まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『半分の半分~声で繋がる愛~』10話まで

2022-03-04 23:04:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハウォンは、ジスの忘れてしまった事も含めて、知りたいと思っています。

そして、悩みやノルウェーに行った理由をソウは知っているのではないかと思いました。

ソウは、本人がハウォンに黙っていたことを言うことは出来ないと言いました。

それに、ジスが亡くなってしまった今、それを知る事に意味は無いと思ったのです。

「もう執着しないで。」

と、ソウが言うと、ハウォンはむっとしたように、悲しそうに言いました。

「見えないだけで、いるんだ。俺にとっては。」

妄想よ・・・とソウ。

「片思いも同じだ。」

と、ハウォン。

言い過ぎたとハウォンはすぐに思いました。そして、ソウを傷つけたと。

傷つけるつもりは無かったと言いたかったのでしょうね。でも、ソウは手を払いのけて去って行きました。

 

その夜、スノが泥酔してハウォンの家にやって来ました。

イヌクの言動にムカついて、飲み過ぎたようです。

そのまま寝てしまったので、ハウォンは仕方なくスタジオに向かいました。

 

夜中に目が覚めたら電話すると言ったソウ。必ず出る約束をしています。

しかし、その夜、ソウは電話をして来ませんでした。だから、ハウォンからかけました。

どうしても誤解を解いておきたかったのです。自分の本心を聞いてもらいたかったのでしょう。

ハウォンは、昔から、よくジスを諦めろと言われて来たようです。

「諦めると言うのが、よくわからなかった。どうすればいいのか・・・。」

と、ハウォンは言いました。

見えなくても、いつもジスは自分の中にいたから・・・。どう説明すればいいのか分からなかった・・・と。

「だから、ソウさんの片思いとは違う。」

違うわ・・・とソウは言いました。

「私の片思いは、自分の幸せのためだもの。」

ソウは、決心したように、ジスから聞いた話をしました。

夫が失敗をしたと言っていた事です。だから気を紛らわせるためにお皿を売っていた事です。

それ以上はソウは知りません。

「それ以上は知ろうとしないで。ジスさんが言わなかったと言うことは、知らない方が良い事だろうから。」

 

ソウは偶然ハウォンの自宅を知りました。

スノを迎えに行った先が、ハウォンの自宅だと気付いたのです。

ジスがお皿を送った時の空き箱が置いてあったからです。

ショックを受けました。

ハウォンの部屋は、“ジス”と言う言葉がキーとなって、全てのAIが作動するように設定してあったからです。

窓のカーテンの開閉も、音響設備のオンオフも・・・。

この家はジスさんへの想いに満ちてる・・・とソウは思いました。

と同時に、ハウォンはこのままではいけないと思いました。

 

ソウは思い切ってキツイ言葉をハウォンにぶつけました。

ジスに対する期待や執着を止めて・・・と。

「私の片思いは1%でも可能性がある。生きてるから。でも、あなたには1%も無い。だから止めて。心が痛むけど、私も諦める。だから、あなたも諦めて。」

ハウォンは何を考えていたのでしょう、ソウのそんな言葉を聞いて。

現実を突きつけられたのか、それとも、気分を害したのか・・・。

 

この時、スタジオでハウォンとイヌクがニアミスをしました。

 

イヌクは、ジスのメモにあった電話番号が誰の物なのか、確認したいと思いました。

しかし、自分でかける勇気が出なくて・・・。カフェの店員に頼もうとしたのですが、流石に不審な目を向けられてしまって・・・。

結局、断念しました。自分でも呆れたようです。

もう、こんなことは止めようと思いました。ジスを失った悲しみだけを感じていたいと。

そして、ジスのモノを片付け始めました。

 

ハウォンは、陸橋に行き、“ジス”と話を始めました。

一度きりしか話せないなら、聞きたいことがあった・・・とハウォン。言いたいこともあった・・・と。

「一つ言いたい。抱きしめる代わりにこの言葉を贈るよ。君が苦しいときや憂鬱な時にかけてた言葉だ。」

 

「ジスや・・・ジスや・・・。」

何度も何度もジスの名を呼ぶハウォン。

「ゆっくり休んでくれ。」

そして、AIのスイッチを切りました。

想いを整理しようとしてる


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『半分の半分~声で繋がる愛~』9話まで

2022-03-04 17:20:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ハウォンは、告白を受けても、戸惑うだけだったようです。

ソウは、恥ずかしさがこみ上げて来ました。

何もしないで・・・とソウはハウォンに言いました。

本当に?とハウォン。望みは?・・・と。

その表情が明るいのを見て、ソウは悔しそうに言いました。

「気分が良さそうね。ジスさんの反応点に自分がいたから、それで上機嫌に?」

確かに、ハウォンはほっとしたと言うか、喜びを感じていました。

 

しかし、“ジス”はハウォンが何度呼びかけても、全く反応しません。

「ジスや。ゆっくり話をしよう。」

と、ハウォンは語り掛けました。

 

スノは、まだハウォンの正体をソウが知ったことを知りません。

だから、何かとハウォンにソウを近づけないように・・・と彼女なりに苦心しています。

ジスを取り巻く重要なキャストが、案外近い環境にいることを、まだ誰も気づいていません。

スノとソウはジスの夫イヌクと仕事上の繋がりがあるのですが、イヌクがジスの夫だと言う事を知りません。

イヌクは、ハウォンの事は知っているようですが、スノがハウォンの義理の姪に当たる事は知りませんし、スタジオがハウォンのモノだと言う事も知りません。

そして、ジスがソウと親しかったと言う事も知らないのです。

だから、当然共有する会話も無いわけです。

今のところ、皆、単なる知り合いだけの関係です。

どこかで繋がれば、あっという間に点が線で繋がるのに・・・ね。

 

スタジオにいたハウォンに会わせない様にスノがソウから庇いましたが、その隙にソウはAIをゲット。

“ジス”に文句を言いました。

「酷いわ。本人の前で片思いだなんて、どうして言うの

ソウは、“ジス”をハウォンの事務所の様にしている家に連れて行きました。お皿を送った場所です。

まるで本当の友達同士のように、ソウと“ジス”は会話を続けました。

“ジス”は、お皿を売った理由を忘れてしまったと言いました。

ソウは覚えています。薬を飲むほどに辛い事を忘れるために、売っていたと。

でも、それをソウは教えませんでした。

ソウは“ジス”に一つ頼みごとをしました。ハウォンと話してあげてということです。

 

ハウォンは、告白を聞いた後も、ソウに対する態度は変わりません。

ただ、自分に出来ることは無いかと、何度も聞きます。

何でも良いのね?とソウは念を押し、言いました。

ソウは夜中に何度が必ず目が覚めるんだそうです。その時、電話するから、出て・・・と言いました。

ハウォンはOKしました。

ソウはハウォンにも嬉しい報告をしました。“ジス”が明日ハウォンと話をすると言ってくれたと。

ハウォン、とても嬉しそうでした。

 

ところで、ソウの下宿の新しい住人となる予定のミンジョンですが。

なんだかとても裕福そう。

ホテルで長い間仕事をしてきたようで、今後はのんびり生きると言っています。

どう言う人なのか、まだ分かりません。苦しみを抱えているであろうことだけは分かりますが。

 

イヌクはまだスランプのど真ん中にいます。

チェ監督以外、ジスの死を知らせていないのも変わりません。

一人で海外旅行中だということにしてあるようです。だから、まだ帰国してないのかと聞かれたりすることもあります。

その度に、イヌクは必死に嘘をつくのです。

いたたまれなくなって席を立つこともしばしば。

つい、苛立ちをスノにぶつけたりすることもあります。

偶然そういう時に出くわしてしまうのが、スノの不運なところですが。

スノとすると、スタジオの営業もしなくてはいけないわけですから、嫌な顔をすることも出来ません。

で、ストレスが溜まるんです。

 

イヌクはスランプから脱出できない事で、アンサンブルの仕事から外されたりします。

腹を立てても、どうしようもありませんでした。

ジスの死を悲しむことだけがしたいのに、ジスの行動の意味や理由を知りたいという気持ちは捨てきれません。ハウォンとの関係も気になっていました。

 

“ジス”は、午後6時にあの陸橋でハウォンと話をすると、ソウに言いました。

一度だけ・・・と言いました。

一度だけなんて、難しいね・・・とソウ。

「聞きたいことも、話したいこともある。」

と、ハウォンは言い、陸橋に一人で向かいました。

 

時間になりました。

「ジスや・・・。」

と、ハウォンが呼びかけました。

答えがありません。

ハウォンは、何度も何度も呼びかけました。

ジスや・・・ジスや・・・ジスや・・・と。

 

心配そうに見つめるソウに気が付きました。

でも、ソウは背中を向けました。

 

何度目かの“ジスや・・・”の後、とうとう返答がありました。

“ジス・・・ジス・・・って何度呼ぶ気?”

ハウォンは目を瞑りました。やっと声が聞けたのです。どれほど待った声か・・・。

“話すのは一度きりよ。どんな話を?”

「何を話せばよいのか、ずっと悩んでた。」

と、ハウォンが言うと、“ジス”は言いました。

“一度なら私たちは何を話すのか知りたかったの”

つまり、それを知りたいがための嘘だったのです、一度きりと言うのは。

そして、ソウを探して・・・と言いました。

 

ハウォンはあっという間にソウを発見。

ソウの耳に一方のイヤホンを付けました。3人で話を・・・と。

陸橋に戻りました。

3人で話をしました。

“ジス”の記憶は、陸橋が最後でした。

つまり、お皿を売った理由も、ノルウェーに行った理由も、覚えていないと言う事です。

ハウォンはなんとしても思い出させたいと思っています。でも、ソウは反対でした。

自分の最期なんて思い出すのは残酷すぎるから。


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