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ジェジュンは財閥の御曹司ではありますが、兄からは馬鹿にされています。
芸能事務所を経営していく才は無いと見られているのです。
確かに、向いてない感じですな。
ジェジュン兄は、イニョンを切り捨てるよう言いましたが、ジェジュンには無理でしょうね。
ジェジュンとイニョンの関係がイマイチしっくりいっていないのは、やはりフジュンの存在があるからです。
ジェジュンも、イニョンも、フジュンのことを切り離して考えられないのだとジェジュンは言いました。
でも、それはジェジュンの思い過ごしなのかもしれません。
イニョンにとってフジュンは既に過去の人で、ジェジュンがこだわっているからこそ、自然に昔話が出来ないのでしょう。
どの思い出話にもフジュンが関わっているから。いつも3人でいたから。
ジェジュンがいつもフジュンの事で絡んでくるのは、自分に飽きたからではないかとイニョンは思っているようです。
別れたいと思っているから、自分から去っていくよう仕向けているのではないかと。
なんとまぁ・・・。
ジェジュンもイニョンもお互いの事が全く分かってないのね。
この二人、いつもいつも同じ話ばかりしてるので、ちょいと苛立ってしまいます。
フジュンは、そんな二人に苛立ってしまうんです。
素直になれないジェジュンと、自分の夢を捨てたかのようなイニョンとに。
こんな調子じゃ、取り戻すかもしれないとフジュンはジェジュンに言いました。
でもそれは本気じゃないと思いますよ、あたしゃ。単に昔好きだった人を哀れに感じているのでしょう。
フジュンにとっては、ジェジュンもイニョンも大切な人なんでしょうね。
フジュンも好きな仕事だけをしているわけではありません。
大きなCMスポンサーの息子の誕生日に顔を出してほしいなんて言う依頼にも答えなくてはいけません。
代表が引き受けて来たので、文句を言いながらも従いました。
フジュンは気分が滅入りました。
で、お酒とトッポッキを持ってグニョンの所に行きました。
優しくないグニョンではありますが、フジュンの話をちゃんと聞いてくれたし、手の傷に絆創膏を貼ってくれました。
何となく心が穏やかになったようですね、フジュン。
少しグニョンに対して優しくなりました。
フジュンは人を探しています。
顔も名前も知らない父親です。
手掛かりは指輪。≪YAMA≫と内側に刻まれています。でも、その意味すら分かっていません。
フジュンとグニョンの番組の予告映像が流れ始めました。
どう見ても、グニョンが悪者扱いです。
二重人格とグニョンが思っても仕方がないほど、フジュンはカメラがまわっている時と止まっている時の顔が違います。
それに、ハンPDもスーパースターとアンチの対比をより鮮やかに描こうと考えているので、グニョンだけが悪者に見える編集となっているのです。
ある雑誌社からグニョンに連絡が入りました。
グニョンを採用したいと言うのです。
面接は翌日とのこと。
ところが、翌日から日本での撮影が始まる予定になっていて、面接に行ったら、出発に間に合わないと分かったのです。
グニョンは、ノ作家に降板したらどうなるか、質問しました。
ノ作家は答えました。番組は無くなり、ハンPDとノ作家にも多大な影響があると。
そんな事を聞いたら、グニョン、勝手に辞めるとは言えなくなりました。グニョンは、相手の立場や気持ちを理解しようとする気持ちが強いんです。
だから、フジュンに散々な言われ様をしても、フジュンのファンや世論に叩かれても、それぞれの考えがあるからだと、相手を理解しようと努力するんです。
一見すると言いたい放題に見えますが、本当のグニョンはそう言う性格でした。
グニョン、それでも面接に行きました。
記者が夢ですからね。バラエティ番組は単なるきっかけに過ぎないのですから、先の事を考えたら、やっぱりちゃんと就職しないと・・・ね。
それに、飛行機の時間に間に合うと考えたのでしょう。
面接を受けて、グニョンは気づきました。
編集長は、グニョンにスパイになれと言っているのだと。
番組やフジュンについて内幕を調べろと言う事です。スキャンダルになるような事なら猶更良いと。
そう言う情報を渡してくれるなら、即、採用だと言いました。
グニョン、断りました。
そして、空港に急いだのです。
空港では、スタッフやフジュンがグニョンの到着を待ちかねていました。
前日、ノ作家に降板について質問していたらしいとハンPDが言うと、流石にフジュンも心配になって来たようです。
飛行機に間に合わなくなってしまいました。
で、スタッフたちには予定通り出発してもらい、フジュンとジヒャンがグニョンの到着を待つことにしました。
必死に駆けてくるグニョン。
人とぶつかりそうになって、転びそうになった時、フジュンが抱き留めてくれました
そして、手を取って駆け出したのです。
思わぬ優しさです。