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マンテクは、あらかじめ供述書まで準備してきていました。
喉を痛めて話す事が出来ないからと。
今までの事件は全て自分がしたことで、それをトンバン・ミンに知られたため、刺した・・・と。
状況は合致しました。
マンテクは、グォンジュとチョチーム長だけに話をすると言いました。
マンテクは、2人にも、全ての事件を起こしたのは自分だと言いました。声が出ないので、供述書を示しました。
その様子を見て、チョチーム長は明らかにマンテクは薬物依存症だと思いました。
細かい点を質問しても、マンテクは答えず、ただひたすら自分がサーカスマンだと言い張るばかり。
しかし、コン・スジの遺体の在りかは書き記しました。
供述通り遺体が発見されたら、マンテクは殺人犯と断定されてしまいます。
どうしてそこまでトンバン・ミンに尽くすのかとグォンジュが聞きましたが、マンテクは何も答えません。
マンテクも他の村人と同じように、村の神を信じ切っています。
麻薬成分を含む薬草を摂取させることで、村長やトンバン・ミンは村人を操って来たのです。
マンテクはトンバン・ミンを恐れながらも、神の意志を伝えてくれる人物と信じているので、命令に従ってしまうわけです。それが神の恩恵を受ける唯一の方法だと盲信しているわけです。
切っ掛けは不治の難病にかかってしまったことだったようですね。
マンテクは、パク刑事の隙をついて、何かを口に入れ、直後に倒れてしまいました。
発作を起こし、舌を噛み切って死んでしまいました。
コン・スジの遺体が発見されました。
村長は、マンテクが自首し、その後死んだと聞くと、孫の仕業だと察しました。
ミンが昔の事を覚えているとマンテクが言っていたことが真実だったとも。きっと、ミンの解離性同一症についても察しているんでしょうね。
意識を取り戻したトンバン・ミンに、村長はマンテクから聞いた事を話しました。
自分の予想が外れていることを願って。
しかし、トンバン・ミンの別人格サーカスマンが現れ、それを肯定したのです。
村長の前の前で、次々に別人格が出て来ました。
そして、村長を殺せば終わる・・・と村長の首を絞めたのです。
直後に別人格が現れ、それを阻止。
村長は、命拾いしましたが、信じがたい状況を目の当たりにし、混乱しました。
なんとしても警察には隠し通さなくてはいけないと考えました。
で、村から警護の者を呼び、ミンを守らせることにしたのです。
チョチーム長とグォンジュが来た時には、トンバン・ミンは穏やかな人格になっていました。フリかもしれませんが・・・。
チョチーム長が言いました。
「オム・ソック、殺人担当だろ。センター長(グォンジュ)と首謀者、とオム・ソック、3つの人格がある。3人で一家を惨殺した。そうだろ?」
トンバン・ミンが苦しみ始めました。
「出て来い」
チョチーム長が誘うように叫びました。別人格の出現を証拠としようと思ったのでしょうね。
が、この時は、狂暴な人格は現れませんでした。
村長は、シム刑事をスパイにしようと手を伸ばして来ました。
捜査情報を流してもらおうと考えたのです。
実は、刑事課には既に情報を流してくれる人物がいます。島の住民なので、しがらみが多く、また、村長に何らかの恩恵を受けたことがあるせいでようね。
が、ゴールデンタイムチームの詳細な捜査内容までは分かりません。
で、シム刑事の過去の経緯を知り、ゴールデンタイムチームの中では浮いた存在だと踏んだようです。
シム刑事、すんなりと申し出を受けました。きっと、全て承知の上でしょうね。
トンバン・ミンが病院からいなくなりました。
シム刑事がうたた寝をした隙にいなくなったようですが、そのうたた寝の原因を作ったのは、どうも、飲んだ飲料のせいのようです。
何者かが、備品のように置いてあったものです。
同じ物を、グォンジュたちも口にしています。
眩暈や耳鳴りを感じているようですが・・・。
グォンジュとチョチーム長のホテルの部屋に鳥の死骸が置かれていました。
ソナン村の者による嫌がらせでしょう。
怪しい人影を見たグォンジュとチョチーム長が、後を追いました。
森に入った2人は、そこで幻影を見ます。
グォンジュは少年、チョチーム長は妹のリサ。
おそらく、あの飲み物のせいでしょう。