
第六天神社の左側の坂道を上って、社殿の裏手に進むと、右側に「酒湧池」の案内がありました。
民話では、病気の父親をよく面倒を見て、酒を買って飲ませる孝行息子のために、
神様が池の水を酒に変えたようです。
それを知った村人が、池の酒を樽につめ、一儲けしようとしたため、
ただの水になってしまった、と伝わっています。

竹で作られた垣根の間に急な階段が出来ていました。

階段を下りたところに小さな平場があり、小さな祠がありました。
よく見ると、ここは池の中の島でした。

島のまわりに、ささやかな水面がありました。
伝説との関係もあるのでしょうか、「和泉町」の町名の起源はこの池だとも言われています。