まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『赤い袖先』3話まで

2022-10-21 16:45:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

年月が経ち、ドギムはすっかり宮女として一人前となっていました。まだ見習いではありますが。

英祖に言ったように、達筆なことで知られる存在のようです。

女性らしさには程遠く、その日も王宮内を駆け回っていました。

で、足を滑らせて崖を転がり落ちた時、その先にいたのが、サン。

何と、サンもろとも池に落ちてしまいました。

死罪に値するほどの失態

ところが、サンはドギムに反省文を書くようにと言っただけ。

そんなことで許されるの・・・と、ドギムはほっとしました。

でも、その話を聞いたサンの妹たちは、何やらドギムを憐れみのこもった眼で見つめていました。

その理由をドギムが知ったのは、その後のことでした。

 

当時、都では、民が虎に襲われるという事件が多発していました。

なのに、漢城府や捕盗庁は何の対応もしていません。

サンは、じっとしていられず、自ら虎退治をしようと考えています。

自分を護衛するための翊衛司の兵を使おうと考えているのですが、それには英祖の許可が必要でした。

そして英祖は、それを許可しないのです。

 

ある夜、東宮殿に矢文が射かけられました。

『罪人の子は王にはなれない』と、書かれていました。

怒りに震えるサンが動こうとするのを、ドンノが押えました。

英祖に知られたら、どうなるかわからないからと。

 

ドギムは東宮殿の書庫で書物を書き写す仕事をしています。単に書き写すのではなく、解読しながらなので、まぁ、言うならば解説書みたいなもんかしら?

仕事というよりは、アルバイト的なもののようですが。

ある日、隣の建物から講義の声が聞こえてきました。

教授たちが世孫サンと学問を論じていたのです。

サンは宮女たちから恐れられていました。気難しいとか怖いとか。

でも、その討論を聞く分には、ドギムには世孫がとても立派な人に思えました。

 

突然書庫に一人の男性が入って来ました、ずかずかと。サンです。

世孫の顔を知らないドギムには、無礼な人としか思えない言動です。

サンは、矢文の一件があったので、周囲に怪しい者がいないか探るためだったのですけどね。

ドギムは初対面が最悪な印象だったので、サンが来るたびに小競り合いなんぞをしてしまいました。

が、少しずつ理解ができ、サンはふとした瞬間に昔会った幼い宮女のことを思い出したりしました。

しかし、この時点でサンは世孫だとは名乗らず、ドンノの名前を借りてしまいました。

実はドンノは宮女たちから優しさとハンサムな容貌で絶大な人気を得ていました。

実物は、ずいぶん噂とは違うとドギムは思いました。

それを口に出すもんだから、サンは余計にムカついてしまうんです。

 

ドンノがサンに気分転換をさせたいと、宮女たちが祭りの準備をしているところを見せに連れて行きました。

準備も進んだところで、ドギムの朗読が始まりました。

サンはそれがドギムだと分かったかな


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『赤い袖先』2話まで

2022-10-21 14:39:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

なんとか東宮殿に戻ったサン。

誰にも知られずに行動したつもりでしたが、ドンノには知られていたうえに、ドンノによってフォローされていたと知り、サンはちょっとイラついたのかな?

ドンノが英祖から遣わされたスパイだと考えていたようですから。

しかし、ドンノは心からサンを慕い、尊敬しているようです。

だからこそ、サンの行動を心配しているのです。

 

サンは密かに英祖が禁書としている書物を東宮殿の書庫に置いてあったのです。

“史記”です。

この中に、"お前の母親は召使だ"という一文がありました。そのせいで、英祖はこの本を忌み嫌っているのです。

それをドンノは見つけてしまったというわけです。

サンが窮地に陥るのを防ぎたいと、諫言しました。

しかし、サンは聞き入れず、書庫に戻しておくよう命じました。

ドンノがこっそりと書庫に戻すのを、何者かが見ていました。

危険だわ・・・。

 

ドギムが同僚に本を読み聞かせてお代を稼いでいるのには理由がありました。

100両貯めたら願いが叶うと、以前、ソ尚宮が言ったからです。

東宮殿の宮女として教育を受けている身なのに、お金を稼ぐことばかり考えているドギム。

ソ尚宮が厳しく注意しました。

東宮殿の宮女は世孫あっての存在です。万が一世孫が亡くなるようなことがあれば、ただちに出宮しなくてはいけないのです。

行くあての無いドギムは焦りました。

自分の今後は、世孫にかかっていると、初めて知ったのです。

 

ある日の早朝、ドギムは思いがけない密会場面を見てしまいました。

英祖の側室と何者かが、サンを廃位するための画策をしていました。

そのネタというのが、禁書の"史記"。

それをサンが書庫に隠し持っているということを、英祖にチクれと女性が側室に指示していたのです。

 

英祖は激怒してサンを呼びました。

そして、東宮殿の書庫から禁書を持って来いと臣下に命令しました。

しかし、いくら探しても見つかりません。

ドギムが必死に駆けて行き、その禁書を見つけ出していたのです。

が、逃げる時間はありませんでした。

何とか屏風の裏に潜むのが精いっぱい。

見つかるのも時間の問題でした。

 

ドギムは書物のページをめくりました。

そして、英祖が忌み嫌う一文の書かれているページを破り取ったのです。

そのうえで、見つかるように書物を屏風の陰から放り出しました。

先に見つけたのは、心配で書庫に駆けつけていたドンノ。

しかし、内官がドンノの手にある書物を見つけ、没収。

英祖のもとに届けました。

 

サンは禁書を読んだことを正直に認めました。

しかし、決して英祖を欺いたわけではないと言いました。

父の一件があっても自分を世継ぎとしてくれた恩は決して忘れていないと言いました。

英祖もおそらくはサンをいとしく思っているのでしょうし、期待もしているのでしょう。なのに、禁を破るということをしでかした以上、王の立場上、厳しく罰しないと体面が保てないのでしょうね。

 

その時、史記が届けられました。

が、確認すると、くだんの一文がありません。破られていました。

英祖はこれをサンを許す切っ掛けだととらえました。

読むなという命令のため、敢えて破ったのだな?と、サンに聞きました。

 

勿論、サンには覚えがありません。

しかし、咄嗟にそうだと答えたのです。それが危機を脱する唯一のチャンスだと察したのでしょう。

 

英祖は大喜びしました。

これでこそ、我が孫だと。

一件落着です。

 

サンは、これをドンノのしたことだと思いました。

そして、ドンノも自分が破ったと嘘をついたのです。

サンはドンノの手を取り、礼を述べました。

初めてドンノを信用したのでしょう。

 

実は、サンはドギムを探していました。

自分が一番辛かった日に一緒に入れくれてありがとうと言いたかったのです。

しかし、母は、もう出宮したようだとサンに言いました。

ヨンビンのもとに行ったことが英祖にばれたら、サンだけじゃなくその宮女も罰せられると聞くと、これ以上探すことは出来ないとサンは思いました。


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『赤い袖先』視聴開始

2022-10-21 13:20:57 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

いやもう、やっとレンタルできましたよ

ワクワクドキドキしながら、視聴開始です。

 

見習い宮女のドギムは、同僚の見習い宮女たちに本を読み聞かせてはお代を稼いでいます。

ドギムは、器量も良いし、頭の回転も速いし、正義漢でもあり、度胸も持ち合わせている少女です。

 

チョ尚宮は、そんなドギムに目をかけています。

 

一方、サンは世孫として日々勉学に励み、周囲の者たちもその努力を認めていますし、人柄も将来の王にふさわしいものだと考えています。

傍に仕えるホン・ドンノは、誇らしい気持ちでした。

 

そんなある日、英祖の側室でサンの実の祖母・・・つまり、米櫃に閉じ込められて死んだ荘献世子の実母であるヨンビンが亡くなりました。

荘献世子は当時罪人だと見なされていました。

サンは息子ではあるけど、父を擁護するようなことは出来ませんでした。それは英祖の治政を批判することとなるからです。

 

サンはずっとヨンビンを慕って来たようです。

しかし、父の死はヨンビンが英祖に進言したせいだと聞かされ、散々にヨンビンを責めました。

ヨンビンはそれに一切反論しませんでした。サンが英祖を憎むようなことがあってはならないと思ったのでしょうね。

ヨンビンと最後に会ったのが、その時でした。

サンは謝ろうと思っていたのですが、英祖に会う事を禁じられ、そのままになっていました。

 

ヨンビンの死を知らされましたが、サンは哀悼に向かう事も許されませんでした。

しかし、サンは密かに自室を抜け出しました。

何としても、ヨンビンに挨拶したかったのです。

 

1人でヨンビンの館に向かう途中で会ったのが、ドギム。

ドギムは、一人でヨンビンに哀悼を捧げるようチョ尚宮に命じられていたのです。

ちょっとした失態の罰でした。

 

広い宮中で迷子になっていたドギムは、サンと一緒にヨンビンの館に向かいました。

サンは世孫だとは明かしませんでした。世孫付きの者だと嘘を言いました。

 

2人でヨンビンの遺体が安置されている部屋に入りました。

サンが参りました・・・とサンが跪いて言いました。

「あの時の言葉は本心ではありません。」

流れる涙を、ドギムが袖でぬぐってくれました。

「あなたの思いをちゃんとわかってくださってるわ。亡くなったからこそよ。亡くなった人は、心の奥に隠した本心まで全てご存じの筈よ。」

サンは、ドギムの言葉に癒されました。慰められました。

 

サンがドギムの名前を聞きました。

ドギムが答えようとしたとき、英祖が来たと言うお触れが聞こえたのです。

マズイと、2人は大慌て。

何とかサンだけは部屋から押し出す事が出来ましたが、ドギムは逃げ遅れちゃって。

で、腹の据わったドギムは、霊安室の入り口近くにひれ伏して英祖を迎えたのです。

 

王は側室の出棺を見届けた前例がありませんでした。

だから、英祖はここに来るのを臣下から止められたのですが、ヨンビンへの愛情ゆえ、それを押し切ってやって来たのです。

英祖は、ドギムを見て、顔がほころびました。

幼く可愛い宮女だったからでしょう。

ドギムは、礼を尽くしながらも、きちんと英祖の目を見て話をしました。

 

ドギムを見て、英祖は若かりし頃のヨンビンの姿を思い出していたようです。

ヨンビンが元は宮女だったとドギムに話しました。

側室から生まれた自分が王位を継ぐなどと言う事は考えられない事だったが、天命によって王座についた・・・と英祖。

その時、英祖は我が世の春だと思ったようです。しかし、王にもできないことがたくさんあるということにも気づいたようです。

そう聞いても、その時のドギムには理解できませんでした。

 

英祖は、こうやって会ったのも何かの縁と考え、ドギムに褒美を取らせました。

ヨンビンが記した書物です。ドギムが達筆な女官になりたいと言ったからです。

ドギムが東宮の宮女だと聞くと、もしかしたら将来、ヨンビンと同じ道を歩むかもしれないと英祖が言いました。

当たっているのでしょうね。

しかし、ドギムはその言葉の意味も、まだ理解してはいませんでした。

 

命令をきちんと果たしてきたドギムを、チョ尚宮は褒めました。

そして、共にヨンビンの出棺を見させました。

こうやって王宮から出られるのは王族のみ。宮女は王宮内で死ぬことは出来ません。

唯一、それができる方法は王の側室となることのみ。

こうやって出棺できるのは、宮女の誉れだ・・・と、チョ尚宮は言いました。

見ておくがよい・・・と。


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