ただ愛する仲 OST (JTBC TVドラマ) | |
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崩落事故で生き埋めになったガンドゥとムンス。
足を大怪我して動けなかったガンドゥに対して、ムンスは比較的軽症で、少しなら動く事が出来ました。
お互いの生存を知った二人は、声を掛け合ったようですね。
でも、救出されるまで、二人とも相当な時間がかかったようです。先に救出されたムンスでさえ、消耗しきっているようでした。
担架に乗せられ、ガンドゥの入る場所を指で指し示そうとしていたのでしょうか。でも、あまりにも弱々しくて、救助隊に気づいてもらえなかったようです。
この一件が、ガンドゥの“生死の瀬戸際では自分だけを守るのが人間だ”と言う言葉の根拠なのでしょうか。
ガンドゥは、建築事務所の社員ではありますが、現場での勤務を命じられました。
工事の様子、進捗状況、作業員がいつ、どの場所でどのような仕事をしたかを詳細にチェックし、ジュウォンに報告するのが任務でした。
ムンスはガンドゥがな~んか気に障りました。いい加減に生きて来たように見えたからです。
だから、同僚になったと言われ、避けようがないと知ると、気分がイマイチになってしまいましたよ。
そんな時、相談に乗ってくれるのは親友のワンジン。
「用心しなさい。人は悪い方に流れて行くモノなの。」
ある日、そのワンジンの体調が急に悪化。彼女は足が不自由で、車いすの生活をしていました。
病院に担ぎこんで、幸い何事もなく済んだのですが。その時担当してくれた医師が、なんとガンドゥの妹ジェヨン。
ジェヨンは、ムンスの顔に見覚えがあるようです。
でも、ムンスには無さそう。
と言うか、ムンスは事故の事を、かなりの部分で忘れてるようですね、ガンドゥに比べると。死んだヨンスのことや、救出されてからの事は覚えているようですが・・・。
ガンドゥは足の鎮痛剤をあるハルモニから買っていました。
闇の薬屋って感じです。知識も豊富なので、昔は医療関係の職業についていたのでしょうか?
ガンドゥの境遇をよく知ってて、口は悪いけど、気遣っています。
それはガンドゥも同じで、親のいないガンドゥにとっては本当の祖母のような感覚なのかもしれません。
ある日、連絡が取れなくなってるとマダムのマリから聞き、不安になって家を訪ねて行きました。すると、体調を崩して寝込んでいるじゃありませんか。
大したことは無いと言うハルモ二ですが、ガンドゥはジェヨンに診察を依頼しました。
ジェヨンは、ハルモ二から点滴を頼まれました。その薬を見て、驚いた表情を浮かべたジェヨン。ガンドゥには内緒に・・・とハルモ二は言いました。
きっと、重病なんでしょう。
ジェヨンを訪ねて病院に行った時、退院するワンジンと付き添ってるムンスに会いました。
何でもないように、さら~っとワンジンを介助してタクシーに乗せてあげたガンドゥ。
その自然な態度に、ムンスはガンドゥの別の面を見たような気がしました。ワンジンなんぞは、一目ぼれですよ
ムンスが避けようとしてる相手だと知ったワンジンは、ムンスに男性を見る目が無いとからかいました。
ムンスと事務所の同僚ソミとは、性格も趣味も違うことから、お互い合わない・・・と思っています。
些細なことで口論となることもありました。
でもね、ソミも悪い人ではなく、彼女の言う事にも一理はあるのです。ムンスが頑なですしね。
ある日、現場に調査に行くことになりました。
突然同行を命じられたソミは、靴はヒールだし、スカート。日焼け止めも塗って無い・・・と文句をぐちぐち。
そんなソミにあちこち現場を歩かせるのは可哀相だと思ったのか、面倒だと思ったのか、ムンスが一人で調査に出ました。
そしたら、ムンスが掘った穴に落ちちゃった。
地下水が想像より多いと判明していたので、それを調べていた時、風に飛ばされた書類を取ろうとして、落ちちゃったんです。
助けを呼んでも、誰も気付きません。
ふと、崩落事故の記憶が過ぎりました。助けを必死に呼んでも、気づいて貰えず、絶望的になったあの時の気持ちが甦って来たのです。
水のたまった穴の中に座りこんでしまいました。
随分時間が経った時、誰かが覗きこみました。
ガンドゥです。
ガンドゥは、事務所に戻ったらソミしかいなくて、ムンスの姿が見えないことに一抹の不安を覚えたようです。
で、穴の近くにムンスが持っていた機器があるのを見て、覗きこんだというわけ。
引っ張り上げてくれ、やっと脱出成功です。
これで借りは返したからな・・・とガンドゥ。
ムンスは、ガンドゥが気づいていた事を知りました。怪我をしていたのを、父の店に担ぎこんで助けた事、そしてスクーターから助けてくれたのもガンドゥだったということを。
泥だらけ、濡れ鼠になって戻ってきたムンスを見て、ソミは驚きました。罪悪感も感じたようです。
立ち入り禁止区域と書かれた札が落ちていたのに気付かずにムンスが入って行ったのを、知ってて止めなかったのですよ、実は。
「いくら嫌いな相手でも、危険な場所に放置するのはダメだろ。誰でも止めるべきだ。」
ガンドゥがソミにキツク言いました。
ソミ、反省の表情を浮かべました。この時は素直に謝れませんでしたが、却ってムンスとソミは近づく事ができました。
ムンスは、ガンドゥの優しさは、本当にさりげないと感じました。
決して押し付けるものではないし、優しさや気遣いをされていると相手が気付かないほどにさりげないと。
だから、素直にお礼を言う事が出来ました。
「助けてくれてありがとう。」
ガンドゥも、そんな言葉をかけてもらえるとは思ってなかったのかな?
少しだけ嬉しそうな表情が浮かびました。
ムンスは母と久しぶりにショッピングに行きました。
母に優しくなれました。ガンドゥとの事で、心に余裕ができ、周囲の人に優しさを分けてあげようと言う気持ちになった、そんな感じです。
だけど、結局、普通の家族には戻れないと言う事を痛感してしまいました。
家族そろって外食すると言うような、平凡な日常は戻らないと改めて感じ、胸が痛みました。
ソミから、ムンスの事故の報告を受けたジュウォン。
「これからは何かあったら、直接言ってほしい。」
と、ムンスに言いました。
「他の誰かから君の話しを聞くのは気分が悪い。」
・・・と。
そんな言葉、相当鈍いムンスでも、ジュウォンが自分を好きなんじゃ?・・・と思ってしまいますわな。
ワンジンも、そうだと言うし・・・。ムンスは少々戸惑っています。
ムンスの気持ちは、まだそうじゃないみたいだけど、それでも意識してしまうのは仕方がありません。ソミに言われたように、少々化粧や洋服に気を配るようになってますもんね。
ジュウォンの気持ちは、いったいどれほどのモノなんでしょう。
ユジンからよりを戻したいと言われてますが、全くその気は無さそうです。
ユジンの歓迎会を兼ねた食事会が開かれました。
ユテクが主催者ってことで、何かと居心地の悪い食事会となってしまいました。
ユテクも、ガンドゥがその場に居る事が気に食わないし。
ムンスは、ジュウォンとガンドゥの話を聞いてしまいました。
ガンドゥが慰霊碑を壊したと言う話です。
気になりました。
で、不注意で火傷しちゃうんですよ。
ガンドゥ、そっとその場を離れて、薬を買いに行きました。でも、渡せませんでした。ジュウォンと親しげに話してるのを見ちゃったんで。
ムンスは、ガンドゥに直接聞きました。慰霊碑を壊した理由は?・・・と。
間違って壊した・・・とガンドゥ。
そんなの信じられませんよね、ムンスは。わざとね?・・・と聞きました。
そうだとしても、あんたには関係無い・・・とガンドゥ。
慰霊碑の残骸を見詰めながら、ムンスが聞きました。
「知り合いでもいるの?それとも、ここにいたの?」
ガンドゥが答えず、ムンスを見つめました。
「いたのね。」
「ブルドッグマンション。知ってるか?」
突然、ガンドゥが言いました。
知らない・・・とムンス。
「本当に知らないのか?」
と、ガンドゥ。
崩落事故の時、お互いの声を聞いたガンドゥとムンス。
動けるムンスは、ガンドゥの出す音を頼りに、近づいて行き、やっと顔を合わせることが出来ました。
ガンドゥが出していた音、それが歌だったのです。ムンスの知らない歌でした。
それが、ブルドッグマンションだったのです・・・。ムンスの記憶、どの程度確かなんでしょう。
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