まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『花郎<ファラン>』完観

2017-12-05 13:25:37 | 韓国ドラマのエトセトラ

                            

「花郎」オリジナル・サウンドトラック
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レビュー一覧は、こちらから。

 

ソヌとジディは、剣を向けつつも、お互いの正直な胸の内を語りました。

「心の中で、何度もお前を殺した。俺の無二の親友を死なせた許しがたい奴だから。だが、ついぞ殺せなかった。お前が王だと確信しても信じたくない自分がいた。」

涙を浮かべながらその言葉を聞いたジディ。

次の瞬間、構えていた剣を捨てました。

「私を殺して終わるなら、斬れ。だが、私を殺せば、全部終わるのか?」

と、ジディは問いかけました。

ジディ・・・チヌン王を殺したら、この世から身分違いによる苦しみや憎しみ、争いが無くなるのかと言う事です。

そんな事はありません。

又別の権力者が現れ、横暴に振る舞うのは目に見えています。

「お前と共に神国を作り変えたかった。」

と、ジディは言いました。

身分制度により人命が失われるような事の無い国を作りたかったし、狭い国を出て三国統一の夢を描きたかった・・・と。

 

ソヌがさっと剣を振り下ろしました。

ジディの手頸の飾りが切られて落ちました。ジディの手も切れたようです。血が滴り落ちました。

「これで俺たちに貸し借りはなくなった。」

と、ソヌが言いました。

 

パク・ヨンシルはチヌン王を廃し、ソヌを王座に据えようと画策しています。

ソヌという“王”を据えるのではなく、名文を供えたソヌを傀儡を据えようと言う事なんです。王とは名ばかりで、自分たちが権力を牛耳ろうと言う事です。

ソヌは、フィギョン公と共にヨンシルを訪ね、ヨンシルの力を借りようとは思わないと言いました。花郎と共に事を成し遂げると。

ただその後、ヨンシルたちに自分を王に推戴してくれればよいと。

 

そして、ジディもまた花郎を自分のモノとして王座に就こうと考えていました。

また、ジディはアロを源花という名目で宮中に軟禁状態にしました。

 

ある日、スホは、侍女がジソ大后のお茶に何かを混入させているのを目撃。

ジソ大后に、密かにその旨を伝え、お茶を飲まないように・・・と進言したのです。そして、それでも飲もうとするのを取り上げ、自ら飲みほしました。

すぐには効かない毒だ・・・とジソ大后。

知っていたのです。

スホの前で吐血もしました。それでも、内密に・・・とジソ大后は命じたのです。

 

ジディは、王の服装をし、仙門に赴き、花郎たちの前に立ちました。

見違えるような姿に、皆、驚きました。

でも、そこにソヌが現れ、言いました。花郎がどちらにつくか、それは自由だと。

「王を支えるかどうかは、我々が決めることだ。選ばれる自信が無いのですか?」

一見すると、ソヌがチヌン王に対して反旗を翻したように見えました。花郎たちも、戸惑いました。

でもね、ソヌの気持ちは既に固まっていたのです。

 

スンミョンに対する態度が一変しました。

以前のような無礼な態度ではなく、きちんと王女に対する礼をつくしました。

それは、スンミョンの気持ちを受け入れる事は出来ないというきっぱりとした意思表示でもありました。

 

スホから毒の事を聞いたジディ。

すぐさま、ジソ大后の元に行き、侍女を断罪しました。容赦はしませんでした。

崩れるように座り込んで、何故敢えて飲んだのかとジソ大后に問うたジディ。

「知った時には既に手遅れだった。茶を拒んだら、連中は他の手を遣う筈。」

「逃げれば良かったではないですか大后の地位など捨てて、国など捨てて。」

「逃げたかった。だが、これが私の運命だ。守りたいモノがあるなら、強くなれ。それでこそ、戦える。人の心など信じるな。王はそうあるべきだ。」

ジディは母の膝に縋って泣きました。

これが自分を守る母の愛情だと痛いほど分かったでしょうから。

 

ウィファ公は、花郎たちを前に言いました。

「お前たちの選択が新たな神国を築く事になると信じている。また、このような決断を下せるほどお前たちは成長した筈だ。ある者はこれを“謀反”と呼び、ある者は“責務”と呼ぶやもしれぬ。選ぶのはお前たちだ。この国を根本から変える花郎になるか、何も為し得ぬ存在になるか。選ぶのだ。そして一度選んだら、最後まで己を信じよ。お前たちは花郎だ。己が花郎であることを決して忘れてはならぬ。」

 

ジディがチヌン王として即位する日になりました。

居並ぶ重臣たち、フィギョン公の前に、ジソ大后、そしてチヌン王が登場しました。

キム氏が宣言しようとした時、それを遮ってパク・ヨンシルが前に出ました。

「まことにその座の主だとお考えで?我々の考えは違います。」

ジソ大后が怒りのあまり、言葉を挟もうとしても、スルーして続けました。

「我々はもう一人の聖骨でフィギョン公の息子であるソヌを王に推戴します。」

言い終えた時、扉が開き、ソヌを先頭にして正装した花郎たちが入って来ました。

ジソ大后も、緊張と不安に襲われました。

パク・ヨンシルだけがほくそ笑む感じです。

ジソ大后の護衛のスホも列に加わりました。それを見た父のキム氏は、慌てた表情です。

 

この光景を見たら、誰もが反乱・・・と思ったでしょう。花郎は、ソヌに付いた・・・と。

スホが声を挙げました。

「我ら花郎は、本日新たな神国を築く王を選びました。我らはこの場で神国を強固に育て民の意を酌み得る王様に忠誠を誓います

そして、ソヌ以外の花郎たちは、さっと跪いたのです。

今度はソヌです。

「花郎は、神国の精神で神国とその主君のために忠誠を尽くせ

 

この瞬間、パク・ヨンシルは勝ったと思ったでしょう。

ジディの方を、勝ち誇ったように見上げましたから。

でもね、次にソヌが口にしたのはチヌンの名でした。

 

「チヌン王、万歳

そして、花郎たちは一斉に叫んだのです。

「チヌン王、万歳

何度も、何度も・・・。

花郎全員がジディを見つめていました。

ジディもまた、花郎たちを見つめていました。

 

パク・ヨンシルは唖然としました。

ソヌは、剣をパク・ヨンシルの首に突きつけました。

「王様のお命を狙い、謀反を企てたパク・ヨンシルは、その報いを受けよ。また、この者と同じ考えの者は前に出よ。花郎の剣が容赦せぬ。」

ざわついたパク・ヨンシル派ですが、誰も庇う者はいませんでした。

養子であるパンリュでさえ・・・。

 

ソヌとジディは、お互いの気持ちを分かり合っていたのでしょう。

最初に王と聖骨の一員として向き合ったあの時に。

ジディが、ソヌと一緒に目指したかった国づくり。それを聞いた時、ソヌは、自分と同じ思いだと言う事を知ったのです。

困難な道だが、やらなければ生きている意味が無いと言ったジディ。

ならば、自分が反対勢力を一掃しよう・・・とソヌは思ったのです。

 

そして、ジディは新羅第24代チヌン王となったのです。

チヌン王の治世において、新羅全盛期を迎えることになったようですが、それには、チヌン王自身の指導力と共に、花郎の功績も大きかったと言われています。

これが、後の「善徳女王」につながるわけですね。

調べていくと、ドラマの中で耳にした事のある固有名詞が持つ意味を知る事が出来て、興味深いです。

 

ソヌは、チヌン王の良き友、良き相談相手として生きていくようですね。

 

そして、ジソ大后は、アンジ公に看取られながら、息を引き取りました。

後悔しながらも迷いながらも、自らの運命を気丈に受け入れて闘った一生でしたね。

統治者としての顔と母としての顔のどちらも、常に苦悩に満ちていました。

ジソ大后とチヌン王の関係は、結構泣けました、あたくし

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「秘密の森」日本初放送を控えてインタビュー♪

2017-12-05 11:20:09 | チョ・スンウ関連

                          

12月19日(火)より、衛星劇場さんで日本初放送が始まる「秘密の森」

カウントダウンが始まった気分です。

昨日付けでKstyleさんにインタビュー記事がされていましたので、ご紹介します。

こちらから 「秘密の森」チョ・スンウ“シーズン2?・・・”

 

期待感ますます

 

ところが、わたくしまぎぃ、諸事情により、視聴開始は年明けになりそうなんです・・・

このわくわく感期待感を満足させられないまま、年越しをしなくてはなりません。

く~っ

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『花郎<ファラン>』19話まで

2017-12-05 09:54:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

                               

レビュー一覧は、こちらから。

 

「私が神国の王チヌンだ。」

ジディがそう言った時、居並ぶ臣下たちは皆・・・いえ、パク・ヨンシルを除く皆は、不審な表情を浮かべました。

でも、次の瞬間、スホの父キム氏たちジソ大后派が頭を下げ、それにつられるように反対派が頭を下げたのです。パク・ヨンシルも不承不承と言った感じで頭を下げました。

これでチヌン王の政治が始まるかと思ったけど、事はそう簡単じゃありませんでした。

 

一方、ソヌを庇って矢を受けたアロは、その場で意識を失ってしまいました。

慌てて抱き起したソヌ目がけて、次の矢が・・・と思った時、立ちはだかったのはパオ。ジディからアロを助け出すよう命を受けていましたからね。

ジソ大后の命を受けてるヒョンチュとは同僚です。

一応年齢でパオの方が上なので、先輩となるのですが、この場合、怯むヒョンチュじゃありません。

パオは、王命だ・・・と宣言しましたが、闘いになっちゃった。

でも、スンミョンがヒョンチュの足を矢で射て言いました。

「王命に従え。」

 

ソヌはアロをアンジ公の元に運びました。

衝撃を受けたアンジ公は、必死に手当し、命は取り止めました。

が、なかなか意識が戻りません。

 

ジソ大后は、ジディが王として顔を現した今になっても、まだ時期じゃ無いと言いました。重臣たちは口止めする・・・なんてね。

国を守って来たのは自分で、ジディが生きていられるのも全て自分のお陰だ・・・と言ういつもの主張です。

でも、今度ばかりは、ジディも引きませんでした。

母ジソ大后のお陰で自分は生きながらえて来たわけで、それに安堵した時もあったが、不幸だった・・・と言いました。

「己の足で立つために表に立ちやり遂げる為に来たのです。」

と、ジディ。

自分が夢みる神国を自分の手で作り上げるために・・・と。

 

ソヌはフィギョン公を訪ねました。落ち着いて自分の出生を聞きたいと思ったのでしょう。

フィギョン公は、母チュンジョンが源花だったと打ち明けました。そして、王座とは無縁の人生を生きてほしかった・・・とも。だからウルクに預けたのです。

「お前を王にする。」

と、フィギョン公は言いました。

「お前は神国の誰よりも強く民の心を知っている。混迷する神国を変える新たな王、それはお前だ。」

 

ジソ大后に刺されたチュンジョンは、お腹のソヌを助けようとアンジ公を訪ねたのです。

そして、そこで瀕死の状態のチュンジョンから、ソヌを取り上げたのがアンジ公だったのです。

 

パク・ヨンシルの命令で10年もの長い間少しずつ毒を盛って来たのは、やはり最側近の侍女。

その所為で、既にジソ大后は、様々な中毒症状を起こしています。

顔の分からないチヌンを暗殺し、ジソ大后が死ねば、パク・ヨンシルはすんなりと王座に就いたかもしれません。なのに、その計算が狂ってしまいました。

それでもまだ、ヨンシルはジディの命を狙っています。

ジディの代わりにやはりソヌを王座にと考えているようです。ジディとソヌを争わせる事で、漁夫の利を得ようとしてるのかな?

ソヌが聖骨だと知ってるの?フィギョン公に会いに行きましたが・・・。

 

ジディがチヌン王だったということは花郎の間に瞬く間に広がりました。

皆、ソヌが王だと思い込んでいましたから、意外な思いを抱きました。ジディは、ソヌに比べて華奢な目立たない印象だったからです。

 

ジディはチヌン王として重臣たちときちんと話しあおうと考えていました。で、会議を持とうとしたのですが、現れたのはパク・ヨンシルただ一人だけ。

ボイコットですよ。

と言うか、ヨンシルが来ないよう命じたのです。

パク・ヨンシルは、ジディの目の前で、図々しくも王座に腰掛けましたよ反逆アリと言われてもおかしく無い行動です。

「何の真似だ

と、ジディが叫んでも、一切動じません。

そして、散々ジディを侮辱した挙句に、言ったのです。王を交代させるつもりだと。

ジディ、悔しさと怒りで震えましたが、何も言い返す事が出来ませんでした。自分の無力さを改めて感じたジディでした。

やっぱり甘く無いのです、本当の王になるのは。

 

スンミョンがジディに会いに来ました。

王権を強固なモノにするために、ジソ大后がスンミョンとジディの婚姻を急いでいると言いました。

でも、当の二人はそんな婚姻を望んでいません。

スンミョンは、ソヌへの想いを打ち明けました。なんとしてもソヌが欲しい・・・と。

これまた母譲りの頑固さと我儘さ、気の強さを持ってるスンミョンの言い分ですわ。ジディは、ソヌやアロの想いを知っていますから、困るだけです。

 

ソヌは、ウィファ公に聞きました。

「俺が王になったら神国が少しはマシになりますか?この俺は王の器に見えますか?民より先に歩き道を作る王になれるのでしょうか。」

そして、自分が目指す王は、守るべき民と守るべき人を守れる王だ・・・と。

名分がなくては争いが起るだけだ・・・とウィファ公は言いました。

「もし俺に名分があるなら、その人たちを守れるなら、なろうと思います、王に。」

 

ジソ大后の護衛にスホが付きました。ヒョンチュが怪我をしましたのでね。

ジソ大后は、物足りなく思ったようですが、スホは使命感に燃えています。

 

フィギョン公がソヌをパク・ヨンシルと引き合わせました。

フィギョン公は、ヨンシルの力を利用してソヌを王座に付けようと考えているようですね。でも、反対に利用されるだけに終わってしまいそうだけど?

ヨンシルを憎んでいるソヌとすると、すんなりと言う事を聞きそうにはないけどねぇ・・・。

 

アロの意識が戻りました。

すぐに起き上がってますよ。大丈夫?

ソヌが来てくれるのを待っていましたが、現れたのはスンミョン。

スンミョンは、アロの死を願ったとはっきり言いました。ソヌへの想いも・・・。

「私は何としても生き伸びます。それが兄の願いだと知っているので。」

と、アロ。負けてません。

 

ジソ大后がジディに言いました。

ソヌが聖骨だと。王座を争う資格を持っている者だと。

ジディも、その場にいたスホも驚きました。まさか・・・ね、考えても無かった事でしょうから。

 

ジディは大きな衝撃を受けました。

これまでソヌを友だと思い、アロや民を救うために、王だと名乗る事にも躊躇しない強固な信念に嫉妬してきたけど、決して闘うべき相手だとは思ってなかったでしょう。

ソヌを宮殿に呼びました。

どうなる?

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