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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第二章 |
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イ・ドッキョンは、先王宣祖毒殺事件を探っていました。
チャン医官の調べで、ゲシがノ尚宮と共に毒を盛ったと分かりました。
光海君は、予言を教えた者の正体を調べていました。
羊が司僕寺という宮中で使う動物の飼育を担当する部署からのモノだと判明。
何者かが、この多くの監視の目がある中を、何らかの方法で潜り抜けて大殿まで運んだわけです。
そんな事が出来る者がいるのかと、光海君は思いました。
いたんですよ・・・。
なんと、カン・ジュソン・・・イヌの父だったのです。そして彼の部下のユン・ドハ。彼は内禁府の従事官でう。だから、宮中を自由に動けるわけです。
彼の最終目的が何なのかはまだ分かりません。
でも、光海君を飾り物の王として置いておき、有効に使おうと考えています。
元々、ドッキョンを利用して光海君を玉座から降ろそうと考えていたようです。でもその計画を変更し、今度は光海君に、ドッキョンを始末させようとしています。決して自分の手は汚さず、他人をそう仕向けようとしているのです。
光海君は、ゲシの本性を知り、人の見る目が変わって来たようです。
ドッキョンが命をかけて自分に諫言した事が思い出されました。
彼こそ、自分に必要な人材ではないかと思ったのです。
イ・イチョムにイ・ドッキョンの名前で、生薬が送られて来ました。
それこそ、彼がゲシと共に宣祖に盛った毒なんです。
秘密を知られている・・・とイチョムは恐怖に駆られました。
で、ゲシに報告。
流石にゲシも動揺しました。
冷静になった時、ゲシは気付きました。
これも、“予言を教えた者”によるモノではないかと。そして、警告だと彼女は考えました。
イチョムは、それより、ドッキョンを殺して口を封じた方が良いのでは・・・と言いました。
でも、既に遅かった。
その時、光海君がドッキョンを訪ねて行っていたのです。
つまり、ドッキョンがこの事を知っているのなら、光海君に話さなわけはないと。
凍りつく二人でした。
光海君がドッキョンの家を訪ねた時、ドッキョンは留守でした。
御医だった者を訪ねて話を聞いたのです。その話から、チャン医官の行動にも嘘がある事が分かりましてね。
自分をこの一件に巻き込もうとしたのではと考えたのかな?
で、家に戻ってみると、光海君が来ていたというわけです。
光海君、ドッキョンが置いてあった宣祖の検死日誌なんぞを見つけ、宣祖が毒殺された事を知ってしまいました。
ドッキョンを問い詰めた光海君。
ドッキョンは、ゲシとイチョムが手を下したと言いました。
そして、その後ろに光海君が居るのではないかと疑っていることも。
光海君、またまたショック
自分を受け入れてくれていなかったとはいえ、父親です。その父親を殺したんですからね、信じていた側近が。
「王様は、先王様を犠牲にして王になったのです。」
一目散に馬を走らせ、宮殿に戻りました。
ゲシの服の袖口をまくり、その腕に残る毒の痕を確かめました。
ドッキョンの言葉は真実でした。
「お仕えすると決めた日から、私は己の死より王様を失う事を恐れていました。」
ゲシは言いました。
王座につけるのは一人で、その他の王子は死ぬかもしれない時代です。それを阻止したかったのでしょう。
王様の長い間願っていた事を叶えてあげたかった・・・と。
そして、最後の言葉です・・・と言い言葉を続けました。
「私は自害します。イ・イチョムもそうするでしょう。証拠は何一つ残しません。だから、王様はイ・ドッキョンを始末してください。王座を守るにはそうするしかありません。全ての証拠を消しても諦める男ではありません。」
真相を知る者を全て消して、王座を守れとゲシは言うのです。
光海君は、ドッキョンを傍に置いて、理想とする政治をしようと決めたばかりでした。
なのに・・・ですよ。
第一、イチョムが自害するかしら往生際悪いと思うよ、あたしゃ
今回の事も、“予言を教えた者”の仕業だったのか・・・と光海君。ますますその者に対する憎しみが募ったようです。
その頃、公主はマルノという朝鮮出身の鉱山主の元で、過酷な労働についていました。
まだ子供だと言う事で、ジャギョンという朝鮮人のリーダーの班です。グボクという男の子が親切にあれこれと教えてくれました。
経験した事の無い最下層の者たちの生活を知り、混乱していますが、プライドを捨ててはいません。
ある日、火山が噴火。
辺りは噴石や噴煙で大混乱に陥りました。
命からがら逃げ出した公主。
怪我をしているので、手当てを・・・と言われた時、服を脱ぐのを拒否したため、女だとばれちゃった。
マルノは、翌日にも遊郭に売り飛ばすと言いました。
それを聞いて、公主は、自分は朝鮮の公主だと。
マルノも、言葉づかいから何かあるとは思ってましたが、直前に、公主と大君が王に殺されたという話を聞いたばかりですのでね。信じません。
永昌大君と公主が死んだと聞いたと言いました。
公主、弟の死を知りました。それもむごい殺され方をしたと・・・。
公主は柱に縛りつけられました。
もう抵抗する事も考えられないくらい、ショックを受けていました。
ジュウォンは、まだ立ち直れずにいます。