11年度の地方選挙は、地域政党の動きが焦点。減税日本は北海道から公認を検討し、東日本大震災で時間が無くなったと称して、西日本の公認をしなかった。みんなの党がどの程度増えるか?また、勢いを失っている民主党がどの程度の議員数を確保できるか、自民党がどの程度盛り返すかも今後を占うことになる。
都市部で、最も身近な選挙が市会議員選挙。最も身近と言っても、やはり一般の人にとってはハードルが高い。インターネットにも選挙関係の情報はあるが、なかなか分からない。てっとり早く分かるには、選挙管理委員会に質問し確認すること。もっと良いのは選管が開催する説明会に出席すること。出席は無料。
入口のところで、いきなり、候補者の名前記入を求められる。そこに自分の名前を書くと、帰る時、新聞記者が飛んでくる。公示日翌日の報道用写真を写すためだ。選挙管理委員会はマニュアルなどを渡してくれる。選管の説明とマニュアルなどの記述で、選挙の仕組みが分かる。
わからなければ、どんどん、選管に電話して聞く。説明会の候補者に自分の名前を書いておけば、それは親切に返答してくれる。公示日でも取り消しできるのだから、どんどん進めても構わない。勉強になりますよ。一般の人が立候補できるような環境作りができればよいがと思う。
何しろ、現役が圧倒的に強い仕組みになっているから、議員報酬を下げるとか、若い希望者を支援するシステムづくりも必要だ。やはり、政治家は胡散臭いという風潮を破り、政治に希望が持てるように改革しなければならないと思う。