まったり まぎぃ

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『華政』5話まで

2016-08-09 15:15:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第三章
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホン・ジュウォンとカン・イヌは、どちらも突然の話しに戸惑っていました。

5年前公主と初めて会った時、イヌは自分が婿になると宣言してましてね。その気持ちは今も変わらないようです。

だからと言って、ジュウォンをライバル視するかと言うとそうでもなく、譲ってくれと言うのです、明るく。

ジュウォンの場合は、今回成長して再会して初めて公主に惹かれ始めたようです。

ただ、二人の意向はこの場合さほど重要じゃありません。こう言った縁組は、全て大人たちの裁量によって決まるからです。

 

ある日、イ・ドッキョンはイヌの父カン・ジュソンから思わぬ話しを聞きました。

光海君の行動に怪しいところがあると言うのです。

ジュソンは手広く商売をしているらしく、いろんなところから情報が入って来るようですね。

 

そして、ドッキョンは、光海君が密かに武器と火器を作らせている事を知ったのです。

詰め寄ったドッキョンに、光海君は言いました。

「ずっと前から作らせているが、失敗している。だが、諦める気は無い。」

そして、そろそろ公にするつもりだった・・・と。

「火器都監と言う名をここにつけるつもりだ。」

光海君は、自国の兵器が如何に弱いかを感じているのです。だから、明やその他の外国に対して備えるためにも、必要な部署だと考えているのです。

いつまでも大国の意向を窺うような国ではなく、もっと強い国に変えて行きたいのでしょう。おそらく、結局自分を世子と認めなかった経験もそう思う理由の一つでしょう。

そんな光海君を、ドッキョンは不安そうに見つめていました。

彼は、国は王一人の独断で作って行くモノでは無く、重臣たちとの合議によって行うモノだと言う考えを持っています。

そこに、二人のすれ違いの原因がありました。

 

インモク大妃は、巫子を呼び、公主の相手にふさわしいのはジュウォンかイヌかを占ってもらいました。

二人とも和をなす・・・と巫子は言いました。

一つは火になり、一つは水だ・・・と。燃え上がらせるモノと慰めるモノだと。

それよりも、公主自身に不吉なモノが見えると言いました。

公主にあってはならない身の不運を感じると巫子は言いました。

それを、公主が聞いてしまったのです。ショックを受けました。

 

公主の婿を選ぶ日が来ました。

インモク大妃やユ王妃が居並ぶ中、ジュウォンとイヌは緊張していました。

インモク大妃の父府院君の到着を待っていたのですが。

やっと到着し、さぁ、これから・・・と言う時、突然ユ・ヒボンが兵と共にやって来たのです。

そして、謀反の罪で府院君とその息子たちを捉えたのです。

彼らが担ごうとしていた永昌大君も、同時に捉えられてしまったのです。

 

勿論、これはイ・イチョムが企んだモノです。

 

光海君に抗議しようとしたインモク大妃も動きを封じられてしまいました。

大妃付きの女官が、先王宣祖を呪詛したと言う疑惑をかけられ、捕まってしまったのです。で、大妃は大殿へ行く事も出来なくなったのです。

そうやって、インモク大妃一派を身動きとれない状況に追い込んだのです。

呪詛の証拠として出されたのが、ゲシが女官に命じて宣祖の妃の墓に置かせたモノでした。中に入っていたのは呪いに使うお札とかの道具だったのです。

 

重臣の中でも、意見は別れました。

イ・イチョムなんぞは、自分が企てたにもかかわらず、いかにも確定しているがごとく処罰を・・・と言いました。

でも、イ・ドッキョンたちはもう少し詳細に調べてからと言いました。

「奸臣等に惑わされてはなりません。善政を施そうと言う志をお忘れですか?真っ当な政を目指されるなら、今がご決断の時です。奸臣の讒言等に耳を貸さず耐えなけらばなりません。さもなければ王様の大いなる志はいつの日か薄れ消えてしまうでしょう。」

この直言に、居並ぶ重臣たちは皆凍りつきました。

焦ったイ・イチョムがイ・ドッキョンに抗議しましたが、光海君はそれを制しました。

 

光海君は、玉座から降りて、イ・ドッキョンの前に来ました。

ドッキョンの諫言は、光海君には届きませんでした。光海君は、それを自分を信じられない所為だと理解してしまったのです。

二人の関係は、完全に決別してしまったようです。

 

公主は、永昌大君の無実を光海君に直接訴えました。

永昌大君と母インモク大妃の無実を信じてますよね?・・・と。永昌はまだ幼子です・・・と。

光海君は、悲痛な表情で言いました。

「幼子でも関係無い。罪を犯した故、永昌には罪を償ってもらう。」

呆然と光海君を見つめるだけの公主でした。

 

公主は、婿の候補であるジュウォンとイヌを呼んだのかしら?

でも彼女が語りかけたのは、ジュウォンに対してだけでした。まぁ、イヌの名前を知らなかったからね。

「弟を助けてください。そうすれば、永昌を助けられるんです。婚礼が整えば。」

崩れるように座り込んでしまった公主。

慌てて駆け寄ったジュウォンの手を取り、泣きながら言いました。

「私と夫婦になってください。お願い。弟を守りたいの。」

戸惑うジュウォン。そして、立ち尽くすイヌでした。

 

永昌大君は宮殿から出されることになりました。でも、一人では嫌だと言う事を聞きません。

インモク大妃も、公主も、必死にそれを止めようとするのですが、どうしようもありません。

このまま駄々をこね続けると、永昌の命が危なくなると考えた大妃。

公主を使う事にしました。

一緒に行っても良いと公主に言い、永昌大君の元に行かせました。姉と二人ならと腰を挙げた永昌大君。

そして二人が門のところまで来た時、永昌大君だけを輿に乗せたのです。

一緒に行くと、手を放さない二人ですが、無残にも引き裂かれてしまったのです。

・・・権力争いの巻き添えですよね、ホント。

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