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ラ・イオンは祖母にとって唯一の肉親。唯一の生きる希望だったわけです。
その愛する孫が、自分の言うことに従ったせいで、死んでしまったと、祖母は後悔してもしきれない思いでいました。
しかし、その孫が突然生きて姿を現したのですから、喜びと同時に、怒りもこみ上げて来ても仕方がないでしょうね。
しこたま叱られたラ・イオンでした。
テソは、父と縁を切って以来、ぼんやりと過ごしていました。
自分たちがお尋ね者になってると分かってるチャ・マルチョンとチ・メンスは、何とかして逃げ切ろうと考えを巡らせていますが、良い案は浮かびません。
テソが言いました。
父領議政と王を殺す・・・と。
領議政は出来るかもしれないが、顔すら拝めない王を殺すなんてこと、出来る筈が無いとチャ・マルチョンは鼻で笑いました。
でも、テソには何か考えがあるようです。出来ると言いました。
ラ・イオンは捜査結果を提出。
それを元に、王は正式に命令を下しました。
領議政とドス、そしてテソとその一味を捕らえるようにという。
驚いた領議政が王宮に行くと、大臣たちが領議政の罷免を要求して座り込んでる最中。
激怒して抗議しましたが、王は改めて、領議政たちを捕まえろと命じました。
領議政はその場で捕らえられ、テソとチャ・マルチョン、チ・メンス、カン・ハンギを指名手配としました。
ジョイたちは、都で暮らすための準備を始めていました。
まずは何と言っても住む家です。
ところが、やはり都。田舎に比べて格段に高額。
危うく胡散臭い男に騙されそうになりました。ま、グァンスンもジョイもしっかり者なので、易々とは騙されませんでしたが。
それを助けてくれたのは、スンユルと言う人物。
ジョイの幼馴染で、今は、外知部・・・今でいう弁護士をしています。「獄中花」にも出て来ましたね。
スンユルのお陰で住む家を決めることが出来ました。
スンユルとジョイは、ジョイが結婚するまで、ずっと親しくしていました。
ジョイは兄弟のように思っていたようですが、スンユルは女性としてジョイを見ていたようです。
グァンスンはそんなスンユルの気持ちにすぐに気づいたようですね。
久しぶりなんだからと、2人にお酒でも飲んでくればと送り出しました。
ジョイとスンユルが一緒にいる所を、偶然見かけたのが、ラ・イオン。
指名手配されてるドスを捕まえるために、兵と共に出動したところだったのです。
親しそうな二人を見て、俄然嫉妬
その嫉妬の視線に気づいたのは、スンユル。
ジョイは、もしかしたら、自分に会いに来てくれたのではと期待してしまいました。
が、期待外れ。
スンユルは、2人の関係に気が付いたようです。
ドスとチャ・マルチョン、チ・メンスはすぐに捕まりました。
チャ・マルチョンは捕まる直前に悪事の証拠となる帳簿を、とある食堂の天井裏に隠しました。
それは領議政の悪事の証拠となるものです。
領議政が既に捕まったと知らないチャ・マルチョンは、領議政が上手く処理してくれるかもしれないと言う期待を抱いていました。
が、庶子であるテソの扱いを思うと、完璧に信用できる相手ではないと思えたのです。だから、領議政の弱点である帳簿を渡してはいけないと思ったのでしょうね。
その直後、ラ・イオンに掴まったので、ラ・イオンは証拠を手に入れることは出来そうにありません。
テソはその時、一人でお寺に籠って祈りを続けていました。
だから、捕らえる事が出来ませんでした。
ラ・イオンは上司に例の毒草を差し出しました。
栽培を禁止されている毒草を秘密裡に栽培していたのは、テソだと言いました。
上司は愕然とし、びびりました。
だって、それは、世子の死に領議政たちが関係あるかもしれないと言う意味だからです。
当時、薬の処方を担当する臨時の官庁侍薬庁が設けられていました。それを行ったのは領議政。
実際、ラ・イオンが世子と一緒にいる時、侍薬庁の者が薬を届けに来たことがありました。
世子の体にできものが出来たので、その治療のためでした。
その頃から毒草の使用量が増えたのも、確認済みでした。
ラ・イオンは、その時薬を届けに来たのは、テソだったのではないかと思いました。見たことが無い人物だったからです。
「領議政たちへの尋問が始まるまでに、必ず証拠を持ち帰ります。」
ラ・イオンは上司にきっぱりと言いました。
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