Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

大峯奥駈道を歩く

2022-08-20 | 奈良県南部
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昨日の続きです


大峯奥駈道
奈良時代初めに、役行者が金峯山に修験の靈場を開き、以来吉野は日本一の修験道の拠点として隆盛を極めていました。そして平安時代末期から鎌倉時代にかけて、大峯山中に分け入る奥駈(おくがけ)が盛んになります。
大峯奥駆道は奈良県大淀町の柳の宿から和歌山県本宮町の熊野本宮大社に至る、大峯山脈の標高1,500m級の峰々を通過する修行のための山岳道で、数ある紀伊山地の参詣道の中でも最も過酷なコースであり、その道程は約90Kmにも及びます。・・・ 現地案内板より




そんな修行道の一端にでも触れてみようと、奥吉野の山の中をホンノ少しだけ歩いてきました。




林道脇に車を停めて金峯神社へ上って行く




展望台 「みどりと歴史のビューポイント」 がある


展望台からの眺め
音場山、龍門岳、貝ケ平山、竜在峠、額井岳等々が見える



現地説明文の一部分




義経の隠れ塔



隠れ塔のすぐ上には金峯神社



金峯神社の横から石畳の道を上って行けば


「左大峯」 の大きな石柱がある



その隣には小ぶりの石仏様が傾いて建っておられます、側面には 大正10年・・・と書かれている




宝塔院跡
明治初年の廃仏毀釈の嵐に見舞われるまでは、この付近に多宝塔、四方正面堂安禅寺蔵王堂などの大小の寺院が点在していたようです




奥駈道沿いは杉が伐採されて桜が植え駆られている



山また山の眺め





「弘法大師 高野への道」 の立派な石碑が現れる、ここからの展望も素晴らしい



石碑の碑文です









左手に視界が開ける
「みどりと歴史のビューポイント」から見えるのと同じ方向のようです




上の写真の山麓には小さな集落のようなのが見える






「女人結界」 の石柱が現れる



右手のお地蔵さまは 「旧女人結界地蔵」様です




こんな景色を見ながら緩い坂道をもう少し進むと




青根が峰の山頂近くへ着いた



大峯奥駆道の道標

金峯神社から 0.8Km
金峯山寺蔵王堂から5.1Km 
近鉄吉野駅から7.4Km  と書かれている





右手の山は。杉が伐採されてサクラが植えられている




右の最後方に金剛山・葛城山・二上山 がうっすらと見えている



下界はまだまだ暑い夏であるが、大峯奥駆道に時折流れる風は爽やかで心地よかった。



コメント
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