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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

FJクルーザーはしゃれている

2011年04月17日 17時50分08秒 | 

 何か小さいランクルが出たかな、人気があるらしいという印象しかなかった。気になったのはすれ違った時の新鮮さ・存在感!今日、100の部品交換が長引き、時間が有ったので、ちょっと乗ってみた。高瀬(担当の新人女性営業)が同乗しなかったのがいつもと違ったが、スタートした時の滑り出しはあれっと思わせるスムーズさ。

 走り出すと、パンチがある。4リットル275馬力。流石!ランクル200が図体の大きさで、ややもたっとしているのに比べると、軽いので、ぐんぐん行く。道路は突っ走るだけの空きがなく、また高瀬ではないので、驚かしてやろうという魂胆も起きず、私にしては大人しい試乗だったが、満足した。

 フロイントは短いので視界が良い。逆に後ろはタイヤが邪魔でちょっと見えづらい。バックミラーも小さいか。ハンドルの取り回しは車体が短いのでランクルに比べて当然良い。ランクルのような安定感はないが(贅沢というもの)、6気筒にしては滑らかなエンジン、乗り心地は良い。パワーが車体に勝っているので、爽快な走りができる。

 デザインはトヨタにしては珍しく饅頭ではない、四角を意識させる遊び心あふれるもの。フロントやリアを丹念に見ると随所に個性的なチャレンジが見られる。運転席周りも四角のテーマがふんだんにレイアウトされている。

 観音開きの左右ドアも面白いが、後部座席はちょっと乗り降り不自由かな。リアのドアがはね上げでないのがちょっと不満。雨が降った時の傘にならない。後部座席はゆったりとはいかないが、荷物は乗りそうかな。

 色もいいね。チョコレート系のワインレッドが粋に強調される組み合わせ。伝統的な文化が息づいたイギリストーンかな。

 四駆と二駆の切り替えができる点は、この手の車種にしては珍しい。通常道路走行は経済性から二駆にしておくなど、目的や道路コンディションに合わせて切り替える楽しみがある。安全性は新しいだけあって、状況に合わせた機能が豊富。

 トヨタもできるではないかと思って聞いたら、北米でデザインされたものらしい。クラウンの兄貴のようなランクルデザインも欧米のデザイナーに一度任せてみては?と提案したい。一度は直線デザインにトライして欲しい。何しろ私はデザインに関して、80時代から注文を出し続けているのに、トヨタは聞く耳を持たない。トヨタさん、プロダクトアウト的な頑固姿勢では売れなくなりますよ。

 初めて四駆に乗る方には是非お勧めのモデル。所有者のセンスも評価されること間違いなし。トヨタにしては、久々に、しゃれて、遊び心を満たす車が登場した。