鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

下和泉・鯖大明神

2010-03-19 | サバ神社

サバ神社探訪第6号は横浜・和泉町の鯖大明神です。
地下鉄下飯田駅から南に真っ直ぐ下って、鍋屋橋を渡り、
和泉川の左岸の丘陵の裾を少し北に戻った右手の住宅の奥にありました。
和泉町には合計3社のサバ神社があり、いずれも祭神は源満仲となっています。


住宅の間の道を入っていくと、鳥居があり、石段の向こうに社殿の屋根が見えました。


こじんまりした境内で、社殿も、神社と言うよりは祠に近い感じでした。
慶長年間(1596-1614)に地元の清水家と鈴木家が氏神として勧進したものだと伝わっています。
左手奥の道を行くと、そこには集落の墓地がありました。


社殿の正面には、正月の行事の名残でしょうか、提灯や飾りがかかげてありました。
社殿の額は天保7年(1836)に神衹管領の占部朝臣吉良長が参詣の時に納めたものです。


境内は整然としていて、伐採した樹木などが、きちんと整理されて置いてありました。
行事のときの焚き火の材料かも知れません。