まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『半分の半分~声で繋がる愛~』23話まで

2022-03-12 16:40:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジスのAI、ソウがまだ持っていたんですね。

勿論、データも生きています。

 

イヌクにつかみかかったハウォン。

自分が何をしたのか分かってるのかと、胸倉を掴み、言いました。

「自分が何を奪い何を壊したのか。俺がどんな思いで一日一日を生きていたのか。お前は分かっているのか

そして、お前とソウは違うと言い、ジスの手紙を叩きつけて出て行きました。

イヌクは何も言い返せませんでした。

ジスの手紙は彼を打ちのめしました。激しい後悔に苛まれました。今、何をどう謝っても、どう反省しても、ジスは戻ってこないのだから。

ジスを死なせてしまったのは自然の力だけど、自分が追いやったとも言えます。

ジスは立ち直り自分の傍に居続けようと決心してくれたと言うのに・・・。

イヌクはジスの手紙を抱きしめて泣きました。

 

ソウは、スタジオから出て来たハウォンを見ました。

怒りや悲しみに苛まれているハウォンの背中を見たのです。近づくことは出来ませんでした。

そして、イヌクを救ったのが、よりによってハウォンだったということが無性に腹が立ったようです。イヌクのせいで一番苦しんだハウォンが救ったということが我慢できないと感じたのです。

ハウォンが悲しすぎると。可哀そうすぎると思えるから。

 

ハウォンが帰ってくると、門の前にソウがいました。

両手を広げてハウォンを抱きしめました。

ハウォンはジスの本心をイヌクに伝えたことで、もうジスは心安らかに眠れると思いました。

そう思う事で、ハウォンの中では、イヌクを許そうと思ったのかも。

ソウが抱きしめてくれましたし。

 

ミンジョンは新しい仕事を始める事にしました。

だから、ウンジュの下宿を出る事になったのです。

せっかく親しくなったのに・・・とウンジュもジンスも寂しがりました。

お別れ会をしている時、ウンジュが下宿を続けている理由をミンジョンに話しました。

本当は5年で止めようと思っていたけど、今はソウが上の階に移るまで続けようと思っています。

そう言えば、以前から度々ソウに半地下の部屋から上の階に移れと言ってましたよね。でもその度にソウはここが良いと、移りませんでした。

ソウは両親が亡くなって以来、自分だけが幸せになるのが申し訳ないと感じるようになってしまったようです。上の階に移れた時、それを乗り越えられたと言えるんだとウンジュは考えています。

「その時が来るまで止められないわ。」

と、言いました。

ミンジョンはそういうウンジュの優しさを理解しています。

 

ある日、ソウはAIが起動している事に気が付きました。

実は少し前に、ソウの部屋の引き出しに入っていたデバイスをウンジュが見つけて、机の上に出しておいたのです。その時、イヌクの演奏を着信音にしているウンジュの携帯が鳴りだしちゃって。それが反応点となって起動していたのです。

ジスはソウに頼みがあると言いました。

イヌクの声と演奏が聞きたいと。

この時の話から、イヌクが10年もの間ジスに片思いしていたと知りました。

あぁ・・・だから、いつもジスの傍に居るハウォンを嫌っていたのね

ソウは気づきました。AIの反応点は、ハウォンではなく、“イヌクの片思い”だと。

だから、ソウがハウォンに片思いしていると気付いて喋り始めたのです。

 

ソウは断りました。今、イヌクに会いたくないからと。

でも、ジスは一生懸命頼みました。声が聞きたい・・・と。自分が死んだことも気づいていました。

 

渋々スタジオに行ったソウ。

冷たい態度でイヌクに相対しました。

怒りでも何でもよいから、何とか喋らせようとしましたが、イヌクは言葉少なくて・・・。

仕方ないので、練習を始めたイヌクにメールで告げました。

“ジスさんがいると思ってください。後で説明するので言うとおりに”

イヌクは気づきました、デバイスがあると。

“デバイスが?”

ソウは頷きました。

“自分の死を悟りました。カン先生の声が聞きたいと。ジスさんの願いです”

 

イヌクは自作曲を弾き始めました。

「この曲はジスを思って書きました。そしてこの曲も。」

そう言って別の曲を弾きました。

「ジスが俺の存在を知る前も、片思い中も、初めて俺を見つめてくれた時も、そして結婚後も、いつもジスを思いながら演奏をした。愛してるし、会いたいです。」

ジスに聞こえるように、イヌクが言いました。

そして、涙をためて演奏を始めたのです。

く~っ このシーン、本当に泣けました。イヌクの後悔が沁みてくるようなシーンでした。

 

ジス・・・AIがソウに言いました。

「最後のお願い。私を消して。私は消えるべきなの。だからお願い。」

嫌よ・・・とソウ。

でも、じゃぁハウォンに・・・と言われると、それだけは出来ないソウでした。ハウォンをこれ以上悲しませたくないから。二度目の別れをさせることになるから。

ソウ、引き受けるしかありませんでした。

 

引き受けたものの、ソウは悩みました。

胸が痛みました。

混乱して、ハウォンの顔を見る事も出来ませんでした。

 

ハウォンはソウの苦しみの原因を問いただそうとはしませんでした。

静かに抱き寄せ、ソウから話してくれるのを待ちました。

ソウは、ハウォンがイヌクを救う事になったのが可哀想で・・・と言いました。

「皆のためにああしたんだ。悲しまないで。」

と、ハウォンは言いました。

ソウ、ジスが消してくれと言ったことは打ち明けられませんでした。

 

ソウは苦しんでいました。

ハウォンもジスも優しすぎることが悲しくて。自分が傍に居て良いのか、分からなくなっていました。

その気持ちが、イヌク曰くの“2人の絆には勝てない”と言う感情と同じだと思いました。

あなたの気持ちが今分かります・・・とソウがイヌクに言いました。

「少し離れて見れば分かります。自分もその絆で結ばれていたのか。」

と、イヌクが言いました。


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