OST(サウンドトラック)/僕らのイケメン青果店[韓国輸入盤] | |
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これまでの記事は、すぐ前、こちらから。
ガンソンは、カオンをこっぴどく叱りました。
いくら仕事仲間だと言っても、とにかく付き合うのはダメだと言うんです。財閥後継ぎだと言う事を忘れるな・・・とね。
「一度も自分が誰なのか忘れた事は無いわ。時には忘れたくなるのに出来ないの。重すぎる名前だから。」
一瞬でも、自分がカオンだと言う事を忘れたくて仕事をしてるのね…ジンシム。彼女の苦しみが分かりましたね。
テヤンは、毎月15日には、ジンシムがいた教会に行ってるんですね。そして、一緒に使ったプラカードの裏に、来た日付を記入して来たんです。
そして、今日も、来たわけで・・・。日付を書き込んでいました。
「約束したよな。再会するまで誰も好きにならないって。でも、オレ揺れ動いてる。何故か判らないけど、惹かれるんだ。浮気したような気分だよ。」
そう言ったテヤンです。ジンシムですよ、浮気じゃないからね。
スル母スジャは、ダンビの実母と親友だったようです。現在の母親は、チョン社長の後添えなんですね。
そして、どーも、インボムの前妻のようですよ。子どもが出来なくて離婚したという・・・。
その事は、スジャは知らない様子です。
ガンソンは、ある財閥の次男とカオンの縁談を進めようと思っていたようです。相手の男性は何かと悪い噂があるようなんですが、そんなことお構いなしに・・・。
でも、相手の母親が、ガンソンが妾だったって事を理由に、拒否。散々嫌みを言われたガンソンですが、負けてはいませんね。
全然しおらしさが無いから、その世界でも陰口をたたかれ続けてるんでしょう。
そんなシーンを、スジャが目撃。彼女はカオンを嫁に…と思ってるので、これ幸いとガンソンの味方をしました。わざとらしく相手の財閥夫人に仕返しをしたんですよ。
ちょっと喜んだガンソンです。
で、スジャと意気投合するかと思ったら、そんなことはしないんですね。だから、スジャからカオンを嫁に…と言われても喜ぶどころか、きっちり拒否。
この時、スジャ、核心を突くような事を言いましたよ。
「かわいい一人娘をろくでなしと結婚させようなんて、地位と名誉が手に入れば娘の人生なんてお構いなし?それでも母親?」
そーですよ。ガンソンは、自分の為にジンシムをカオンに仕立てたんですよ。だから、愛してるように見せかけてるけど、やっぱり他人としか思って無いって事がはっきりしましたよね、こういうところで。それをジンシムは感じ取ってるわけですね。
ところで、スルは、相変わらず、モーションをかけちゃぁ、カオンに振られてます。
そんな時、テヤンと再会。
ベジタリアンだと言う話を聞いたテヤンは、スルをスカウト。野菜について教えてほしいと頼んだのです。
そこで、スルはテヤンをベジタリアンの集まりに招待しました。
そのパーティに、テヤンはカオンを誘ったのです。カオンはスルが居るなんて知りませんから、嬉しそうに付いて行きました。
テヤンは、スルとカオンが喧嘩してると思ってるから、仲直りするよう言うんです。その間、自分は出されてる野菜をチェックしていました。
そこに来たのがダンビとテイン。テインは、また一芝居うってダンビのマンションにちゃっかりと住み込んでいたんです。
でも会場で兄のテヤンの姿を見たんで、正体がばれると思い、早々に会場を出て行きました。
ダンビは、スルと別れたのに、彼がいつもと違ってカオンに一生懸命なのを見て、少々嫉妬してますね。
スルのそんな態度を別の女性も不審がってましてね。カオンの事を二人で話していたのを、テヤンが耳にしました。彼女たちは、カオンが財閥の一人娘だと言ったんです。
これには、テヤンもショックでした。あまりにも自分と違い過ぎるからですね。カオンへの気持ち意識し始めてる訳ですから・・・。
「スルオッパに興味があるみたいね?」
とダンビが聞いたら、カオンはきっぱり答えました。
「ご心配なく。彼には興味ありません。他に好きな人がいるから。」
口にしたことで、カオンも気持ちがはっきり意識できたかな。
会場に戻ったら、スルとダンビが話してまして。これがもうねぇ、何さま・・・という感じでテヤンの事を馬鹿にしてるわけですよ。
怒ったのはカオン。
「二人とも非常識で無礼だわ。」
それに対して、もっと酷い言い方をしたダンビを怒ったのはスルでした。ダンビは、きっと今までスルのそんな態度を見た事が無かったんでしょう。その事にショックを受けてました。
スルは、カオンに謝りました。でも、カオンは言いました。
「謝るのは私にじゃないでしょ?」
テヤンは、カオンをなだめ、手をとってその場所を出て行きました。
見送るスルが、すっごいショックを受けてましたね。
テヤンとカオンは、手をつないだまま黙って歩いて行きました。バスに乗り、知らない場所で降りました。
お腹が空いていたので、小さな食堂でラーメンを食べました。ククスかな?
やっと笑顔が戻った二人です。
カオンを送って行ったテヤン。でも、素性がばれるのがイヤで、家の近くまで来た時、ここで良いと言ったカオン。
「俺たち変じゃない?喧嘩もしたし、弱い面も見せあったし、手もつないだのに。まだ名前を知らない。名前は何?」
一瞬ためらった後に、カオンが言いました。
「カオンよ。モク・カオン・・・。」
テヤン、かなりの衝撃を受けてます。忘れられない名前ですからね。
切ないわぁ・・・