まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『眩しくて(原題)』5話まで

2019-07-18 22:47:45 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホンポ館と言うのは、まぁ、デイサービスのような感じですかね。介護経験者から言わせると。

でも、決定的に違うのは、その目的。

胡散臭い健康食品を売るのが目的なんですよ。

そのために、ちょっとした余興を見せたり、体操をさせたり、食事を提供したり。

すっかり気分を良くしたお年寄りを、言葉巧みに商品購入に導くわけです。

 

ジュナは、なにせ見かけがかっこ良いし、喋りも上手い。頭の回転も早いから、お年寄りに受けるわけです。

所長のキム・ヒウォンとは20年来の知り合いだと言ってますが、いったいどういう経緯でここで働くことになったのか・・・。

キム・ヒウォンも、ジュナは本来こんな所にいる人間じゃないと分かっているのにね。

 

ヘジャは、他のお年寄りとは違って、精神的には25歳のままです。

だから、胡散臭いとすぐに感じとりました。

自分は騙されないぞと思うのですが、つい、その場の雰囲気に流されちゃって。結局、1箱買ってしまいましたよ。

値段は言いませんでしたが、やはり高価なんでしょう。

自分では払えないから、母親にすがろうと考えていました。

 

でもね、実家は火の車。

美容室のシャンプー台は壊れているのに、修理も出来ない始末。父親の仕事も不安定ですので、決まったお給料が貰えないようです。

シャンプーやパーマ液で荒れた母の手を見ると、そんなこと切り出せませんでした。

返品することにしたのです。

 

で、翌日、商品を持ってホンポ館に行くと、ヘジャ以外にも、数名返品するつもりの人がいましてね。別室で手続きを・・・と、言われたのです。

脅されるのかと思いきや。

全く、嫌な顔を見せずにキム・ヒウォンが現れました。

でもね、そこからまた新たな芝居が始まりましてね。

結局、返品するどころか、別の商品まで買う羽目になってしまったのです。

ヘジャも、丸め込まれてましたよ

 

ホンポ館には、いろんな老人が来ています。

ヘジャにひとめぼれしちゃった老人とか、シャネルのバッグを持った何だかとても上品ぶったおばあさんとか。

シャネル好きのおばあさんは、ジュナに、その商品をアメリカにいる息子に送ってほしいと頼んでいました。

とにかく、25歳のヘジャには思ってもみなかった老人の世界でした。

 

ヘジャは、ふと入り込んだ部屋に、それらの商品が置かれているのを見てしまいました。シャネル好きのおばあさんがアメリカにいる息子に送ってほしいと言った商品です。

一つではなく、他にもたくさんありました。

つまり、一度も送っていないということです。

ジュナはおばあさんに嘘をついていたのです。

 

ヘジャは、ジュナがここにいるのは、潜入取材だと思っていました。

記者として、悪徳業者を密かに取材しているのだと。

でも、ジュナは好きだからここにいるんだと言いました。ヘジャは納得できません。

何故、ジュナは変わってしまったのか・・・と。

 

ヘジャは、何か仕事をしようと、就職活動を始めました。

ところが、最初に行ったのは、おれおれ詐欺の会社。目の前で社長が逮捕されてしまいましたよ。

そしたら、卵売りのアジョッシから声をかけられました。卵売りのトラックで流す音声を録音させてほしいと。

ヘジャは、アジョッシと交渉し、僅かではありますが、報酬を貰うことになりました。

 

ところで、この作品は、たくさんの著名な俳優さんたちがカメオ出演しています。

この5話では、おれおれ詐欺の会社の社長としてイム・チャンジョンssi、卵売りのアジョッシはチェ・ムソンssiが。

今後も出てくるのかどうかは、まだ不明です。

 

ヘジャは、ジュナに嘘をついていることを突きつけました。

シャネル好きなおばあさんにばらしてやるとヘジャ。

でもね、実は、シャネル好きおばあさんの息子は、アメリカで生きているのか死んでいるのかわからない状況だったのです。全く連絡が無いんだとか。

おばあさんは幸せな気分になり、こちらはお金を稼げるんだから、良いじゃないかとジュナは言いました。

こういうことはもう止めて・・・と、ヘジャは言いました。

でも、ジュナは薄ら笑いをを浮かべながら言いました。

会社員でも公務員でも、皆同じで表向きは立派でも利益のために働いているんだ・・・と。

そして、もうここに来ないでと。

「もう来ないわ。汚い真似をする姿なんて見たくないもの。」

部屋の外に出ると、たくさんの老人たちが今の話を聞いていました。でもね、彼らはヘジャを信じようとはしなかったみたいです。

 

夜、ヘジャが食堂に行くと、ジュナが既にお酒を飲んでいました。

“会いたい”ってヘジャが言ってた・・・と、ヘジャ。

「あなたのおかげで楽しかったそうよ。あなたといれば、うどんと焼酎だけでも楽しかったと。連絡もできずに行ってしまったけど、ヘジャも行きたくなかったの。ストーカーみたいに調べ回ったわけじゃなく近況を聞いていて分かっただけよ。私の孫ヘジャは今ドイツにいるわ。ドイツから戻って来たらヘジャがショックを受けるわ。」

ジュナはヘジャとの思い出が浮かびました。

でも、それを打ち消すように言ったのです。

「ヘジャに伝えてください。ご近所だから時々会いました。一緒にうどんを食べただけの仲だし韓国に戻ろうと僕には関係ありません。それに、最後に言っておきますが。ハルモ二も僕の事をほっといてください。二度と会いたくないです。」

そう冷たく言って、ジュナは店を出て行きました。

 
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『眩しくて(原題)』4話まで

2019-07-18 17:23:07 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

 

 ヘジャは、自分がこんなことになったせいで、いっそう家の家計が苦しくなったことを知りました。

少しでも、両親の助けになりたいと思ったヘジャは、父にお弁当を作り始めました。

料理など、それまで殆どしたことが無かったヘジャですが、一生懸命に作りました。

ところが、じゃこ炒めのオカズに、父は手をつけないのです。飽きたらしいと母は言いました。

でも、カルシウム豊富なじゃこを、ヘジャとすると食べてほしいわけです。足の怪我が良くなるためにも。

最初は何も言わずにいた父ですが、ヘジャの一生懸命さを知り、徐々に現実を受け入れられるようになってきました。

そうするしかないと、思ったのでしょう

 

ジュナは、相変わらず、荒んだ生活をしています。

ちゃんと仕事には行っていますが、とても疲れ切ってて、意欲も輝きも見えません。

ある日、そんなジュナの家に一匹の犬が迷い込んで来ました。

祖母のいなくなった寂しい家に、唯一話し相手ができたのです。

 

その犬は、ヘジャが飼っていた犬にそっくりでした。

実は、このところの騒動のさ中、いつの間にかいなくなってしまってたのです。

ジュナの家にいる犬が、絶対にその犬だと思い込みました。

一度思い込んだら、一直線のヘジャ。

なんとしても、取り戻したいとジュナの家に日参。

でも、犬はまったくヘジャに親しげな素振りを見せず、反対に警戒心マックスで、噛みついたり、吠えたり。

それでも、ヘジャは、自分の姿が変わってしまったからだと思うんです。

でも、匂いは変わらないんじゃ?・・・と思いまして。

25歳のヘジャがよく着ていた服を着て、犬に会いにいきました。

 

ヘジャは、ジュナが自分に気づいてくれない事も不満に思ってました。

気づく方が変だと思うけどね、あたしゃ。

でもね、その服を着て、ジュナの家に入って行った時、ジュナは初めて25歳のヘジャを感じたのです。

一瞬でしたが。

久しぶりに柔らかい笑顔が見れるかと思ったのですが、やっぱり目の前にいるのは、ちょっと変わってる老女。笑顔は消えてしまいました。

 

飼い犬だったという証拠を見せてくれないと、返せないとジュナは言い続けていましたので、ヘジャも必死でした。

でも、何度チャレンジしても犬はヘジャを元の飼い主だと認識してはくれません。

最後の機会だと名前を呼んだのですが、結局、また噛まれてしまいました。

 

 

ヘジャは泣き出しました。

あなただけには気づいてほしかった。いくら私が老いて変わっても、あなたは私だと気づくべきよ。あなたが私を見つけてくれないと。

それは、もしかしたら、ジュナに言いたかった言葉かもしれません。

ジュナは、聞きながら、25歳のヘジャを思い出していました。

 

目の前の老女は、飼い犬のことを本当に愛していたんだと思ったのです、ジュナは。

そして、家族に愛されて育った25歳のヘジャの事が思い出されたのですね。

会いたいと思ったのでしょう。

「おかしな町だ。春風のように吹いてきて跡形もなく消える。何もかも夢のようだ。」

そう呟きました。

 

ヘジャがあまりにも悲しむので、父はジュナの家に行きました。

いえ、行こうとしたら、ジュナが犬を連れて来たのと会ったのです。

でもね、実はその犬、別人・・・別犬だったのです。噛みつく筈よね。

 

こうなると、仲良しだったのを引き離してしまったのが、気になり始めたヘジャ。

お礼に・・・と、お総菜を作って届けることに。

ジュナはまだ帰宅していませんでした。

勝手に上がり込んだヘジャは、その時初めてジュナ祖母が亡くなっていたことを知ったのです。

驚いている間に、ジュナ父が家に入って来たので、思わずカーテンの陰に隠れたヘジャ。

そしたら、今度はジュナが帰宅。

そこで、親子喧嘩が始まってしまいました。

ジュナ父は、祖母の保険金が目的でした。

 

ヘジャは、意図せずにジュナの苦しみを知ってしまったのです。

 

ヘジャを見つけたジュナ。

あれこれ事情を説明しようとするヘジャを、追い出しました。

 

その日は、祖母の49日だったのです。

ジュナは一人で済ませました。

ヘジャが持ってきてくれたお総菜が、祭壇を飾るのに一役かってくれました。

 

いつもの食堂に行くと、ヘジャがいました。

祖母の49日だったんです・・・と、ジュナ。

ヘジャは、なにも言わずに焼酎を取って来て、ジュナの前にコップを二つ、自分の前に一つ置き、焼酎を注ぎました。

一つはジュナ祖母の分でした。

焼酎の開け方が、25歳のヘジャと同じことに気づきました。

 

今まで何度も、いろんなところで会ってる・・・と、ヘジャは言いました。

思い出してほしいのです。

だけど、ジュナには、頭を叩かれた事や警察署で会った事くらいしか思い出せません。

当たり前です。

固定観念にとらわれて私を見てるでしょ・・・とか、“see”と言うのは、目で見るだけじゃなく、いろんな意味を内包してるの・・・とか言っても、無理。

こうなったら・・・と25歳のヘジャの事を話題にしてみました。

でも、結局、自分はヘジャの大伯母だとしか言えませんでした。

 

就職おめでとう、ヘジャから聞いたわ・・・と、言った瞬間、ジュナの表情が強張りました。

部署はどこ?と聞いても、なにも答えず、慌てたように席を立ちました。

 

その理由が分かりました。

なんと、ジュナ、記者になってはいなかったのです。

 

ジュナの世話を焼いてるキム・ヒウォン、あの人は老人ホーム「ホンポ館」の代表でした。

近所のハルモニたちが、こぞって通っていると聞き、ヘジャも躊躇しながらも行ってみたのですが。

そこで、派手なスーツを着て、老人たちを盛り上げていたのが、なんとジュナだったのです!

どーしたの?ジュナ!

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