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シモクとハン刑事は、パク・ムソンの家の地下室を調べました。
鑑識が調べた筈なのですが、見落としもあったようです。
そこに、突然、チーム長が来ました。実は、チーム長は一人でギョンワンに謝罪に来たのです。
自白を強要し、暴行したことを・・・。
チーム長は暴行に加わってはいなかったようですが、傍観者も罪は同じだと考えたのです。
膝をついて謝りましたが、まだギョンワンは許す気にはならなかったようです。
地下室を調べた結果、シモクたちは、ここにガヨンが一日監禁されていたと推測しました。
拉致してすぐに殺さなかったのは、死なせるつもりはなかったからじゃ?・・・と考えました。
未成年が出入りしている場所に、わざわざ被害者を置くなんてことは、見つかるのを承知の上としか思えません。地下室で殺して置き去りにする事だってできたのに・・・。
シモクは、ギョンワンに、大音量で音楽を賭けてみてくれと頼みました。かすかに音が聞こえます。
一日、ここに監禁されていたのなら、この場所に関する何かを覚えている可能性は高いです。あの‘0と7’という単語の意味も分かるかもしれません。
ソ検事は、忍ばせた携帯にイ首席秘書官とイ・ユンボムの会話を録音することに成功しました。
ただ、盗聴を警戒して、音楽を流していたので、切れ切れにしか聞き取れない状況ではありましたが。
シモクは、ヨンジェに会いに行きました。
病院のガヨンの元に行った事を確認しようとしたのです。
でも、相変わらず知らぬ存ぜぬで、認めません。なので、シモクは容疑者として召喚するしかないと立ち上がり、帰ろうとしました。
その時、ヨンジェは苛立って言ったのです。
「どういう子か見に行っただけよ。その何が悪いの?あの人の所為で、私がこんな目に。」
そして、署長が何かで顔を抑えつけていたのを見た・・・と言いました。
ソ検事が、盗聴した内容をシモクに知らせて来ました。
ただ、きちんと聞き取れて無くて、内容は要領を得ない感じでした。
でも、シモクは気付いたのです。
丁度その時、国防部が何かの武器を輸入する決定をしたというニュースを聞いたばかりでした。それに関与しているのは、イ・ユンボムのハンジョグループとトバングルーープ、国防部、そして松山と言う日本人。
せんだって、この4人とイ首席秘書官が宴席をもうけていたと言う情報を、ソ検事から受けていたので、その会合の意味がこれだったと。
この取引には裏があって、関係者には莫大な利益が入ることになっていたのです。
ヨン検事は、まだ諦めていませんでした。
ガヨンに会って、イ首席秘書官との関係の有無を聞こうとしました。
ところが、丁度病院でソ検事と一緒になってしまったのです。ま、一人で躊躇していたところでしたので、都合が良かったかもしれません。
ヨン検事は、イ首席秘書官の写真をガヨンに見せ、知っているかと問いました。
つい先日シモクも聞いたのですが、ガヨンの反応は全くありませんでした。この時も、そうかと思ったのですが・・・。
突然ガヨンが発作を起こしてしまい、その場は大混乱に。
ガヨン母は、シモクと同じ写真だったのに、何故今日はこんな事に?・・・と不思議でした。
実は、ガヨンは、写真越しにソ検事の顔を見たのです。
自分が拉致された日、追いかけて来た男だと、思い出しました。で、パニックになってしまったと言うわけです。
シモクは、検事の収賄疑惑を最初に報道したソンムン日報を訪ねていました。
通報者が誰なのか、聞きに来たのです。
応対したキム社長は、シモクの訪問に興味が湧いたようです。
で、分かったのは、女子高生だということ。知らない男から10万wで頼まれたということでした。
そして、通報内容は、さほど重要なモノでは無かったのに、報道したのは、ハンジョグループに対する個人的な恨みがあったからでした。
ハンジョの婿になりそびれたとキム社長は言いました。
それがどれほど大きな損失だったか・・・とね。
通報者は、キム社長の恨みを利用した・・・とシモクは考えました。だからこそ、大手ではなく、ソンムン日報を選んだんだと。
女子高生の身元を・・・と言うと、キム社長も、見返りを求めました。
シモクは、例の武器輸入の件をばらしましたよ。
通報者は3つの事実を知っている・・・とシモクは考えました。
一つ目は、イ首席秘書官とパク・ムソンの関係。二つ目は、ソンムンとハンジョの間で流れた縁談。そして3つ目は、キム社長の怒り。
これを全て知っている者が、通報者だ・・・と。
ソンムン日報は、すぐに武器輸入の疑惑をトップ記事として報道しました。
ハンジョとトバングループに対する風当たりは強くなり、イ・ユンボムは対応に苦慮しました。
情報の出所を掴むのは簡単でした。
ソンムン日報のキム社長の弱みを掴み、イ首席秘書官がそれをちらつかせたら、すぐにキム社長は、シモクの名刺を差し出したのです。
イ首席秘書官は、ソ検事からシモクに情報が流れたと察していました。
何か、ソ検事を罠にかけようとしているのかな?
そして、とうとう特任を解散させるよう、庁長に圧力をかけてきました。
庁長から連絡が入りました。特任は解散、資料はすべて中央捜査部に移送しろと言う命令が下ったのです。
シモクは、メンバーを部屋に留め、誰も入れないよう言い置いて、庁長のところに走りました。
「方向を提示してくれる人、基準になってくれる人、本来の姿を国民に見せてくれと言った方と同一人物ですか?」
シモクの言葉に、庁長は怒りました。
誰の命令なのかとシモクが聞いても、自分の考えで自分の決定だと言って譲りません。
そこに、カン部長検事たち6人の検事が乗り込んで来ました。
彼らは、特任の継続を要求しました。
「韓国の検察は庁長のものではありません。ましてや、個人のものになってはいけません。」
庁長も板挟みになって苦悩していたのです。
カン部長検事たちの気持ちは充分分かっていました。
結局、解散は取り消されました。
シモクは、イ首席秘書官を呼び出しました。法廷です。
昔、シモクが、検事としてどういう道を歩むべきか、この場所でイ・チャンジュン検事を見て目標を決めたのです。
3年前、父親のように慕っていたヨン・イルジェをはめ、今回は特任を何故恐れるのか・・・と問いました。
「お前を特任に送ったのも、今回も、邪魔だったからだ。」
イ首席秘書官は言いました。
邪魔だと言う事は僕の進む道が合っているということですね?・・・とシモク。
俺は、生きている限り被告としてここに立つことは無い・・・とイ首席秘書官。
「もっと努力します。」
シモクは姿勢を正してそう言いました。
ヨン検事は、シモクに渡す物があって、自宅を訪ねたのですが、留守と見て、ドアの前に資料を置いて行こうとしました。
エレベーターが閉まる寸前、シモクの部屋のドアが開いた音を聞き、確かめようとしたのですが、そのままエレベーターのドアが閉まっちゃって。
でもね、その時、シモクは留守だったのです。誰?あれは。
特任チームのメンバーは、解散しないと聞いて大喜び。さっそくお祝いをしようと、ハン刑事の屋根部屋に集まりました。
そこに、ヨン検事も。チャン刑事も集まり、賑やかな食事会となりました。
ヨン検事がシモクに連絡して来たのを、ハン刑事が受け、誘ったのです。
この時、驚く事が。
ユン課長の背中に、刺青が
その模様が、O.T・・・。飾り文字で描かれていたので、見ようによっちゃ、“0.7”に見える・・・
ヨン検事が、誤って水をかけちゃって、シャツが濡れて、透けて見えたんです。
ユン課長・・・。何者
ところで、イ・ユンボムもシモクたちを狙っているようで、怖いわ。あの秘書の目が怖い。
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