ミヤネ屋(大阪読売系)を見ていたら、15時から石原慎太郎が新党結成の発表をするらしいとのこと。果たして、石原慎太郎は知事を辞任し、新党を結成するとの決意表明。印象としては、日本の心臓部である東京都の知事を14年やり、改革などに努めてきたが、国が邪魔したり、無視したりで、限界を感じ再び国政に打って出るとの趣旨。
喋っている言葉がたどたどしくて聞き取りにくいが、言っていることは橋下より具体的で辛辣で共感を呼ぶ。大阪との連携にも触れていたので、多分、選挙で協力し、選挙後に合同なり編成して第3勢力として官僚機構の改革に乗り出したいとのことだろう。
政府の単式簿記のことを最初に言っていた。単年度使い切り方式は無駄が多い上に、責任が明確にならない。東京都は公認会計士を入れて、複式簿記を採用したようだ。一般の人にはわかりにくいが、私もささやかながら自治会の会計の改革に乗り出しており、共感できる。
(わが自治会は役員が60人を超える。多すぎることはともかくとして、若い団地のせいか誰も私の言うことを理解しない。孤独な戦いだ。ただ、現役の企業取締役なども住んでおり、理解者が確認でき、少しづつ良い方向は見えつつある)
私の自論だが、二人以上の組織の健全性を知る最もベーシックな判断要素が、金の運用だ。金の運用が正しく正確に実施されていることが健全性を保つ最低限度の条件。つまり、官僚は金の運用が出鱈目だから、官僚組織は根本的なところが腐っている。健全な国政など形成しえない。
現状では日本に未来を感じられない。官僚の統治機構では全方位360度で問題だらけ。改革に大いに期待したい。慎太郎は女々しいところがあり、その点は好感できないが、やらんとしていることは私がかねて主張してきたことと方向はぴったり合う。橋下が風向きをみながらブレ気味なのを正してくれると良い。
馬鹿な日銀のトップを全員首にしてほしい。日本トップクラスの戦略家を日銀トップに据え、積極的な金融緩和を進め、是非、1ドル120円程度に戻してほしい。インフレは最低2%。土地価格が年1%上昇出来たら満点。日本は急回復する。
たまたま、私は維新の会、尖閣諸島買取、みんなの党には献金してきた。慎太郎が乗り出したところで、ベクトルが一致し、強い力となって発展の方向性を打ち出してくれればよい。
15時間際になって、株価がするすると上がってきた。30日の日銀政策会合は先だし、何か良い材料が有ったに違いないと感じた。どうも、慎太郎の発表を先取りしたものだったように思う。政治に期待が感じられれば、株価は上がる。