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チャン・ソンギョル=ユン・ギュンサンssiは、清掃会社の社長。物凄い潔癖症です。
一度使ったタオルを二度目に使うことはなく、何度も何度も手を洗います。バターナイフのほんの少しのくもりも許せず、常に床は愛する乳母と同じクムジャと名付けたロボット掃除機が動いています。
除菌スプレーを持ち歩き、自分の車であっても、ドアを開ける時は、ハンカチを使うんです。
一方、キル・オソル=キム・ユジョンさんは、ずぼら女子。
と言っても、私の目にはさほどずぼらには見えませんけどね。可愛いから。
オフの時間は、着替えもあまりせず、全く身なりに構わないんですが、好きな人の前ではそれなりに可愛くしてますし。
ま、机にこぼれたカップ麺のスープの素を躊躇無くカップに入れるところは、流石に引きますけどね。
現在就職活動中です。
アルバイトに勤しみ、就職試験の準備に頑張る、極々普通の女の子。
大学入学した時に一目惚れした先輩のイ・ドジンに片想い継続中です。
ソンギョルは、お見合いを繰り返しているようです。
でもね、毎回毎回、何か潔癖症には耐えられない問題点を見つけて、全くまとまっていないみたいです。
今回は、美人女子アナと言うことで、全身見たところ問題は無さそうだったのですが。髪をかきあげたとき、耳に垢がたまっていたのを見つけた瞬間、恐怖の表情を浮かべ、とっとと出ていってしまいました。
せっかく苦労してセッティングしたのに!と、母親が怒鳴り込んで来ました。
ソンギョルの度の過ぎた潔癖症に、母も苦労させられています。
言い合いをしている間に、開けっぱなしのドアから“クムジャ”が出ていっちゃった。
エレベーターに乗り、マンションの玄関から外に出ていったクムジャ。
あるゴミ置き場でガス欠で止まってしまったのです。
このクムジャを見つけたのが、オソル。
そのまま持って帰りました。捨ててると思ったんですもん。
丁度その時、ソンギョルがクムジャを探しに来たのですが、何日もお風呂に入って無い感じのオソルに恐怖を感じ、結局、何も聞かずにその場を離れてしまいました。
これが敗因よね。
その後、ソンギョルは見つけた人には100万W払うという貼り紙をしたり、防犯カメラの映像をチェックしたりして、まるで家出した家族を探すがごとく、必死にクムジャの行方を追いました。
クムジャは、彼にとっては乳母と同じだったのです。
体を壊した乳母のクムジャは自分の代わりにと、それを買ってくれたのです。
オソルが家に帰ると見慣れない男性がシャワーを浴びてるじゃありませんか。
驚いて大騒ぎの最中に父が帰宅。
事情を聞くと、彼女の家の屋根部屋に引っ越してきた人でした。
これが、チェ・ハイン=ソン・ジェリムssi。
この騒ぎのせいで、父が腰を痛めて仕事に行けなくなってしまうんです。
仕方なく、オソルが父の代わりに清掃員の仕事に行く羽目になってしまったのです。
オソルが街のゴミを収集していると、酔っぱらった男性にからかわれてしまいましてね。カッとして怒った瞬間、その相手の連れがドジン先輩だと言うことに気づいたんです。
恥ずかしくて、思わず背を向けたオソル。
それでもばれそうになったので、その場にあった馬の被り物で顔を隠して逃げ出しちゃった。
でもね、繁華街を馬の被り物をした人が、リヤカーを引きながら爆走するなんて、注目を浴びるに決まってます。動画をとる野次馬たちも追いかけてきて、辺りは騒然となりました。
オソルはこんなことになろうとは思ってもみませんでしたが、今さら止まる事はできず、逃げ続けました。
逃げきったと思った瞬間、目の前にいたのはソンギョルの車。
怪我は無かったものの、ゴミを車にぶちまけてしまいました。
一応謝り、自分の携帯番号をメモしてソンギョルに渡したのですが、馬の被り物をしたままだったので、真面目に謝ってるようには見えません。
ソンギョルが怒って被り物を取ったものですから、野次馬たちやドジン先輩に正体がばれちゃった。
涙をためて、ソンギョルに頭を下げ、その場を離れたオソルでした。
その様子を見たのは、ドジン先輩たちだけじゃありませんでした。
オソルの弟オドルもいたのです。
実は、オドル、クムジャの捜索願いの貼り紙を見て、100万Wを手に入れようと、ソンギョルに連絡を入れて、ある場所で待ち合わせようとしていたんです。
ソンギョルがこの場所に来たのは偶然ではなく、そういう理由があったからなのです。
オドル、姉の苦労を知りました。声はかけられませんでしたが、胸が痛かったようです。
ソンギョルは防犯カメラの映像に写っていたクムジャを持ち帰った人物が、あの馬の被り物の女性だと気づきました。
だから、すぐに呼び出しました。車の損害を弁償してもらう用事もありましたしね。
高額な明細書にびびるオソル。
また、100万Wでクムジャ返そうとしたのが、弟のオドルだと言うことも知りました。
とうてい返せる額じゃありません。
必死に割り引いてもらおうと交渉しました。決裂したの?
ドジン先輩の就職祝があると親友のジュヨンから連絡がありました。
まさか、あんな失態の後、合わせる顔が無い・・・とか思ったオソルですが、結局、おしゃれして出掛けて行ったのです。
ドジン先輩は、皆にはその事を一切話していないどころか、とても優しくオソルに接してくれましてね。
オソルはいっそう好きになってしまったのです。
でもね、それはオソルの想いを利用するためだったようです。
なんと、ドジン先輩は、就職したテレビショッピングの会社のモデルが足りない時に、オソルに頼もうとしたのです。
無下に断れないオソルの想いを都合よく利用したってわけです。
一度目は急な話でしたが、オソルも納得して出演しました。でも、次は、もう承諾無しに勝手に決めてしまってましたよ、ドジン先輩。
おまけに、担当の社員はドジン先輩の恋人でしたよ。
それに気づいたオソル。
片想いが終わったと思いました。
ドジン先輩が自分の想いを利用しただけだとショックを受けました。
「感謝するわ。やっと目を覚まさせてくれた。好きだった3年間が惜しいけど、これで諦めがついた。」
そう言って歩きだしたオソル。
偶然、局に来ていたソンギョルが見てしまいました。
オソルは、この後、ソンギョルに会ってクムジャを返す事になっていました。
だから、持っていた袋をソンギョルに渡し、帰って行きました。
ソンギョル、エレベーターでドジン先輩と一緒になりました。
すかさず、例の除菌スプレーを噴射。
仕返しをした感じです。
オソルが返した紙袋。クムジャを入れていたのですが、もうひとつ入っていました。
ドジン先輩にプレゼントしようとして買った下着です。
家に帰って開けたソンギョルは驚きました。
何と、ピンクの象の下着ですもん
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