まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『カンテク~運命の愛~』23話まで

2020-11-14 11:28:07 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨンジはそのまま引き返し、自室に何とか戻ると、崩れるように座り込んでしまいました。

悔しさや憎しみがいっそう募りました。

 

ウンボは初めて自分の名前をギョンに告げることが出来ました。

お前をもう離さない、私の前ではありのままのウンボでいてくれ・・・とギョンは言いました。

ウンボ、幸せでした。

 

ウンボ母はハン・モによって無事保護されました。

 

ペク・チャヨンは身の回りの整理をしていました。

自害しろと言うギョンの命令を、有難く思ったかもしれません。

そうしておいて、首をくくろうとしたとき、ジェファがやって来ました。

一旦は他の仲間たちと共に逃走しようとしたのですが、やはりペク・チャヨン一人残して行くことが出来なかったのです。

 

「あなたは父の暴力と飢えに苦しむ私を救ってくれた。ですが、私はあなたを裏切りました。」

なんと左議政と親迎式の事件以前に密約を結んでいたと言うのです

新王として迎えに行ったのが、初対面じゃなかったってことです

その時、事件の事を匂わせ、それによって王が死ねば、新しい王となる気はないかと左議政が声をかけたのです。

ジェファは王の座が欲しくて大義に反する者と結託したと言う事です。

「これが私の本性です。大義より王室に復讐したかった。」

 

そんなジェファの懺悔をペク・チャヨンは理解しました。

そして言ったのです。

「初めて会った時から私の主君は大君様だけです。市井で育ったお方ですから民の痛みが分かる良き王になると信じています。」

初めて自分を見つけてくれ、信じてくれた人・・・ペク・チャヨン。捨てて行くなど考えられませんでした。

その時、見張りの兵が気づき、やってくる声が聞こえました。

ペク・チャヨンはジェファを逃がしました。

その後、自害しました。

 

ジェファは仲間を一旦解散させました。

来るべき日のために備えよと言いました。

 

報告を受けたギョンは、やはり惜しい人材だったと思いました。

そして、ペク・チャヨンとジェファの謀反を臣下に公表しました。

既にペク・チャヨンは自害、ジェファの手配をしていると。

ウンボは母と会う事が出来ました。

事情が分からない母は、戸惑いましたが、ウンボが元気そうなのを見て、ひとまず安心しました。

ウンボは父と姉の無念を晴らすまで待っていてほしいと母に言いました。王様も全て知っているからと。

ウンボ母は、ホン・ギホに預けられることになりました。元々娘の世話をしていたので、丁度よかったのです。

 

ホン・ギホは、罰するのではなく、行かされた命を民のために使えと言うギョンに感動しました。

そうすることで、ペク・チャヨンたちの大義が間違いだと言う事を証明しろとギョンは言いました。

 

ずっと捕まったままだったワルが放免されました。

自由はきかなかったけど、この有り余る時間の中、ワルは必死に頭を働かせていました。

そして一つの結論に達したのです。

義禁府の中の間者は、自分と親しいキム羅将に違いないと。

 

ウンボはワルの元気そうな姿を見て、ほっとしました。

ワルもほっとしました。

 

その頃、ギョンは急激に体調が悪くなっていました。

ホン・ギホと会っている時、眩暈が彼を襲いました。

必死に耐えたギョンです。

その後、医師の診察を受けました。

医師は、不眠の場合の症状に似ていると言いました。何より安眠することが必要だと。

 

ウンボは初めて左議政と会いました。

丁寧な口調ですが、左議政は権力を匂わせてウンボに頼みがあると言いました。

3日後の王と王妃の夜伽の日に、王が王妃の元に向かうよう説得してくれと。

「それは王様がお決めになる事です。」

と、ウンボ。

すると、左議政は、王にとってウンボが大きな弱点になっていると言いました。それを王は忘れていると。

脅しだ・・・とウンボは思ったでしょう。ショックを受けたかもしれません。自分がギョンにとって弱点だということに。

でも、元々負けん気の強いウンボ、左議政に言われ放題にはしておきませんでした。

「誰にも弱点はあります。窮地に追い込まれるのは誰でしょうか。」

真っ直ぐに左議政の目を見て言ったウンボ。

左議政、この時初めてウンボをなめてはいけないと思ったようですね。

 

ソンイは父が用意した薬を女官に渡し、命じました。

ヨンジとウンボに飲ませろと。どうも妊娠しにくくなる薬のようです。

 

ワルは義禁府でキム羅将の間者の証拠を掴もうとしていました。

で、見つけたのです。大量の銀を。お給料だけではとうてい準備出来ない程の額です。

 

ヨンジがまたウンボを呼び出しました。

先だってギョンに飲ませようとした薬の件で呼ばれた時、ウンボはいずれギョンが真実を公にし、自分は罰を受けると言っていました。

それがどうなったのかとヨンジが問いました。

すると、ウンボも問いました。

「王妃様もお父上の所業をご存じでしょうか?私に残酷なことを・・・。そして王様にも。」

ヨンジは、父が親迎式の日の騒動の主犯だと言う事を指していると勘違いしました。

でも、ウンボが言いたかったのは、さっき夜伽の日の事を頼まれた一件だったようです。

自分の勘違いだったとヨンジは分かったのでしょうが、それでも、もしかしたら秘密を知っているかもしれないと思ったのかも。

ウンボへの憎しみも耐え難いほどになっていましたしね。

女官に命じて、枝の準備をさせました。

 

韓国ドラマでたまに見ますよね。折檻する方法で、小枝で足のふくらはぎを叩くヤツ。

あれです。

それをウンボにしようと思ったのです。

でも、これ、未遂に終わりました。

 

女官が枝をたくさん準備しているのを、ソンイが見かけましてね。

すぐさま、ギョンに報告したのです。ま、ソンイとすると、点数稼ぎの意味ですね。

ギョンは激怒してヨンジの元に乗り込みました。

 

どういうつもりだと、ギョンが声を荒げました。

「内命婦の綱紀を乱れを正しておりました。ホン淑儀が幽閉された理由を知る必要があります。」

ご、ヨンジ。

ギョンは皆を下がらせました。


韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』22話まで

2020-11-13 17:12:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウンボが幽閉されたと言う話は、あっという間に宮中に広まりました。

あれほど仲睦まじい様子を見せていた二人だけに、皆一様に驚き、事情を知りたがりました。

が、女官ですら外出できないので、誰も事実を掴むことは出来ないでいました。

大王大妃は、直接ギョンに事情を聞きに来ました。

でも、ギョンは何も話しませんでした。

 

ワルがケピョンに襲われました。

同僚がワルに面会に来た者がいると知らせて来たので、出かけて行くと、突然襲われたのです。

が、そう言う事もあろうかとハン・モが警戒していました。

ハン・モが割って入ってくれたおかげで、ワルは危ない所を助かりました。

逃げ出したケピョンを追おうとしたとき、何故か同僚が兵と共にやって来ましてね。そのせいで見失ってしまったのです。

怪しい・・・その同僚。

 

ギョンは、ホン・ギホをを呼び出し、ウンボに毒を盛られたことを告げました。

ホン・ギホ、驚きました。

お前の指示か?と問われ、違うとホン・ギホは答えました。

「恐れながら詳細を申し上げることはできません。ですが、淑儀様は政争の犠牲になったのです。これは淑儀様の本意ではありません。どうかそれだけはご理解ください。」

ギョンの怒りは収まらず、このままではホン・ギホの家族もすべて謀反で死ぬことになるぞと言いました。だから、真実を明らかにしろと。

 

ギョンは次にワルを問い詰めました。

刀を首に突きつけ、事実を話せと言いました。

「俺にとっては妹のようで、また友であり、俺に迷惑をかけるだけの仲間です。不憫な子なんです。それ以外の事は知りたくもありません。大罪を犯しましたが、これ以上は何も言えません。」

ワルは震えながら答えました。それが事実ですよね。

 

ギョンは再度ウンボに会いに来ました。ウンボは食事もとらず、何も言わず、ただ命令のままに部屋に閉じこもっていました。

ワルとホン・ギホの忠誠心に感心した。2人とも口を割らなかった・・・とギョン。

そして、これが最後の機会だと言いました。

 

「私はカン・ウンギではありません。ウンギは私の姉です。」

ウンボが口を開きました。

双子だったんだな・・・とギョン。既に察しはついていました。それでこそ、辻褄が合うと。

ウンボは全て自分の責任だと言いました。だから他の者は助けてくれと。

でも、ギョンは目的を問いました。

ウンボは全てを話しました。母や関係した者を助けるためには、ギョンを殺さなくてはいけないと脅されたことを。

その首謀者がペク・チャヨンとジェファだと言うと、流石にギョンは大きなショックを受けました。

ペク・チャヨンを信じていたからです。カン・イスと同様に・・・。

 

ギョンはウンボの屋敷を厳重に警戒させました。ペク・チャヨンたちの襲撃に備える必要があると思ったのです。

そして、ペク・チャヨンとジェファを追えとハン・モに命じました。

 

約束の3日目のその日、ウンボが宮中から出てこない事を知り、ジェファたちは計画が失敗したと悟りました。

ウンボが幽閉されていることすら知りませんでした。

ペク・チャヨンはジェファに姿を隠す準備をと言いました。

でも、ジェファは次の作戦をと言うのです。

脅すなり何なりしてウンボを外に誘い出し、人質にすると言いました。そうやって王をおびき出すつもりです。

ここまで来たら、もう引き返せないと考えていました。だから一気に事を進めようとしているのです。

 

ウンボの幽閉が解かれました。

その時になってもまだ誰もこの一件の理由が分かりません。

ヨンジが王妃として事情を掴むと言いましたが、大王大妃が止めました。

 

ヨウルにペク・チャヨンからの手紙が届けられました。

宮中にも、彼らの仲間がいる証拠です。

でも、その時、警戒に当たっていたハン・モが。

一気に事は露見しました。

届けられた手紙には、母親を助けたければ宮廷から出ろと書かれていました。

 

作戦が成功したとみせかけたギョン。

輿から降りたのは、ハン・モでした。

待っていたペク・チャヨンはその場で捕まりました。

 

ウンボは何も知らされていませんでした。

突然ヨウルがハン・モと一緒に戻って来たのを見て、何か異変が起こったと察しました。

ヨウルの口から一部始終を聞きました。

ヨウルは泣きながら謝りました。恩のあるペク・チャヨンがどうなるか、彼女も不安でたまらなかったのです。

 

報告を受けたジェファは、アジトを出る決意をしました。

 

ペク・チャヨンは全ての罪をかぶりました。

毒を渡したのも自分だと。そして、ウンボもホン・ギホも反対していたと、ギョンに言いました。

ギョンは残念でなりませんでした。常に信頼してきたからです。

しかし、ペク・チャヨンにとってギョンは共に新しい世を築ける王ではないと思えたのです。

あれこれ言い訳はしませんでした。

「即時斬首にすべきところ、そなたが救った大勢の民に免じ、自害を命じる。」

ギョンが言いました。

 

ソンイがヨンジにチクりに来ました。

ウンボがギョンに何か薬を飲ませようとしたらしいと言う情報だけは掴んでいたソンイ。

ただ内医院もそれ以上は全く洩らしていないので、何の薬かは分かっていません。

ところが、ソンイはそれは媚薬に違いないと、ヨンジに告げたのです。おいおい・・・

すぐさま、ウンボを呼びました。

 

ヨンジは現れたウンボをいきなり叩きました。

これまでも散々悔しい思いをさせられてきた相手です。この機に恨みを晴らそうと思ったのかもしれません。

でも、ウンボは一切口にしませんでした。

王様に聞いてくださいとだけ。

相変わらずウンボに太刀打ちできないヨンジです。

ただ、ウンボに何か事情があると察し、見張りをつけることにしました。

 

ウンボはギョンに最後に会いたいと申し出ました。

自分にも罪が問われるのは当然だと思っていました。

「心おきなく私を罰してください。死刑になって当然の身です。」

と、ウンボ。

簡単に殺せる相手なら、こんなに苦しむことはないギョンです。

「私はお前の何だ?恋い慕っていたのか?」

お慕いしております・・・とウンボ。

「私の茶器にも茶を入れました。お傍で生きられないなら、一緒に死のうと。」

一礼して行こうとするウンボをギョンが引き留めました。

「信じてくれと何故言わない

と、ギョンが言うと、そんな言葉はギョンを苦しめるだけだと分かっているからとウンボは答えました。

「それでも、私が信じると言ったら?」

と、ギョン。

「それが叶うのなら、王様だけを生涯お慕い申し上げます。」

ギョンがkissしました。熱烈な

 

それを、ヨンジが目撃しちゃった・・・


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』21話まで

2020-11-13 13:49:50 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウンボは、ペク・チャヨンがここまでするとは思ってもみなかったでしょう。

母親やホン・ギホ、そしてワルまで、ウンボに関わる人たちの命と引き換えに、王を殺せと言いました。

猶予は3日。飲ませたらすぐに宮殿を抜け出せと言いました。門の外に輿を待機させておくと。

決行しなかった場合は、ウンボがウンギの双子の妹だと明かすと言いました。そうなると、やはり関わった人たち皆が罪を問われることになります。

ウンボが死んだとしてもダメだと。

ウンボが王を殺すしか皆が助かる道は無いと言う事です。

 

呆然としたまま宮殿に戻ったウンボ。

帰ってくるのを待ちかねていたギョン。

帰るなり、ウンボを呼びました。

母とは会えたか?と、優しく聞くギョン。

ウンボはギョンの顔をまともに見ることが出来ませんでした。

様子がいつもと違うことに、ギョンはすぐに気づきました。

優しくしないでください、私は王様を欺いていました・・・とウンボ。

黙っていることが苦しいのでしょう。

 

王妃であるヨンジを無視し、ウンボの元に行くギョンのことが、宮中で取りざたされていました。初夜からそうだった・・・とね。

大王大妃は、ギョンのウンボを想う気持ちを理解してはいますが、内命婦の長とすると序列というのは無視できるものではありません。

第一、気持ちとは裏腹にヨンジを王妃と選んだ理由も、まだ大王大妃には分かってはいませんでした。分かってなかったのね・・・ 私が分かっているので、大王大妃も承知していると思い込んでましたよ。

 

ギョンは、ウンボのことを知れば知るほど分からなくなっていました。

時々、別人のように思えることもあったのです。

2人で過ごした思い出を覚えていないようだし、以前は問題なく小舟に乗ったにもかかわらず、溺れた事があるので、水が怖いと言ったりしましたし。

以前は昔出会った事を忘れていたようだったのに、今は約束のことまで覚えているし・・・。

そういう場面に出くわすと、ギョンは戸惑ってしまっていました。

 

ワルは、首すじに火傷の痕のある男を見たことがあると言う人物を探し出すことに成功。

似顔絵を作ることが出来ました。

 

左議政はケピョンを王が探していると知ると、ワルを殺せと命じました。

ケピョンがキム家の山尺の仲間だったのは、左議政の指示でした。そこで腕を磨かせるためだったのです。

そしてヨンジが王妃となったことで私兵を持つことが出来るようになりました。その兵をケピョンに任せようと考えていたのです。精鋭部隊を作り上げろと命じました。

ヨンジが王子を生んだ暁には、この国は私のものだ・・・と左議政は言いました。

 

大妃やキム氏たちは、ヨンジが王から無視されていることを知り、チャンスが巡ってくるかもしれないと考えました。

それには、ウンボの懐妊を何としても防がなくてはなりません。

 

ギョンが予知夢を見ました。

ウンボが泣きながらお茶に何かを入れている夢です。

激しい頭痛がギョンを襲いました。

 

ペク・チャヨンから呼び出しがあり、ウンボは人気の無い場所に行きました。

そこにいたのはジェファ。

普通、王族は特別な用事が無い限り宮廷への出入りを禁じられていました。

何故ここに?とウンボが聞くと、ジェファは手紙を差し出しました。

ウンボ母からの手紙です。無事を知らせるモノでした。

脅迫ですね。

激高するウンボに、ジェファは言いました。あと2日です・・・と。

 

帰ろうとしたジェファは左議政にバッタリ。

新王妃に挨拶をと思いまして・・・とジェファ。でも会えないんですねと、相変わらずぬけたフリをしました。

ここでジェファは左議政に釘を刺しました。

ジェファを新王として迎えに行った時の事です。

「私に向かって“王様”と呼びましたよね。何もかも忘れたフリをしている。」

左議政は焦りました。ジェファを“王”と呼んだなんて人に知られたら、いくら状況がそうだったからと言って、不審を抱かれるかもしれませんからね。

 

ケピョンについて、左議政の家臣を調べろとワルに命令が下りました。

何故左議政に絞って?とワル。

そーよあたくしも、何故左議政に絞ったのか、気になっていたんです。

どこかで見落とした忘れちゃったのかしら

でも、臣下は王の意図等聞き返しちゃいけないみたいです。言われたことを粛々とこなせばよいってことね。

とにかく、その時からワルは左議政の屋敷を見張り始めました。

で、ケピョンが出かけるのを見て、尾行したんですが、まんまとまかれちゃった。

 

ギョンは考え続け、一つの結論を導き出しました。

それを確認するために、その夜、ウンボの元に行くことにしました。

 

ところが、出ようとしたとき、ヨンジが突然連絡も無くギョンの元を訪れたのです。

ヨンジは、父左議政から、待っているだけではいけないと発破をかけられていました。

その夜、ギョンがウンボの元に行くらしいと女官から聞き、躊躇していた気持ちが消えました。

「行かないでください。」

と、ヨンジはギョンに縋りました。

ギョンは冷たい声で言いました。

「王妃。初夜に申したぞ。王妃を愛することはないと。私の心は変わらぬ。」

そして、ヨンジを置いて部屋を出て行ったのです。

 

ウンボは震える手でお茶に薬を入れました。

涙がこぼれました。

 

ギョンは人払いをしてウンボの部屋に入って行きました。

夢で見たとおりの茶器がありました。

ウンボはギョンと自分の器にお茶を注ぎました。

傷にも効くと言うお茶だと聞き、ギョンが言いました。

「胸の銃創は癒えたのか?」

はい・・・とウンボ。

その瞬間、ギョンは確信しました。ウンギではないと。ウンギが撃たれたのは、腹部だったのです。

 

ウンボを見つめながらギョンは器を口元に持っていき飲もうとしました。

その時、ウンボが茶器を払い落としたのです。

「そなたはウンギではない誰だ正体を明らかにせよ私に近づいた目的は何故幼き頃の記憶を申すのだ

ウンボは何も答えません。

何を入れた?と聞いても何も言いませんでした。

 

ギョンは激怒し、部屋を出て行きました。

控えるファン内官に命令しました。

ウンボを軟禁しろと。

 

ギョンは、ハン・モにウンボが持っている薬瓶の中身を調べろと指示を出しただけで、ファン内官にも事情を打ち明けませんでした。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』20話まで

2020-11-12 13:41:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

三揀択に残ったウンボとソンイを側室にすると言う決定がなされました。

大王大妃も大妃も、そしてギョンも一つ譲って一つを得ると言う感じ

 

ワルはギョンの指示である“ケピョン”の調査を続けていました。

キム氏が山尺を大勢抱えていることは周知の事実。よって、そこから調べるのが最適と、お得意の人懐っこさで領議政の息子と懇意になりました。

山尺の首の後ろの入れ墨はキム家の山尺だという証だと判明。

消した者は今まで2人いるとか。一人は清に渡ったと分かっていますが、もう一人は住まいを転々としていて分からないということでした。

その者の名前が、ケピョンだと分かったのかな

 

ギョンは、別れ際にウンボに側室の話を切り出しました。

ウンボはギョンに従うと言いました。

 

家に戻ると、門の前にジェファが立っていました。

追い返そうとしたウンボ。

三揀択に残った自分は落ちたとはいえ、王の女と言う立場は変わらないからと。

すると、ジェファはウンボを解放するよう王に頼むと言い出しました。

そこに、子供が一人駆けて来ました。以前、揀択の時に会った子です。母親が病気だが、お金がなくて医院に連れていけないと言うのです。

悩みや不満を聞き取ってくれたウンボを覚えていたので、ウンボに縋るしかないと思ったのです。

ウンボは急ぎ子供の家に向かいました。

ジェファも後からついて来ました。

 

ジェファの協力で母親を無事に医院に連れて行くことが出来ました。

貧しさゆえの病気だと分かり、ウンボは心が締め付けられるようでした。

 

ジェファは子供に言い聞かせるように話をしました。

字を覚えろ。勉強しろ。そうすればお前たちが残飯を食べなくてはいけないこと、医院に行けないことが間違っていると分かる。

「そして“民が主になる世”を夢見るだろう。」

その言葉をウンボが聞きました。

“民が主となる世”と言うのは、ウンボの父カン・イスが記した『開化の論』の中にある一文でした。

何故知っているのですか?とウンボはジェファに聞きました。

 

ジェファはウンボの父が作者だと言う事を知っていると言いました。

ウンボが父の復讐をしようとしていることも知っていると。

ジェファは、全てを明かしました。

「カン・イス、ペク・チャヨン、ホン・ギホ。共に世を変えようと大義を掲げました。お父上が新王に擁立したかったのは、私です。」

あなたの望みを叶えましょう・・・と。

 

恐ろしい人ですね・・・とウンボ。

怒りがこみ上げてきたようです。その足でペク・チャヨンを訪ねました。

「本当に大君を王に擁立するつもりですか?」

直球です。

「本当に父が望んだ事ですか?違いますよね。父は人を利用するような者は信じません。王様を指示したはず。」

確かに開化の論を広めたのはカン・イスでした。

しかし、後にカン・イスはギョンを信じるようになっていました。

なのに、ペク・チャヨンはそれを王に惑わされただけだと考えたのです。意図的にウンボに話しませんでした。

「それは勝手な判断です。その変節も父の意に相違ありません。」

と、ウンボ。

ペク・チャヨンには、ウンボが憤る理由が分かりませんでした。

ウンボは、彼らは犯人を探し出して父と姉の復讐をしたいと言うウンボの気持ちを利用し、自分たちが目指す世を作り上げようとしたことに憤っているのです。

「私たちは進むべき道が違うようです。二度と私を利用しないでください。」

そういうと、ウンボは背を向けて出て行きました。

 

正式にウンボとソンイを側室として迎えると発表されました。

王妃を任命する同じ日、側室も任命することになりました。

キム氏はほくそ笑みましたが、慌てたのは左議政。

急がなくても・・・とか何とか止めようとしましたが、ギョンは受付ませんでした。

「これは既に決まったこと。従えと命じておるのだ。」

ふっふっふっ、いい気味

 

ヨンジがこの事を知ったのは、任命式当日。

流石に左議政も娘に言い出せなかったようです。

ショックを受けるヨンジを、一生懸命励まし支えました。

「王子を生んでください。」

 

華やかな王と王妃の式典に比べ、小規模な側室の任命式。

でも、ソンイもウンボもほっとしているようでした。

 

その夜、王妃となったヨンジの元を訪れたギョン。

これがねぇ、ヨンジがちょっと可哀そうになるくらいにギョンが敵意をむき出しにしたのですよ。

「父親の夢を叶えることが出来て、さぞかし満足であろう。」

と、ギョン。

でも、ヨンジは、王妃となるのは父の夢ではなく自分の幼い頃からの夢だったと言いました。

「私の女として生きることは許さぬ。形だけの夫婦だ。私が王妃を愛することは無いだろう。」

今日は初夜ですよ・・・とヨンジ。あまりにも酷なお言葉です・・・と。

「王妃になった日に撃たれた女もいる。それより酷か?」

ヨンジは言葉に詰まりました。

休むがいい・・・と、ギョンはヨンジを一人残して部屋を出て行きました。

 

ギョンが向かったのは、ウンボのところ。

少し話をしただけでギョンは戻りました。

でも、帰るときに一言言いました。

次は日を決めて来るから、その時は部屋の中で待つように・・・と

 

ウンボが別の道を行くと宣言したことで、ジェファたちは打つ手が無くなりました。

ホン・ギホがウンボの気持ちを確かめに来ました。

ウンボは助けてくれた礼を言い、それでも父の意に反する事はできないときっぱり。

そして、母は今後自分が面倒を見ると言いました。

 

それを伝えると、ペク・チャヨンは母親を渡してはいけないと大反対。

つまりは母親はウンボを利用するための人質って意味です。

母親を人質に、ウンボに王を殺させると言うのが、彼らの作戦でした。

最初からその案に反対していたホン・ギホ。

「手段を選ばず大義を成すなら、新しい世に価値はありません。待つべきです。」

しかし、彼らの仲間は疲弊してきているのが実情でした。もう待つ余裕は無いとペク・チャヨンは言いました。

「やりましょう。」

と、ジェファが言いました。

親迎式の狙撃犯が捕まったら、ウンボは王のために生きることになるだろうと思いました。

そうなる前に、犯人が捕まる前に、事を起こさなくてはならないとジェファは主張しました。

「ならば、私は離脱します。私の理想とは異なります。」

ホン・ギホが言いました。そう言うと、アジトを出て行ってしまいました。

 

ウンボにペク・チャヨンから手紙が届きました。

母親に会わせるから、一人で来いという内容です。

 

ウンボはギョンに許可を求めました。

母に会いに行くと言うと、警護をつけるとギョン。

でも、目立たない様にしたいからと、警護を断りました。あいやぁ~・・・危険だわ

 

会うなりペク・チャヨンはウンボに小瓶を渡しました。

母親に会う前にお前の務めを果たせ・・・と。

「王に飲ませろ。毒だ。お前の手で王を殺せ。」


韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』19話まで

2020-11-12 09:17:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギョンの剣幕が激しいのを見て、大妃はほくそ笑みました。

理由は分からないが、気に入らないウンボをギョン自身が拒否したのですから。

確かに、自棄になってるとしか思えないような表情です。

 

大王大妃と二人だけになり、ギョンは言いました。身分を偽ったと言うのが理由だと。

あ、そうか・・・。ギョンがウンボの正体が生き返った王妃だと知ってるということを、大王大妃はまだ知らなかったのよね。

ギョンは、大王大妃が自分を騙していた等と、責めましたが、本心ではありません。それしか却下する理由が思い浮かばなかったということでしょうかね。

でも、大王大妃は、ギョンの言葉から、意にそわない決断を下そうとしていると察したようです。左議政が何かしたと。

ギョンはそう指摘されても、一切引きませんでした。

それがウンボを守る唯一の手段だと思っているのです。

結局、大王大妃も折れるしかありませんでした。

 

そして、王妃の座はヨンジのモノとなりました。

 

ウンボは大きなショックを受けました。

ソンイも悔しさを隠しません。

決定した瞬間から、ウンボとソンイはヨンジを王妃として礼を尽くさなくてはなりません。

一瞬で主人と臣下という立場になってしまったのです。

 

ウンボ母と本物のホン・ヨンは、解放され、ハン・モによって保護されました。

 

ヨンジは礼装に着替え、大王大妃と大妃に挨拶をしました。

しかし、2人とも笑顔一つ見せてくれないどころか、厳しい言葉を吐くだけで。

ヨンジは寂しい思いをしたようですが、それでも念願の地位に就いたと言う事で心は浮き立つようでした。

 

ジェファたちもショックを受けていました。

あれほどウンボに強い想いを抱いていた王自らが決定を覆したと聞き、その理由が分かりません。

おそらく、ジェファにすると嬉しい事なのでしょうが、ペク・チャヨンや仲間たちにすると計画が崩れてしまうわけですから、行き詰ってしまいました。

そんな時、ハン・モがウンボ母の保護をしてくれないかと言って来ました。勿論、ギョンの指示です。

ウンボ母が行方不明だと言う知らせはホン・ギホから届いていました。

いったいどういう事なのか、全く事情が掴めていませんでした。

そこに、王ギョンからの依頼が来たわけで・・・。

当然、否やはありませんでした。懸案事項が一つ消えた事になりますからね。

 

ウンボはホン・ギホの屋敷に帰りました。

自分の部屋に入って、やっと泣きました。それまでずっと我慢していたのです。

 

ホン・ギホがギョンを訪ねて来ました。

娘を助けてくれたことに対する礼を言うためです。

ギョンは、ウンボを助けた理由を聞きました。

「最初は気が進みませんでした。しかし、あの娘こそこの乱世の犠牲者であり証人だと思い・・・。」

そこまで言った時、自分の言葉は王の治世を批判することになると気付き、言葉を止めました。

ふっとギョンが笑いました。

「そなたは民からの信頼が篤いことで有名だ。私の前でも気後れすることなく意見する性格、信頼するに足る男だ。刑曹判書の座を預けたい。私の側近になってもらいたい。」

思いがけない栄誉です。ホン・ギホは驚きました。

しかし、即答は避けました。考える時間をくださいと言いました。

 

ぼんやりと屋敷に閉じこもっているウンボを、ワルが訪ねてきました。

復讐も犯人探しも全て出来なくなってしまった・・・とウンボ。

でも、おそらくそれ以上にギョンの傍に居られない事が辛いんだと思いますよ、あたしゃ。

ウンボらしくないとワルは言いました。

王からはその後何も連絡が無いと聞くと、やっぱりジェファの話は本当だったのかとワルは言いました。用が無くなったら、捨てるという話です。

そこに、ジェファがウンボを訪ねて来たとヨウルが言いに来ました。

 

三揀択にまで残った娘は、一生独身のまま過ごさなくてはならないと言う決まりがあったようです。王妃になれなくても、王の女とみなされたせいだとか。

理不尽よね。

ま、そういうわけでウンボはジェファに会う事を拒否しました。

ジェファは花束をヨウルに渡して帰って行きました。

 

ギョンもまた無気力な時間を過ごしていました。

頑張って王妃教育を受けているヨンジに心遣いをしてはどうかとファン内官が言うと、任せると言い。

新王妃の実家に送る婚姻証や結納品等の相談もしなくてはいけないのに、これまた全て担当の大臣に任せると言いました。

ファン内官やハン・モはギョンの気持ちが痛いほど分かっています。

ギョンに内緒でウンボの様子を探っていたファン内官。ずっと家に閉じこもっているようだと報告しました。そして側室にするという方法もあると。

「私、今日は王様が何をなさろうとも口を閉じておきます。」

ファン内官のその言葉を聞いて、ギョンは急ぎ足で宮廷を出て行きました。ハン・モだけを連れて。

 

突然やってきたギョンを見て、ウンボは驚きました。

私がチョ・ヨンジを王妃にした・・・とギョン。

・・・ですよ、ウンボ。知らなかったんですよね、経緯を。

裏切られたと思ったウンボは、ギョンを拒絶し、帰るよう言いました。

でも、ギョンは想いを押さえることが出来なかったのです。

涙をためて、切々と訴えました。

ウンボのためだった・・・と。

そして、ウンボ母が捕まっていたこと等を打ち明けたのです。

事情が分かったウンボは、ギョンを責めました。どうしてそんな馬鹿な事を・・・と。

王を詰ったのはそなたが初めてだ・・・とギョンは苦笑しました。

 

ギョンはこのままウンボと別れたくありませんでした。

馬で郊外に連れ出しました。

誰の目を気にする事も無く、幸せな時間を過ごしました。

ウンボはギョンが父の主張を認めていたと知りました。全てに共感は出来ないが、納得できる事もあると思っていたと。

ますます惹かれていったようです。

そうなると気になるのが、自分が姉ウンギだと思われている事。

私が変わったと思われませんか?とギョンに聞きました。ギョンが愛しているのは自分なのか、姉なのか知りたかったのでしょう。

「そう言われてみると変わったな。最近は幼い頃のそなたに戻ったようだ。だが、そなたはそなただ。」

 

ところで、左議政はギョンが自分の計画を正確に知っていたことが気になっていました。

その計画を知っていたのは、自分とケピョン、そしてヨンジの3人だけです。

その時左議政の頭に浮かんだのは、おそらく、ケピョンが裏切ったのでは?と言う考えでしょう。

それしか考えられないでしょうね、こういう人は。

ケピョンの事は、利用しているだけで、信頼しているとは言えないんじゃないでしょうか。

ヨンジが世継ぎを産んだら、王は始末する・・・と左議政。その時は、ケピョンにも大役を任せると。

こういう飴をちらつかせて、ケピョンを利用し続けるつもりのようです。最後には捨てるつもりなのが透けて見える気がします。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自粛の記録パート4

2020-11-11 15:28:29 | 今日のつぶやき

忘れたころに届きます、この通知。

やっぱり確実に自粛とは名ばかりになりつつあります。

歩く距離が伸びたのを、褒めてくださいませ

まだまだ皆さまとは比べ物にならない距離ですが

ぐうたらまぎぃとすると、伸びただけマシということで。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』18話まで

2020-11-11 08:37:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

『王妃になるために捨てるもの』と言う題。

ウンボ、ヨンジ、ソンイの3人は一生懸命に考えました。

それぞれの“捨てるもの”が決まったようです。

 

散歩に出たウンボは、偶然ギョンと会いました。

ウンボは、真犯人を捕まえてくれたことに、お礼を言いました。

そして、正直な気持ちをギョンに伝えました。

牢で、父の無念が身に沁みて分かったと。

「力をください。」

と、ウンボは言いました。

人を握りつぶす権力ではなく、不当を暴く権利を。今回のような理不尽な事をする者たちの上に立ちたい・・・と。

そして、それがギョンの傍なら・・・と。二度と会えなくなるのではないかと怖かった。

「ホン・ヨンのままでいます。名前は違えど、王様のおそばにいたいです。」

真っ直ぐな告白です。ウンボは思ったことを正直に口にできる性格なんですね、ウンギと違って。

ギョン、喜びがこみ上げてきたようです。

そっとウンボを抱きしめました。

 

ワルは得た情報をギョンに報告に行きました。

ファン内官はワルがどうも気に入らないようで、何かにつけて文句を言うのですが、私から見ると、とてもいいコンビに思えます。

2人の掛け合いは、シリアスな中での、ほっとしたシーンです。

妓女に近づいていた男には特徴があると話しました。首の後ろに火傷の痕があることです。

それがケピョンという名前かどうかは分からないが・・・と。

ギョンは思い出しました。山尺の男の首の後ろに入れ墨があったことを。それを消したのではないかと考えたのです。

 

ケピョンの報告で、ホン・ギホの娘ヨンとウンボ母が一緒にいることが分かった左議政。

すぐさま二人を連れてくるようケピョンに命じました。

 

最終揀択が始まりました。

ソンイが提出したのは、美しい靴。領議政である伯父から貰ったものだが、王妃は中道であるべきだと思ったからと。

ヨンジが出したのは、初揀択の時のチマ。ソンイに破られたけど、候補者の仲間が美しい刺繍を入れてくれたものです。ヨンジにとってはとても美しい思い出の品です。そういった喜びや悲しみと言う過去を捨てて生まれ変わる場所だと思ったと説明しました。

そして、ウンボが提出したのは、銀のスプーンと箸。毒を見分けるために宮中で使われているものでした。王様の臣下となるために、それらを捨てると言いました。木で作られた箸を使う民と、苦痛を分かち合う覚悟が必要だと思うからと。

 

大王大妃は、ソンイとウンボの意見を高評価しました。が、ヨンジは少し低い評価でした。

正式な審査は、大妃や内命婦の者たちと協議して数日後決定することになります。

 

候補者たちは一旦自宅に戻ることになりました。

 

途中で、ウンボはウンギの墓に参りました。

謝りました。

犯人を捜すための揀択だったのに、ギョンを好きになってしまったことを。

 

ジェファはワルを味方に引き入れようとしています。

王に近いところにいるので、情報を得るには最適な人物と言えますからね。

さりげなく王に関する良くない噂がある・・・などと言って、ギョンへの信頼を損なわせるようにしています。噂と言うのは、用が無くなった者を捨てるらしいというものです。カン・イスもそうやって捨てられたんだとね。

 

ヨンジは父の秘密を知って、覚悟が出来たようです。

今のままでは王妃になれる可能性は低いと感じていますから、切羽詰まった気持ちでもあるでしょうしね。

父と行動を共にするということです。だから、情報共有を・・・と父に言いました。

ウンボ母と本物のホン・ヨンを捕らえたと言うケピョンの報告を一緒に受けました。

 

ギョンはまた夢を見ました。

大王大妃や大妃、その他の大勢の者たちの前に左議政が本物のホン・ヨンを連れて現れ、ウンボを偽者だと指摘するシーンです。

今では自分の夢が予知夢だと認識しているギョンは、すぐさまハン・モにウンボ母の安否を確かめさせました。

ところが、行方不明だと判明。

 

ギョンは左議政を呼びました。表立った不審な行動は見られませんでしたが、夢は事実だと確信しているので、先手を打とうと思ったのでしょう。

「カン・イスの妻を公にして企てに使おうとしておるな。」

直球です。

流石に左議政も驚きました。

でも、怯む左議政ではありません。

いくら、ギョンが昔の自分ではないと強気に出ても、左議政は余裕を失うことはありませんでした。

交渉に出たのです。

ヨンジを王妃としてくれたら、全て不問にふすと。

やはり、ウンボの事はギョンにとって最大の弱点だと気付いた左議政。これを利用するのが最大の効果を上げられると思ったのです。

 

最終揀択の結果、ウンボが王妃となる決定が出されました。

大妃や根回しされた内命婦たちは反対しましたが、大王大妃が押し切りました。

ところが、その場にギョンが突然現れました。

そして、決定書を確認し、ウンボの名前が書かれていると見ると、破り捨てたのです。

「ホン・ヨンは王妃になれません。」

決定事項は覆せませんと大王大妃。

「却下します。」

悔しい~っ


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『カンテク~運命の愛~』17話まで

2020-11-10 17:00:41 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ウンボは義禁府の牢に入れられました。

何を言っても無駄でした。

女官と会っていたのを見たとヨンジが証言していましたし、何より、ウンボの持ち物の中から毒の入った小瓶が発見されたのですから。

 

この報告を受けたギョンは激高しました。

「また何をしたのですか

震えながら母大妃を睨みました。

普通なら母に向かって許される言い方ではありません。でも、大妃が抗議すらできないほどの激高ぶりでした。

すぐさま牢に向かおうとしたギョンをファン内官が止めました。

私的な理由で放免したとなれば、民に示しがつかないばかりか、臣下からどんな反発を受けるか分かりませんもんね。

 

ギョンは夢を思い出しました。

女性がウンボの部屋に忍び込み、毒を隠しているシーンです。

小瓶を包んでいたハンカチの刺繍も思い出しました。服装からすると、候補者だと思いました。

その時、初揀択の時、ヨンジの服にされていた刺繍を思い出しました。

 

大王大妃は事情を聞き、大妃側、つまりキム氏一族が動いたと察しました。

ただちに、三揀択を中止しました。

 

キム氏たち臣下は、一斉にギョンにウンボの取り調べを要求。

もう犯人として断定している言い方です。

ギョンも反論のしようがありません。

 

ワルはウンボの指示でペク・チャヨンにこの一件を報告に行きました。

一刻を争います・・・と。

ペク・チャヨンはジェファに報告しました。

ジェファは驚き、焦りを見せました。不安も見えます。

王は自分の女も守れないのか・・・と怒りました。

何としても救出してくださいと、ペク・チャヨンに言いました。

 

ギョンはヨンジを呼び出しました。

刺繍の件で、アリバイを確かめようとしました。

ヨンジは、自分が疑われているとすぐに分かりました。

ショックでした。

「私を疑うより先にホン・ヨンを疑うべきでは?誰の目にも犯人であることは明らかです。」

私は信じない・・・とギョン。

即答でした。ウンボをほんの少しも疑っていない事がヨンジにも分かりました。

余計にショックだったでしょう。

 

ウンボは牢の中でギョンの事を思い出していました。

いつの間にか、ギョンを想い始めていることに気が付きました。

 

ワルの手引きで、こっそりとホン・ギホがウンボに会いに来ました。

大丈夫か?・・・とホン・ギホ。

ウンボは、これは大妃側の罠だと言いました。だから、大王大妃に助けを求めてくださいと。

何故王に言わない?とホン・ギホが聞きました。

「王様にとって大妃様はお母上です。罪を追及するのは酷でしょう。大王大妃様は犯人を捕まえるためには私が必要です。」

そして、ホン・ギホに謝りました。迷惑をかけて・・・と。

ホン・ギホはウンボの思慮深さを感じました。

 

大王大妃はホン・ギホからの手紙を読む以前に、ウンボを救いたいと思っていました。

が、手立てが見つかりません。

そんな時、ギョンが候補者たちの部屋を調べてほしいと言って来ました。毒を隠し持ってる者がいたので、調べるべきだと。

大王大妃しかこんな命令は出せません。

 

そして、候補者たちの部屋が調べられ、持ち物全てが並べられました。

その中で、夢の中に出て来た刺繍の入ったハンカチを見つけたのです。

やはりダニョンでした。

 

ウンボの尋問が始まろうとしていました。

時間が無いギョンは、急ぎダニョンを呼び出し追及しました。

判明しました。

命令したのは、クォン・イクス。

実家が経済的に苦しいダニョンを脅し、家族を助けると言う条件で毒をウンボの部屋に隠すようにと命令したのです。

 

ウンボに拷問が加えられようとしていたその時、クォン・イクスは捕らえられました。

今度はキム氏一族は抗議しましたよ。

ウンボの時と言う事が違うじゃないかとギョンに言われ、口を噤むしかありませんでした。

そして、クォン・イクスを捨てる決心をしたのです。

そう告げられたクォン・イクス。流石にショックを受けました。

で、腹いせにキム氏の悪行を全て白状するのかと思いきや、一人でやったと罪をかぶったんですよ。

え~っ

まだまだキム氏がのさばりますな。

結局、クォン・イクスは流刑。

ダニョンは揀択から降ろされ、一族も処罰を受けました。

 

大妃は、ギョンとの約束など、何のこと?としらばっくれました。

ウンボの父カン・イスの一件で証言すると約束したことです。

あまりの事に、ギョンは情けない思いになったようです。

怒りは収まりません。で、捜査は継続すると大妃に宣言しました。

しかし、捜査は全くはかどりません。

証言をするものが一人もいないのです。

ギョンは今回は一旦収束とするしかないと思いました。悔しいけれど・・・。

 

ウンボは放免となりました。

ギョンが手を尽くしてくれたことをワルから聞いていました。

遠くからギョンの顔を見ました。

微笑みながら挨拶をしたウンボ。

ギョンも、ほっとすると共に、ウンボが分かってくれたと満足気でした。

 

三揀択は翌日になりました。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』20話まで

2020-11-09 16:08:53 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ホ・ユンは地下牢に繋がれました。

光海君から逆心を抱いたのはいつからだ・・・と問われました。でも、何を問われても、綾陽君を信じてはいけないと言うばかり。

もっとはっきりと整理して訴えればよいのにと思いましたよ、あたしゃ。

でもね、ユルムはホ・ユンをも脅していたのです。家族の命を盾に。

自分は良いけど、家族に害が及ぶとなると、やっぱり躊躇しちゃうよね。それ以上何も光海君に言えませんでした。

ホント、ユルムって悪知恵が働きますわ。

 

チョン・ユンジョと共に逃げたチルソンは、キム・ソクに事情を話しました。

全てユルムが企んだものだと。

ユルム側とホ・ユン側、主張が真っ向から対立しています。キム・ソクはどちらを信じればよいのか、判断に迷いました。

 

ドンジュは、王を妓楼の前で待っていました。

お忍びで行くところなんて、妓楼くらいだろうと言われたからです。

忍び込むと、確かに部屋の中から“王様”だの“王妃”だのと言う言葉が聞こえました。

武器の準備をしようとしました。

でもね、頭にノクドゥの事が浮かぶのです。

一方で、無残に殺された家族の事も浮かびます。

どうすればよいのか、ドンジュは混乱してしまいました。

幸い、この時は、単にお酒の席での冗談だと分かり、襲うことはありませんでしたが。

 

一方、ノクドゥもこれからどうすれば良いのか分からず、ふらふらと宮中を歩いていました。

実の父が育ての父を殺せと命令しているのを聞いてしまったのですから。

その時、偶然王妃と出会いました。

失くしてしまった陣笠を拾ってくれていたのです。

で、探しているところに持って来てくれたと言うわけ。

母です・・・。

 

道に迷ったような顔をしていますね・・・と王妃。

「新人なので、王宮に不慣れで・・・。」

と、ノクドゥが言うと、灯りを持たせてくれました。

その時、王妃のノリゲの飾りに目が留まりました。

チルソンが懐に入れてくれた飾りと同じだったのです。

母だ・・・とノクドゥは思ったのでしょう。でも、名乗るわけにはいきません。

王妃も行きかけましたが、ふと振り返ってノクドゥを見ました。

気にかかったのでしょうか。

 

ノクドゥは王妃から貰った灯りを抱いてブランコに座っていました。ぼんやりと。

もしかしたら、光海君が来るのを待っていたのかもしれません。

そこに現れたのは、ドンジュ。

ノクドゥの表情が冴えない事に気が付きました。

「俺が皆を苦しめてる。息を殺して生きるべきなのに、余計なことを・・・。」

誰か教えてほしい。どうしたら皆傷つかずに済むのか・・・と、ノクドゥ。

今にも泣きだしそうな表情です。

我に返ったように立ち上がると、弱音を吐いたな・・・と呟きました。

 

冷たく当たる私が憎らしくないの?とドンジュが聞きました。

「可愛いさ。何故素直じゃない?一体何を恐れてるんだ?」

あなたは怖くないの?一寸先は闇なのに・・・とドンジュ。

「一寸先が闇だから正直でありたい。手もつなぐんだ。」

そう言って、ノクドゥはドンジュの手を取りました。ドンジュも拒みませんでした。

 

捕盗庁もチョン・ユンジョを追っていました。

似顔絵を渡されたノクドゥ。行方を追ってるフリをしました。

そのノクドゥをダノが追っていました。

必ずチョン・ユンジョの元に行く筈だとユルムは読んでいるのです。

 

ノクドゥはお得意の女装をしてキム・スクの前に現れました。チョン・ユンジョの行方を聞こうと思ったのです。

ノクドゥがユンジョを父だと言った言葉を、キム・スクは信じました。

何処に行ったのかは知らないが、チルソンが同行しているし、怪我は大丈夫だから心配はいらないと言いました。

この時、ノクドゥはキム・スクにユルムの本性を告げたようです。

 

ドンジュはノクドゥに渡してほしいと包みをファン先生に託しました。

その様子がいつになく悲壮な雰囲気があったのを、ファン先生は気づき、不安になりました。

ドンジュは、その足で妓楼に赴きました。

そしたら、門前で光海君とバッタリ。

ターゲットなんだけどね、まさかと思うよね。ノクドゥも光海君との約束でドンジュには話していませんからね。

 

やはり浮かない顔の光海君。眠れなくて、出て来たのです。ホ・ユンのこと、生きている息子のことで頭が一杯でした。

妓楼に入ろうとしていた理由を聞かれたドンジュは、宮仕えを頼もうと思って・・・と答えました。定収入を得られるからと。

悩んでいる顔を見たドンジュは、家族に話をしたのかと問いました。

「長い間妻を一人にしてしまった。今更自分が眠れないからと煩わせたくない。」

きっと大丈夫です・・・とドンジュ。旦那様が歩み寄られるのを奥様も待っているかもしれません・・・と。

 

光海君、王妃の元を訪ねました。

王妃は突然の事に驚きましたが、優しく迎えてくれました。

 

ドンジュは再度妓楼に行きました。

そしたらそこで、なんと、あの賭場の男たちと遭遇しちゃった。

男たちは、ドンジュとノクドゥに仕返しをしようと探し回っていたのです。

逃げ出したドンジュですが、追い詰められてしまって、古井戸に落ちちゃった。

意識を失って井戸の底に倒れているドンジュを見て、男たちは死んだものだと思い込み、そのまま放置して行きました。

しばらくして意識を取り戻したドンジュ。

でも、そこは疫病が発生した地域で立ち入り禁止なので、人っ子一人いません。

大声で助けを呼んでも誰も来てはくれないのです。

 

ノクドゥは、ファン先生からドンジュの事を聞きました。置いていったのは、飴でした。

 

ドンジュの行方は皆目分かりません。

ユルムも探していましたので、幽閉されているとかではないとノクドゥは察しました。

まさかとは思いましたが、賭場にも行きました。

すると、そこで男たちからドンジュは死んだと聞かされたのです。

 

雨が降って古井戸に溜まり始め、溺れようとしていたドンジュを、ノクドゥが救い上げました。

で、また余談ですが。あのずぶ濡れの状態で布団に寝かせちゃいかんだろ

 

意識を取り戻したドンジュ。

こんな状況においてもノクドゥを拒み、感謝どころか、酷い言葉を投げつけました。

どんなに俺が心配したか分かってるのかと、ノクドゥが言っても。

 

背を向けて出て行ったドンジュを追いかけ、引き留めたノクドゥ。

ドンジュは泣いていました。

「やるべきことがあって、それを支えに生きて来た。やり終えて母のいる天国へ行けば幸せだろうって、そう思って生きて来た。なのに、いざ死にかけたら、あなたを思い出して頭から離れなかった。死にたくないと思わせるの。」

「俺はお前が俺を拒んでまで何をしようとしているのか知らない。でも、それが何であれ今後どうなろうと、今は同じ時を生きてる。だから、心の赴くまま好きになってはダメか?俺はお前のことが好きだ。」

 

私も好きよ・・・。

やっとドンジュも告白できました。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』19話まで

2020-11-09 10:46:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

事は一気にややこしくなってきました。

皆の思い、目的が複雑に絡み合って、誤解なんぞもあるもんだから、ノクドゥじゃないけど、この先どう動けばよいのか、分からない状況です。

 

ドンジュは、ノクドゥが役人として宮中に入ることが可能になったことで、焦りました。

どうやって自分は王のそばに行けば良いのか・・・。

家族なら、宮中に入ることが出来るとノクドゥは言いましたが、それに乗るのは、あまりにも身勝手だとドンジュは思いました。

そんな時、宮中で下働きをしている女性から、王が夜お忍びで外に出ることがあると言う話を聞きました。

チャンスだと思いました。

宮中に入らなくても、復讐することは出来るかもしれないと。

 

ノクドゥは、王が見知った役人だったと分かり、衝撃を受けました。

光海君は、ノクドゥのそんな動揺を面白そうに見ています。ちょっとした手品の種明かしのような面白さを感じていたのでしょう。

 

改めて光海君に呼ばれたノクドゥ。

緊張して言葉が出ません。父なのだろうかと信じられない気持ちもあったでしょう。

そんなノクドゥが、光海君には本当に好ましく思えました。

 

ノクドゥたちの家に突然ユルムがやって来ました。

ファン先生とヨン・グンは冷たい態度を取りますが、ユルムはお構いなしです。

動じてないのは、エンドゥだけです。

駆け戻って来たノクドゥは、何のつもりだとユルムに詰め寄りました。

謀反を訴え出る事も出来るとノクドゥは言いましたが、いいのか?とユルム。

同志にはお前の兄もいるぞとね。自分の意思で加わったんだと。

 

にらみ合ってる所に、ドンジュが戻って来ました。

2人を分け合い、ノクドゥの手を取りました。

それを見て、ユルムの心は一気に冷えてしまったようです。

一太刀浴びせようとしたのを、ノクドゥが防ぎました。

「ドンジュはついてこい。」

それまでの態度と違います。

もう、待っても心を得ることは出来ないと気付いたのです。ならば、傍にいさせるだけでも・・・とね。

敵討ちをすることがドンジュの心の支えだったのに、今はノクドゥの存在が支えとなっていると察したのです。

 

勿論、ノクドゥは拒否。

でも、ドンジュは従いました。

自分がそうすることが、皆を守る術だと思ったのです。

どうせ自分はじきに死ぬだろうから・・・。

 

ノクドゥは見送る事しか出来ませんでした。

 

ホ・ユンは先王の教旨を燃やしました。もう意味の無い物です。

長い間志を一つにしてきた仲間は皆、ユルムに従ってしまいました。

でも、ユルムを王にしてはならないという思いは、ますます彼の心の中で強くなっていました。

で、決心したのです。ユルムの謀反を直訴しようと。

 

後の事をチルソンに託し、一人王宮に向かい、まず、王妃に謁見を求めました。

王妃の胸には、20年前に死んだ我が子と共に埋めてほしいとホ・ユンに頼んだのと同じノリゲが飾られていました。

それを見たホ・ユン。王妃がまだ我が子を忘れられないでいることを知りました。

ホ・ユンに飾りの片方を託したのは、もう片方を自分の胸に飾るためだったと王妃は言いました。

最期は安らかでしたか?と、王妃が聞きました。

ホ・ユンは、今こそ息子が生きていると打ち明ける時だと思ったのかもしれません。

ところが、その瞬間、光海君が現れたのです。

言えずじまいとなってしまいました。

 

光海君は命令に背いて王宮に来た理由を問いました。

王様を守るためだと答えました。

「逆謀を計るものがいます。綾陽君です。」

はっきり告げました。

捕まえて逆謀の罪で死刑にしてください・・・と。

ところが、光海君の反応はホ・ユンが想像していたモノとは違いました。

なんと、先回りして、ユルムが既に光海君に手を打っていたのです。

王の息子が生きている事、それを証明するのはチョン・ユンジョの息子ファンテだということ。ホ・ユンも知っている事だと。

そして、ホ・ユンから、事実を光海君に明かしたら逆謀の罪を着せると脅されていると。

怯え涙しながらの迫真の演技に、光海君はまんまと騙されてしまったのです。

ユルムはホ・ユンがこう出る筈だと言う予測の上、先手を打ったってことです。

頭良いわ~

 

光海君は、これまでホ・ユンに疑念を持つことが時々ありました。

でも、その度に長い間一番親しい友であるホ・ユンを疑ってはならないと自分に言い聞かせて来たのです。信じたくありませんでした。

だから、ユルムの言う通り、目の前でユルムの逆謀罪を告げるのを見て、大きなショック、大きな失望感を感じていました。

やられた・・・とホ・ユンもショックを受けました。

それでも、ユルムの反逆を必死に訴えました。自分を信じてくれと。

 

ドンジュは、お忍びで外に出る王を狙おうと決めました。

と言う事は、死ぬ覚悟をしなくてはいけないと言う事です。

ノクドゥに会いたくなったのでしょう。役所の前でうろうろ・・・。

タイミング良く、ノクドゥが現れました。

会いたいくせに、いざ会ったら憎まれ口をたたいてしまうドンジュです。

 

ホ・ユンの屋敷に光海君の命令で兵が送られました。

チョン・ユンジョを密かに捉えろとの命令でした。

ノクドゥも同行しました。まさか、父を捕らえようとしているとは思いもよりません。

が、行先を知って、気づきました。父が危ないと。

 

チルソンはホ・ユンからこういう時のために指示が与えられていました。

何としてもチョン・ユンジョを守れと。

ノクドゥはチルソンを上手く官軍から守りつつ、父を逃がしました。

チルソンは、ノクドゥの懐に何かを入れました。

「そなたの出自を証明するモノだそうだ。」

 

チョン・ユンジョが刺されました。

でも、危ないところに飛び込んできたのは、キム・スク。

彼女は、ユルムの話を信じることが出来なかったのです。だから、ホ・ユンの話も聞いてみないといけないと、出かけてきたところだったのです。

ラッキーでした。

 

宮中に戻ったノクドゥ、上司が光海君に次第を報告しに行くのにそっとついて行きました。

ホ・ユンの屋敷で部下は焼け残った文書を押収していました。それは、先王の教旨でした。

ホ・ユンが覚悟の上、燃やしたものでした。

光海君は一目でそれが何か分かりました。ユンジョもこの教旨について知っていると思いました。

だから、命令を出したのです。

「チョン・ユンジョを捜して捕らえろ。てこずるなら殺しても構わぬ。」

聞いてるノクドゥ、ショックでした。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』18話まで

2020-11-08 16:11:16 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ノクドゥもしっかりドンジュのお金を賭場から持ち出していました。

で、ドンジュがくすねて来た違法な掛け金等もあったので、2人でクッパでも・・・と言う話になりました。

そうやって仲良く話しながら夜道歩いていると、一組の老夫婦とすれ違いました。

老婆の方が、ドンジュの顔に気が付きました。

彼らは昔、ドンジュの家で雇われていた使用人のようです。

ウンソと言うのが、本名らしいです。一族が殺されると言う惨劇の後、彼らが遺体を埋葬したようですが、どうしてもウンソの遺体だけが見つからなかったようで。

ウンソ・・・ドンジュの父はもしかしたら、領議政かもしれません。先王の令旨を隠し持っていて、ホ・ユンによって奪われた・・・。

 

ノクドゥたちは、クッパを食べに行く途中、光海君と会いました。

で、3人で食べ始めたのですが。

2人が口喧嘩しながらも、お互いの事を想っていることが、光海君には見て取れました。

とても微笑ましい二人だと、柔らかい笑顔で見ています。

寝付けなくて歩いていたと言う光海君。

ノクドゥはだったら良い方法があると二人を案内したのが、小高い山の上。

そこから都の風景が良く見えました。

息も絶え絶えになりつつ登って来た甲斐があるというもの。

 

「体を動かしたのでよく眠れるはず。」

と、ノクドゥ。

眠れぬ民が多いようだな・・・と光海君。灯りがちらほら見えました。

「無能な王ゆえ・・・。」

ノクドゥとドンジュが驚いたように光海君を見つめました。王の悪口を堂々と言うなんてこと、その時代には御法度だったのでしょう。

王様に拝謁なさったことは?とノクドゥが光海君に聞きました。

ちょっと動揺しながら、まだない・・・と光海君は答えました。

「王様に関心があるようだな。」

と言うと、ノクドゥとドンジュがそろって即答しました。

「いいえ。」

2人とも、大いにありますからね。

 

ドンジュは光海君に言いました。

「私も一人では寝付けないんです。だから、傍に居てくれる人がいて、私を案じてくれる人がいることがありがたいんです。」

目は先に行くノクドゥを見つめていました。

「もし私と同じ理由で寝付けないのなら、ご家族の力を借りてください。“一緒にいよう”と。」

光海君、王妃のことが頭をかすめました。もう長い間、王妃の心遣いを拒否し続けていますからね。

笑顔で頷きました。

 

実際、後日王妃の元に行こうとしたんです、光海君。

でも、イマイチ勇気が出なかったようですね。引き返しました。

今更・・・と思ったのかもしれません。

 

ホ・ユンはチョン・ユンジョにノクドゥを次期王にしたいと言いました。

ほんの少ししか会った事は無いけど、その資質は十分にあると感じたのです。

でも、ユンジョは大反対。

元々光海君を王に据えたのは、ホ・ユンたちです。

なのに、無能だと判断したら、挿げ替えようというのは間違っているとユンジョは語気を強くして言いました。

「父を蹴落とし王になれとノクドゥを仕向ける気は無い。そなたには王を替える資格は無い。」

 

ユルムは、口ではファンテを同志として信頼しているかのように言っていますが、やはり信用してはいません。

利用する事しか考えていないのです。

そして、ファンテに必ず弟である“王の息子”から連絡がある筈だと踏んでいました。

で、思った通り、文が投げ込まれ、ファンテがそれを確認したことをダノが目撃し、報告したのです。

 

ノクドゥは家で一番居心地の良い部屋をドンジュに与えました。自分の隣の部屋でもありますし。

それまで、その部屋で寝起きしていたヨン・グンはいじけました

それでも、ノクドゥの希望を叶えてあげるところが本当にいい人です。

 

武科の試験が行われました。

ノクドゥはドンジュの居場所が落ち着いたこともあって、心おきなく試験に臨めたようです。

 

ファンテはユルムと出かけている時、書物を選びたいと別行動をしました。

行った先は、あの賭場です。

ノクドゥの呼び出しだと承知してるんだよね?

その後をユルムとダノが尾行。

賭場でファンテが誰かと会ってるのを目撃しました。

ダノが近づこうとしたとき、突然大捕り物が

違法賭博を取り締まるため、捕盗庁の役人が客に成りすまして潜入していたのです。

これ、後に分かるのですが、ノクドゥの助言でした。これも作戦のうちだったのです。

 

大捕り物が始まって、大騒動となった賭場。

その隙にファンテの姿が消えました。

ユルムも。

 

ユルムを拉致したのは、ノクドゥでした。

質問に答えたら生かしてやる・・・とノクドゥ。

「兄を引き入れた理由は?」

偶然助けただけだ・・・とユルム。

「兄から俺について何を聞いた?」

興味が無いから何も聞いていない・・・とユルム。

まさか、ノクドゥは本当にこの場でユルムを殺すつもりだったのでしょうか。

散々に殴りつけました。

トドメを刺そうとしたのかな。その時、ダノが

ノクドゥがユルムから取り上げた剣が、ユルムの肩を刺しました。

で、ダノと格闘となったのですが、決着がつきません。

でも、ノクドゥはまだ怪我が完治してなくて、不利。

ただ、倒れているユルムが心配なダノは、途中で勝負をお預けとしました。

 

ファンテを連れだしたのは、ファン先生。

ユルムの所から救い出したとファン先生は言いましたが、ファンテは受け入れません。

ユルムは同志だと言い、引き留めるファン先生を振り切ってユルムの屋敷に戻ってしまいました。

 

ユルムは王の息子がノクドゥだと知りました。

元々ノクドゥを殺すつもりだったユルムです。これで理由が増えたと思いました。

協力を求めたファンテ、OKしちゃった・・・。

 

ノクドゥ、首席で武科に合格しました。

そして、その認定式の時、式場で元気なユルムの姿を見てしまったのです。

ユルムも、思いがけない事に驚きました。ヨン・スと言う名前で宮中に入って来たのですから。

そして、もっとノクドゥが驚いたのは、親しくなっていた捕盗庁の役人が、王、その人だったと分かったことです。父だったということです。

 

光海君は、満足そうにノクドゥを見つめていましたが・・・。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』17話まで

2020-11-07 16:17:28 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

光海君で良かったですよね~。

灯りを向けられ、咄嗟にノクドゥの胸の中に顔をうずめたドンジュ。逢引きの男女という体を装ったのです。

光海君は、2人を見て、知り合いだと部下に言いました。

で、部下は他を捜しに行ったのです。ふう~っですよ。

 

ここで分かれようとしたドンジュですが、ノクドゥは許しません。

以前、両班の元から解放する云々の一件でドンジュに書かせた借用書を盾に、それを返すまではどこにも行かせないと言いました。

苦しい言い訳です。一緒にいたいから、心配だからと言えば早いのにね。

その夜、ノクドゥは同じ部屋にドンジュを寝かせました。ずっと見張りました。

消えてしまわないように・・・。

心はずっとお互いを求めているのに、2人が口にするのは憎まれ口ばかり。

まったくもう・・・

 

幾分落ち着いた光海君は、チョン・ユンジョに事情を聞きに行きました。

ユンジョは、妻と息子と3人で逃げたと言いました。

ノクドゥと言う名前は、隠れ住むための偽名だと。

何を言っても、ユンジョはきちんと筋の通った返答をします。光海君はそれ以上追及出来ませんでした。

 

翌朝、ノクドゥを緊張しながら起こしに来たヨン・グン。相変わらず想いは混乱したままです

でも、彼が見たのは、ノクドゥとドンジュが抱き合って寝てる姿

オーマイガーッ・・・ですよ

もう2人が何を言っても言い訳にしか聞こえないヨン・グン、ファン先生でした。

 

キム・スク、ジョンスク、ヨンブンの3人は、無事都のアジトにたどり着きました。

再会を喜ぶ3人の前に現れたのはユルム。

ユルムは、全ての責任をホ・ユンにかぶせました。

チョン行首を殺したのも、ホ・ユンの指示だと言いました。ドゥルレを殺したのも・・・。

キム・スクをムウォル団の頭領とし、一緒に新しい世を開こうと言いましたよ。

キム・スクは躊躇しましたが、仲間の意見に従い、志を共にすることにしました。

 

ユルムはすぐにでも決行を・・・と仲間に言いました。

でも、ホ・ユンが迷っていることを他の仲間は不安に感じていました。元々ホ・ユンについてきた人たちですからね。

すると、ユルムはホ・ユンを除く者たちで十分だと言いました。

一人が功臣録を作ろうと言いました。盟約を交わす誓約書みたいなものですかね。彼らにはイマイチユルムを信用しきれないところがあるのかもしれません。

 

ノクドゥは父や兄の動きを探っていました。父チョン・ユンジョは、ホ・ユンの屋敷に軟禁されています。それを、光海君の部下とユルムの部下との両方が監視していました。

ある日、ファンテが出かけるのを見つけたノクドゥ。

後を追おうとした時、ドンジュの姿を目撃しました。怪しげな賭場に入って行くのが見えました。

 

ドンジュは、宮仕えする方法をいろいろ探っていたのですが、先だって人違いで光海君を連れて来たってことが女官たちの間で広まったらしく、誰も受け入れてくれません。

下働きの女性から、口利きをしてもらえる人がいるらしいとの話を聞き、出かけて来たってわけ。

見るからに怪しげな賭場&男たちです。

で、想像通り、高い料金を吹っかけられました。でも、苦労して育ってきたドンジュにとって、彼らの悪だくみなど、お見通し。

それでも、力任せに押印させられそうになっちゃって。

そこに飛び込んできたのが、ノクドゥ。

大立ち回りの挙句、ドンジュを救い出しました。

ドンジュ、抜け目なく、賭場のお金をごっそりと持ち出しましたよ。盗みじゃん

ま、違法なお金でしょうから、訴えることも出来ないでしょうけどね。

 

この立ち回りのせいで、治りかけていた傷口が開いちゃったノクドゥ。

気付いたドンジュは、ノクドゥを医者に引っ張って行きました。

ちょっと嬉しそうなノクドゥです。

 

俺に関心がないくせに、何故心配する?とノクドゥ。

「心配なんかしてない。私のせいで怪我したから。」

そうは見えない・・・とノクドゥ。心配でたまらない顔をしてる・・・と。

それでもドンジュは認めませんでした。

良い加減素直になろうよ。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーメンも好き(^^♪

2020-11-07 14:52:27 | 食べ物関連

午前中に野暮用があり、久しぶりに脳細胞を使った気になった私。

脳細胞を使うと、お腹が空くのかも・・・。

予定では、自宅で定番のうどんの筈だったのですが、予定より早く用が終わったので、外食に

と言っても、天気は雨だし、午後も少し用事があったので、ご近所ラーメンで手を打ちました。

葱チャーシューと、とんこつ塩・・・だったかな?

 

チャーシューが柔らかくて美味しゅうございました。

ふと、千葉の自宅近くにあった今は無きラーメン店のチャーシューを思い出しました。

 

麺はどちらも細麺。

醤油味もとんこつ塩味も、以前に比べて塩分控えめになっていた気がします。

煮卵も、以前は醤油味が強くて、かなり濃い味付けでしたが、今日のは程よい味。とろっとした黄身の甘さが美味しかったです。

 

ご馳走様でした。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』16話まで

2020-11-07 14:30:13 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンジュは小間物やアクセサリーを売りながら、宮中に入る術を探っていました。

女官たちと親しくなって、下働きの者として入り込もうと考えていました。やっぱりツテと言うのが大事なのかもね。

 

ノクドゥは、ドンジュが帰ってくるかと待ち続けました。

体を動かせるようになった時、ノクドゥは都に行く決心をしました。

ファンテから聞いた“王の息子”と言う事が事実なのかどうか、確かめたかったのです。

で、ファン先生、エンドゥと共に向かったわけですが、その後をヨン・グンがついて来たのです。

 

ヨン・グン・・・ノクドゥへの想いは本当に深いものだったんですね。

男だと分かった今でも、やっぱり気持ちは整理出来ないのです

いじらしいねぇ、全く

世間知らずで田舎者のノクドゥが都でどうやって暮らしていくかを想像すると、不安で心配でならないのです。

で、お金には不自由しない身分の自分が支えようと思ったわけです。

素晴らしい 見返りを期待しない親切ですよね。え・・・まさか、期待してる

時々、男の姿なのに、ノクドゥにぽ~っとしてしまい、いやいやと、自分を戒めるヨン・グンが笑えます

結局、ノクドゥ、ファン先生、エンドゥたちは、ヨン・グンが用意した家に一緒に住むことになりました。

衣服も整えてくれ、曲がりなりにもいっぱしの都会人風になった3人です。

ノクドゥは、ヨン・グンの従兄弟で体が弱く、幼い頃田舎に移り住んだ後、ようやく帰京したヨン・スということに。

あまりにも都合が良い展開ですが、ま、そこんところはスルーしましょう。

 

ある日、ノクドゥはあのブランコの広場で光海君と出会いました。

初対面は、寡婦村の寺でしたが、あの時はまだ女装姿でしたからね。お互い、見覚えがあるように思えましたが、まさかあの時の人物だとは思いもよりません。なので、気のせいだと。

何か通じるところがあったのか、親しく話をし始めました。

光海君は、今回の寡婦村の一件で何も目ぼしい手掛かりを得ることが出来なかったばかりか、信頼してきたホ・ユンが何か関わっているかもしれないと言う推察だけが浮かび、悶々としていました。

そしてノクドゥは自分の素性とドンジュが何も言わず消えた事が心に重く残ったままでした。

鬱々とした雰囲気がノクドゥに見て取れた光海君。

つい、その理由を聞く気になりました。

「知りたくない事を知るのではないかと怖いんです。」

と、ノクドゥ。

私と同じだな・・・と光海君。それで、逃げるのか?と、問いました。

「いいえ。体当たりします。」

そう言ったノクドゥを、光海君は好ましげに見つめました。

 

ノクドゥはその言葉通り、体当たりしました。ホ・ユンに会いに行ったのです。

ホ・ユンは父チョン・ユンジョと会わせました。

2人は抱き合って再会を喜びました。

ノクドゥが、もしかして自分は・・・と言いかけたら、チョン・ユンジョは何も言わさないよう口を挟みました。

「何も言わず、何も聞くな。」

でも、もうノクドゥはこのまま知らずにいることは出来ませんでした。

「俺はこの国の王の息子なんですか?」

チョン・ユンジョは違うと言いました。自分の息子だと。

ノクドゥは、やはり父は望む真実を話してはくれないと知りました。

だとしたら、自分は父や兄と堂々と暮らすために、正しい道に戻すしかないと思いました。

 

屋敷を出ようとしたノクドゥを、チルソンたちホ・ユンの部下が止めました。

それを拒否したら、チルソンが刀にかけても連れて行こうとしたのです。

その時、門を叩く大きな音が聞こえました。

チルソンがそちらに気を逸らした瞬間、ノクドゥは逃げ出しました。

 

門を叩いたのは、光海君。

体当たりすると言ったノクドゥの言葉が、光海君の心を推しました。疑惑を持たざるを得ない状況にいるホ・ユンに直接当たろうと考えたのです。

チルソンが伝える暇を与えなかった光海君。

乗り込んだ先で見たのは、ホ・ユンとチョン・ユンジョの姿。

思わず剣を抜こうとした光海君。でも、出来ませんでした。

チョン・ユンジョは、その場に跪きました。

 

そなただけか?生き延びたのは・・・と光海君がチョン・ユンジョに聞きました。

ユンジョは、自分だけだと答えました。

光海君は、ホ・ユンとチョン・ユンジョを軟禁しました。

 

ノクドゥは、宮中に入ろうと考えました。王に近づくにはそれしかないと思ったのです。

で、武科の試験を受け、堂々と入ろうと考えたのです。

準備のために弓矢を買いに行きました。そこは、以前、ドンジュが武器の材料を買った店でした。もしかして・・・と、またあの時の者が来なかったかと聞いたノクドゥ。

姿を見ていないと言う答えにがっくりしました。

でも、常連なので、また来るかも・・・と店主。

ノクドゥは、その店を見張ることにしたようです。

 

武科試験のための書物を買いに行った店で、ノクドゥはまた光海君と会いました。

王宮に入るには、武科試験を受けるのが早いかと思って・・・とノクドゥ。

何故王宮に?と光海君。

「王様に会いたくて。」

と、答えました。

顔を覚えてもらうと出世できます・・・と茶化しました。

名前を聞かれ、ヨン・スだと答えました。

光海君は、ヨン家のことを覚えていました。都承旨を務めた家柄のようです。

「そなたが出世する前に賄賂を渡そう。5日後、またここで会おう。」

光海君はそう言いました。何か楽しそうな表情です。

 

ドンジュも光海君と縁が出来ました。

女官の一人が町でノクドゥに一目ぼれしちゃってね。捜してほしいとドンジュに依頼してきたのです。

一応、姿格好を聞き取って街に出たドンジュ。

ノクドゥの後姿を見つけ、後を追ったのですが、見失ってしまいましてね。

そこにいたのが、光海君だったのです。丁度偶然にも言われた服装とぴったりの格好をしていたので、ドンジュは間違いないと思いました。

で、会いたいと言う人がいるので、ブランコの広場に来てくれと一方的に約束。面食らった光海君ですが、押し切られた格好になりました。

 

この直後、ノクドゥがやって来ました。

光海君が渡すと言っていた賄賂。それは合格祈願の飴でした。

ノクドゥ、嬉しそうに受け取りました。

お礼は・・・と言いかけると、合格が礼だと光海君は言いました。

 

ノクドゥは父チョン・ユンジョに咳の薬を届けに行きました。

ところが、見張っていたのは光海君の部下たち。

斬り合いになりましたが、ノクドゥ、何とか逃げることが出来ました。

ただ、袖をちょっと斬られちゃった。それに、ユンジョが呼んだ“ノクドゥ”と言う名前も知られちゃった。

 

その頃、光海君はドンジュに言われたとおりブランコ広場にやってきたのですが。

女官は、光海君の顔を知ってるもんだから、マズイと、逃げ出しちゃった。

結局、ドンジュが人違いだったと謝り、ドタバタで終わってしまいました。

その帰り、ドンジュは役人たちに追われているノクドゥを目撃。

機転を利かせてノクドゥを逃がしました。

 

再会しました。

私が囮になるから・・・とドンジュが言いましたが、ノクドゥは掴んだ腕を放しません。

「どこにも行かさない。」

そこに、入って来たのは光海君。

部下が物音に気付いたのです。

光海君は部下を制して自ら確認しようとしたのです。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』15話まで

2020-11-06 16:20:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

村に着いたノクドゥは、ドンジュの姿を認めると、一目散に駆けて行きました。

ユルムを突き飛ばして。

抱き留めたドンジュをそっと寝かせ、大勢のならず者を相手に戦いました。

斬られても斬られても、必死にドンジュを守ろうとしました。

その場にいた者たちを全て倒したと思ったのに、後から湧いて出てくるように男たちが現れ、ノクドゥを取り囲みました。

その時、ユルムが現れたのです。

 

男たちはユルムに臣下の礼をとりました。

それを見て、ノクドゥはこの一件の指示者がユルムだと気付きました。

「ドンジュを連れて行く。」

ノクドゥが従わないと見ると、

「私がどけばドンジュが死ぬ。それを望むのか?」

と、ユルム。

ノクドゥ、動けませんでした。ただ、ユルムがドンジュを抱き上げ、連れて行くのを見守るだけでした。

ユルムはノクドゥを殺せと目で合図して行きました。

 

ムウォル団のメンバーがチョン行首と共に戻って来ました。

ファン先生も戻って来ました。

力強い味方が増えました。

皆傷だらけになりながら戦いました。

結局、ならず者たちは逃げ出しました。

 

ノクドゥが男だということを、この時初めてチョン行首やキム・スクたちムウォル団、烈女団は知りました。

一番ショックを受けたのは、ヨン・グンかもしれません

ノクドゥは女装していた理由を説明しました。

 

「ノクドゥ

ドンジュでした。意識を取り戻し、駆け付けたのです。

ノクドゥはほっとしたのか、倒れてしまいました。かなりの深手を負っていました。

 

結局、光海君の部下が来た時には、村は焼け落ちて証拠は残っておらず、生きのこった寡婦たちも姿を消した後でした。

 

寡婦たちと逃げたチョン行首は、途中で寡婦たちを先に行かせました。

ばらばらになった方が良いと言って。

ムウォル団のジョンスクとヨンブンを警護に就けました。

キム・スクはチョン行首と行動を共にすると言い、ホ・ユンの元に行こうとしました。馬を用意しようと別行動した時、チョン行首が役人に見つかってしまって。

光海君の命令でチョン行首は捕まり、連行されて行きました。

ところが、途中で、チョン行首は殺されてしまうんです。

ユルムの部下ダノによって・・・。

キム・スクは遠くからそれを見つめるしか出来ませんでした。

 

キム・スクはチョン行首を丁寧に葬りました。

ドンジュだけを呼びました。

2人にとって、チョン行首は親のような恩を与えてくれた人でした。

必ず復讐すると、キム・スクは誓いました。

 

ノクドゥは眠り続けていました。

でもたまに意識が戻ることがあって。ドンジュの姿を見つけてほっとすると、また眠り始めました。

ドンジュは、ノクドゥの体調が安定するまで眠ることなく傍について看病しました。

そして、ある日、姿を消したのです。

ファン先生には、黙っていてくれと言いました。自分がこんなにノクドゥを想っていることを。未練も無く、あっさりと出ていったと言ってくれと言いました。

 

ドンジュは都にいました。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする