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予想外のク刑事の手助けで、ソ刑事は無事。そのまま反撃開始です。
で、ファン代表の手下たちを一網打尽に。
そして、こそこそと帰ろうとした区職員と給食会社のキ社長を呼び止めたのです。
ヘイルは不正の現場を映した映像をマスコミに流しました。
一斉にニュースが区職員と業者の不正な癒着を報じました。企業と役所の結託と、それを黙認する行政の真実の姿が明るみに出たのです。
区長や署長、パク議員、そして部長検事は大混乱です。勿論、ファン代表も。
連行されたファン代表の手下たちや区職員たちの取り調べが始まりました。
ところが、署長が突然やってきて、釈放しろとかなんとか言い出したのです。きちんとした理由もないのに。証拠もたっぷりあると言うのに。
こんなこともあろうかと、ヘイルが控えていましたよ。
で、署長の勝手なやり方を阻止したのです。
区役所の前には、マスコミや区民が押し寄せ、大混乱になっていました。
で、区長は部長検事の言う事も聞かず、記者会見を開くことに。これしか収める方法が無いと思ったのです。
「一点の曇りもない捜査を願います。」
と、マスコミを前に、白々しく言う区長。
自分は全く知らなかった、事実かどうかは捜査の結論が出てから・・・とね。
もし、事実だと証明されたら?という問いには、
「衛生課を無くし、より透明な行政システムを作ります。」
その時、ヘイルが口を挟みました。聖堂の週報の取材として入り込んでいたのです。
「それだけですか?」
と。
「すべての責任を職員とシステムのせいに?ご自分の責任は?区長の責任は行動で示すべきじゃ?」
と聞かれ、とうとう口走ってしまったのです。
「もし、組織的な常習犯罪だったら私は、区長を辞任します。」
もしかしたら、非公式発言じゃ?と追い打ちをかけるようにヘイル。
「公式な発言です。」
こういうしかないですよね、区長とすると。
「では、辞任の準備を。」
と、ヘイル。手には資料を持っています。
衛生課の犯罪の証拠でした。過去3年間の賄賂と接待の記録の帳簿のコピーです。
そして、それをマスコミに向かってまき散らしたのです。
まんまと罠にはまった区長でした。
ヘイルはもとより、ク刑事も痛快な表情でしたね。
一方、部長検事に跪いたパク検事ですが、それだけで許してもらえる筈もなく、すごすごと立ち去るしかできませんでした。
やけ酒を飲んで帰ろうとしたパク検事。
その時、ニュースでこの一件を知りました。ヘイルが一枚絡んでいると知りました。
で、再度、部長検事の元を訪ねました。今こそ、ヘイルの素性について報告しようと思ったのです。
でもね、何故か言い出すことが出来ませんでした。勘でしょうか。黙っていた方が良いと言う。
彼女が口にしたのは、この一件は自分が解決できると言う言葉。
それであっさりと復帰を許されたのですが・・・。
これで良いの?こんな勝手な人事がまかり通るわけ
証拠の帳簿の原本は、ヨハンが持っていました。
ヘイルがソウル市役所の監察委員会に直接持っていくつもりでしたが、ヨハンが行くと言いました。
最後まで自分がすると。
でも・・・危険だわ。
ク刑事がファン代表に呼び出されました。
帳簿を盗んだ者を言えと言う事です。
知らない、ヘイルに聞いても教えてくれなかったとク刑事。
ファン代表は、ク刑事を廃車に縛り付け、上から圧縮機を徐々に下して行きました。
命の危険を感じたク刑事ですが、最後まで白状しませんでした。
案外あっさりとその言葉を信じたファン代表。ちょっと意外だったわ。
取り調べは終わったのになかなか逮捕状が出ません。
そのうえ、ファン代表の部下たちは釈放されてしまいました。
ヘイルやソ刑事が抗議すると、担当検事が変わったとチーム長が言いました。
パク検事です。
警察署に現れたパク検事。
ファン代表の手下たちを釈放した後、区職員たちと話をしました。
彼らの不正事実を掴み、それで脅しにかかったのです。今回の事を全て彼らが責任をかぶることを条件に、それらの不正をもみ消すと言う事です。
区職員たちは、それを飲むしかありませんでした。
そして、次は給食会社のキ社長とシスター。
キ社長には、ウンジの治療費全額を負担するよう言いました。不服を言い出したキ社長に、ならば、贈賄罪を重くすると脅しました。
シスターには、その条件で訴訟を取り下げるようにと言いました。
でも、シスターは、きちんと給食会社を罰して貰いたいと言いました。
すると、裁判になったら、今の条件が認められることは無いと断言したのです。結審するまでに時間もかかると。ウンジの事を考えたら、この和解案を飲むのが賢明だとね。
パク議員はファン代表にガラスコップを投げつけ怒りました。
ぐっと耐えるファン代表。
部長検事は、パク検事がうまく収めると信じています。だから、この機に自分たちの結びつきを強化すべきだと言いました。そして、自分がリーダーになると。
実は、署長とパク議員は、隙あらば自分たちが有利になるように動こうと考えていましてね。部長検事がリーダーになるのはちょいと不満だったようです。でも、話の流れで、了解するしかありませんでしたね。
ソ刑事は、これまでの働きが無駄になるのではと不安でした。
悔しくて泣けて来ました。
ハンカチを貸してくれたヘイルが、友達が出来たようで嬉しいと言うと、ソ刑事の方がもっと嬉しそうな表情になりました。
その様子を見たパク検事。
ちょいと、嫉妬?
シスターから事の成り行きを聞いたヘイルはショックを受けました。
恐れていた通りになってしまいましたから。
おまけに、ニュースが告げたのです。今回の事件は、全てヘイルが仕組んだものだと。おまけに、イ神父の事も絡めて、聖職者の規律が乱れていると主張したのです。
怒りが増幅したヘイル。
パク検事を呼び止め、怒りをぶつけました。
お馴染みの激しい口喧嘩となった二人。
クズと、ヘイルがパク検事の事を呼んだことで、パク検事も激怒。
ヘイルに頭突きを一発。
その時、ヘイルに電話が。
ヨハンとソンサクが捕まってしまったのです。彼らが帳簿を盗んだ者だとばれてしまったのです。
駆け付けたヘイル。ヨハンとソンサクは暴行を受けていました。
それを見て飛び掛かったヘイル。
でもね、結局、ファン代表にぼっこぼこにされてしまったのです。
死にそう~っ