ロマンスは命がけ! ? DVD-BOX2 | |
チ・ヒョヌ,イ・シヨン,キム・ジニョプ,ユン・ジュヒ,シン・ウォンホ | |
TCエンタテインメント |
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イナとセラの両親の命日が来ました。
毎年、イナは納骨堂に行くのですが、誘っても誘ってもセラは一緒に行ってくれません。
今回も、あっさりと断られてしまいました。
何度も何度もセラに電話するイナを、スンジュは見ていました。気になっていました。元気もありませんしね。
出かけるイナを見送ったのですが、財布を忘れて行ってる事に気が付き、車で後を追いました。そして、送って行ったのです。
その頃、セラはジェファンと一緒でした。
お酒を飲んでいました。
その時、ジェファンが渡すモノがあると言って、例のバッグ・・・イナから無理やり取り戻した挙句、捨てた筈のバッグでした。ハンソンからのプレゼントの。
捨てたのを見てたミウンが拾って自分が使っていたのです。
SNSでそのバッグに気づいたジェファンは、ミウンから取り戻したと言いました。喧嘩してまで取り戻すほど大切なバッグでしょ?・・・と。
セラの表情がこわばりました。
探るように見るジェファンの視線にも気付きました。
「あなたは思ったより怖い人ね。」
と、セラ。
君には負けますよ・・・とジェファン。
どこまで知ってるの?・・・とセラが聞くと、ジェファンは言いました。
「ハンソンさんの恋人はあなたでしょ?」
いいえ・・・とセラ。
えーっどーいうこと・・・と思ったら。
元々、ハンソンはイナと付き合ってた・・・と話し始めたのです。
私が横取りしたの・・・と得意げに話すセラ。
「罪も無い人にどうしてそんな事を」
と、ジェファンが怒って言うと、セラは言いました。
「チュ・イナは私から全てを奪ったの。」
ある日突然、両親がイナを姉として連れて来た時、セラは嬉しかったのでしょう。
でも、それはすぐに嫉妬や怒りに変わったようです。
成績が良く、性格も良いイナを、両親は実の娘のように可愛がりました。
劣等感を抱いてしまったセラは、イナを憎み、両親に反抗的な態度を取るようになったのです。
「そうやって私から全てを奪ったイナから、男を奪うくらい何あなたに近づいたのも、イナを好きだと分かったからよ。」
そう言い捨てて、セラは席を立ちました。
その頃、イナはスンジュにセラとの関係を打ち明けていました。納骨堂に行ったのですから、説明が必要だったのかもしれません。
自分が養子だと言うと、スンジュは驚きました。
養子だから、また捨てられないためにも良い子になって頑張るしかなかった・・・とイナ。セラにはそれが嫌だったんだろうと、今なら分かる・・・とね。
両親との約束は、セラを守ることだ・・・と言いました。だから、あの家を売るわけにはいかないんだと。それでつながっている二人だからね。
家に着いた時、丁度セラも帰宅して来たところでした。
そこで二人は言い争いに。
セラは、イナに嫉妬をしていたと言うだけじゃ無く、一緒に事故に遭ったのに、両親は死んでイナだけが生き残ったと言う事が許せないのです。
でもね、その事故が起ったのは、遅くまで家に帰ってこないセラを迎えに行く途中だったのです。
セラはそれを知りません。イナが話していないのです。
伝える気はない・・・とイナ。自分の所為で両親が死んだなんてこと、ショックが大き過ぎるから・・・と言いました。
「このまま誤解されながら一緒に生きていくのか?」
と、スンジュ。そんな事、彼には信じられません。
「自分を責めるより人を恨んだ方が楽です。」
イナのその言葉は、スンジュの胸に刺さりました。彼自身がそうだったからでしょう。
自分の心がイナに向かうのを感じてるようです。
スンジュにジェファンから連絡が入りました。
ジェファンは、すぐにでもハンソンの恋人はセラだと伝えるのかと思ったら、言わなかったのよ~。明日言う・・・なんてね。
まさか、このまま話す機会を失うんじゃない?・・・とあたしゃ思いましたよ。韓国ドラマですからね、大事な事を言わずに死んじゃうってことも多々あるから
その“明日”、ジェファンはスンジュが優しくイナに傘をさしかける姿を目撃しちゃうんです。
事実を話したら、スンジュはイナに誤解から酷い事をしてしまった事を悔いるでしょう。心が一気に動くと思いました。
結局、その日、ジェファンは事実を話しませんでした。
ミンギの手術の日になりました。
チャ院長は、難しい手術方法をジェファンが担当すると知り、それを広報しようと考えました。ジェファンを宣伝し、グローバルセンター長の座を確実にしようと考えたのです。
そしたら、副院長がマスコミま呼んだから、事は大げさになってしまったのです。
そこで成功していたら、全てが上手く行ったのに・・・。
チャ院長の激励、発破は、相変わらずジェファンにとっては幼い頃のトラウマを呼び起こさせるものでしかありませんでした。
手術中、患者の容体が悪化した時、対処しようとしたんだけど動揺が大きくてね。
そこにマスコミまでいたもんだから、冷静な対処ができなくなってしまったのです。
結局、激怒したチャ院長によって、手術は中止とされ、手術室から追い出されてしまったのです。
・・・ってか、こういうこと、よくあることなの患者は大丈夫なの
チャ院長は、自分が息子に対してやってることが、如何に負担になってるか、全く分かっていないのね、昔も今も。
ミンギは意識が戻ると、スンジュに執刀を依頼しました。
他の医者も嫌だし、転院するのも困難だと言うのなら・・・とね。
信じられるのはスンジュだけだと言いました。
でも、スンジュは以前の失敗がトラウマとなっていて、手術をする決心がつきません。自信が無いのです。
しないのではなく、出来ないのです。
そんな事、プライドの塊のスンジュは口に出来ません。
でもね、イナは敢えてスンジュの気持ちを逆なでするような事を言い、スンジュ自ら弱音を吐かせたのです。
「頭も働かないし、手も言う事をきかない。しないんじゃなく、出来ないんだ」
イナはその言葉を聞いて涙がこぼれました。
その涙を見ても、スンジュはうれし涙か?・・・と言いました。
怒りのあまり、そのあたりの物を投げつけ始めたスンジュ。
イナはそっと後ろから抱きしめました。
「充分分かったから、もう止めてください。ごめんなさい。」
イナは、スンジュは、事故のだけじゃなく、手術の失敗もトラウマになっていると知りました。
で、トラウマの克服方法を調べ始めました。
そして、翌日、スンジュの意向などお構いなしに、イナはトラウマ克服法のレッスンに連れ出したのです。
一方、ショックを受けたジェファンは、一人でお酒を飲んでいました。
そこに現れたのはセラ。
ジェファンが、事実をスンジュやイナに明かさないのは、スンジュとイナを結びつけたく無いからだと察していました。
恋人にはなれないけど、友達にはなれそうだと言いました。似てるから・・・と。
え~嫌なんですけど、セラとジェファンが・・・だなんて。
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