境川の渡戸橋から左岸の川沿いの道を北に歩きました。
しばらく行くと、右手の畑地の向こうの旧道沿いに立派な長屋門が見えました。
昔の長屋門ではなく、現役の長屋門です。
畑地を横切って、長屋門に近づきました。
江戸期以来の名主で、明治になってからも村長を出し続けた美濃口家の長屋門でした。
入口に案内板があったので、長屋門の説明かと思ったのですが、美濃口春鴻の説明でした。
美濃口春鴻は享保18年(1733)の生まれで、江戸期を代表する俳人だったようです。
美濃口家に残る資料が有形文化財の指定を受けていますが、非公開となっていました。