宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

これが高級車だ ベンツMLディーゼル

2013年03月16日 22時12分15秒 | スポーツ

 3月15日の朝からカーポート(2台分)設置工事が始まり、同日15時からベンツの受け取り手続きを開始した。工事場所を避け、フレスポの尾道ロマン珈琲(珈琲技術日本一になり客が急に増えた)の会議室で最後の判を押し、外で車の操作方法などについて説明を受けた。最新の機能がたくさんあり、便利が良いのだが一度聞いただけではとても覚えきれなかった。

 翌日、つまり今日だが、改めて運転してみて、驚いた。これまでトヨタの新車(マークⅡからランクル100まで)を乗り継いできたが、今回は驚きと言うか衝撃だね。これは凄い車だ。

 試乗時や受け渡しの時は十分気づかなかった。何が凄いかと言って、ディーゼル車なのにガソリン車より静かで振動が無い(Bクラスガソリン車などとの比較)。重厚さと安定、軽やかな走り。言わなきゃディーゼルと思う人はまずいない。ブレーキはソフトだがよく効く。

 電子式のシフト、駐車のブレーキはワンタッチで簡単。エンジン起動停止、ドアロック、バックドア開閉など多くがボタン操作のようになって、便利過ぎ。頭が手動方式だから、慣れないと逆にスムーズにいかない。ベンツ車講習会をやってくれとヤナセに頼んでいるところ。

 小さなカーブを楽々回る。インターチェンジから降りる時、ランクルなら急カーブで遠心力を感じ、かなり速度を落とす必要がある。ベンツMLでは大丈夫かなと思いつつあまり落とさずに突っ込むが、難なくこなす。一つはモノコックボディーの剛性の良さと、それ以上に4輪を細かく制御しているせいらしい。

 トルクが巨大(ガソリンの1.6倍だったか、強いランクルを遥かに上回る)で7速だから、高速でも2000回転を下回る。エンジンの音は踏み込むと聞こえるが、ガソリンのツインカムターボのよう。(車外ではエンジン音がし、中では聞こえないのが最高)信号で停止している時はエンジンが止まるので、当然、音も振動も無い。ブレーキを離すとエンジンが回るがショックは感じない。

 シートベルトをセットすると、たるみをとるためか自動的にひっぱり調節してくれる。夜は乗り込むステップあたりのフロアにベンツロゴの照明が光り、エンジンを切って外に出ても暫く、周りを明るく保つ。3年間はメンテナンス無料。

 ベンツは世界で初めて車を造って以来、次々と新たなメカニズムや機能を開発してきた。特に安全面では独壇場で、日本車も真似しスタンダードになってきた経緯がある。MLは全車種の先頭を切って登場した。兎に角、世界初の機能などが満載。

 朝、乗った瞬間から、言葉では言い表せない高級さを感じた。これが車、これが高級車と言いたい。(セダンにも良い車が有るかもしれないが、左ハンドル同様、愛車としては問題外)

 以前、ベンツの幹部はトヨタを世界一の車と言っていた。セルシオなどを指していたのだろう。この率直さがベンツなのだ。当時のベンツは音も振動も有った。半年前のベンツは加速も悪かった。ところが、今回のモデルチェンジで、全く別の車になったと言えるほど変貌を遂げたのだ。間違いなく今はベンツが世界一。しかも、ディーゼルで。ヤナセも同じことを言っていた。

 その最高峰がMLである。

 マークⅡ3リットルを購入した頃から既に慣らし運転はなくなり久しい。マークⅡスーパーチャージャーの時は、最初のオイル交換で、金属くずがごっそり出た。ヤナセ営業は5000kmぐらいは抑えて走って見てはどうかと言う。ま、ゆっくり走るかと意識しながらアクセルを踏むがトルクが強いので、支障はない。

 制限速度付近で走っているのに、後ろについた車がいつの間にかいなくなる。50m以上車間距離をとる車が時々いる。トワレグ(VW)の後ろについてドン・キホーテに入ろうとした。〈トワレグのハイブリッドも試乗した。静かで強力なパワーだったがちょっと小さい。ポルシェのカイエンも同じサイズ〉何故かトワレグも嫌がったのか いなくなった。

 ランクル100では毎日後ろからあおられた。広島ではランクルが少なく、多分パジェロ(力不足)と間違われているのと、ナンバーがディーゼルなので、特に軽が、勝てそうと張り切るみたいだ。そこで、力の差を見せつけようと飛ばしてきた経緯はある。ベンツMLではゆっくり走ってもインパクトが有る。

 ベンツMLのデザインは好きでもなかったが、実物を改めて見ると精悍で迫力がある。デザインも悪くないという気がしてきた。

 知人友人にベンツを購入したと言うと、60%はややネガティブな反応。家内はあなたみたいにぼろい服を着てベンツに乗っていいのか、とか、ベンツに乗る身分ではないとか、親類には伝えるなとか色々言う。ベンツが乗ってくださいと頼んでくるんだと答えておいた。

 残り40%は、ビジネス関係で会う人だが、印象が良くなるようだ。関心を示し、信用度が上がる。前にも既述したように私はベンツファンではなかった。可能性選択と消去を繰り返していくうちに、最後にベンツMLディーゼルに到達した。ベンツと言うと良かれ悪かれ明確な反応が出る。

 やなせにベンツとやくざとの関係を確認すると、ヤナセはやくざには販売しなくなったようだ。顧客の素性を調べているようで(うちの事も知っていた)現金購入の顧客は特に綿密にやり(やくざはローンを組めない)、危険を感じても断るそうだ。従って、現在ではやくざはレクサスなどトヨタ系に乗っている。

 以前、Eクラスのディーゼルを試乗した時は、物足らなかった。アクセルを踏み込んでも出ない。営業が安全重視ですと言っても納得できない。7速だから、踏み込みギアダウンしてもパワーアップしない。BMWは飛び出しの良さを売り物にしていたので差が有った。MLディーゼルの加速が強いのは巨大なトルクのせいだ。

 BMWの方が細かく顧客のニーズを汲み上げる姿勢が有る。真上から見たような平面ビュー、フロントガラスへの速度表示、初速の飛び出し、7人乗り(X-5)など。しかし、基本性能がベンツに劣るし、ベンツは今回のモデルチェンジで様々な機能を開発し、さらに上回った。何より安全性で追随を許さない点は、その他が充実してくると一段と光る。

 BMW X-5のディーゼルはやや振動を感じる。座布団を敷くと下は軽減できるが背中は消せない。ベンツとBMWではディーゼルにおいても技術の歴史が違うんだな。トヨタがBMWからディーゼルエンジンを購入するのだが、何を見ているのか。自分でディーゼル開発を諦めたのだからどうしようもないが。

 《広島ではBMWをバルコムが販売しているが、バルコムの営業は不愉快。BMWの営業も複合機の営業も打ち合わせなどの約束を守らない。1000万円もするような車を買うのに営業マンが約束を2度も守らなかったり客を軽んじるようでは不安になる。もっとも、やくざみたいなのを店長にしている広島トヨタよりはましだが》

 MLの最大の弱点はナビだね。タッチパネルじゃないので、サイバーナビに慣れると操作が大変。しかし、ベンツはディーラーがいくら改善を求めても、安全性に問題がある(運転中モニターに目をやるべきではない)と譲らないらしい。救いは音声認識が高性能なので、音声で操作する。この認識性能は他のナビに比べても格段に良い。

 サイズ、とりわけ低いのが最大の不満だった。この点は座るポジションを最高に上げ、視界的には解決した。セダン並みからランクル並みに高さが調節できる。ランクルと比較して、幅1.5cm狭く、長さは一緒だが、2サイズも小さく見える(高さが10cm低いせい)。

 確かに価格は高いが、十分計算が合う。例えばランクル200はハイオク指定(1リットルで3~4kmかな)。年間2万キロ以上走る私にとって、ディーゼルでは月3万円の燃料費が6万円になる。6年リースで200万円以上の差が出るし、四駆ではディーゼルのリセールバリューも高い。精神的な余裕も考えると十分お釣りがくる。高速で私以外のランクルは常に左側を走っている。これじゃ楽しいはずがない。

 ヤナセで、ベンツMLでガソリンを買うのは馬鹿だね と言ったら、長身イケメンの営業はその通りですと真顔で答えた。山口から広島まで試乗車を移動させたが、MLはモデルチェンジにより全く別の車のように素晴らしく良くなったと言う。ベンツは今やディーゼル、ディーゼルはベンツなのだ。

 本当はベンツMLの情報を流さず密かに楽しみたかったが、ブログで触れないわけにはいかない。まだ広島でも新モデルは一桁だが高速でMLが目立つと聞いた。私がベンツに強く直訴して右ハンドルにしたのは(私の意見だけじゃなかったかもしれないが)大成功だろうね。表現がおかしいかもしれないが、兎に角、この車で町を走ること自体がセンセーショナルなんだ。

 このブログで購入車が10台ぐらい増えてしまう気がする。まずいな。しょっちゅう町やあちこちでMLに出会うようにはなりたくない。

 テレビは運転中も見られるようにし、前方と内側(フロントガラスより後方)を監視する小型カメラを搭載させた。外は高画質、内側は赤外線(この設置にはヤナセも驚いていた)。また、最高級レーダーを取り付けた。これらは、ヤナセが最終磨き作業(ガラスコーティング)をする前に済ませた。

 納車の月15日は大安吉日だから。ヤナセの営業が干支は気になりますかと聞かれ、言われなかったら全く気にしないが、言われた以上、こだわるかと最初は3月10日にしていた。ところがカーポート(前方の入り口を特別に広くした2台置き)が受注生産品で間に合わない。そこで、工事と納車が同じ日になった。ディーラー外オプションを取り付けた後、ヤナセで2日かけガラスコーティングして磨き上げた。

 前方障害物の自動ストップや前車自動追随や、驚く機能が出たらまた買い換えますか。レクサスのように、電話で親切な女性が対応しナビを設定するサービスはベンツはやらないだろうな。全てを望むのは欲と言うものか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする