いなる決闘 [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


囚人達か 足首が鎖で繋がれている男達は 鉄道工事の作業でレールの設置をさせられている
ザック・プロボ(ジェームズ・コバーン)はわざとこけると手に武器になるものを隠し持ち 近付いた監視人を斃す
すぐさま銃を奪い 別な監視人も殺した

そして全員が足の鎖を叩いて外し 自由の身になり脱走を始めた

プロボの周りには幾人か男達が残っている プロボと一緒にこの脱走を計画したらしい黒髪に口ひげのシラーズ(モーガン・パウル)
反抗的なリー・ロイ(ロバート・ドナー)を殺そうかと話すシラーズにプロボは言う
「半年前まで娑婆にいた 使い途があるうちは生かしといてやるさ」

気弱げな金髪のシェルビー(ラリー・ウィルコックス) ギャント(ジョン・クエイド) 黒人のウイード(タルマス・ラスラーラ) メネンデス(ホルヘ・リヴェロ)

ただ脱走しても捕まって殺される

男達はプロボと行動を共にする

プロボは列車強盗した大金を捕まる前に隠していた
列車に乗り 牛肉が積まれている中へ乗り込み 牛肉を冷やす用の氷を捨てた
プロボの計画はフィラメントには馬がある 馬を調達してツーソンへ行くというもの

プロボの身重の恋人は プロボが逮捕される銃撃戦の最中に死んだ

プロボは恋人を殺したのは保安官のサムだと思い込み 恨んでいる
囚人となっていた11年 ずっと新入りが入るたびにサムについて何か知らないか 噂を集めていた

サム・バーケード(チャールトン・ヘストン)今は保安官を引退しているが プロボが脱走した話を聞いて 自分を狙ってくると考える

今の街の保安官のノエル・メイ(マイケル・パークス)は余り本気にしていないが

サム「変な気持ちだよ わしが引退したのは終わったからだ やるべきことが
世の中は変わり やるべきことはなくなった そこへプロボが現れた 奴はわしの時代をよみがえらせた」


サムはプロボを罠にかける為に銀行に運ばれてくる金塊の話を わざと酒場でする
噂がプロボの耳に入るように

プロボらは牧場を襲い馬を奪う


サムの一人娘のスーザン(バーバラ・ハーシー)は交際中のハル・ブリックマン(クリス・ミッチャム)を結婚相手としては いささか物足りなく思っていた
帰宅したサムは話す「もしお前がハルという奴と結婚するつもりなら わしの食事はつくらんでいいぞ」

スーザン「まだ結婚するつもりはないわ」

サム「時代は変わった 過去は葬らねばならん あらくれ男たちはいなくなった」

スーザンの耳にも囚人達が脱走した噂は届いており 父親の身を案じます

サム「ある男が わしの命を狙っている 人殺しだ 何もせんわけにはいかんのだ」


サムは娘のスーザンに 自分がプロボを追い詰めてつかまえたこと その時にプロボの恋人の身重の女性は心臓を撃ち抜かれて死んでいたことなどを話します

プロボはサムを仇と信じ恨んでいることを


そこへハルがやってきました「スーザン 遅くなってごめん」

サム「ブリックマン 君のことは大歓迎だよ いつでもきたまえ」

サムと礼儀正しく握手して ハルはスーザンと出かけます


一方プロボは雑貨店を襲って服も着替え 武器や食料も手に入れていました
ふとっちょ男が その店の妊娠中の妻を捕まえて乱暴しようとするのをプロボが止めます
ふとっちょ男「俺は6年も女を御無沙汰している」

プロボ「俺は11年 女なしで我慢してきた 機会が来たら抱かせてやる」

混血女性を侮辱するようなことをリー・ロイが言い それは自身もインディアンの血を引くらしいプロボの逆鱗に触れます
シラーズ「(リー・ロイ)は もう用済みだぜ」

プロボ「リー・ロイここまでたどり着けたのはお前のおかげだ 感謝してるぜ」

リー・ロイ「やっと お前にも俺の値打ちがー」
言いかけたところで リー・ロイは殺されました

ぎょっとする他の面々
プロボとシラーズは涼しい顔です


ザックは金塊の噂は サムが自分を捕える為の餌で罠だと気付いています
そのサムを逆に罠にかけるーと言うのでした

駅には人だかりで「これじゃまるでパレードじゃないか」とサムは不機嫌です 新聞が金塊のことを記事に書いた為に駅から銀行までの通りは人であふれていました

サム「プロボが襲ってきたら人質を取られる」



そのサムの留守中に プロボはサムの家に行き家を荒らして スーザンを連れ去りました

「なんてことだ」
銀行を襲ってこないことから サムは裏をかかれたことに気付き 急いで家に帰りますがスーザンはさらわれたあとでした


保安官はゆったりしています「電話もあるし すぐに今日中にも居場所を押さえられますよ」

サム「奴のことだ とうに電話線を切ってるさ
もういい 頼まん 奴の居場所なら分かってる ナヴァホ族の居留地だ」

サムが出て行ったあとに 保安官はサムの言ったとおりだと知ります 場数が足りないのかどうも頼りない保安官です

それでも7~8名ほどの男達を連れてサムのところへ保安官が来ます

サム「来てくれたのか」

保安官「丁度 ヒマでしてね」


ハルも馬に乗ってやって来ます「連れて行ってくれませんか」

サム「素人の出る幕じゃない」

ハル「じゃあ 僕を殺して下さい 生きてる限りついて行きます」
と引かない目をして言うのでした

出発する一行(この時の音楽が実にいいです 勇壮で いかにも西部劇)


そしてプロボ達は つけさせるために わざと足跡を残しています


ふとっちょ男は「話が違う」とプロボに文句たらたらです

プロボ「もし手を貸してくれたら 一人当たり4000ドルの分け前をやる」と話すのでした

ふとっちょ男「4000ドルの為なら 俺のオヤジだって殺してやる 
あの女(スーザン)のことだがな 俺は我慢しねえぞ ここは日曜学校じゃねえんだ」

夜になり見張りの金髪坊やを蹴飛ばし 逃げようとするスーザンですが 落馬してまたもとらえられてしまいます

明けて居留地でそこの役人とインディアンの言葉で話すプロボ

プロボは金を取りに行き その留守の泉の傍の野営地でふとっちょ男はプロボのいない間に スーザンを襲おうとしますが金髪坊やが銃で
ふとっちょ男の耳を飛ばして止めます


居留地の役人はプロボから分け前をもらい「金はもらった 俺たち 血の繋がった兄弟だ」

プロボ「頼むぜ バーケードだ」


プロボはバーケードが来ても居留地へ入れないように協力しないように 話をつけたのでした


保安官はバーケードに言います「法律は認めていません 諦めるしかない 一緒に帰りましょう」


サム「娘が慰み者になるんだぞ 放ってはおけん」

自分は民間人だ 自由にするーと言うのでした
保安官達は去っていきますが ハルは「僕は行きます」
サムが断っても「じゃあ 一人で行きます」
愛するスーザンを生きて連れて帰るのだーとハルは心を決めていました


サム「この国で暮らすつもりかね」

ハル「はい」
ハルの仕事は新しい農業でした

サム「髪の毛を伸ばしたらどうだ その方が冬にはあったかいぞ
刈り上げは男には似合わん
君はピストルの使い方を知っておるのか」


ハル「知ってますよ 射撃練習では まあまあでした」

サム「人を撃ったことはー」

ないが「違いはないでしょう」と答えるハル

サム「人間はじっとしてないぞ」

この先はグランドキャニオン プロボらは待ち構えているぞーとサム
この先で罠を仕掛けているぞーとも

そしてサムは夜営してるように見せかけたまわりに仕掛けをしました


他の場所から見張っています

その待っている時間で

ハル「あなたはスーザンを助ける為に 命を投げ出すおつもりですか」

サム「どうかな プロボという男は取引なんぞには応じない 全部独り占めする男だ だが奴が今ほしがっているのは
生きているワシだよ 奴には分かってる
その場でわしを殺したら 憎しみだけで生きてきた心に穴が開く
この先 奴は生きて行くはりを失うからな

そこがわしのねらい目なんだ わしも奴が殺したい
奴はわしをゆっくり殺したい
だが 奴は面と向かえば躊躇する その一瞬がチャンス」


サムが仕掛けたペテンの夜営場所へ近付くウイードを サムが捕まえる
「喋れば話は別だ 殺しはしない」

ウイード「信じられるもんか」

サム「この蛆虫めが!」


ウイードは崖から足を滑らせて死んだように見せかけてあります
勿論プロボは それには騙されません


そして双眼鏡でサムがプロボらの様子を見ていることに気付くと スーザンの手足を縛った縄を解き 男達にスーザンを好きにしていいと声をかけました
「さあ 来い 好きにしていいぞ 好きにしてかまわん」


逃げるスーザンですが とうとう男達につかまります

金髪坊やは 男達を止めようとしましたが無理でした


銃を構えて出て行こうとするサムを ハルが止めます「奴等の思うツボです」

プロボは叫びます「バーケード! バーケード」


しかしサムはハルに殴り倒されていました

ハル「殴りたくは なかったけど」


サム「放せ!」

気が付いたサムはまたも銃を持って出て行こうとします

ハル「スーザンは どうなります?」

サム「奴を殺すんだ 殺させてくれ 頼む 殺させてくれ」


ハルは銃を撃とうとするサムを またも殴り倒します


じりじりと待つプロボですが サムは出てきません

シラーズ「来なかったな」

プロボ「来る きっと来る 明日の夜明けまでに来なかったら 娘を木に縛り付ける そうしたら嫌でも来ないわけにはいかんさ
来るとも!」


シラーズ「来なかったら?」

プロボ「来るさ!ムショで話してやっただろうが! 奴は自分のことを神に仕える天使と思い込んでいる男さ
娘を見殺しにするような奴じゃねえ もしためらえば 娘を目の前で殺してやるだけさ」



再び意識を取り戻したサム

ハル「大丈夫ですか」

サム「スーザンは」

ハル「今 一人ぼっちです 服は着てるし ここから見ても たいした怪我はないようです」

顔色を変えてサム「怪我はない?!(犯されたのにかーと言いたい)」


ハル「ちゃんと生きています! それが大切なことでしょう 」と断固とした口調です

サム「君はわしが考えているより 根性があるようだ」

ハル「はい」

愛する女性を目の前で乱暴されてなんとも思っていないはずがありません


その後偵察してきたハル「奴等は動きを見せません 」


サム「今夜の月は銃撃戦には充分な明るさだ」

ハル「スーザンの命は守れるんですか」

サム「それはやってみるしかない もし運があれば助かるだろう」

夜になりプロボは下で待っている


ハルとサムは何かの仕掛けをしていた 草に火をつけて火事にしてプロボらを慌てさせようという作戦

炎がプロボ一味のいる丘へと上がっていく


スーザンを犯した男の一人はサムに撃たれ 炎の中に倒れて焼け死ぬ


もう一人のふとっちょ男も「豚め!」サムに撃たれて死んだ


シラーズとサムで撃ち合いになり シラーズは撃たれて崖から落ちていく


プロボに言われてスーザンを連れて逃げていた金髪坊やは サムと遭遇 逃げ出す


その後 ハルに射殺された 


スーザンの所へ行こうとしたサムは 待ち構えていたプロボに捕まった
プロボ「長いこと待っていた」

一発 二発 三発 四発

最後にナイフを構えて「こいつでとどめをさしてやる」 サムに近づきナイフをふりおろそうとして
逆にサムが隠し持っていた銃で撃たれた

撃たれたプロボ 落ちていく


倒れているサム「スーザン 助けてくれ 頼む スーザン」

サムが倒れている場所へ下りていくスーザン

ハルも岩を駆け下りてくる

ハルとスーザンが サムの手当てを始める場面で映画は終ります



ハルを演じるクリス・ミッチャムは名優ロバート・ミッチャムの息子です
俳優としては お父様ほどには大成しませんでしたが この映画では「いい役」です


ずうっと美しい方

2016-05-11 09:51:28 | テレビ番組
BS-TBSに日曜日の夜10時から放送の「関口宏の人生の詩」という番組があります
2016年5月8日にはゲストが女優の岩下志麻さんでした

少女時代には精神科医になりたくて猛勉強をして首席にもなったとか
ところが勉強のしすぎで体調を壊し 学年も一年遅れてしまい
自分は何の為に勉強してきたのか 何をやっていたのだろうーと目的を見失ったような心持ちでいる時に 持ち上がった話が
NHKドラマ「バス通り裏」(1958年)への出演だった

そして二年後には「笛吹川」(1960年)にて映画デビュー

この頃はまだ女優を続けるつもりはなかったそうです

岩下志麻さんの素晴らしい美しさを周囲が放っておかなかったーということもあるかもしれません
もう並外れた美しさでしたから

小津安二郎監督の遺作となった「秋刀魚の味」では 失恋してメジャーを指で扱う場面で OKが出るまでおよそ100回ほども演技のやり直しをさせられたそうです

「人間は 悲しいからって悲しい表情をするわけではないんだ」と小津監督は岩下志麻さんに話されたそうです

小津監督の亡くなられた時間前後に 岩下志麻さんは監督が夢に現れたと話します
「楽になったよ」と小津監督は夢の中で言われたとか
岩下志麻さんは 小津監督が夢枕に立ったと信じているのだと話しておられました
まだ21歳ほどの岩下志麻さんには「死んで楽になる」といった気持ちは理解できなかったそうですが

映画の打ち上げで 篠田正浩氏と踊っている時に 突然「この人が私の旦那様になる人」とひらめきがあり その言葉を そのまま篠田正浩氏に言ってしまったとか
篠田正浩氏は この時踊るのをやめて離れていったそうですが

この後 映画の撮影でフランスに出かけた篠田正浩氏はパリで買ったハンドバッグを 岩下志麻さんにおみやげとしてプレゼントして それからお付き合いが始まったそうです

1966年3月3日に結婚
篠田正浩監督は妻の岩下志麻さんを主演女優としての映画を撮り続けます

女優として美しくいるためにー家事は一切しなくていいーと篠田正浩監督は言ったそうです

そのために子育ても人任せとなり 仕方のないこととはいえ 身を切られるような思いをされたこともあったようです

現在 岩下志麻さんのお嬢さんが結婚して母親となり その母親業を100パーセント完璧にしているのを見るとー自分を反面教師にしたのだろうな

いろいろ悔やまれることも多いのだとか

そのお嬢様がかわいい盛りの年頃には 女優を続けるべきか迷ったこともあったようです

相談を受けた篠田正浩監督はこう言ったそうです「女優をとったら 何が残るのか」と
岩下志麻さんは言います「何もできない能無し女ですから 満足に家事のできない」
そこで ならば女優を続けるしかないーと覚悟が決まったのでしょうか

「五辨の椿」(1964年)にて 母親役の左幸子さんと喧嘩する場面があり ここで女優開眼と思うこともあったのだと語られます
喧嘩の場面がどうしてもうまくいかず 左幸子さんが監督と話しておられる姿に 岩下志麻さんは自分の悪口など(女優としての力不足など)言われているようで なんかだんだん腹が立ってきて 本気で左さんに向かっていってしまった
そしたら今度は一発でOKだった
どうも監督と左幸子さんが 岩下志麻さんの女優としての本気をひっぱりだす為にはかって芝居をされていたように思えるのだと

「はなれ瞽女おりん」(1977年)を撮り終えた時に篠田監督は「主演女優としての岩下志麻で映画を撮るのは これで終わりだ」と言い 
岩下志麻さんも納得されたそうです


この後「鬼畜」「聖職の碑」

そして五社英雄 監督の「雲霧仁左衛門」(原作 池波正太郎)にて女賊である七化けのお千代を演じます

後年「極道の妻(おんな)たち」への出演を岩下志麻さんに口説いた五社英雄監督の頭には もしやこの「七化けのお千代」の岩下志麻さんのイメージがあったのではないでしょうか

酒こそ酒豪番付けにも載るほどお強い岩下志麻さんですが 煙草は「極道の妻たち」に出演されるまでやらなかったそうです


今年の1月にBSプレミアムで放送された「鴨川食堂」の妙役が 最近の出演作ですが 
仕事をしてきた女性かでないと どうやら普通のおばあちゃんー役は来ないらしくって 合う役柄に出会えずにいるようです

ずっとずっと並外れて美しい

昨夜放送の「雲霧仁左衛門」では 七化けといって姿を変える役柄でしたが 鉄漿つけた商家の御新造姿 公家の姫の姿 伝法な女泥棒の姿
粋筋の女性の姿ー
どういう姿 着こなし 髪型をされてもお人形さんのように美しい どの仕草も表情も・・・

平凡な女性の役は 似合わない

変わらない姿の良さには感嘆するしかない 素晴らしい女優さんだなって思います

教わらず 季節を知るや 蕾付け 花の不思議の 美しきこと

2016-05-11 09:40:47 | 子供のこと身辺雑記
ここ数日・・・梅雨かしらーと思うほど雨が続いておりました 
漸く午後からは上がりそうです





雨に誘われたように プランター植えの紫陽花「隅田の花火」も蕾をつけています



同じくプランター植えの紫陽花「碧の瞳」 これは可愛い花が咲くんです

もう少しして咲き始めたら 玄関の前に移動させようかなって思っています

紫陽花は長いこと咲いているので 楽しみです