ヨンパリ 韓国ドラマOST (2CD) (SBS) (韓国盤) | |
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ヨジンは、ハンシングループ最大の株主。
「だから、絶対に死んではいけない人物、いや、何があっても絶対死ねない人物なんだ。」
と、イ科長は言いました。
全ての意思決定をする人物だと言われてるから、この部屋のカギを握った人物が、すなわちハンシングループの主人になれるんだ・・・と。
最終意思決定者が植物人間だと言う事実。それをひた隠しにしている罪。
テヒョンが、この部屋に入ったと言う事は、その罪の共犯者ということになったのです。本人の意思とは関係無く。
もう逃げられない・・・とイ科長は言いました。
ヨジンがドジュンより多くの株を持っている理由。それは、ヨジンの母がグループの後継者だったからです。
そして、ドジュンは亡きハン会長が再婚した時の連れ子だったんですね。
植物状態じゃなかったら、当然ヨジンが会長となっていた筈なんです。
それに気付いたテヒョン、ヨジンは無理に眠らされているのでは・・・と思いました。だって、あの手術室で見た時、確かに覚醒していたからです。
テヒョンには父親もいるんです。でも、昔、酔うと母親や自分たちに暴力をふるうような男で、散々迷惑をかけられてきたんです。
家にも殆ど帰って来なかったようで。
だから、テヒョンは父を憎んでいました。今更、家に帰って来ても、迷惑なだけでした。
ドジュンの妻チェヨンがテヒョンに近づいてきました。
会長夫人とは知らないテヒョンは、軽い有閑マダム的な印象を抱いたようで。
誘われるままにお酒を飲んだのです。
正体なく酔いつぶれたテヒョンは、ホテルに担ぎ込まれたのですが・・・。まぁ、何かがあったわけじゃありません。
でもね、元々チェヨンにはドジュンの監視の目が付いていまして。その醜態も報告されているようです。
ドジュンは、チェヨンの事を何も考えて無い馬鹿な女という見方をしてますが、それはチェヨンの芝居です。本当の彼女は、頭の切れる女性のようです。そうじゃなきゃ、父もドジュンの元に送り込まないでしょうう。
12階には、様々な事情を抱えたVIPたちが入院しています。
例のホテルで傷害事件を起こした韓流スターチャ・セユンも、入院しています。あの事件は、上手くストーリーを変えられ、大金を払って別の人物を犯人に仕立てあげていました。
セユンは、女性を助けた英雄扱いですよ。
テヒョンは、それを知って殴りそうになるのを抑えるのがやっとでした。
また、テヒョンが助けたヤクザのボスドチョルも、偽名で入院しています。
マンシクを脅し、テヒョンの居場所を聞いたようで、処置が最後まで出来て無かったのを、ちゃんと始末してほしいとやってきたのですよ。迂闊に別の医師にはかかれませんよね。
別人のように軟弱な態度のテヒョンに戸惑ってます。
テヒョンは内緒の電話をする時、ヨジンの病室でする事が多々。
その会話を、ヨジンはちゃんと耳で聞いているのです。テヒョンの名前も覚えています。
ふと、テヒョンは、ヨジンの反応をチェックしてみました。確かに覚醒していたからです。
反応が見られた・・・とファン看護師に訴えましたが、一蹴。テヒョンも、気の所為か・・・と思ったようです。
チャ・セユンが暴行した被害者女性も12階に入院していました。
他の病棟で秘密がばれちゃまずいってことです。
でも、彼女は、PTSDの症状が表れていましてね。テヒョンがイ科長に治療をした方が・・・と言ったのですが、全く相手にしません。なぜなら、秘密を守る事しか考えてないからです。被害者女性なんて、大金を貰ったんだから・・・なんて、得したとしか考えてないんですね。
テヒョンは、とにかく所謂“持つ者”と“持たざる者”とをここまで差別するやり方が、気に入りません。辞めさせられる事だけは避けたいので、敢えて反論もしませんし、怒りも作り笑いの下に押し込めているのですが、本当は、物凄く嫌な気分なんです。
これまでの借金に追われる生活よりも、もっと・・・。
チェヨンが、昨晩の醜態を持ち出し、テヒョンに要望を言ってきました。
「夫の妹ヨジンに会わせて。ヨジンが危ないの。」
テヒョンが勝手に会わせるなんてことは出来ません。夫のドジュンに頼む方が早いと言いかけた時、シンシアが入って来ました。
「コードレッドです。早く病院から避難してください。」
理由を聞くと、ヨジンとチェヨンがこの建物から出ない限り、誰も出られない。早くしないと、皆が死ぬ可能性がある・・・とシンシア。
でも、詳細は不明です。
とにかく、テヒョンは、急いでヨジンを避難させました。
ところが、慌てたので、点滴の管が挟まっているのに、ファン看護師も気が付きません。
これが、きっと睡眠薬の管なのね。
院長とチェヨンも、そしてセユンも避難完了しました。要するに、お偉いさんから避難なんです。
誰にも分かって貰えないと絶望的になった女性へインが、大問題を引き起こしていたのです。
病院内の陽子線治療センターの機械室に閉じこもったのです。
ヨジンを避難させた後、ふとテヒョンはソヒョンが透析に来ている事を思い出しました。ソヒョンが死ぬ・・・。
切羽詰まったテヒョンは、機械室の前に急ぎました。
言う事を一切受け付けないへイン。
宥めても無理だと考えたテヒョンは、今度はいさめました。
彼女が殺したいと言ってるセユンは、既に遠くに避難してしまってるから、死ぬことは無い。死ぬのは、何の罪も無い人たちだけだ・・・と。
説得が功を奏しました。
でも、ドアを開ける前に中で倒れてしまったんです。
放射能汚染の危険、窒息の危険を冒して、テヒョンは機械室に飛び込み、へインを救出。電源を入れた直後、テヒョンは倒れてしまったのです。
放射能汚染も無く、無事でしたが・・・。
12階に戻ったテヒョン。
何事も無かったかのように明るくノー天気に振る舞うセユンを見て、怒りが抑えられませんでした。
一発殴りつけましたよ。
遠くでそれを見ていたドチョル、満足そうでしたね。
ところが、テヒョンの元には、新たな借金の問題が起ったようで。
絶望的な気分になりました。
その時、後ろから声が・・・。
「私がお金をあげようか?」
ヨジン、覚醒です
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