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昨年新林公園に移築を完了し、公開された旧福原家の長屋門です。
この長屋門は江戸後期のもので、往時の姿がよく残っていることから、
渡内の福原家からここに移して保存されました。
今回は木材の保存状況に注目しました。
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長屋門の門の左脇の小さな通用門がある場所です。
古い材料がよく残されています。小さな通用門の扉はさすがに新しくなっていました。
金具も新品でした。
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長屋門の内部に入るための木戸の周りです、
木戸の格子は一部を新しい材料と取り替えてあります。
柱や梁は古いものですが、板の部分は新しいものが多いようです。
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長屋門の角の柱は部分的に補修され、パズルのようです。
板類はここでも、新しいものの比率が多いようです。
これから先のことを考えても、木造家屋の保存は苦労が多いものだと感じました。