まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『御史(オサ)とジョイ(原題)』14話まで

2022-10-23 16:03:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ラ・イオンの祖母は、ジョイに言い負かされた事が悔しくてなりません。

しかし、イオンもイオンだ・・・と思うし、ジョイの言ったことは間違いではないと思ったりもするし・・・。

そうはいっても、バツイチの中人であるジョイとの結婚は到底認められるものではありません。

昔からのしきたりや習慣、何と言っても国の法に逆らうようなことは、祖母にとってはとんでもない事なんです。

それでも、ジョイのことを調べてみる気にはなったようです。

 

ラ・イオンは、自分の選択は二つに一つだと言いました。

結婚をしないか、或いはするとなったら、相手はジョイしか考えられないということ。

ラ・イオンと祖母の主張は平行線を辿りました。

 

ジョイも、ラ・イオンの祖母にあまりにも率直に意見をぶつけてしまったことを、少しだけ反省しています。

あくまでも、少しだけ。

悩むジョイの前に、スンユルが現れました。

 

スンユルはジョイへの気持ちを整理しようと考えたようです。

幼い頃から、ずっとジョイの事を想ってきましたが、ジョイとラ・イオンの想いが真剣だと知った今、ジョイの幸せだけを考えたわけです。

スンユルは法の知識を駆使し、2人が正式に婚姻できる方法を見つけ出しました。

「拾妾を理由に訴訟を起こす事しかない。」

拾妾と言うのは、離縁した女が祠の前にいる時、最初に通りかかった男はその女を娶らなければいけないと言う風習のことです。

そう

まさに、以前、離縁して村を出たジョイが祠の前でラ・イオンに再会したエピソードですよ。

これ、単なる風習じゃなく、ちゃんと認められている事なんですね。

訴訟を起こしたら、自分が外知部をしてやる・・・なんてね。

とても困難な道だとスンユルは言いました。

それより自分と・・・と簪を差し出し、プロポーズしましたよ、いきなり。

ジョイ、一瞬驚きましたが、明るく断りました。

 

スンユルは出張に行くと言いました。

思いを整理するための口実かと思いましたが、違いましたね。

ジョイの母を探しに行ったのです。

これがねぇ、あっさりと見つかるのよ

 

トロクソンは、外国船に乗るため、荷物の片付けをしていました。

自分を訪ねて来たスンユルを、すぐに思い出しました。

スンユルからジョイの近況を聞き、ほっとしました。

ラ・イオンとのことも聞き、ジョイが帳簿を持っていた理由がそれだと分かりました。

トロクソンが、ジョイの重荷にならないために、朝鮮を離れると聞き、スンユルは言いました。

このまま朝鮮を離れるのと、捜査に協力するのと、どちらがジョイのためか、よく考えてください・・・と。

なんて良い子なんでしょうねぇ、スンユルは。

 

グァンスンは父を探していました。

都周辺の寺という寺を残らず訪ね歩いていたのです。

それを知ったジョイとビリョンが協力を申し出ました。

3人で、ある寺に行くと、そこでユクチルとグパルとばったり。

ユクチルたちは、イオンの命令で治腫医を探していたのです。

 

ユクチルたちは、ラ・イオンから探すよう言われていた治腫医が死んだことを聞き、がっくりしていたところに、グァンスンたちがやって来たというわけ。

すぐさま話が繋がりました。

 

清から帰国したグァンスンを追い払った父でしたが、結局、一緒に暮らしたのでしょうかね。

世子の毒殺の事情に気づいたグァンスン父が心を病むほどに罪悪感に苛まれているのを、グァンスンが必死に慰めていましたからね。

なのに、何故、その後グァンスンは父の元を離れたのでしょう。

そこがちょいと分からない部分ですね。

 

世子と父を殺したのがテソだと聞いたグァンスンは、気力が尽きたように倒れてしまいました。

 

そしてもう一人、思いもよらない事実を告げられている人物がいました。

テソです。

なんと、テソが実母だと思っていた女性は、ドスの実母だったのです。

ドス母は、同じ日に同じ人を父として生まれたのに、正室の息子の誕生は大喜びする一方、自分の息子は顔すら見てくれないパク・スンに強い恨みを抱いたのです。

自分の息子は庶子として一生辛い人生を歩むしかないと思うと、発作的に赤ちゃんを入れ替えてしまったのです。

テソこそが、パク・スンの嫡子だったのです。

 

テソは、治腫医と交わした念書を取り出すと、ふらふらと歩き出しました。

その姿を、江華島に捜査のためにやって来たラ・イオンが目撃。

格闘の末、テソを捕まえたのです。まぁ、テソにはイオンと争う気はさほどなかったのですけどね。

父に会いに行こうとするのを邪魔されたくなかっただけでした。

 

テソは言いました。

これまでずっと父に認められたかった・・・と。そして、自分が嫡子だとさ・・・と。

「父は何というかな・・・。」

ラ・イオンは言いました。だが、過去は変えられないと。

「いくら恨んで後悔しても、過ちは消せぬ。やり直したくば、方法は一つ。罪を償う事だ。」

テソは泣きました。

「最後の薬を俺は届けてない。おそらくドスだ。」

と、テソが言いました。

 

テソは世子の人となりを知り、世子の話す差別のない世界の話を聞き、世子を殺す気が失せたのです。

きっと、もっと話を聞きたかったのでしょう。

それを父に告げた時、ドスが現れ、自分が毒薬を運んだと得意げに言ったのです。

パク・スンは汚れ仕事を全てテソに命じて来たのは、偏にドスの手を汚したく無かったからでした。

なのに・・・と、激怒しました。

そして、ドスのことは、何と頼もしいと誉め称えたのです。

 

俺は道を誤った、お前の言うとおり罪を償うよ・・・とテソはラ・イオンに言いました。

そして、友人と共に都に行くと言い、例の念書をラ・イオンに差し出したのです。

大きな証拠です。

 

その頃、ジョイはパク・スンの屋敷にいました。

仕立物の依頼主がパク・スンだったのです。


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