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ジェグクはいつもはフランスに住んでいます。
引き受けた仕事によって、韓国に戻ったり、他の国に行ったりと言う生活のようですね。
今回は、韓国に戻る事をいつになく楽しみにしていました。ヨンウンと会えるから。
しかし、帰国の連絡を入れてもヨンウンからは何の連絡もありません。
ヨンウンは相変わらず仕事に追われていました。
おまけに、チスクのミスで売り上げが1位の座から転落してしまって。
部下たちは、それを知っているから、ヨンウンの責任にされるのが悔しくてたまりません。チスクのミスだと言えばよいのにと、ヨンウンに言いました。
会議でチスクは全くヨンウンを庇う素振りも見せません。
チスクの父である代表も、重要なことや大変な事は全てヨンウンに任せ、チスクには成果だけを与えようとしているように見えます。この親にしてこの子アリと言う感じで、ムカつきますな
それでも、ヨンウンはチスクの責任を訴える事はありませんでした。
それどころか、売り上げを上げるための新たな策を提案しました。
次に控えている30周年記念のイベントで、人気の高いインフルエンサーに服を着てもらって、発信してもらうと言う策です。
ところが、メインゲストを依頼したへリンというインフルエンサーが曲者で。
プライドだけは高く、我儘そのものなんです。
サービスが良い別の会社のショーに行くだのなんだとごねちゃってね。
間に立ったビジョンPRのドフンも引っ掻き回されました。
事態の収拾にあたっているさなか、ヨンウンはジェグクと再会しました。
チスクは見合い相手がジェグクだと知り、途端に乗り気に。
事はややこしくなりました。
ジェグクは、ヨンウンに近づこうとしますが、ヨンウンは一線を引いています。
ヨンウンは、今、恋愛に構ってる暇など無いのです、チスクと違って。
ジェグクは、まだ告白もしていない段階なのに、ヨンウンが神経質なまでに避けようとしているのが余計に気になりました。
ジェグクの母とヨンウンの母は思わぬ繋がりがあります。
料理教室が一緒なのです。
気にかけているのは、ヨンウン母だけで、ジェグク母は全くヨンウン母の存在すら気に留めてはいませんが。
未婚のハンサムな息子がいると知ったヨンウン母は、是非とも娘と・・・と思っちゃって。
ヨンウンに話をしますが、ヨンウンは全く聞く耳を持ってません。
へリンの問題は、さらにややこしくなりました。
へリンが、用意した服にあれこれと難癖をつけて来たのです。
挙句の果てに、『ザ・ワン』の服のデザインまで変えろと言う始末。
流石に、ヨンウンの部下のデザイナーたちは納得できず、説得しようとしました。
が、へリンは引きません。服まで雑に扱いました。
ナム課長は我慢できず、抗議しました。自分たちがどんな思いで服を作って来たか・・・と。
ヨンウンが割って入り、部下の態度を謝罪。
しかし、結局、へリンは我儘放題言って出て行きました。
「へリンに着せたいんじゃない。へリンに着せて、数千人に届けたいの。皆の苦労と実力をね。私たちの服を着た人に“素敵な服だ”と思ってもらえたら、それでいい。それがプライドよ。」
と、ヨンウンは言いました。
ヨンウンの言葉に、ナム課長をはじめとした部下たちは皆、目を覚ましました。冷静になれました。
デザインの修正はプライドにかけても変更などできません。
だとしたら、別のゲストを探しますと、ナム課長は言いました。
部屋の外で経緯を聞いていたジェグクとドフン。
ドフンは他のゲストを当たり始めました。
でも、なかなかゲストを引き受けてくれる人は見つかりません。
ヨンウンが思いつきました。
シン・ユジョンと言う女性です。
ジェグクは、ヨンウンの携帯の待ち受け画面の写真に気が付きました。
外国の街角を写したモノクロ写真です。
誰の作品?とジェグクが聞くと、無名作家だとヨンウンは答えました。
アマチュアだな・・・とジェグク。さほど高い技術力は無いとか。
「だから、自分の目で見てるように感じるんです。“この道の果てには誰がいるんだろう、雨の中どれだけ寒かっただろう”そんな考えが浮かんで心に響く。立派なプロですよ、誰かに感動を与えたんだから。」
と、ヨンウンは言いました。
後で分かるのですが、この写真、ジェグクが写したものだったのです、10年も前に。
パリの街角で売っていたのを、偶然見かけたヨンウンが買ったのです。有り金はたいて。
ジェグクは常に頑張っているヨンウンをカッコ良いと思いました。
ブランドを持っているデザイナーとは違い、認めてもらえない事も多々あるけれど、プライドを持って真摯に仕事に向き合っているヨンウンの姿がカッコ良いと。
しかし、ヨンウンはジェグクと付き合うつもりは無いとキッパリ言いました。
上司の見合い相手と付き合うなんて、自分の将来を潰す事になるのは分かり切っていますからね。
ただ、心が揺れたと言う事は正直に言いました。
「一度くらい正直になっては?」
と、ジェグク。翌日パリに戻ると。
今を逃したら、会う事は無いかと・・・と。
ヨンウンは、そっと近づき、ジェグクにkissしました。
でも、ジェグクが抱き寄せようとするとヨンウンは一歩退きました。
ここまで・・・と。
そのまま、2人は別れました。
ジェグクは、シン・ユジョンに電話しました。
頼みがあると言いました。親しい間柄のようです。
シン・ユジョンがゲストを引き受けました。
へリンが悔しがって抗議しましたが、もう、遅いです。
イベントは成功裏に終わりました。
ジェグクが帰国した理由は、兄の10周忌の法事に出席することだったようです。
法事の後、空港に向かうジェグクにシン・ユジョンから連絡が入りました。
「ハ・ヨンウンが誰か知らないのね。」
ヨンウンの前にジェグクが現れました。パリに戻っていなかったのです。
『ザ・ワン』の写真集を担当すると言いました。
そして、突然言いました。
「ユン・スワンを知ってますか?」
ヨンウンの表情が強張りました。
忘れたと思っていた名前でした。
知ってます・・・とヨンウン。
どう言う関係?と、ジェグクが更に聞きました。
「今、別れの途中です、その人と。」
と、ヨンウンが答えました。
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