瞽女淵の碑の脇の農道を北に進み、道はそのまま左に曲がって小さな坂を上りました。
右手の工場の先を右に折れてすぐ右手の草むらの奥に閻魔堂跡がありました。
敷地の左側は集落の墓地ですが、右側に古い墓石が横一列に並んいました。
古い墓石の中央に小栗墓塔の文字がありました。その左隣は照手姫の墓石のようです。
背後に花応院が菩提を弔った新しい卒塔婆が並んでいました。
その昔、ここに閻魔堂(法王院十王堂)があり、天保11年(1840)に火災で焼失、
閻魔大王像は助け出されて花応院に安置されたと伝わっています。