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コン・スジの身分証等の私物が灯台近くで発見されました。
上着や靴が脱ぎ捨てられていて、遺書のようなモノも、薬物や注射器もありました。
地元署は、衝動的な自殺と言う見方をしました。
グォンジュたちが、サーカスマンの事件の犯人だと疑ったためだと。
しかし、グォンジュは絶対に違うと思っていました。前日会った時は、そんな気配など全く無かったし、第一、自分と会う約束をしていたのですから。
グォンジュがいくらそう主張しても、ヤン課長は聞く耳を持たず、グォンジュたちが追い詰めたんだと言いました。
ヤン課長がやけに焦っているのは、コン・スジが世話になっている検事の娘だからです。
ま、グォンジュも頑固さでは負けていませんから、そんな言葉で引き下がるわけはありません。
スンレの孫娘ガウンは、マフィアに掴まっていました。
ソユンが拾った麻薬はまだ見つかっていませんでした。だから、マフィアは、ガウンを脅し、在りかを吐かせようとしていたのです。
でも、ガウンは知らなかったのです。
そう訴えても、マフィアが信じる筈は無く・・・。
ガウンは逃げ出す方法を考えました。そして、麻薬の在りかを教えると言って、隙を見て逃げ出したのです。
が、追い詰められてしまい、ガウンは停泊中の船の水槽に隠れました。
ガウンは、ソユンから貰った腕時計のGPSを作動させました。
それは、シム刑事の腕時計と連動していました。
ガウンかもしれないとシム刑事は考えました。
チョチーム長たちがその場所に駆け付けました。しかし、なかなかガウンは見つかりません。
ガウンは水槽の中で溺れそうになっていました。蓋が開かなくなっていたのです。
無線を聞いていたグォンジュが、何かを叩く音を聞き取りました。
そして、寸でのところで、ガウンを発見、助け出すことが出来たのです。
ガウンの話で、麻薬が紛失していたことが分かりました。
ソユンが隠していた所から、バッグごと消えていたのです。
そのバッグを盗んだのは、ダイビングショップの社長でした。偶然、ソユンとガウンの話を聞いていたのです。
その頃、社長は多額の借金を抱えていました。人生を逆転するチャンスだと思ったのです。
また、ソユンはマフィアに拷問されてはいましたが、まだ死んではいませんでした。
トドメを刺したのは、社長だったのです。
社長は、麻薬中毒者でした。
社長が逮捕され、この事件は一件落着しました。
シム刑事は、復帰することになりました。
コン・スジの手掛かりは一切見つかりません。
グォンジュは、コン・スジが動画を撮ったせいで事件に巻き込まれたと確信しています。
が、動画に写っているのは、男性。
チョチーム長が追いかけた相手は女性。
グォンジュに送られて来た音声ファイルの声も、女性。
サーカスマンは2人いるのか?と、グォンジュは混乱しました。
「自分の耳を信じろ。」
と、チョチーム長は言いました。
もう一度じっくりとコン・スジの動画に写っている男性の声と、グォンジュに送られて来た音声ファイルの声を聴きました。
“2人の声紋は同じだ”
同一人物なのか
グォンジュはチョチーム長に言いました。
「サーカスマンは1人の中に男と女が存在しています」
解離性同一症だと、チョチーム長。
「サーカスマンは多重人格だ」
思い当たるふしはありました。
短時間でリサを運び、足も速かった・・・。
なんと・・・