ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

自由思想

2008年04月17日 | 千伝。
アメリカとフランスにメールを送った。


今は、国際投資家を指すかもしれない。

彼らは、一瞬にして資金を動かす。
1ドルでも、1ユーロでも、1円だって儲けたいのだ。

彼らの動きは、世界の平和や経済のためではない。

単に儲けたいから投資するのだ。
目先の事だけに神経を集中させている。

だから判りやすい。

地球より重いといわれた人の命だが・・
戦争になれば、人の命などゴキブリ程度にまで、軽くなってしまう。

殺虫剤なみに武器を量産する死の商人は、人命軽視の張本人である。
武器商人の存在自体が、時代錯誤である。
平和への破壊者である。

ふぅ~(溜息)。

フランスは、パリのセーヌ左岸カルチェラタンはラテン地区という意味だが、ライターのカルチェが地区という意味だったとは知らなかった。

ソルボンヌやパリ大学の学生街・・懐かしいな。

海抜65メートルのサント・ジュヌヴィエーヴの丘があり、蛇行するセーヌ右岸には海抜130メートルのモンマルトルの丘がある。

かつてのパリ・コミューンの舞台でもあり、後に、画家や画家志望者のメッカでもある場所。

「自由思想」を生産して世界へ輸出したフランス・・。

アメリカの自由の女神は、移民や難民を微笑みながら受け入れた。

自由の国が、世界をリードして不自由な国になりつつある。

世界の自由とは、儲けるための国際投資ではない。

地球教

2008年04月17日 | 千伝。
英国からメールが届いた。

宗教は、心の病院である。
迷った時に入院する。
が、一般の病院と違って、退院するということがない。

地球は、巨大な揺り篭でもある。
地球は、巨大な病院でもある。
地球は、巨大なマーケットでもある。
地球は、巨大な墓場でもある。

健康な人間にとっては、病院は無用のものである。
だが、病弱の者には、なくてはならない存在である。

地球には、巨大な重力がある。
人間は、自らの寿命も理想も手足をも・・
この地球に引っ張られている。

論語

2008年04月16日 | 千伝。
英国にメールを送った。

六美徳として、仁、知、信、直、勇、剛がある。

もし、仁を行なうにしても学問のないのは、騙される。
知を尊んでも、学問の謙虚さが失われると、自信過剰になる。
信を重んじても、学問せねば相手を傷つける。
正直すぎても、学問しないと馬鹿正直になる。
勇気のある人間も学問しないと、やがては乱暴者になる。
剛直な者も、学問せねば孤立する。

これを六弊害ということです。

美徳も、謙虚さをもって、ひたすら磨かないと、ちょっとした怠惰や傲慢さから、逆に弊害に変化するという教えですが・・、
つまり、一生修行という事でしょう。

これで良いというものは、この世には無いはずです。

黄金(こがね)の花♪

2008年04月16日 | 千伝。
小生・・音楽音痴です。(笑)

でも・・ジャンルを超えて、いい歌は、いいですね。

思い出の一曲となると、沢山ありすぎて困ります。

片田舎の小学校の傍らを歩いていると、沖縄ソングの「黄金の花♪」が流れてきました。

思わず立ち止まって・・聴き入ってしまいました。

「黄金(こがね)の花に惑わせるな」と夕日に染まった校舎が、誰にも呟くように話しかけてくる面持ちになりました。

この歌を小学校で流すのを許可した教師は、素朴で純情な御仁なのだろうか・・?

楽しく仕事をしているのだろうか・・?

http://jp.youtube.com/watch?v=hTCCt9CIicI

歌声はいくら上手くても、情感がなく感情移入させてくれない歌は、心に届きません。

いい歌を作ってください。

いつかどこかで、あなたの歌声が聞こえてくるのを楽しみにしています。

無理な恋愛

2008年04月16日 | 千伝。
今日のタイトルを、またはNHKの土曜ドラマの「トップセールス」にしようかとも思いました。

そうすると仕事や経済の話になるので・・視点を変えて、火曜ドラマ「無理な恋愛」の方を選びました。(笑)

主演の夏川結衣さん・・観るたびに進化してゆく彼女の表情は魅力的です。
同様な理由で、歌手の夏川りみさんのファンでもあります。

「無理な恋愛」を観ながら、脇役に出ている夏木マリさん、この方も女優として、いい味を出しています。

・・ふと思い出しました。
今でも忘れられないのが高校時代のことです。
夏木マリさんが歌手として「絹の靴下♪」を唄って大ヒットした頃でした。

地元ラジオ放送局の土曜日の公開番組にゲストとして夏木マリさんが出演するということで、僕を含めて友人の同級生4人で見学に行ったことがあります。
小さなスタジオは、びっしりと多勢の男女の若者で100人ほど埋まっていました。
僕らは最後列に立って、夏木マリさんのステージを眺めていました。

「絹の靴下♪」の妖艶な作詞と振り付けとフィンガー・アクションに目が釘付けになりました。

はっと気がついたら、夏木さんの視線と指が、ずっと自分に向けられていることに気がついたのは、間もなくでした。

歌が終わると、司会者が、「君、ちょっとステージまで上がってきて」の催促があり、同級生に冷やかされながら促されて、ステージに上がりました。

司会「夏木マリさんが、ずっと君の方にフィンガー・サインを送っていたね。どう、感想は?」
小生「はい・・・」
司会「夏木さん、彼に一目ぼれですか?」
夏木「タイプなんですよ。恋人にしたい・・」
小生「・・」

17歳だった小生・・県内全域にオンエアされているのが、気恥ずかしいやら赤面しつつ目を他所にそむけることもできず・・(今思えば、高校生ファンを利用した制作スタッフのシナリオ通りだったのでしょう。笑)

司会者から、高校生? どこから来たの? 趣味は?・・いろんな質問のやりとりを数分の間に聞かれたと思うのですが・・どう答えたのか全然憶えていません。

ただ、スポットライトの熱さと眩しさのなかでステージの上から夏木マリさんと並んで立って観客を眺めていた光景が浮かんできます。

それから10年後、東京に居た頃に、ある写真家の方としばらく一緒に仕事をさせていただいたことがありました。
奥さんが小生と同じ郷里出身の方でもあり、仕事を終えたあとのプライベートな時間には、プロの写真家の顔を脱いで楽しい時間を過ごした記憶があります。

あの写真家Tさんが、呟いた言葉が、思い出されます。
「芸能人やモデルとは、恋愛や結婚なんかしてはいけませんよ。苦しむばかりですよ。あの連中の一番の興味は、自分が目立つことなんですから・・余程の財力と遊び心がないとね。うちの女房、モデル出身だから・・」

話を戻して、モデル出身の女優の夏川結衣さんと歌手の夏川りみさん・・
小生、一人のファンとして「無理せずに、いい仕事を選んでください」と願います。

無理な恋愛は、楽しむこと。
成就しようと考えないこと・・。
そうでないと、明日を自らの手で選び取ることも出来ないでしょう。

身を焦がすほどの覚悟と後悔のない決意があれば・・それは別の次元です。

更年期障害と自己暗示

2008年04月15日 | 千伝。
男性にも更年期障害があるのだろうか、今朝、目が醒めると、偏頭痛、少々吐き気、眩暈。
今日は、体調が非常に悪く、今日これから、明日、明後日と続けて人と会う約束があるのに・・何だか気も重く体も重いです。(喝)


この年齢になって、やっと理解できる事があります。

何事も始まりあれば終わりがあります。

父は自分の終わりを納得していたようにも見えました。
無宗教者のように、死んだら来世も何もなく終わりと言っていたが、深いところでは、いろんな因縁を考えていたようです。

もっと世のため人のために貢献できる存在になるように・・葬式で社会性が表現できるというが、それすらも死によって教えてくれたような気がします。

今朝、高田という先生が、ラジオで、悩みが頭に湧いてきたら、右手が動く左手が動いていると、心で念じれば、悩みをつかさどる、脳の奥の平原が悩みを引っ込めるということです。
 
歩きながら、考え事をすると暗くなるが、今右足を出しています、階段を上がっています・・というように、自己報告すると快活になり、周りの人間から、闊達になったと好評を得るとのこと・・。

運命を開くとは、そんな自己暗示かも知れません。

山笑い 元気の素

2008年04月14日 | 千伝。
昨日の夜遅くに、何とか福井の自宅に戻りました。

そのまま、ほぼ徹夜作業・・
ほんのひと眠りをして疲れがでてきたのか・・
ブログ仲間の書いたモノを読んで、元気を貰っています。

・・いつも感謝です♪

この頃、福井を離れると、嬉しいです。
さらに、福井に戻ると、これまた嬉しいです。

多分、どこでも普通にコツコツと生きていける自信がついたのかもしれません。(笑)

さて、昨日・・こんな話を聞きました。

新幹線で米原、関が原を過ぎると、白山が見えるポイント(岐阜県内)があると言うのです。
白山・・福井の自宅から冬の天気の良い日には見えますが、はたして、ほんとうに岐阜県のあの界隈から見えるのだろうか?・・という疑問です。

もうひとつ、新幹線で静岡県の焼津あたりでは、同時に、富士山も北アルプスも南アルプスも見えるポイントがあるとか・・もちろん視界良好の良い日でしょうが・・興味深い話です。

・・上記2ポイント、探して訪ねたい場所です。

ここ10日間、よく歩きましたが・・
歩くと食欲旺盛になって、またまた肥えてしまいました。
やはり、歩くよりも走るほうが、減量、メタボ対策に効果大のようです。

近々、肉体労働も再開するつもりで、そろそろ体を動かさないと・・
人生を実感しないと・・
田舎暮らしの楽しさも満喫しないと・・
コツコツと。

ところで、虚勢も大見栄も大声も張る「元気な人」は、迷惑にならない程度に、それはそれなりに周りを明るくしてほしいものです。

逆に、小生の場合、物静かで真面目で一生懸命な人の方が「元気にさせてくれる人」であり、より深く好感を持ってしまいます。

「元気な人」よりも「元気な素になるような人」を目指したいものです。

「元気の素」の三大要素は、「朗らかさ」と「笑顔」と「強い気持ち」です。

明日は、今日よりも「元気となる素、幸せとなる福」とご縁がありますように!


小生

たまには白旗を

2008年04月14日 | 千伝。
多くの悩み多き子羊は、敗北を認めないので、次のステージには辿り着けません。

煩悩呪縛から逃れられないのかもしれません。

例えば、失恋・・
例えば、成績不振・・
例えば、不人気な芸能人・・
例えば、人間不信者・・

これらは、みな己の負けを知らず、立場を知らず、まだ戦おうとするから・・苦しんでいるのでしょう。

白旗を揚げることでこそ、負け試合を終らせて次なる新しい試合にチャレンジできます。

平穏、平和への出発点になるかもしれません。

少欲

2008年04月14日 | 千伝。
昨日は、父の百日法要でした。

小生の実家は、曹洞宗です。
若い住職さんですが・・よく勉強されていて自分なりのテキストまで用意されていて感心します。
必ず、福井にある曹洞宗大本山 永平寺の小話をはさみながら、いつも、とてもよいお話を聞かせていただいております。

昨日は、道元の正法眼蔵の終巻「八大自覚」のお話でした。
(因みに、正法眼蔵は今の時代になっても宗教書ではなく日本最高の哲学書だとも言われています。)

お釈迦様が、最後の最後に説いたというお話です。
簡単に言うと、人間には、八つの自覚?というものが必要だという教えです。

その第一が、「少欲」です。
人間の無欲と言う状態は、無理だという考え方なのでしょうか・・?。

お釈迦様は、花の形も香りも壊さず蜜だけ吸い取る「蜂」のようになりたいとも話したようです。
きっと、お釈迦様も、少しは甘い蜜をお望みになったのでしょう。(笑)


昨日は、父に会えたような一日でした。

今日一日朗らかに♪

故郷

無欲と大欲

2008年04月14日 | 千伝。

平和公園

一昨日(土曜日)の広島は、汗ばむほどの陽気でした。

平和公園は、桜が散り始めていましたが、桜のもとで最後の花見宴会の方々や団体の外国人観光客がいて、賑やかでした。

それにしても、原爆資料館に入館見学すると、人間の持つ108の煩悩が、すべて機能マヒの状態になります。

一瞬ですが、無欲に近い状態になります。
無気力ではなく、純粋に無欲です。

外に出て、平和公園や紙屋町を歩くと、賑やかな街の喧騒に現実世界に連れ戻されました。

あれもしたい、これもしたい・・

この桜の国には、やり残したものが、まだまだ沢山あります。

今日も一日笑顔で♪

お花見


路傍の石

2008年04月11日 | 千伝。
小説「路傍の石」(山本有三著)を読んだのは、いつの頃だったのだろう。

主人公である少年 吾一が逆境にも負けず懸命に力強く生きる物語である。
「おしん」ではないが、涙なくして読めなかった思い出がある。

吾一は、小生の父親の姿(物語)と重なる。
その一方で、わが息子には到底理解不能な物語かもしれないと思うのである。

親を親とも思わない子供、子供の前で父親を罵る母親・・。
権利ばかり主張されている現代の世の中である。

今日の午後、スーツにネクタイ姿だったが、そのまま「路傍の石」に似たような名前の喫茶店(軽食店)に入った。
イメージしていた空間とは、まったく大違いだった。

珈琲一杯をゆっくり飲みながら、あの人が居る空間を想像した。
「しっかりと生きているんだろうか・・同時に思う。あなたにめぐり逢えてほんとうによかった。あなたに夢があれば、必ず叶いますように・・」

明日は、福井から広島へ移動。

平和公園にある原爆資料館にも久しぶりに足を伸ばそうかと思っています。

くいだおれ

2008年04月11日 | 千伝。
大阪と高松・・行き帰りに思い出したのが、父が連れて行ってくれた場所でした。

父が、連れて行ってくれた高松の玉藻公園、栗林公園、屋島・・。

そして、大阪道頓堀の「くいだおれ」・・(がなくなる)。

子供の頃の夏休み・・父は、よく大阪千日前や道頓堀のネオンなどの歓楽街に連れ行ってくれたものでした。

その光景が目に焼きついています。

とくに、「くいだおれ」の人形やかに道楽の蟹には、驚きました。

オムライスをはじめて食べたのが「くいだおれ」でした。 

記憶のかなたに、父が、いろんな場所に案内してくれていたことを実感します。


明後日は、父の百日法要・・明日、広島まで行ってまいります。

食い倒れになりませぬように、元気で朗らかに笑顔で!

クロスロード

2008年04月11日 | 千伝。
昨日は、あいにく雨に煙る一日でした。

大阪から西明石-岡山(新幹線)を経由して、四国の高松まで行き、なんとか福井に戻ってまいりました。

阪神も山陽道も讃岐も、まだ桜が咲いていました。

ほんとうに久しぶりの四国でした。
今年20年を迎える瀬戸大橋ですが・・驚嘆するぐらいの巨大な構造物だと再認識しました。

瀬戸大橋

電車から見えた雨の中の瀬戸内海の風景・・男木島か女木島(鬼ヶ島)なのでしょうか・・パイレーツオブカリビアン「彼こそが海賊♪」の曲が似合う瀬戸大橋からの眺望です。

鬼が島

偶然ですが・・神戸駅で電車が停車中に、ふと真横に向いて線路に視線を落とすと東海道本線と山陽本線の分岐点を表す看板がありました。

分岐点

仕事の動きを東から西へとシフトする方向で振り分けるのがいいのかどうか・・ちょうど迷っている最中のことでしたから、天からの声のような気がして何か意味があるのだろうと考えています。(笑)

風邪でも引いたのか、福井の今夜は花冷えのするような寒さです。

日本一の桜トンネル

2008年04月09日 | 千伝。
今朝は早くから、桜満開の福井市街地を流れる足羽川の土提を散策しました。

・・日本一の桜のトンネル(全長約2.2KM)と言われています。

足羽川の桜

最近、全国から県外の観光客も増えています。
携帯の写真では、巧く表現できないので、県の観光写真をお借りして掲載しています。

桜並木

夜桜見物の散策もなかなかのものです。

夜桜

さて、明日は日帰りで遠出の予定です。

映画「靖国」

2008年04月08日 | 千伝。
ここの個人的な私的ブログには、政治と宗教の問題を取り上げたくないのですが、一言、二言、三言を・・。(笑)

最近の沖縄、靖国と言ったテーマの問題提起もそうですが、産経と朝日のようにメディアの異なる視点があっても当然いいと思うのです。

ただ問題提起するだけではなく中間の道標を明確にするのがメディアの使命ではないかと思います。

中国人監督の作った映画「靖国」の上映、上映中止か・・それが大きなニュースになるのが不思議なのです。

地元福井1区選出の稲田朋美代議士(靖国参拝派)が求めたという試写会が事前検閲ではないかというのがニュースの発端らしい・・稲田代議士曰く「文化庁が出した映画製作の助成金が妥当だったのか、その是非が問題なのだ」と言う。

・・・封切り前にしてである。

これほど盛り上がる話題作・・映画「靖国」に助成金を出した文化庁の先見性を高く評価してもいいのではないだろうかと思うのです。