昨日、京都旅行から帰宅。
家のポストには、ステキなプレゼントが入ってました
衛星劇場さんのプレゼント企画に応募していたのを、すっかり忘れてました。
やっぱり無欲でいると、届くのですね
昨日、京都旅行から帰宅。
家のポストには、ステキなプレゼントが入ってました
衛星劇場さんのプレゼント企画に応募していたのを、すっかり忘れてました。
やっぱり無欲でいると、届くのですね
去年に引き続き、今年も年末に京都に来ました。
お天気がイマイチですが、ゆったりとした時間を過ごしています。
費用的には、かなり経済的で、なんと、二人で一泊5000円の宿!
もち、朝ご飯付(^_^)v
今日は、宇治に行きました。
明日は、大原に行く予定ですが、それも未定。
どーなったかの結果は、後日。
写真は、昨晩の祇園辺り。
8時頃にもなると、昼間ごった返すほどの観光客も、殆どいません。
静かでしっとりとしていました。
レビュー一覧は、こちらから。
兄ヨンの死は、自殺と断定されているようです。ぺク・ボムもそう考えています。
でも、カン検事だけはそれが他殺で、犯人はぺク・ボムだと考えているのです。
婚約者が妊娠していて、結婚間近だったこと、そして左利きなのに、左腕に新しい注射痕があったことなどが理由です。
婚約者というのが、実はぺク・ボムの恋人だったと言う事は知らないみたいですね。
と言うか、本当にぺク・ボムの恋人だったのでしょうか。
もしかしたら、そう思っているのはぺク・ボムだけだったのかもしれません。
それを告げた時の、カン・ヨンの表情、恋人ハン・ソヒの表情、そして、居合わせたイ・へソンの表情が何やら意味ありげでしたものね。
ところで、以前、捜査の過程でセオン病院の家宅捜索をした事がありましたが。
その時、カン検事の指示だと言ってやってきた男性が、病院の何かの資料を持ち去りました。
そのことで、イ・へソンと交渉しています。
台帳に無い向精神薬がかなりの量保管されていることがその資料から分かったようです。
その薬を使って利益を挙げているようですね。イ・へソン自ら関わっているようです。
それを公にしない代わりに、10年前の何かの記録を渡していました。
身元不明の遺体が運ばれて来ました。
まだ若い男性でした。転落死と見られていましたが、気になる点があれこれあって、ぺク・ボムはいつものように慎重に検死を進めていました。
ところがですよ。
身元を確認していた職員が、狼狽してパク院長の元にやって来たのです。
DNA鑑定をしたら、科捜研の職員の一人と親子関係が検出されたと言うのです。
なんと・・・マ課長の息子だったのです。
自慢の一人息子でした。
成績が物凄く優秀で、飛び級をして有名な全寮制の進学校に学んでいました。
妻から、寮に前夜から帰っていないと連絡があったと、おろおろと電話があり、マ課長はすぐに家に帰ろうとしていた時でした。
パク院長が、沈痛な面持ちでマ課長に報告したのです。
マ課長は、驚いて解剖室に駆け付けました。
でも、中には入れません。規則で、解剖の場合、遺族は遺体に近づく事は出来ないのです。
顔だけでも・・・と泣き叫ぶマ課長。
その場に居合わせた者たちは、皆涙を流しました。
あまりにも残酷です。
マ課長の息子ソンジェは、全身のいたるところを骨折していました。
転落死だ・・・とぺク・ボムは言いました。
解剖後、綺麗に整えられた遺体に、やっとマ課長は会う事が出来ました。
顔を撫でながら、泣きました。泣いても泣いても涙は枯れることは無い気がします。
私も泣けましたわ~っ
マ課長の妻は、ソンジェが自殺する筈は無いと主張しました。
何の心配もかけない本当に良い子でしたから・・・と。だから、他殺に違いないと言いました。
転落死だと言う事は確かでしたが、それが自殺なのか他殺なのかの判断はこの時点ではつきませんでした。
いつものように、現場検証を仔細にするぺク・ボムです。
建物の屋上から転落したのは確かでした。
足跡もありましたし、エレベーターの監視カメラに映像も残っていました。
屋上には、ソンジェ以外に4人の友人が一緒に行っていました。でも、降りて行ったのは、ソンジェ以外の4人。
4人が降りた時刻から、ソンジェの遺体が発見された時間までは、約2時間ありました。
試験期間だと言うので、ソルは、4人の母親から事情を聞きました。
が、皆、関わりを否定しました。当たり前ですな。
子供たちの携帯からも、何の手掛かりも得られませんでした。
どうも、母親たちが疑われそうな記録を削除したようです。
友人の中に、ソンジェのルームメイトのジュナという生徒がいました。
彼の父親は著名な弁護士事務所の代表を務めていました。
ジュナ母は、息子が容疑者と聞き、ソルに圧力をかけようとしています。
ノ部長検事とソルを食事に招きましたよ。
でも、ソルはきっぱりとそれを拒絶しました。
ぺク・ボムは、詳細なデータをとり、結論を導き出しました。
自殺だ・・・と。
マ課長は激怒しました。
息子が自殺などする筈が無い、間違って結論だと。
そうでしょうねぇ、親とすると。
いったいどーいうこと
今回の千葉滞在はパン屋さん巡りとなっています。
至近距離にできたパン屋さんのことは先日記事にしましたが。
今日は、新鮮組メンバーから仕入れた、別のパン屋さんを探して来ました。
『ひととわ』さんです。
ナビが無かったので、少々躊躇しましたが、すぐに発見
踏切の近くだし、結構車の数も多いところなので、駐車場にとっとと入らなくては・・・と焦りました。
丁度、上品なご夫婦が先客。
埼玉から房総にドライブに来られた帰りとか。
有名なのね・・・と心で呟きました。
先客のご夫婦もお初、そして私もお初と言ったら、試食を出してくれました。
3種類のパンの試食をして、ドイツパンの独特な風味が充分感じられました。
で、私が選んだのは、トップの写真の“レーズン&くるみ”。
あれ?この間も、同じようなパン買ったよね、あたくし
好きなんです、レーズンとくるみの組み合わせ
帰宅して、薄くスライスして食べてみました。
美味しいです
皮は固くてしっかりしてるけど、中はしっとり柔らか。
レーズンとくるみもたっぷり入ってます。
ドイツパンは、日持ちが良いとか。
ずっしりしてるところは、アルフィー好みかも。
今度、機会があったら食べさせてあげましょう。
宅配もしてくれるそうです。興味のある方は、お店に連絡してみてください。
本当は、ここに行く前に、もう一軒新規開店のパン屋さんに寄ったのですが、そちらは長蛇の列でしてね。
本日は諦めました。
次の機会に試してみます。
レビュー一覧は、こちらから。
幸い、使用中のメスではありませんでした。
ぺク・ボムは手際よく手当てしました。元は外科医ですからね、そのあたりは手慣れたものです。
その時、カン首席検事が血相変えて駆け付けて来ました。
縫合すると聞いて、焦ったカン検事。
「止めろ人を殺した手だ
」
と、叫んじゃった。
勿論、ぺク・ボムは治療の手を止めることはありませんでしたが、その言葉にざわついたのは、カン調査官やチャ刑事、マ課長たち。
パク院長はぺク・ボムの過去を知ってますから、カン検事の動揺を押さえました。
ぺク・ボムの縫合が上手なのを見たソルは、日ごろ射撃をするのは、手に問題が無いか確認するためだったと知りました。
解剖室から逃げたハン調査官は、トイレに閉じこもっていました。
彼女は女手一つで子供を育てていました。仕事の忙しさで、預けている保育園へのお迎えも遅くなることが多々あるそうです。
寂しい思いをさせて来てる娘に、これ以上負担をかけたくなかったのです。
その日も、迎えが遅れているのを連絡した時、父の日のイベントが開かれた保育園で、泣きながら隠れていたと、保母さんが話してくれました。
そんな話を聞いたら、もう泣けてきますわな。
仕事に真摯に向き合おうとすると、そのしわ寄せは幼い娘にかかってくるわけで・・・。辛いです。
結局、感染を疑われているハン調査官は、検査のためにすぐには帰宅できず、パク院長が自分の家族にれんらくして迎えに行くよう手配してくれました。
職員の個人的な事情もちゃんと把握し、いざという時に力になってくれる上司で、本当に良かったです。
治療が済み、ソルはぺク・ボムの解剖の助手を再開しました。
解剖が進むにつれて、マーズではなく別の死因が疑われて来ました。
ぺク・ボムは、死んだ男性の家族や家庭環境等の調査が必要だと言いました。
本来ならば、ぺク・ボム自ら調査に行くところですが、この状況では、外にいるメンバーに託すしかありません。
面倒がるマ課長を説得し、チャ刑事やカン捜査官たちが男性の家に向かいました。
解剖室のぺク・ボムとソル、二人揃って発熱し始めました。
マーズの感染は考えられません。そんなに早く症状が現れないからです。
ただ、ソルは敗血症の可能性もあるとぺク・ボムが言いました。
ソルはパニックになりました。
自分にはまだやりたいこともたくさんある、何年も勉強してやっと検事になったところなのに・・・と泣き叫び、外に出してくれと騒ぎました。
カン検事は、そんなソルを見て、ドアを開けてくれとパク院長に頼みました。
でも、どうにもならない事でした。
息をするんだ、ソル・・・とカン検事。
ソルを慰め、落ち着かせました。
カン検事に連絡が入りました。保険金殺人の可能性が出て来たと。
それを見て、ソルは、捜査に戻ってくれと言いました。やっと落ち着いて来ました。
まるで恋人同士のようですが・・・。
ぺク・ボムが倒れました。高熱で意識がもうろうとしていました。
朦朧とした意識の中で、ぺク・ボムは昔の事を思い出していました。恋人にプロポーズしたのに、妊娠を告げられ、おまけに、それが彼の親友の子だと言われた時の事を・・・。
その帰り道だったのです、事故を起こしたのは。
ショックで自棄になっていたことは確かです。信頼していた友人と愛していた人に裏切られたのですから。
結局、ぺク・ボムは帯状疱疹でした。
様々な証拠が出て来ました。
死んだ男性の妻が、高額の保険金を家族全員にかけ、次々に殺害しようとしていたのです。
既に、元夫の保険金も手に入れていました。
今回はその後結婚した男性だったのです。
妻は、男性の実家にいました。まさに義父母を殺害しようとしていたその時、現行犯で逮捕されたのです。
マーズではありませんでした。
ソルは、カン検事に、ぺク・ボムにこだわるのは止めた方が良いと言いました。
でもね、ここまで彼がぺク・ボムを敵視するには理由がありました。
なんと、ぺク・ボムの親友だったカン・ヨンは、カン検事の兄だったのです。ぺク・ボムの恋人を奪った人物ですね。
兄の死を、ぺク・ボムの所為だと思っています。
元々、疎遠だったようですが、久しぶりの再会が、死の知らせだったのです。
その日は、兄の命日でした。
納骨堂に行ったカン検事。
そこに、ぺク・ボムも現れました。
「お前が殺しただろ」
と、叫んだカン検事を、ぺク・ボムは驚いた表情で見つめていました。
自殺だとぺク・ボムは言いましたが・・・。
レビュー一覧は、こちらから。
通り過ぎる釣り人に違和感を感じたのか、ソルはこっそり後を追いました。
でも、キム・ジュンテに勘付かれてしまって、襲われてしまうんです。
カン捜査官が駆け付けてくれて、助かりましたけどね。
その後、大捕り物の末、ジュンテは逮捕されたのです。
取り調べで、ジュンテは被害者を愛していた故、殺したと言いました。
被害者が最近別れを切り出したんだとか。それを、チャ刑事の横恋慕の所為だと勘違いし、復讐のために罪をなすりつけようとしたのです。
チャ刑事が被害者と会っていたのは、相談に乗っていたためでした。
被害者は友達の話だけど・・・と誤魔化しながら、恋人のDVについて相談したのです。本当は訴えたいけどそうしたら、警察官を目指してる恋人の夢を断つ事に事になるから、出来ない・・・と。
被害者は、ジュンテから暴力を受けながらも、やはり愛していたのでしょう。
チャ刑事は、皆のお陰で濡れ衣を晴らす事ができました。
大喜びでソルたちの前に現れました。
そして、科捜研のメンバーにもお礼を・・・と訪ねて行き、そこで毒物のプロであるステラと初めて会いました。
すっかり、意気投合した二人。
なんだか、面白いカップルになりそうです。
また、ソルが引っ越ししたと聞いたカン捜査官とチョン事務官は、カン首席検事も誘って引越祝いに行きました。
そして、ぺク・ボムと隣同士だと言う事を知ったのです。
ソルの部屋の中は、閑散としていました。家具も殆どないし、生活感は全く感じられないがら~んとした空間が広がっているだけ。
皆、ちょっと意外な印象だったようです。さぞかしゴージャスな部屋に住んでいるだろうと想像していましたからね。
実はソル、寂しい思いをしているのです。口が裂けてもそうは言えませんけどね。
自由に生きるためだと、腹をくくった・・・そんな感じです。
カン首席検事は複雑な表情を浮かべていました。
ソルは、以前、カン検事がぺク・ボムのことを“容疑者”だと言っていたのを耳にしました。
その意味を尋ねると、カン検事は、やっと話してくれました。検事として最初に担当した事件の容疑者だった・・・と。
交通事故で同乗者を死なせてしまった事故でした。
運転していたのはぺク・ボム。死んだ助手席の女性は、彼の恋人で妊娠していました。ただ、二人の関係は冷えていたと言われていました。
お腹の子は、ぺク・ボムじゃない別の男性の子だ・・・と。
だから、故意に事故を起こして殺したというのが、カン検事の見立てでした。
でも、結局、証拠不十分で釈放されてしまったのです。そして、今でもカン検事はぺク・ボムを加害者だと思っているのです。
手の怪我も、その時のモノだ・・・とソルは思いました。
ぺク・ボムが交通事故の遺体の解剖をしたがらないのも、そこに理由があるのでしょう。
ところが、また交通事故死した遺体が運ばれて来ました。
最初拒否していたぺク・ボムですが、自分の事故と状況が似ていると知ると、引き受けました。
男性が飲酒したため、運転歴の浅い女性が運転を変わった挙句の事故とみなされていました。女性は死にましたが、男性は軽い怪我で済んでいました。
それは男性の供述だったのです。
でも、ぺク・ボムは、その嘘を見抜きました。
運転していたのは、男性で、飲酒運転でした。
チャ刑事は、改めてぺク・ボムの検死技術の素晴らしさを感じたようです。
海外から帰国したばかりの男性が空港のトイレで急死すると言う事件が起りました。
緊急解剖の指示が出て、ソルがその通達を持って科捜研に急ぎました。
既に遺体は解剖室に運ばれて、ぺク・ボムとハン調査官が待機していました。
ところがそこに緊急連絡が入ったのです。
遺体の主は、日本からの帰国と思われていましたが、実は、日本は経由地であって、帰国したのはカタール。マーズが発生している地域でした。
現地で体調を崩し、診察を受けた病院は、マーズ治療の拠点病院だったのです。
すぐさま、解剖室の閉鎖命令が下りました。
「私には無理です。」
珍しく動揺したハン調査官は、カメラを置くと、急いで解剖室を飛び出して行きました。ぺク・ボムが止める間もありません。
その時、入れ替わりに入ってきたのが、ソル。
出て行け・・・とぺク・ボムが叫びましたが、いつものことゆえ、ソルは特に動じることなく入って来てしまいました。
マーズの疑いありだと言えば良いのに
ただ出て行けだけじゃ、行動しないよね。
次の瞬間、解剖室は外から鍵がかかり、一切出入りできなくなってしまったのです。
患者がマーズがどうかの鑑定が出るまで、接触した可能性がある人たちは隔離されるのです。6時間はかかるそうです。
黙って待っていれば良いのに、ぺク・ボムは、解剖すると言いだしました。
病死ならともかく、他殺なら、犯人に逃げられてしまう・・・と言いました。
必死に止めていたソルも、従うしかなくなりました。
そして、ハン調査官が居なくなった今、記録するのはソルしかいません。
カメラを構えて、撮りはじめたのですが、やっぱりねぇ・・・グロテスクだよねぇ
素人には凝視するなんて事出来ませんよ。
体調が悪くなってきたソル。
思わずカメラを落としそうになり、上っていた脚立から滑り落ちちゃって。その瞬間、置いてあったメスで手を切っちゃったーっ
使用中のメスだったら、病原菌の感染等の恐れがあります。
きゃぁ~っ
レビュー一覧は、こちらから。
悲惨な遺体となって発見された女性。
その女性は、1年ほど前に、ストーカー被害を訴えたことがありました。その時の担当がチャ刑事だったのです。
ソルやカン捜査官はどうしてもチャ刑事が人を殺すなんて信じられませんでした。チャ刑事と言う人間をよく知っているからです。
でも、ノ部長検事は、それゆえ、担当をカン首席検事にしました。
私情を挟まずに捜査が出来ると踏んだのです。
ソルは引きさがりませんでした。
だから、共同捜査としてほしいと頼み、カン首席検事の下につく事を許されました。
現場から挙がって来た証拠、目撃者の通報内容等々、証拠と言う証拠が全てチャ刑事を指していました。
前夜、チャ刑事は非番だったため、自宅で一人しこたまお酒を飲んで酔っ払って寝てしまいました。だから、記憶が無いのです。
ところが、朝起きた時、両手は血だらけ。
何が起ったのか、全く理解できないまま、ソルたちに検察に連れて来られたってわけです。
勿論、チャ刑事は、泣きながら無実を主張しました。
でも、無実を証明する証拠は一切出て来ません。
マスコミは、鋭くこの一件を嗅ぎ取りニュースにしたので、世間は一斉に警察とチャ刑事をバッシング。
カン首席検事は、チャ刑事犯人説を前提として捜査を進めていました。ソルの反対意見は確たる証拠も無い、単なる心証だと切り捨てました。
検事は、証拠をもとに判断を下すべきだと、カン首席検事は言いました。
ソルは、遺体から他に何か出なかったのかと、ぺク・ボムに詰め寄りました。
全ての証拠がチャ刑事を指してるのは、完璧に嵌められたパズルのようだとソルは感じていました。だから、変だと。
「人がはめられないパズルを探せ。」
ぺク・ボムは言いました。
ソルには何のことやらわかりません。
それはなんと、死体に湧いたウジの事でしたよ
部屋の条件下でのウジの成長度を調査し、死亡推定時間をはじき出したのです。
それまで考えられていた日より2日ほど前に被害者は死んでいたのです。その時には、チャ刑事は完璧なアリバイがありました。
疑いが晴れましたよ。
捜査方針が犯人によって間違った方向に導かれていた事を知った検察。
もう一度捜査し直す事になりました。
そんな時、科捜研が勝手に今回の報告をしちゃったんで、検察の不手際が世間にばれちゃった。
ぺク・ボムは、特にお手柄を公表するつもりはなかったのですが、功名心にはやるマ課長が、自分の手柄のように発表しちゃったんです。
ノ部長検事は、このままでは検察の面目丸つぶれってんで、面々に発破をかけました。24時間以内に犯人を逮捕しろ・・・と。
チャ刑事以外に関係者と言うと、ストーカーと恋人だけ。
ストーカーは、改心しているようなふりをしていましたが、行動を追跡してみたら、相変わらず被害者の部屋の監視をしていたことが判明。
部屋の近くに監視カメラを設置していたのです。
その映像に、事件当日の動きがはっきりと写っていました。
犯人は恋人キム・ジュンテでした。
すぐさま、キム・ジュンテ逮捕に動き始めたのですが、海外渡航のチケットを予約している事が判明。
ジュンテが受験しようとしていたのが警察学校でしたので、警察の捜査方法等に詳しかった理由も分かりました。
と言う事は、そのチケットも囮かもしれないとソルは考えました。
で、見つけたのです。海から逃走を図ろうとしていると考えられる証拠が。
ソルとカン捜査官が港に急ぎました。
ソルの横を、釣り客のフリをしたジュンテが通り過ぎて行きましたよ~っ
レビュー一覧は、こちらから。
本放送は、来週から。でも、しばらく視聴が叶わないので、1話先行放送を録画しました。
とりあえず、1話のみ。
ソ・イングクssiは、やはり魅力的。コミカルな役もできるし、こう言うシリアスで正体不明な雰囲気の役もOK
チョン・ソミンさんは、実はこれまであまり気に留めて来ませんでした。演技力に於いて私は少々難ありと思っていましたし、容貌的にも、特に・・・と思っていました。
でも、最近、物凄く可愛く綺麗になったと思うのです。ちら見した演技力も、大きな成長が見られました。上から目線で済みません
よって、物凄く楽しみにしています。
ユ・ジングク=パク・ソンウンssiは、万年課長と言われる刑事。全く昇進欲と言うのが無さそうな人物です。
同じ強力3チームのイ・チーム長は彼をバカにしていまして、雑用しかさせません。
新人のオム刑事も、イチーム長の影響で、ジングクを軽く見ていたのですが、その目のつけどころには感心させられています。
ジングクが唯一愛しているのは、妹のジンガン=チョン・ソミンssi。
20歳も離れた妹で、両親のいない所為で彼が親代わりとなって育てた様なものでした。だから、妹だけど、娘みたいな愛情を注いでいます。
ある日、ジングクはジンガンと一緒にぺク・スンアの陶芸展に出かけました。
スンアはジンガンの友人で、裕福な家庭に育ったお嬢さま。
留学を控えた彼女のために、恋人のチャン・ウサンが誕生日プレゼントとして開いてくれたのです。
恋人だと思っているのは、ウサンだけかもしれません。スンアはそこまでの気持ちは持っていないように見えます。
そこで、この物語の重要な登場人物が一堂に会する事になりました。
会場に向かう途中、ジングクは交通事故に巻き込まれ、大渋滞にはまってしまいました。
仕方がないので、刑事という立場でその始末をつけた時、すれ違う車に乗ってた男と目が合いました。
何故か男から目が離せなかったジングク。
それが、キム・ムヨン=ソ・イングクssiでした。
ムヨンもまた、ジングクを見つめていました。
その頃、ジンガンは勤務している広告代理店から、会場に向かっていました。
ジンガンは、勤務先の代表から、何とかしてチョン・ウサンと接触するよう命じられていました。スンアの友人であるNJグループ後継者のウサンとつながりを持つ良いチャンスだってことです。なかなか財閥と接触することは難しいですからね。作品集を渡す計画なのです。
到着すると、スンアが一人車の中でうずくまっているのを見つけました。
自分には何の相談もなく、大がかりな展示会を開いたウサンに対して、憤りを感じていたようです。スンア自身は、そういう華やかな舞台に立つのを嫌がる性格のようですね。
おまけに、マスコミ相手に作品解説もする事に勝手に決められていたのです。
その展示会に入っていたのが、アーツというビール会社。
その日の担当の一人がキム・ムヨンだったのです。
パーティの準備をしていたところに、スンアとウサンがやって来ました。二人からは、ムヨンの姿は見えません。
スンアは作品解説なんて出来ないと言いました。
理由がありました。
なんと、展示されていたのは、彼女の作品だけじゃなく、別の著名な人物の作品も交じっていたのです。その人物も出席している場で、しゃあしゃあと解説なんて出来ませんよね。そんな図々しさは持ち合わせていません。
その瞬間、ムヨンが立ちあがりました。
スンアとウサンは驚きました。秘密を聞かれてしまいましたから。
ウサンはムヨンに小切手を渡し、口止めしました。
立ち去ろうとしたスンアに、ムヨンが聞きました。
「そんなに嫌か?作品解説。止めれば?」
ムヨンは、小切手を破り捨てました。そんなに軽く言われても、スンアにとっては簡単な事ではありません。
スンアの本心を見極めたムヨンは、やらなければいい・・・と言って去って行きました。
迷った挙句に会場に戻ったスンア。
その目の前をムヨンが通り過ぎて行くのが見えました。
そして、係員と接触。係員は弾みで作品を壊してしまったのです。
作品解説どころの騒ぎじゃなくなりました。
そのまま、ムヨンは警備員に連れられて出て行きました。
スンアは、ムヨンが自分の為に起こしてくれた事件だとすぐに察しました。
故意にした事じゃないと判断され、ムヨンはそのまま仕事に戻りました。
ジングクとジンガンも会場でどうなることかと見守っていました。
二人とも、ムヨンを覚えていました。
ジングクは通りすがりの車の男として。そして、ジンガンは、偶然駐車場で言葉を交わした相手だと。
会場を出て行くムヨンの後を、スンアが追い掛けました。
それをムヨンは充分分かっていたようです。
スンアを待っていました。
わざと壊したんでしょ?何故?・・・とスンアが聞きました。
「君がとても綺麗だから。」
おいおい・・・惚れてまうだろ・・・ってか。
純粋なスンアは、いちころです。
ムヨンは、自分の手頸にはめていたブレスレットを外し、誕生日のプレゼントだと、スンアの手頸に着けてあげました。トドメですね。
事件が起りました。大学を休学中の女性が、マンションから転落したのです。
最初自殺と思われましたが、遺体の状況や現場の状況から、後頭部を殴られた上、突き落とされた可能性が高いと判断されました。
現場はきれいに片づけられていました。
後頭部の傷の具合から、犯人は左利きだと推察されました。
そして、すぐに有力な容疑者がピックアップされました。交際相手のチェ・サンフンと言う人物です。
様々な証言が、サンフン犯人説を後押ししていました。
ところが、本人は既に海外に出てしまっていたのです。事件直後に海外に出国し、その後連絡が取れない状況でした。
ジングクはオム刑事と現場に行きました。
そこで、ジングクはキレイに並べられたスノードームにも血痕が付いている事を発見したのです。表向きはキレイに拭きとられていましたが。
そして、左利きだと見られているけど、右利きの痕跡もある事にも気付いたのです。
それをイチーム長に報告しようとするのですが、イチーム長は、一切耳を傾けてくれません。
いったい、ここまで無視されるようになったのは何故?蔑まれていると言って良いくらいのバカにされ方ですもんね。オム刑事は憤りを感じているようですが、他の刑事たちは、特に問題視していません。
ジングクは、オム刑事に自分が発見した点を説明しました。
スノードームは飛散した血がついたのではなく、流れた血に浸ったんだと。と言う事は、スノードームは床に落ちていたに違いない。
それらが、元あった通りに、並べられているわけで。
たくさんある物を、順番の狂い泣く、元通りに戻せる人物だということです。
一度見ただけですべて覚えられる人間なのかも・・・とオム刑事。
「確かなのは、特異な人間だと言う事だ。」
ジングクが言いました。
ムヨンがその能力を持っているようです。
プレゼントしたブレスレットを、引っ掛けて切ってしまったスンア。
それを、元通りに飾りを並べてつなぎ合わせたのです。
ムヨンとスンアは、すっかり恋人同士になりました。
レビュー一覧は、こちらから。
ちょっと出来過ぎの感ありでしたね。
ファジャが薬を入れた飲み物をこぼしちゃったソル。
洋服が汚れたので、トイレで洗ってくると言って席を立ちました。
ファジャは計画が初っ端から失敗したことで決心しました。毒を入れた注射器を持って、ソルに襲いかかったのです。
格闘となり、ソル、危うし・・・となった時、ポケットに持ってたスプレーを吹き付け、何とか突き飛ばしました。
結局、ぺク・ボムから連絡を受けたカン捜査官とチャ刑事が駆け付け、ファジャを逮捕する事ができたのです。
でもね、実は、ファジャの店に入る寸前に、ソルはぺク・ボムから連絡を受けていたのです。
被害者の服のボタンについていた指紋は、ファジャの物だと。
だから、飲み物をこぼしたのも、わざとだったし、服に沁みた飲み物を鑑定に出すのも忘れませんでした。
勿論、女性と言えど殺人犯と格闘なんてすることは初めてだし、ショックでした。顔にも首にも傷を負いましたし、精神的にもくじけそうになりました。
でも、気持ちを奮い立たせて、ファジャの尋問に赴いたのです。
ファジャがソルを襲ったのには理由がありました。
ソルをイルナムが尾行しているのを知っていて、今、ソルが殺されたらイルナムが疑われるように仕組もうとしていたのです。
イルナムが看護師にお金を振り込んでいたのは、ドゥクナムの情報を得るためでした。
それも、犯人に仕立てあげるには、都合の良いモノでしたしね。
それらの事実を突きつけましたが、ファジャは全く動じない様子でした。
ソルの無鉄砲とも言える行動を、ノ部長検事は叱責しました。
カン首席検事も、事件から降りろとまで言って怒りました。
でも、ソルにその気はありません。
カン首席検事は、10年前、やはり自分が新人だった時、ぺク・ボムと何らかの事件で関わり、しこりが残っているようです。
ぺク・ボムを信用してはいませんし、このままではソルにも何かあるかもしれないと心配になっているのです。
ソルの両親は、ただちに検事を辞めるよう言いました。
怪我をして帰宅したのを見たら、やっぱり親ならそう言うかもしれません。
でも、ちょっと違うかも。
もしかしたら、ソルの兄はさほど出来が良いわけじゃないのかも。だから、何事に於いてもソルの方が良い結果を残してきたのでしょう。
なのに、やはり両親は女性のソルではなく、兄に会社を任せたいと思っているのです。その為に、ソルを結婚させて家から出したいみたいです。
あまりにも酷過ぎない
結局、ソルは、カードや車など、全て置いて家を出て行きました。
ぺク・ボムは、遺体の身長がドゥクナムの資料と違う事に気づきました。
何か引っかかるものを感じたぺク・ボムは顔の復元を試みました。そしたら、なんと、別人の顔が出来上がって来たのです。
もう一度お墓を調べてみました。
そしたら、遺体についている土とお墓の土が別物だと言う事が分かったのです。
遺体は、ドゥクナムじゃなかったんです。
遺体はファジャの内縁の夫でした。
そして、本モノのドゥクナムは、内縁の夫名義のお墓に埋められていました。
遺体を取り換えたということです。
ファジャは、自分が産んだ子供は、内縁の夫の子だと思い込んでいました。
法的な夫ドゥクナムの子じゃないと、遺産を引き継ぐ事は出来ません。
そこで、この計画が出来上がったというわけです。
ところが、皮肉な事が判明しました。
ファジャの産んだ子は、ドゥクナムの子だったのです。
要するに、何もしないで、ただ静かにしていたら、莫大な遺産が転がり込んで来た筈だったってことです。
呆然とするファジャ。
それでも、子供には相続の権利がある・・・と喜びました。
ソルが冷静に言いました。
ファジャは、被相続人を殺したことで、相続の資格を失った。よって、遺産はもらえない・・・と。
あれ?子供は
ファジャは貰えないとしても、子供はソルは、親権喪失も請求する・・・と言いましたが。
ソルは、死刑を求刑しました。
研修中の模擬裁判で死刑を求刑したこともあるようです。
でもその時と違うのは、気持ちでした。決して晴れやかな気持ちにはなれなかったのです。
苛立ったソルは、狙撃練習場に。そこでぺク・ボムと出会ったので、まるで八つ当たりのようにぺク・ボムのやり方を責め立てました。
でも、私からして見ると、ぺク・ボムを責める資格なんてソルには無いと思います。
ここで言いたい放題ぺク・ボムの仕事のやり方や生き方、はては右手が震えていたのを見たこと、それは何か障害があるのか、胎児に関係があるのか・・・なんてことまで大声でぶつけなきゃいけないわけ
私だったら、ここで切れて頬を殴ってる
でも、ぺク・ボムは怒りを示しながらも、相手にしない方法を取りました。
ところがですよ。
なんと、ソルが一人暮らしをするために選んだ部屋が、なんと、ぺク・ボムの部屋の隣でしたよ。
気まずいなんてもんじゃないです。
おまけに、またも同じ事件に関わることになっちゃったし。
女性の遺体が発見されました。
その事件の有力な容疑者が、なんと、チャ刑事
衛星劇場さんでは、ソ・ガンジュンssiの作品として、現在「君も人間か?」が放送されていますし、1月には「第3の魅力(原題)」の先行放送が予定されています。
それらの作品への情熱を書いて、応募することで、ソ・ガンジュンssiのサイン入りクリスマスカードが3名の方に届きます
応募詳細は、こちらから。
応募には、衛星劇場のLINEホームページに書かれているキーワードの記入が必要になっています。
是非、無料登録して、キーワードをゲットしてください。
締め切りは、12月19日(水)。
レビュー一覧は、こちらから。
「解剖令状を取れ。」
と、ぺク・ボムから連絡が入った時、ウン・ソルはお見合いの真っ最中。
ま、ソルに結婚する気は全く無いし、第一、その時の相手が、どこからどー見てもマザコンのぼんぼん。
途中からしゃしゃり出て来た母親は、家柄の良さをひけらかし、ソルの検事という地位、家柄等の条件を気に入り、大金をやるから・・・なんて事を言いだしました。
ソルは、はっきりぴっしゃりと断って、席を立ちました。
ぺク・ボムは、うるさい3姉妹のアジュンマから遺体を奪い、解剖しようと科捜研に移送中だったのです。
事後承諾ってことです。
他殺の疑いありと聞いたソルは、駆け付け、3姉妹をなんとか落ち着かせ、解剖室に入りました。でもね、実はその時点では令状は取れてなかったのです。
パク科捜研院長は、ソルに上手く話を合わせてくれました。
ま、とにかく、大騒動の挙句、3年前に死んだドゥクナムは、解剖されたってわけです。
それによって、他殺かどうかはまだ判断できませんが、頭に陥没骨折の痕があるのを、確認することができました。
遺産相続が絡んでいるし、あの3姉妹の強欲さを見ると、物凄く怪しいのですが、火葬しなかったということは、犯人じゃないとも思われました。
犯人ならば、証拠隠滅のためにも、火葬してしまうでしょうからね。
ソルが帰宅すると、母が激怒して待ち受けていました。
ソル母は、なんとしても娘を結婚させようとしています。お金持ちと結婚することが自分たち親にとっては一番の孝行だ・・・とまで言いました。
あなたの所為でお兄ちゃんが困る・・・という言葉の意味は何でしょう。
まるで、ソルが父の会社を狙ってるような口ぶりでしたが。
えソルの実母だよね
息子の方が大切ってことなのでしょうか。
ま、とにかく、ソルは恵まれた環境で育ったけれど、精神的には苦労してきたようですね。
ぺク・ボムは、元はセオン病院という大病院の医者でした。
事故の所為なのかしら?右手を怪我してしまって、一時は不自由になってしまっていたようです。だから、手術も満足に出来なかったのかな?
気力がなくなっていた時、今の法医官の道を勧めてくれたのが、パク院長だったのです。
ファジャの裁判が始まりました。あの3姉妹が詐欺師だと訴えた件です。
ソルは、遺体の解剖結果で他殺の可能性が出て来た事を報告。そして、まずはドゥクナムの死因を特定することを優先すべきだと言いました。
その上で、3姉妹とファジャの4人を故人殺害容疑の被疑者とする・・・とね。
3姉妹はソルに噛みつきました。ホントに・・・ムカつくアジュンマたちだわ
でも、自分に疑いがかけられたと知ると、3姉妹の絆もあっという間に崩壊。お互いをののしり、疑わしい点を言い募りました。
捜査が始まりました。
3年前の事とはいえ、とにかく死んだ現場を検証しました。
幸い、セオン病院のVIP室はほぼ同じ状態でした。
ドゥクナムの心臓手術を担当したのは、ぺク・ボムの後輩医師イ・へソン。ぺク・ボムとの関係は最悪な雰囲気です。
病室での検証の結果、ドゥクナムの頭の傷は、部屋のソファーの肘掛に当たったためと推察されました。
3姉妹は、今では口で弟のことを大事に思ってるような事を言ってますが、当時は手術後間もない弟の病室に押し掛け、言いたい放題だったらしく、付き添いの女性もあまりにも酷い態度に、憤りを感じていたようです。
VIP室担当の看護師ならば、体調の変化に気づいていたかもしれないと思ったソルは、その女性を探しました。
既に病院を辞めてしまっていたからです。
毒物検査でプロポフォールという薬品が検出されました。それも大量の。
骨折による脳出血を隠すためだと思われました。
他殺に違いない・・・とソルやぺク・ボムは思いました。
で、すぐさま薬物の入手先を特定することが先決だと、病院の3年前の薬の記録や患者の投薬記録等を押収しました。
この時、カン首席検事の指示で手伝いに来たと言う男性が一人現れました。でもね、手伝いと言いながら、何らかの書類を抜きとっていましたよ。
本当にカン首席検事の指示?それとも、別の誰かの指示?
何があるんでしょう。
押収した資料から、薬物を盗んだと思われる人物が浮上。例のVIP室担当の看護師スギョンでした。
でも、まだまったく居場所がつかめていません。
だけど、思わぬところからヒントが。ソルの家の家政婦のアジュンマが、スギョンの写真を見て、甲状腺の手術をした仲間だと言うじゃありませんか。
ホルモン剤を一生飲まなくてはいけないと知り、そこからたどることができたのです。
しかし、一足遅かった。
ソルとカン捜査官が住所を頼りに訪ねた時、そこにはぺク・ボムたちが。
変死事件の遺体検視に来ていたのです。
身元不明とされた遺体の主は、ソルたちが探していたスギョンでした。
薬物の中毒死でした。
常習者ではないと、ぺク・ボムは言いました。たくさんある注射痕が全て新しいからです。
そして、彼女の3年前の口座にはドゥクナムの姉イルナムから持続的に入金があったのも確認されました。
でも、犯人に結び付く手掛かりは見つかりませんでした。
でもね、スギョンの服のボタンから、指紋が発見されました。
ソルが気付いたのです。
ただ、小さいので、検証は時間がかかりました。
でも、出ました。何と、その指紋はファジャ
ぺク・ボムがソルに連絡しました。
でも、ソルは電話に出ません。
その頃、ソルはファジャに呼び出されていたのです。
ファジャ・・・何かの薬物を飲み物に入れてソルに差し出しています。
危ない~っ
やっぱりね、怪しいと思ったのよ、ファジャ。
「あなたが眠っている間に」でも、鍵となる連続殺人犯を演じてましたもんね。
レビュー一覧は、こちらから。
こう言う作品、好きです。ストーリーとすると、特に目新しい感じはしないのですが、登場人物たちが、表に見せてる姿が全てじゃ無いと言う事を表現する作品。
それぞれに事情を抱えていて、それゆえ、ある面では自分勝手だったり人を傷つけたりしてしまう人も、別の面では寂しさや思いやり、優しさを持っている・・・。
多分、現実はそうだろうと思います。ただ目に見える一面だけの人なんて、いない筈。
いろんな面を素直に表現できる人もいれば、善の部分を内に秘めて、悪の一面だけを見せてしまうあまのじゃくな人もいます。
そんな内に秘めてる部分が、何かの瞬間、表情に出てしまうことがあります。それが、この作品では詩に出会った瞬間だったり、人の純粋な優しさに触れた瞬間だったりします。
その瞬間が、とても優しいシーンになっています。そこが、好きです。
第4話のテーマは、『ぴったり身を寄せる』です。
ボヨンは、翌朝目覚めて、イェ・ジェウクに対して酔っ払って醜態を見せてしまったことを知りました。
別れた後、ジェウクにバス停で見た詩をメールしていたことを知った瞬間、前夜の醜態を思い出したってわけ。
どうすれば良いんだろうと、焦りまくりです。
だから、病院でジェウクを見かけた時、思わず隠れてしまいましたよ。
そんな様子を、ミノが目撃。
察しの良いミノは、ボヨンがジェウクに何か平謝りしなくてはならないほどの失態をしてしまったと気付きました。
そうなると、からかいたくなるのが、お子チャマなミノ。
距離を置きたいと言ってたのになぜからかうの?・・・とボヨンが聞いたら、
「お前みたいな面白いヤツと疎遠にするのはもったいないだろう。だから、お前と親しくすることにした。でも、又僕を好きになるなよ。」
おいおい・・・お前もなと言いたい。きっとミイラ取りがミイラになるんだわ、ミノやぁ
この時、ミノは、詩を送られるのは嫌だときっぱり言いました。まだチェールメールの方がマシだ・・・なんてね。
ボヨン・・・落ち込みました。ジェウクに詩を送っちゃったもんね
ボヨンは意を決してジェウクに謝りました。
酔って失態を見せてしまった・・・と。
「今後は好ましい姿をお見せします。」
「そうしてください。」
と、ジェウクは何でもない事のように言いました。
レントゲン技師のデバンとジュヨンは、前夜、こちらも酔っ払って大げんかしちゃってました。
この時、お互いがのけもので友達もいないし、恋愛経験も無いと思い合ってるてことも口論の挙句に叫んじゃったから大変。
デバンは、今後は、ジュヨンと距離を置いて、先輩技師としての態度を取ると宣言。
気まずい雰囲気になってしまいました。
でもね、ジュヨンはいろんな場面でデバンの人間としての優しさ、真面目さ、仕事に対する真摯な態度を見て行くにつれて、デバンをバカにしていた事を反省しました。
デバンは、決して哀れな人生を送っている人じゃ無い。人々の心を温める、暖かい人生人生を送っている人だ・・・と思ったのです。
ところで、デバン、昔院内恋愛をしていたと言うのですよ。で、その相手が、ど~もボヨンの先輩でルームメイトのユンジュのようなんですけど~っ
美女と野獣だわ
医療奉仕に行く事になった面々。
ボヨンは、朝早い出発だから・・・と皆の分もサンドイッチを準備しました。
ところが、持って行ったのは、切り落としたパンの耳の入った籠・・・
途中休憩のとき、コーヒーでも・・・と差し出したら、ジェウクは既にコーヒーを飲んでいましたし。
ミノのいたずらもあって、いつも以上に失態続きのボヨンでした。
必死に働いているところは、まったくジェウクの目に留まっていない・・・とボヨンは落ち込みました。
でもね、ジェウクは、ちゃんと見てました。
事件が起りました。
あるハルモニが、悪い膝を治すには、手術が必要と言われたけど、そんなお金は無い・・・と言うのを聞いたボヨンが、すぐに手術を受けないのなら、理学療法を受けるのはどうかと言ったのです。今より少しは良くなるから・・・と。
でもね、これをハルモニが、担当の医者に言ったもんだから、医者が激怒。
自分を過剰治療する医者に仕立てる気か・・・とね。
どうも、ハルモニがボヨンの言葉を誤解して、手術を受けなくても、理学療法で治ると理解してしまったようなのです。
激怒した医者が怒鳴りこんで来ました。
「理学療法士が知った口を利かないでください。医者の指示に従うべきです。理学療法士の分際で・・・。」
ボヨンがいくら誤解だと説明しようとしても、医者は聞きません。
ジェウクが言葉を挟みました。
「私と話しましょう。」
結局、ヤン室長とジェウクが医者と話しあう事になりました。
その状況に、ますます落ち込むボヨン。
ミノは、一人打ち上げの席を離れたボヨンを、追いました。
そしてボヨンを慰めたのです。
すっかりボヨンを見る目が優しくなっていますね、ミノ。
だってミノはボヨンの良いところをたくさん見ていますからね。ジェウクに見てもらおうと頑張るボヨンの姿だけじゃなく、見えないところでも、人に優しく心を尽くしているボヨンを・・・。
宿舎に帰ろうとした時、遠くを歩くハルモニの姿を見つけたボヨン。今回の騒動の原因となったあのハルモニです。
ハルモニは、腰を曲げて、リヤカーを引いていました。
誤解から自分に迷惑をかけた相手だと言うのに、ボヨンは見て見ぬ振りが出来ず、リヤカーを押すのを手伝ってあげました。
ミノは、呆れました、優しいフリをしちゃって・・・と。でもその言葉はミノの本心じゃないと分かります。
「泣き虫め。僕には好ましい姿を見せるのに・・・。」
キム・サインの詩「ぴったり身を寄せる」が浮かびました。
“曲った腰で新聞紙と段ボールを束ねる。80歳の縮んだ身体にはぶかぶかのモンペ。車が通るや壁にぴったりと身を寄せる。そしてリヤカーの取っ手を握り締める。孤独な立ち姿。汚い壁のクモのように。水槽の底のエイのように。灰色の壁にぴったりと身を寄せる。車が通り過ぎるとおばあさんはゆっくり身体を伸ばす。リヤカーの二つの車輪がかかとを追いかけていく。夜遅く古びたテレビを見る姿や、傾いたシンク台の前に腰を曲げて立つ姿を思うと胸が詰まる。部屋の隅に置かれた絞った雑巾を思うと・・・”
ハルモニだけじゃなく、ソウルの街かどで途方に暮れるキム・ナムの姿も、この詩にかぶります。
キム・ナムは医療奉仕に行ったものの、風邪で熱を出したため、先にソウルに帰ることになりました。
ところが、帰ってみると、下宿は雨漏り。
荷物が全部廊下に出されていました。下宿代は返すから、出て行ってくれと言われてしまい、途方にくれました。
そこは他から比べると格安物件だったのです。下宿代を返してもらったとしても、その予算で泊まれる下宿はソウルにはありませんでした。
最後の手段だと母に頼ろうと電話したんだけど、母も生活に必死で、そんな余裕が無い事はすぐに分かりました。お金の無心等できる筈ありませんよね。
スーツケースを引きずり、街かどで立ち尽くすキム・ナムでした。
ハルモニを家まで送った直後、ボヨンはジェウクに会いました。
謝るボヨンに、ジェウクは言いました。言葉の行き違いだとよく分かっています・・・と。
ほっとしたボヨンです。
「済みません、情けない姿ばかりお見せして。」
と、ボヨンがうつむいて言いました。すると、
「充分に見ました、好ましい姿を。」
・・・とジェウク。
「イェ派など存在しませんが、私がウ先生を気遣うのには理由があります。心を込めて患者に接する姿を見たからです。さっきもおばあさんを手伝った。」
ボヨンは、嬉しさがこみ上げて来ました。そしたら、
「ステキな詩を送ってくれて心が満たされました。」
と、言ってくれたじゃありませんか
ミノは、詩を嫌いだと言ったけど、ジェウクは違った・・・。ボヨンは嬉しさのあまり、小躍りしてしまいました。
ジェウクの後ろを歩いていたので、ジェウクには見られていないと思ってますが、その姿もジェウクは気づいていました。
だって、影が踊っていたんですもん可愛いったらありゃしない
流石のジェウクも、思わず微笑んでしまいましたよ
ステキな笑顔です、ジェウク
ところで、ジェウクの患者と不倫という噂。まんざら嘘でもなさそうです。
これまで何度もジェウクに電話したりメールを送って来たりしてる女性がいます。
ジェウクはそれを全て無視しているのですが、女性は未練たっぷりです。
ある時、女性の電話に出て、きっぱりと拒絶してるのを、ミノとキム・ナムが聞いちゃった。
キム・ナムは、その噂をミノに話しました。
いやぁ~っホント、この作品、私好みですわ
レビュー一覧は、こちらから。
第3話のタイトルは、“とてもステキなあなた”。
イェ・ジェウクは新しい職場、新しい同僚の仕事状況を、あっという間につかみました。
ヤン室長の代わりに、リハビリ室の業務を統括することになりましたし。
そうすると、ボヨンに難しい仕事がたくさん押し付けられている事も分かりましたし、パク・シウォンがいろんな言い訳をしてはボヨンに自分のレポートの準備までさせていることにも気付きました。
それらを黙って見ないフリをするジェウクじゃありません。
正義感とか言うのではなく、当然の“忠告”として指摘しました。
仕事は公平に割り振られたようですし、結局、レポートの発表はボヨンがすることになりました。
契約職員であるボヨンにとっては、思ってもみなかった日の当たる仕事です。涙がこぼれそうになるくらいに嬉しく思いました。
そして、イェ・ジェウクに感謝したのです。尊敬に値する上司だと考えました。
ここで出て来た詩が、ハ・グムジュの「出会い1」。
“人生の冬に出会ったあなたは私を花のようにめでてくれた。踏まれ続けて見向きもされなかった私。あなたに出会い、新たな私に出会った。人生の冬に出会ったあなたは私を花のようにめでてくれた”
この詩を、ボヨンはジェウクを見ながら思っていました。
発表を任せてくれたことに対してお礼を言った時、ジェウクは当然の事だと言いました。
「先生が自ら手にした機会です。人一倍努力した者が機会を得るのは当然です。」
そして、忠告します・・・と続けて言いました。
「今後は他人の仕事を引き受けないでください。」
これを、ボヨンは、忠告だとは思えませんでした。自分を心配しての言葉だと受け取ったのです。
勘違いでしょうね、いつもの。
その直後、患者が不当な言いがかりをつけてボヨンに乱暴を働こうとする事件が起りました。
患者が振り上げた手を、寸前で止めて、ボヨンを庇ったのも、ジェウク。
この瞬間、ボヨンの尊敬が憧れに変わったと思いますよ、あたしゃ
イェ・ジェウクが指示したのが、たまたまボヨンに関係する事ばかりだったため、周囲の同僚たちは“イェ派”になったとはやし立てました。
やはり医療関係に於いても、誰に師事するかでその後の出世が変わってくるのでしょうね。
著名なイェ・ジェウクが何故この病院に来たかというのは、まだまだ病院内であれこれ取りざたされていました。
個人的にスポーツ選手に違法な治療をしたから・・・なんていう噂も飛び交っていましたが、それは、ジェウク本人が説明し、真実ではないとあっさり判明。
でもね、また一方では、患者と不倫関係になったらしい・・・というとんでも無い噂も囁かれています。
それを、キム・ナムが偶然耳にしちゃった。これも口走らなければ良いけどね、ナムやぁ。
レントゲン室のキム・デバンとハン・ジュヨンコンビは、ま~似た者同士。
どちらも変わり者だってことで、同僚や同期からはのけもの扱いされているんだけど、本人は全然分かっていません。
デバンは、教授になるために勉強していると言うジュヨンが、本当はドラマやネットに夢中で、勉強は全くはかどっていない事に気づいています。
そして、ジュヨンは、友達もいないし恋愛経験も無い可哀相な人生を送っているとデバンのことを考えているのです。
まぁ、当たってないわけじゃないけど・・・。
で、大人ですから、相手への哀れみの感情とか、上から目線の感情はちゃんと隠しててね。そう思うようになってから、相手に対して優しく振る舞うようになってます。
何が幸いするか・・・
ミノはと言うと、それまでのいい加減さが消えて、彼なりに頑張って実習に臨んでいます。
ボヨンとは親しくなりたくないと相変わらず言い続けていましたが、何かにつけてボヨンと関わるようになると、彼女の人の良さが見えて来ました。
泣き虫で、嬉しくても悲しくても涙をこぼしそうになって、空を見上げるボヨン。人の仕事でも嫌がらずに引き受けてバカを見てしまうし・・・。
見ていて、楽しくなる対象だと思い始めたのです。
親しい友人になりつつあります。
パク・シウォンは、家の仕事が忙しいと定時に帰宅したり、妻の仕事に協力すると言っては、新人にカードを売り込んだり、ボヨンに仕事を押し付けたりしてました。
それに、人の心を傷つけるようなことや皮肉を遠慮なく口走るため、なんだか嫌な奴って感じなんです。
そう言う人に限って上司には媚びへつらうわけですからね。
だけど、流石に目に余ってきたので、ヤン室長が、飲み会の席で散々に注意。ま、これもちょっと気の毒ではありましたね。二人だけで注意すれば良いのに、同僚や新人たちの前で・・・ですからね。
プライドもなんもあったもんじゃありません。
だけど、パク・シウォンにも事情があったのです。
家の事情と言うのは実母の病気の事でしたし、その事が原因で妻とも喧嘩が絶えない状況でしたし。
偶然ヤン室長がそれを知っちゃうんです。
そうなると、自分が事情も知らずに詰ったことが心苦しくなりますわな。
すぐにフォローしてあげましたよ。ヤン室長、良い人です。
と言うか、これでパク・シウォンの嫌味なところも減ればよいのですが。決して悪人じゃないのですから。
この飲み会には、イェ・ジェウクは参加していませんでした。
ボヨンは、がっくりです。
酔っ払って一人バス停に向かったボヨンは、そこで一遍の詩に出会いました。
キム・ヨンテクの「とてもステキなあなた」です。
“ある春の日、あなたの愛で 日陰になった裏庭に日差しが差し込む喜びを知った。暗闇から愛の灯火のもとへ私を誘いだしたあなたは・・・暗闇を越えてきた者だけが持つ明るい光で私の前に立ち 野花のように笑った。考えただけでもとてもステキなあなた”
その瞬間、ジェウクがバス停に現れました。まるで魔法の様です。
酔っ払ってるボヨンは、感情むき出しです。
患者の暴力から庇ってくれたことを感謝しました。
ま~可愛く絡みまくりですおまけに、普段は心の中で呟いている事を、全て言葉に出してしまってる事も本人は気付きません。
呆れたジェウクは、無理やりボヨンをタクシーに乗せました。
タクシーの窓を開けて、大騒ぎするボヨンを鼻先で苦笑した・・・よね?
ジェウクの笑顔が、いつ見られるのでしょう。
レビュー一覧は、こちらから。
「暴行による死亡ではありません。」
ぺク・ボムははっきりと言いました。
あまりにも思いがけない証言に、ウン・ソルは呆然としてしまいました。
弁護士は、勢いづいたように主張しました。
お腹の子と被告人は無関係だ、夫婦間の喧嘩の原因は被害者の私生活の乱れだった・・・なんてね。
おまけに、被害者の身体の傷は、被告人がつけたと断定できないと言う証言まで、ぺク・ボムから引き出したのです。
殺人だけじゃなく、暴行の嫌疑まで回避しようとしたのです。
呆然としたソルですが、反撃に転じました。
被害者は水虫の薬やその他の薬を併用したことによる中毒を起こしているという検視結果を持ち出しました。
被害者に水虫はありませんでした。
水虫の薬を処方されていたのは、被告人でした。
でも、オ・マンサンは、妻に頼まれたと供述。
罪になる点はありません。
ソルは感情的にオ・マンサンを責め立てました。処方箋を偽造したのではないか、嘘をつくな・・・なんてね。
あまりにも未熟な尋問ですな、ソルは。裁判長の言うように、準備が足りないです。
結局、ソルが殺人罪という公訴事実を変えるつもりはないと言い張ったため、裁判長は一旦休廷とし、後日改めて裁判を開くと言いました。
その時までに公訴事実を維持できるような捜査内容を提示するように・・・とね。さもないと、無罪判決を出すしかない・・・と。
ソルは自分の未熟さを痛感しました。
そうね、見ていても、残念としか言いようの無い検事です、ソルは。
いくら新人と言えど、これでは裁判長に公正な判断を下してもらえないのではないかと思えますよ。
でも、あまり落ち込んだ様子はありません。
ノー天気だと言うのではなく、表には出さないけど、何かを覚悟して検事になったと思われます。
「絶えず存在の証明が必要な温室の雑草よ。いつ引き抜かれるか。」
と、カン首席検事に言いました。カン首席検事は、ソルを慰めようとしたのですが、それは必要なかったようです。
ところで、カン首席検事は、ぺク・ボムの交通事故の記録を意味ありげに眺めています。
何か関係あるのかしら?
ソルは、ぺク・ボムに文句を言いました。味方だと思っていたのに・・・と。そして、絶対に諦めないとも。
被害者は火葬され、被告人は釈放、現場もない・・・事件は終わりだとぺク・ボムに言われても。
何か見落とした物は無いかと、ソルは考えました。
その時、思い出したのです。
現場に自分がハイヒールを履いてそのまま入って行ったことを、ぺク・ボムに怒鳴りつけられたことを。
それに何かついているかもしれないと思ったので、ぺク・ボムに鑑定を依頼。
ぺク・ボムも、何か感じる事があったのか、すんなり引き受けました。
そこから、出たのです。水虫の薬の成分が。
それも、粉砕した状態で。
そしてもう一つ見落としていたのが、被害者の服のポケットの中のカプセル。ポケットの破れ目から服の中に落ちてしまっていたのです。
カプセルは、中身が替えられていました。
カプセルから指紋も出ました。
裁判が再開されました。
ソルは、新たな証拠の監察結果が出るまで、なんとか、尋問を引き延ばそうとしました。
しかし、オ・マンサンは陳述を拒否。
ソルは、胎児の親子鑑定の結果を示し、知りたいなら、質問に答える事を要求。
一旦は、興味の無い態度を取ったオ・マンサンですが、気持ちを変えました。鑑定結果を受け取ったのです。
それをちらっと見たオ・マンサンの表情から、ソルは胎児が彼の子だったと推定しました。
ソルが期待して待っていた新しい証拠の鑑定結果。
ところが、それらはすべて被害者につながるモノだったのです。被告人の痕跡は発見されませんでした。
今度は、検察側の証人として出廷したぺク・ボムは、証拠の鑑定結果から導き出した結論を言いました。
被害者は、自殺した・・・と。
夫オ・マンサンが殺したと見せかけて・・・。命をかけて夫のDVに対する復讐を試みたということです。
失敗に終わりましたが・・・。
呆然としたソルは、悔しさをにじませながら、オ・マンサンに対する被害者の無念の思いを述べました。
でも、結局、公訴事実を変更するしかありませんでした。殺人罪から傷害罪に・・・。
事実上の敗訴ですな。
それでも、ソルは落ち込んでいるわけにはいきませんでした。
次の事件が起ったからです。
今度は財産争いのようです。
3人のけたたましいアジュンマが一人の女性を訴えたのです、詐欺師だと。
女性は弟の子供を連れて現れたようです。
弟と言っても血のつながりは無く、跡継ぎが欲しい父親が養護施設から引き取った男性でした。
訴えられた女性ファジャは、ドゥクナムという男性が冷凍保存してあった精子で体外受精し、子供をもうけたのです。
父親が死ぬ時、その孫にも財産を分けると言ったことから、アジュンマたちは激怒したってわけ。
3年も前に死んだ血のつながりのない弟の子供なんて信じられないってことですね。
でも、ファジャは、子供に父親と会わせてやりたいというそれだけだと言いましてね。
財産狙いじゃないという口ぶりです。
ソルは、埋葬されたドゥクナムの遺体を掘り出しました。
まさか、この状態で会わせるつもりだったの?
何か他に掘り上げる理由が?
でも、とにかく、この事で、思わぬ事実が明らかになったのです。
ぺク・ボムが検視し、ドゥクナムは他殺だと思われたのです。
あの大騒ぎして遺体を取り戻そうとしたアジュンマ3人は、何か怪しいですな。