ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ) | |
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ウォン・ジナさん、最初っから誰かに似てると思いましたが、分かりました。スエさんです。世間でもそういう話があったようですね。
容貌だけじゃなく、低音ボイスなところも似てるのでね。それに、独特な雰囲気を持ってて、自然でリアルな演技をするところも似てると言えます。
今、大注目の演技派女優さんと言われているのも、頷けます。
ガンドゥとムンスの最初の出会いは、チョンユ建設ビルの階段ではありませんでした。
崩落事故当日に会っているのです。
事故直前、ムンスが妹のヨンスと一緒のところをガンドゥは目撃していたし、ムンスがヨンスと別れて付き合ってる人のところに行こうとして、リップを塗ってるのも見ました。
ま、ムンスは記憶に残ってはいないでしょうが。
事故現場に新しく建物を建てる仕事の担当となったムンス。
ジュウォンは、図面をきちんと見られ、問題点を見つけられるムンスの能力を信じているのです。そして、事故に対する認識も、他の者に比べて真剣だと言う事にも気が付きました。当事者だったとは、まだ知りませんが。
で、やはり模型を作るに当たっても、現地をきちんと見ておくべきだと、ムンスを連れて行きました。
ジュウォンの父は、そのビルの設計士だったようですね。
事故後、設計士の計算ミスが原因だと断定されたことで、責任を感じて自殺してしまったようです。
事故の犠牲者は48人と言われているが、本当は49人だ・・・とジュウォンはムンスに言いました。
現地を訪れるのは、おそらくムンスは事故以来初めてだったのではないでしょうか。
記憶が甦り、妹を失くした罪の意識、生き残った罪悪感等から、気分が悪くなりました。
でも、一生懸命気持ちを奮い立たせて、現場に入って行きました。
事故の慰霊碑が壊されているのを見たムンスが呟きました。
「私だけじゃなかった。人が死んだ場所を人目にさらすようで不愉快でした。」
聞いたジュウォンは、普通の人とは違うムンスの考え方を、面白いと感じたかもしれません。少なくとも、自分に近い考え方だと。
いっそ、隠してしまえば良い・・・とムンスが言うと、
「隠しても事実は変わらない。」
と、言いました。ジュウォンの中でも、事故は風化していないとムンスは感じました。
ガンドゥは、手当てをしてくれたムンス父のところを訪れていました。
自分を運んでくれたのは誰かと、聞きました。
でも、ムンス父は答えませんでした。
ムンスの両親はまだ籍は入れたままだったのですね。
ところが、突然ムンス父が母に離婚届を送って来たのです。既に、自分の欄には署名捺印していました。
ムンス母は、それを返してこいとムンスに言いました。
ムンスを嫁に出すまでは離婚しないと言います。
怒ってはいても、ショックを受けてはいない様子でした。
でもね、深夜、母の姿が部屋に無い事を知ったムンスは、嫌な予感がしました。
で、探しまわった挙句、見つけた時、母は大浴場の湯船に浮かんでいたのです。どー見ても自殺した姿です。
慌てて湯船に飛び込んだムンスは、必死に母を助けようとしました。
ムンス母は単にお酒の酔いを醒ますため、水風呂に入っていただけなんですけどね。
激怒したムンスは、仕舞って置いたお酒を取りだし、全部流してしまおうとしました。
「黙って逝かないで!死ぬなら、私に告げてからにして。母さんの面倒を見ながら悪態をつくわ。こんな生活に疲れて“辛そうだから逝かせてやりたい”そう思えるでしょ。約束して!」
そんな約束できる筈ないですよね。できない・・・と母は言いました。
「怖いの。怖くて仕方がないの!」
ムンス、泣き叫びました。
ムンスの剣幕に驚いた母。こんな姿、きっと見た事無かったでしょう。
子供のように大声を挙げて泣き続けました。
いつも苦しみや辛さを我慢するしかしてこなかったムンスです。母に迷惑をかけられても、怒る事無く周囲に頭を下げてきたムンス。
きっと母も分かってはいたでしょう。でも、自分の心の弱さに負けて、感情を表に出さないムンスに甘え切ってしまっていたのです。
チョン・ユジン=カン・ハンナさんが帰国しました。ユテクの妹でジュウォンの元恋人です。
ところが、ジュウォン母とユジン父が結婚したため、二人は義兄妹となってしまい、結婚できなくなったようですね。別れたのはそれが原因?それとも、その前に別れてた?
ユジンはまだ未練があるようですが、ジュウォンは?ムンスに関心があるように見えます。
ムンスがエレベーターを苦手としている事にも気が付いていて、さりげなく気遣ってくれたりします。
ムンスも、もしかしたら?・・・と思い始めています。だから、ユジンと比べて自分が如何に貧相な恰好をしているかが気になったりしてます。
親友のワンジンは、世の男は皆浮気者だと言いました。ムンスに対する態度も、それだと。
母の法事を妹と済ませた夜、ガンドゥはムンス父の食堂に行きました。ご飯を食べるためです。
そこに、偶然ムンスが。
ムンスは離婚届を返しに来たのです。
ムンス父は、ガンドゥがムンスを探していたのを知ってますから、ちょっとマズイ・・・と言う表情をしました。
でも、ムンスが話しかけたので、そのまま成り行きに任せることにしたようです。
ガンドゥも気がついたけどその場で話しかけなかったので、ムンスは気付かずに店を出て行きました。
ガンドゥは、工事現場の仕事をし始めたことで、ムンスを何度か見かけました。そのたびに、見たことがあると思うのですが、それがいつだったのか、思い出せないでいました。
だから、気になっていたのです。
後を付けました。
ぼんやりと歩くムンスに、信号を無視して突っ込んで来たバイクが
咄嗟にムンスを引っ張って、大ごとにはなりませんでした。
でも、バイクも転倒。
ムンスは、自分も転んで痛いのに、運転者を助けに行きましたよ。結構重傷っぽかったのでね。
で、傍にいたガンドゥに協力を求めました。あれ?ムンスは、ガンドゥが助けてくれたこと、気付かなかったのかしら?
ガンドゥは、バイクと運転者の様子を見て言いました。
「ノーヘルで未成年。無免許、無保険だろうな。」
警察や病院には行きたくないと本人も言いましたよ。ガンドゥの言う通りなんでしょう。通報されたらまずいわけです。
ムンスも、この時、ガンドゥの顔を見て、最近よく現場で顔を合わせる相手だと気付きました。そして、その後で、以前怪我をして倒れていたのを、父ノ店に担ぎこんだのも、彼だと思い出したのです。
礼も言わないで・・・と、少々ムカついてます。
ユテクにガンドゥがホステスの兄じゃないとばれました。
散々バカにされたガンドゥ。警察沙汰にするのは簡単だけど、そうなったら自分の方も何かと面倒・・・という理由からか、ユテクはお金にモノを言わせて、ガンドゥに仕返ししたのです。
ガンドゥも、悔しいけれど言うとおりにしました。
それが一番穏便に済む方法だと充分分かっていますから。
そこに、ジュウォンが。
ジュウォンは以前一度ガンドゥを見かけています。
ユテクの会社に行った時、慰謝料を取りに来ていたガンドゥと顔を合わせていたのです。
そして、慰霊碑を壊した犯人として一番疑わしいのもガンドゥだと現場監督から聞いていました。
壊したのはガンドゥだと思いました。
で、それをもみ消す代わりに、スパイにならないかと声をかけました。
最初は勿論犯人ではないと言ったガンドゥですが、警察が介入したらばれるのは間違いありません。ジュウォンの提案を飲んだ方がマシですわな。
それに、ジュウォンの提案の内容、理由が気になったのもあるかも。
「事故では11人の作業員が犠牲になった。笑えることに、平気だと言った人間は現場にいなかった。ミスを指摘し、非難されながら修復作業をしていた人が死んだ。仕事の後の1杯を楽しみにしていた人たちがね。僕はそうさせない。」
今も問題が?・・・とガンドゥが聞きました。
「いいや。起り得る問題を防ぎたいのさ。」
ガンドゥ、条件を飲みました。
慰霊碑を壊した理由を聞かないのか?・・・と聞くと、
「過去は問わない。大切なのは、これからどうするかだ。」
と、ジュウォンは言いました。
正式にジュウォンの会社ソウォン建築事務所の社員となったガンドゥ。
ムンスに会った時、同僚となったことを告げると、ムンスは不機嫌になりました。で、ガンドゥに注意しました。
「あなたのために言うけど。現場じゃ適当じゃダメよ。一人のミスが全体を危険にさらすの。信頼して助けあいながら・・・。」
ムンスの言葉をガンドゥが遮りました。
「助け合う?危険な場所で自分では無く他人を信じろと?嫌だね。生死の瀬戸際では自分だけを守るのが人間だ。」
崩落事故の時、ガンドゥは一人、空間に閉じ込められていました。
足を大怪我していて動けなかったのです。助けを求めても、気づいてもらえません。
同じように、ムンスも閉じ込められていました。先に助け出されたのはムンスのようです。
何かあった
この作品、1話が長いんです。
70分超あって、ダビング泣かせです。
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