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ヨンハ氏とガンウ氏の攻防は、最初、ガンウ氏の優勢で進んでいました。
って言うか、ついこの間まで、ガンウ氏の読みが早く、力も持ってるし、何事においても一歩先を進んでいました。
ヨンハ氏達も、なかなかの頑張りを見せてはいるのですが、最後の最後にガンウ氏に持っていかれてしまう・・・って感じ。
でも、此処へ来て、ガンウ氏の予測とは違う結果が出始めました。
市民の事を第一に考えていた市長が、ガンウ氏の側近のあの目の鋭い表情の無い方に、事故に見せかけて殺されてしまいました。これは、どーも、ガンウ氏の指示じゃなかったようですね。彼の先走りって感じ。
あれって、フィリップ氏の父親を殺した方法と一緒ですわなぁ。頭が切れてるやり手だと思ってたのに、芸が無さ過ぎ
・・・この言い方は、不謹慎かもしれませんが
市長は、ひとかどの人物だったようで、彼の恩を受けた人の中に、一人の女性刑事がいました。彼女は、「19の純情」や「春のワルツ」等で、アジュンマ役をやってた方。よ~く見かけます
彼女が、ソウルから捜査に来るのです。
「絶対に市長は飲酒運転なんて、しない
」
という確固とした信頼があるからです。
警察署長等の妨害にも負けず、フィリップとともに真相を突き止めようとしています。
そして、ガンウ氏の側近が犯人だとめぼしはつけたのですが、これが、なかなか証拠が見つから無い
結局、大物から手を回したガンウ氏の計らいで、釈放せざるを得なくなってしまいました。
ところで、パク・シヨンさんは、ガンウ氏がヨンハ氏の兄の会社を倒産に追い込み、挙句の果てに自殺、ヨンハ氏も暴力事件を起こしてしまう一連の事件の首謀者だと知らなかったんですねぇ。
ガンウ氏と結婚し、実家のガンウ父に挨拶に行った時、そこでヨンハ兄嫁と会った事で、彼女から聞かされるんです。
彼女は、ヨンハ氏がガンウ氏と争う原因は、自分にあると思っていたみたいです。
まぁ、全く無いとは思いませんが・・・。
かなりの衝撃を受けたシヨンさんですが、何事も無かったかのようにガンウ氏の傍に居続ける事を選んだようです。
ただ、本当のガンウ氏を知らなかったという思いと、ガンウ氏が自分を愛して結婚したかどうかが疑問に思えてきたようです。
そのガンウ氏が唯一本当の姿を見せるのは、妹に対してだけです。
妹だけが、自分を理解してくれる人であり、自分を抑えてくれる人だと思っているのです。
だから、今、妹がヨンハ氏達と一緒に居て、自分に敵対する立場に居るのが、我慢できないようです。
ヨンハ氏達の行動で、自分の想像していたのとは違う不利な結果が出た時、真っ先に彼が行ったのが妹のところでした。その時の、ガンウ氏の表情は、それまで見たことも無い不安でうろたえているモノでした。
「世界は汚れてもいないし、人は虫けらじゃない。違うのは、お兄さんの世界で、だから、こちらの私たちの世界にお兄さんが来て。」
と、妹は言います。
妹が、全く違うところに居るとわかったガンウ氏を止める人は居なくなりました。
なりふり構わず、ヨンハ氏達を追い込もうとします。
ヨンハ氏が信じて一緒に戦ってきた暴力団の組長や、農業団体の組合長等を懐柔しようとしたのです。
組長は出資していた資金を引き上げようとするし、組合長らはヨンハ氏の前歴を知って、離れて行きます。
でも
組合長たちは、ヨンハ氏を切り捨てたわけじゃなかったんです
そういう素振りを見せて、ガンウ氏一派を安心させただけだったのです。
これからヨンハ氏達の巻き返しが始まりそうです
ところで、以前ちらっと書きましたが、この作品に”マジンガー”として出てるPC&株おたくの青年。「ラブ・トレジャー」でキム・ソナさんの弟役をしていた彼。
彼のキャラクター、かなり私的に気に入ってます

言葉では表現しにくいので、是非画面で彼のキャラクターをチェックしてください