滋賀県栗東市井上 の 九品(くぼん)の滝へ
香芝ICから西名阪自動車道に乗って ~伊賀市の大内ICで下りて北上 ~西高倉 ~R422で信楽 ~県道12号栗東信楽線で 道の駅こんぜの里栗東 ~曲がりくねった坂道をくだってしばらく走ると、右手に 『 九品の滝 東1.3Km 』 の看板がある
滝の駐車場にて
右の石碑に、「 九品の滝のいわれ 」 が書いてある
浄土経典、観無量寿経に九品浄土の説がある。 江戸時代前期に島津公ゆかりの尼僧がこの地に隠棲し、いく度もこの滝を訪れて詠んだ歌が伝えられている。
井上の滝の響きはさながらに
九品浄土の楽をこそ聴け
上滝、中滝、門滝と三段に飛沫をあげる様子は、まさに九品浄土の荘厳を表す。 この伝承をもとに九品の滝と称されている。
平成八年三月吉日
施主 井上行政区
ここから200m余歩くと滝である
渓流の長さは100m程でなかなか立派な滝である
しかし、それほど山奥ではないので、水は少し濁って、清流とは言い難い
尼僧がおられた頃は清流のいい滝だったのでしょうね、滝姿が良いだけに残念です
滝のそばには、九品浄土に似合う、清楚で可憐な花が咲いていました