善徳女王 オリジナル・サウンドトラック | |
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前回の記事は、すぐまえ、こちら。
ヨンスは、太子(世子)になろうとしていました。真平王の傍には誰も居ないから、自分だけでも傍に控えて助けてあげたい…と言う気持ちです。
会議でも、その点を指摘されたヨンスは、思わず、功績をあげる・・・と言ってしまうんです。
現在、百済との交戦中で、難しい作戦の先鋒を務めると言ったのです。その戦いは危険で誰も先鋒を務めたがらないでいたんです。
チョンミョンも、ヨンスの弟真智王の二男ヨンチュンも、大反対でしたが、ヨンスの気持ちは変わりませんでした。
チョンミョンは、父真平王にも母マヤにも頼み込むのですが、どうする事も出来ません。
真平王は、チョンミョンの事をミシルに対抗できる“北斗七星の8番目の星”のお告げを受ける者だと信じています。
まぁ、双子でしたからね、そー思うのも当然のこと。
自分は、真興王が死んだあの時から何一つ守れないで来たが、唯一、チョンミョンだけはミシルの魔の手から生き残った・・・と言いました。
「頼みの綱はお前だけだ。」
そう言われたチョンミョン。ヨンスがどうしても太子にならないといけないわけがそこにあるのですね。
ヨンスは、チョンミョンに見送られて戦場に。
戦いは勝ったらしいんだけど、帰路、敵の流れ矢に当たって命を落としてしまったのです。この“敵の流れ矢”も怪しいモンです。
きっと、ミシルの手の者が仕組んだんでしょうよ。
ヨンスは悲しみにくれます。
そして、決心しました。宮殿を出ると。
実は妊娠していたんですね。このまま宮殿で出産すると、生まれた子の命が危ないと思ったんです。だから、お寺に入りました。
そこで、無事男の子を出産。
宮殿を出る時、チョンミョンは、ヨンスの弟ヨンチュンに一つ指示をしていました。
「国仙ムンノを探し出す事。」
決してミシルへの対抗心を捨てたわけじゃなかったんです。
その頃、トンマンは、母を亡くした悲しみに打ちひしがれていましたが、周りの人たちのお陰でどうにか立ち直っていました。
そして、一人、新羅を目指したのです。男装して・・・。
1年が過ぎました。
トンマンは、無事新羅に到着。それも、偶然、ムンノが居ると言われる彼の故郷の港に。
そこで、すぐにムンノ探し出せると思ってたトンマンは、誰に聞いても居所が掴めない事に、がっくり来てました。
そんなトンマンの様子を見た一人の胡散臭い坊主が、何やら企んでる様子ですよ。ムンノに会える方法を知ってる・・・とかナントカ言って、お金になるモノをくすね取ろうとしてるんじゃないかしら?
砂漠で純粋に育ったトンマン、こういう悪い人に騙されそう・・・。
チョンミョンの元に、ヨンチュンからムンノ居場所が分かったとの連絡が。
で、すぐにでも会わないと・・・と、一人でムンノの故郷に向けて出発して行きましたよ。無謀だわ・・・
そこでトンマンと出会いそうです。
ところで、ヨンチュンの動きは、ミシルにとっくに知られてましたね。
部下が捕まって拷問され、ムンノを探してるって事まで知られてしまいましたよ。