ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET1(お試しBlu-ray(第1話~第3話)付き) | |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
レビュー一覧は、こちらから。
ハナとロビンは、親しい仲間の前で結婚式を挙げました。
その中に、ナ刑事が居るのが不思議 まぁ、いつも好意的にソジンやハナの事を見てくれていましたからね。
ロビンはハナの肖像画を描こうとしました。
ところが、途中でどうしても描けなくなってしまうのです。
自分が描いた漫画を見て、同じように描こうとしますが、それすら描けません。
ロビンは気づきました。もう、時間が来たんだ・・・と。
「時間が来たようだ。もう行かないと。」
後一日、傍に居て・・・。ハナは言いました。
「絵も描けない。身体に馴染んだ記憶も消えつつある。」
ロビンは涙をぽろっと流しました。
受け入れるしかありませんでした。
ロビンはカン博士を呼びました。
そして、クォン秘書、ウジョン、ク会長を呼びました。
一人一人と別れの挨拶をしました。
最後に、ハナと二人で話しました。
ハナは、ソジンからのメッセージ動画を見せました。
「今まで俺を生かそうとよく頑張った。お前がいてよかった。本当に良かったよ、ロビン。」
ロビンも返信しました。
「伝えたい言葉がたくさんある。でも、結局これだけ。永遠にお別れだ。二度と僕を呼ぶな、ソジン。」
そっと抱き合うハナとロビン。
「愛してる。愛してるわ、ロビン。」
「愛するのは僕の役目だ。ハナさんは幸せになって。僕が傍にいなくても、いるみたいにね。」
最後に、kissしました。
ハナはロビンを独り残して部屋から出て来ました。
カン博士が、入って行きました。そして、最後の施術をしました。
ロビンの脳裏を、ハナと出会ってからの思い出が走馬灯のように過ぎりました。
そして、気付いた時、ソジンになっていたのです。
ハナは、ロビンが消えずに残っていてほしいと思っていました。
でも、ソジンの病気が治ってほしいとも。
ロビンと過ごした部屋に戻ったハナは、ぼんやりとロビンを思っていました。
ソジンも、本当に一人になってしまった思いがしていたようです。広く感じる家を見まわしていました。
ロビンからのこれまでのメッセージビデオを見返しました。泣けていました。
ロビンに、ハナを癒して慰めてほしいと言われていたソジンは、部屋にこもりっきりのハナを無理やり外に連れ出しました。
最後に一緒に行った旅行の場所に行きました。
そこここに、ロビンの痕跡が残っていました。
「二人が一人なら良かった。ロビンの人格と常務の人格を併せ持った人よ。それなら誰も傷つかず愛する事が出来た筈。でも、二人は別々。常務にロビンの面影を求めたくない。常務も私も辛くなるから。」
ハナは言いました。
ソジンは、ロビンとハナの思い出を辿っているうちに、ロビンの思い出が頭に入って来るのを感じました。
そして、ロビンが一番大切だと、忘れたくないと思っていた思い出さえも消えてしまった場所。花火の打ちあがるのを見た場所に来ました。
涙が流れました。理由はわからないけど、ソジンは泣きました。
ロビンの感情までもがソジンに入って来ているためだとカン博士は言いました。
ソジンの中に、知らず知らずのうちにロビンの人格も根付いて来たようです。
無意識のうちに、クォン秘書のことを“ひょん”と呼んでしまったり。
車の運転席に座ろうとしたり。
会社では、ソジンが新代表理事に就任することになりました。
その就任挨拶でも、以前ロビンがしたのと同じ演説をしました。クォン秘書は、不思議に思い始めてます。
ところで、スンヨンは、あっさり陥落です。
でも、まだ何とかしたいと考えているスンヨンは、ソジンの演説が終わるや否や、机を叩いて立ち上がり、そこに居るのはロビンじゃないと言ったのです。
そして、ロビンなら、絵を描いてくれと手帳を差し出しました。
そしたら、一瞬戸惑った風なソジンでしたが、さらさらっと漫画を描いたのです。
じゃぁ、ロビンか・・・ってなことになり、今度は、ソジンにしか分からない会社の経営についての質問をしたんです。
それも、あっさりクリア。
やはりソジンの中に、ロビンの人格も融合されているのです。
スンヨン、大恥ですよ。
ソジンはその足で、車を自分で運転し、ロビンのマンションに行きました。
ドアの暗証番号も、思いだしました。
自分でも、ロビンが自分の中にいると意識したのです。
ロビンの誕生日。なんと、ロビンのウェブ漫画が更新されました。
驚いたハナがマンションに行って見ると、そこにいたのはソジン。
ソジンから事情を聞いても、受け入れられないハナ。
でも、未完成だった自分の肖像画が、完成しているのを見たら、信じざるを得ません。
ソジンはハナを連れて郊外の家に連れて行きました。
ソジンの中には、ハナがロビン相手に話した将来の夢が、しっかりと記憶されていたのです。
ロビンに話した通りの光景がそこにはありました。
人生の半分の記憶が無かった。君のお陰で全て思い出せた。君の笑顔、眼差し全て覚えてる。ソジンであれロビンであれ、全部記憶している。
俺は君を愛したし、愛しているし、愛されたいと願う一人の男だ。
「ハナさん、愛してる。」
一つだけ嘘をついた・・・とソジン。
全部覚えているわけでは無く、結婚式の記憶は思い出せなかったようです。
ロビンが持ち去った・・・とソジンは思っています。
ハッピーエンドです
「キルミーヒールミー」が引き算なら、この作品は足し算ですね。
7つもの人格が混在していたドヒョンは、一つ一つ人格を消して行きました。そして、最後にドヒョン自身が残りました。
この作品では、二つの人格が融合して一人の中に存在するようになりました。二人の能力、性格が、上手く混在したのです。
同じテーマを扱っても、全く違う作品となっていました。