Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

奥田の蓮取り行事

2022-07-07 | 奈良県北部
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この 蓮取り行事は、吉野山金峯山寺で行われる「 蓮華会(れんげえ)」の一連の行事です。

本日、大和高田市奥田の 捨篠池 で 蓮取り舟に乗って蓮切りがおこなわれ ~ 役行者の母・刀良売の墓に蓮花を献じて供養し、続いて、捨篠池に隣接する弁天神社で護摩法要等々が営まれる。

その後、修験者の一行は、吉野山金峯山寺・蔵王堂までの祠に、道中、蓮花を献じながら、蔵王堂での「蓮華会」「蛙とび行事」に参加したのち、これらの蓮花は修験者によって、大峰山頂上までの祠に供えられる。





修験者の一行



舟の前後に竹竿を操る船頭さん、真ん中には鎌を持ってハスを切りとる地元の人、二人の修験者は法螺貝を吹く

写真は以前のもの



7月7日、七夕の日、大和高田市奥田で、1300年を超える歴史をもつ「蓮取り行事」、奈良県の無形民俗文化財に指定されてるそうです。






蓮取り行事に関係はないが、脳ミソが弱ってきた

本日、捨篠池 へ着いて写真を撮ろうとしたら、アレッ 何か変だ! カメラをよく見たらSDカードが入っていない!
いつも持って出かける予備のバッテリーと予備のSDカードも、持ってくるのを忘れてる、せっかく来たのに何ということだ

最近 体力も落ちてきたようだが、脳ミソ力も落ちてきてるようだ、 そのうちに自分の帰る家も分らなくなるかも・・・






今日の写真が無かったので、昨日の写真をもう少し載せておきます。

東吉野村へ行く途中に寄った相当歴史のある神社のようです



奈良県宇陀市榛原高塚の八咫烏神社



境内から東方面を見れば、鳥居の向こうに伊那佐山が見えるのですが、雨雲がかかって見えない、残念。
この山は、古事記・日本書紀にも登場する由緒ある山らしいのです。




拝殿はまだ新しいようだ、千数百年の歴史は感じられない
本殿は右奥の石段を登った所にある




飲み物は、やっぱり 「 清酒 やたがらす」




境内には サッカーボールを頭に乗せた 八咫烏





古事記、日本書紀によれば、神武天皇が熊野から大和へ入ろうとしたときに道案内をし、重要な役割をつとめたのが八咫烏(武角身命の化身)らしい、千数百年前の古い話だ。




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東吉野村の山郷をゆく

2022-07-06 | 奈良県南部
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奈良県吉野郡東吉野村 の山郷を徘徊してきました。


東吉野村全体が紀伊半島の山の中なのですが、今日は国道166号線木津トンネル東口から県道221号線へ入り ~ 高見川沿いの道を東吉野村小(おむら)の 丹生川上神社中社前へのコースです



小雨模様の空なので霧に煙る山郷の風景を期待しながら

国道166号線で ~ 奈良県宇陀市菟田野から 佐倉峠 を越えて ~ 東吉野村に入る




佐倉峠を越えたらすぐに 国道沿いに この地蔵さんがいらっしゃる



ひだる地蔵さんて変わった名だなあ? と思って説明文を読んだら、納得!





道なりに進む ~ 鷲家トンネル を抜けて ~ 木津トンネルを抜けると、『 絶景スポット 高見山 』 の看板がある




今日は空模様が悪く絶景の高見山ではない




絶景スポットの北側に廃屋歴が長そうな建物


門構えも立派で風格のある家だが



横にまわれば 建物は木々に覆われて、屋根には落ち葉が積もって、壁の板は朽ちてきてる



朽ちかけてる建物の横には鮮やかなツツジが小雨に濡れて落ちている




ここから 県道221号 小(おむら)方面へ




県道221号は高見川沿いを走る



東吉野村伊豆尾地区にて


左上に見捨てられたような感じの家



石段を上って近づくと


朽ちてゆく家が3軒



手前のトタン葺きの屋根は腐って穴が開いている
向こうの斜面にも集落が見えるが、行ってみたいが道が狭いのでパス



見捨てられた家の玄関先に 足踏み式の石臼 の残骸が
今の時代で、『 足踏み式の石臼 』 って分かる人は少ないでしょうね




こんな高見川を見ながら







大きな建物がある、何だろう?





高見川沿いの小さな集落、東吉野村萩原だろうか?




川の対面にも建物が見えたので行ってみる



やっぱり見捨てられた家



これも住人は居ない



これも見捨てられた家




山の斜面をもう少し上がって県道の方を見れば、こんな山ん中の集落



県道へ戻って ~ もう少し走ったら、東吉野村小(おむら)の 丹生川上神社中社前へ出た



我が国の少子高齢化はまだ進む、侘しく哀しい光景ですが、山郷の限界集落はこのまま蘇えらないのでしょうか・・・



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道の駅かなん~持尾展望台から港大橋方面を望む

2022-07-05 | 大阪府
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“ 道の駅かなん ” のよもぎ餅を食べたくなった

大阪府南河内郡河南町の道の駅へ
コロナ騒動が起こる前までは度々よもぎ餅やイチジク等を買いに行っていたが、最近ご無沙汰している。

ここのよもぎ餅はあんこの入ってないものを売っており、よもぎの美味しさを味わえてワタクシのお気に入りなのである。
食べるものに全くこだわりはないが、よもぎ餅とギョーザには多少こだわります。









よもぎ餅5個入り1パック を買う
店内をうろうろ見てたら まくわ瓜・柿ようかん も買ってしまった

「 まくわ瓜 」 と言うのが懐かしい、何とかメロンじゃなくて “ まくわ瓜 ” なのである
柿ようかんも美味しそうなので買ってしまった、この生産地を見たら和歌山県橋本市高野口町と書いてある、奈良県の柿の里五條の近所で日本有数の柿産地なのだ




ほかにもいろんな農産物など販売してる
今日は平日で小雨が降っていたのでお客さんは少ない?、それともコロナの影響で客足は回復してないのだろうか?









スイカも並んでたが価格はやや高め




こんな説明や調理方法なども書いてある





これも美味しそう
つい手が出そうになったけど、甘いものを食べすぎると腹だけが肥えて醜い体形になるのでガマンガマン!





帰り路 河南町さくら坂より撮影


左後方にあべのハルカス



富田林市のPLの塔
これは比較的近いから写りは上々





以降 河南町持尾の南河内グリーンロード展望台より


大阪市住之江区の 大阪府咲州庁舎、 展望台からの直線距離は27Km余




大阪市港区と大阪市住之江区を繋ぐ港大橋
上下2段になっており阪神高速湾岸線が走る、展望台からの直線距離は26Km余




後方左右におとぎの国の煙突のようなのが見える
◎ごみの焼却と粗大ごみを破砕する大阪市・八尾市・松原市環境施設組合所管の舞洲工場
◎ 下水と汚泥を処理する大阪市建設局の舞洲スラッジセンター
この工場の煙突のようです

港大橋の手前に見えるうすいブルーのアーチは、木津川に架かる新木津川大橋だろう、大阪市住之江区と大阪市港区を結ぶ






左端にクレーンのようなのが見える、大阪市住之江区のコンテナ埠頭だろうか?




右後方に見える白い尖ったものは阪神高速湾岸線の橋脚だろう



出かける時に小雨が降っていたが、天候は徐々に回復してやや明るくなってきた







帰宅後、よもぎ餅を小皿に入れて上品にいただきました



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もう、すべらせない!! 亀の瀬

2022-07-03 | 大阪府
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大阪府柏原市の 亀の瀬地滑り対策事業 の見学に行ってきました。


国道25号線から大和川を渡り地すべり対策区域へ入って行く



日本遺産の幟がそよ風になびく
後方は大和川、その左岸に国道25号線



新品、 ピッカピカ の道標、日本遺産認定に合わせて作成したのだろうか?




「亀の瀬」、それは奈良と大阪の国境に位置し、奈良盆地の水を一手に集める渓谷地帯。
ここは4万年前から地すべりが繰り返されてきた難所でありながら、古代より都の西の玄関口として交通・経済・治水を支えてきた心臓部だ。万葉人が歌に詠み、文物の往来によって発展を遂げた 「龍田古道」は、地すべりの恐怖と隣り合わせにある。
古代からこれまで、人々は都度の最新技術を結集させてこの要衝地を守り、龍田の風の神がその歴史と常にともにあった。 ・・・奈良県三郷町・大阪府柏原市 「令和二年度 日本遺産認定」 のパンフより




左が排水トンネルだろう
 トンネル前へ近づけば冷風が流れて心地よい、高級避暑地へ来たような涼しさである


右が旧大阪鉄道亀瀬隧道
1931年に崩壊、2008年に一部区間が良好な状態で残っていたのが見つかった!





ボランティアさんの案内で隧道へ入って行く


隧道の入り口はコンクリだが、すぐにレンガの擁壁になる



幻想的と言うか? 90年ほど前の時代に戻ったような郷愁を誘うような感覚というか?
ボキャブラリー不足で適切な言葉が思い浮かばない



少し奥へ進めば崩れた土砂で埋まってる





内部の壁はレンガ積みだが
イギリス式とフランス式が混じっている



側壁は 長いレンガと短いレンガが交互に積んである



上部はすべて同じ長さのレンガ

どちらがイギリス式かフランス式か教えてもらったような気がするけど、加齢により脳ミソの記憶装置が退化してしまったのだろう   聞いたとたんに忘れてしまう





これは 排水トンネル


道路沿いや山の斜面に、こんな出入口が造られている






トンネル底の真ん中に排水の溝
トンネルの内部の湧き水や沁みだしてきた水が流れている

この内部もかなり涼しい、秋たけなわのようだ



奥行きは200mほどありそう

この工事に際して、集水ボーリングは約3900本、147Km にもなるそうだ




集水井工

深さ 18m 直径3.5m と書いてある
こんな穴があちこちに造られている








河川事務所前から西北を見れば JR関西本線の第四大和川橋梁

昭和6年に発生した地すべりによって造られた鉄橋
河川に対して角度をつけて架けられた構造は珍しいものらしい、橋の上に鉄道用の橋が乗っかっている





亀岩  
亀の瀬の語源となった亀形の奇岩
亀石が動くと洪水になるという飛鳥の伝承は、この亀岩のことでしょう。役行者の葛城修験最終地でもあります。





地すべり歴史資料室内には、こんな模型やいろんな資料が展示されている


ボランテイアの方の案内で、1時間程度いろんな話を聞きながら歩きました。ありがとうございました。

現地へ着いた時は小雨が降っていたが、天候は徐々に回復して雲の間に青空も見えて来た。



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JR大和路線・王寺駅

2022-07-02 | 奈良県北部
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相変わらず暑い日が続きます。


ちょっとした用事でJR大和路線の王寺駅前まで出かけただけで、あとは家でゴロゴロ
16時過ぎの我が家の室内温度は 33.2℃

エアコンは設置してあるが、もう10年以上使ったことがありません、すでに腐って動かないかも?





奈良県北葛城郡王寺町 「JR関西本線(大和路線)王寺駅 」の跨線橋から撮ったものです














今は北側にも南側にも リッパなビルも出来て奈良県有数のターミナル駅となっている。
名古屋方面へ向かう関西本線、五條から和歌山方面へ向かう和歌山線、それに近鉄の生駒線や田原本線の駅もある。



古い話になるが、私が就職した頃にはまだ電化されておらず、ディーゼルカーが走っており、東京行きの蒸気機関車が引っ張る 急行「大和(やまと)」も走っていたと思う。

また、この王寺駅のホームで 「 駅弁」 も売っていたと記憶している。


私が就職して、大阪市内へ働きに行くのには ディーゼルカーで、時間もかなりかかっていたものだ、何年か後に電化されて 「電車」 になった。


現在の王寺駅を見ていたら、隔世の感がある、懐かしい思い出である。




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信貴山の 仁王門・千体地蔵・トラ等

2022-07-01 | 奈良県北部
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異常に短い梅雨
酷暑の夏
パパ活議員にボーナス約290万円


今日も暑い暑い夏日である、
家に引き籠っていても、つまんないので 近くの信貴山へ行ってきました、 所は奈良県生駒郡平群町





山門である仁王門

最近の参拝者は、ほとんど駐車場から赤い開運橋を渡ってくるので、この仁王門を通ってくる人は少ないようだ。



仁王門の両脇には、鋭い眼つきをした方が睨んでおられます





仁王門の門前には 千体地蔵


山の斜面にギッシリと並んでらっしゃる



比較的若そうなお方や



永年の風雪を耐えてきたような雰囲気のお方も



千体地蔵様の前には一対の華やかな花が





千体地蔵様の前は下り坂の狭い道で石畳のような感じ
車社会になるまではここがメインの参詣道だったのか? そんな雰囲気の通りである





「 展望園地 200m 」 の案内板が目についたので行ってみる


行ってみれば、東屋もリッパな便所もベンチもあったが、木々が繁って展望はない



木々の向こうに葛城山だろうか? がぼんやり見えるだけである

ここを造った頃にはもっとアチコチが見えたのだろうが・・・




引き返して仁王門を潜る


すぐ近くの大木の前に六地蔵さん、まだ新しい



ここから山の中に朝護孫子寺の屋根が見える




もう少し参道を進むと、赤い開運橋を渡ってくる通路と合流する



お土産のまんじゅうまてトラ!




信貴山とトラの歴史の説明板





信貴山と言えばコレが有名ですね


アタマの向こうに朝護孫子寺の屋根が見える



世界一の福寅です



福寅さんはゆっくり顔を動かしている




まだ美しさを保ったあじさいが控えめに咲いていた



信貴山の山頂まで歩こうかな? と思っていたが、この暑さではトテモ無理だ、帰ろう・・・



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