宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

2013年のワーストカーはトヨタ・クラウン、ベストカーはベンツ・ML350BlueTEC

2013年12月27日 17時48分36秒 | 

 モータージャーナリストの島下泰久氏が2013年のワーストカーはクラウンと決定した。氏は『2013年版 間違いだらけのクルマ選び(草思社)』の著者でもある。説明を原文のまま紹介する。

《まずワースト。難しいですねぇ、コレは。まあ見てガッカリ乗ってガッカリはクラウンだったので、まあ、それでいいか。色々書きたいことはありますが、やっぱり走りかな。

プラットフォームを3代使い回すのはね、いいんですよ結果が良ければ。でも残念ながら、今のクラウンは横風の中では真っ直ぐ気持ち良く走らない…。それなのに自信満々なところに、大丈夫か? と思ってしまうのです。

アスリートの顔のことなどは、もう書き尽くした感もあるので、ここでは省略。顔にお絵描きはやめてね、とだけ言っておきます。乗られている方、すみません。でもコレが嘘偽りない評価です》

 クラウンは良く見かける。あのフロントデザインのヒントはアウディーだね。使いまわしなんていかにもトヨタらしい(安い材料で高く見せる)。そう言えば、ランクル100のディーゼルエンジンも使いまわしで、80のエンジンに手を加えただけだった。

 ベストカーは?私の好みで、オフロードを走れなければ車じゃない、背の低いのは見晴らしが悪い、ガソリンがぶ飲みは勘弁して欲しい。左ハンドルは対象外。そこで、セダンやスポーツカーを外し、ディーゼルやハイブリッドの右ハンドル四駆となる。

 この条件では何と言っても、ベンツML350BlueTECでしょう。2013年から右ハンドル登場で、車全体が一新された。全く別の車が登場した。一言ではソフト&スムーズ。ディーゼルを感じさせない静粛さと、重厚で快適な走り。

 コーナリングの安定性、凄く効きの良いブレーキ、右の指で軽く操作する電子ミッション、迫力と奥深さのある優れた音響などについては既に何度か書いた。

 私の夢は四駆ディーゼルでガソリンターボに勝つことだった。この夢はあっさり実現された。

 馬力こそ258HPと控えめながら、トルクが62kgmと巨大。お蔭で、殆どのガソリン車をリアウインドウの彼方に追いやることになった。対抗できる車は、モンスタータイプのスポーツカーやレーシングカーしかない。

 これがディーゼル四駆。信じられますか?昨日の燃料消費は8.6km/リットルだった。通常は9.5km/リットル程度なので、踏み込んだ分だけ数字が悪かった。プレミアガソリン車に比べると燃費は半分ぐらいになる。

 ベンツは世界で初めて車を造った誇りからくるこだわりだろう。安直には新しい機能を追加しないが、今回は積極的な開発が有った。特にディーゼルエンジンは他社の追随を許さない。BMWが近いが、BMWは高周波振動を十分抑えていない。

 ベンツ・ML350BlueTECのライバルはBMW・X-5ディーゼルになるが、その差を一言で言えば基本性能の差である。確かに、BMWはデザインも美しいし、遊び心に溢れる。しかし、走りに関しては妥協できない。

 音は、ガソリンのツインカムエンジンに似ている。私が神経質なのか1200回転あたりの音をもう少し研究したら良い。心地よい音になったら、パワーも燃費も良いので、もう、ガソリン車は不要になる。

 私の走りはメリハリが有り、細い道では思い切って速度を落とす。室内では聞こえないが、外でエンジン音のするのはベスト。低速の走りはソフトで優しい。大型なのに回転半径が5.5mには助かる。ランクルは6mだった。

 ステアリングの木は美しい。深みのある黒大理石のようで、実は木なので、温かく優しい。本革の縫目も、よくぞここまで立体に合わせて縫えるものだと感心する。リアで当たりそうな場所にクロムなのか傷が入りにくいハードメタルが有るのも助かる。ベンツは実によく考えている。

 空調は立ち上がりが早く、強力で心地よい。モニターで部品の異常まで表示するのは驚いた。タイヤのパンクを知らせてくれる機能(タイヤからの信号伝達)は様々な開発経験のある私にも分からない。安全性は車の命。

 既に5か月乗り、2万キロ近く走っているが、今後気になるのは音や振動がどうなるかだ。ランクルは24万キロ走り、流石に音や振動が少し大きくなった。MLにはまだ変化が感じられない。

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安倍首相の靖国神社参拝はキャロライン・ケネディー大使の顔に泥を塗った 株価先行き不透明化

2013年12月27日 09時41分52秒 | 深刻な問題

 まさか、まさかの突然の参拝だった。中国や韓国は当然怒り、非難する。それより何より、日米同盟を強化し、日本の経済発展を支えようとしたアメリカの人々、とりわけオバマ大統領にショックを与えた。

 オバマ大統領が最高の使者として送り出したキャロライン・ケネディーはこの件に関して立場を失った。ひどい話。顔に泥を塗られた印象は忘れられないものとなったであろう。キャロライン・ケネディーには大変申し訳ない事をしました。

 アメリカの日系人も日本とアメリカの関係を改善しようと精力的に努力していたが、善意の活動者たちを落胆に追いやった。中国や韓国の対日強硬ロビー活動は勢いづく。

 安倍首相としては、中国や韓国の首脳会談が実現しないなら靖国参拝するよとの情報を流していたらしい、が、しかし、もし安倍チームが論理的な判断(どの様な結果が予想されるか)をするのであれば、靖国参拝は無かった。

 論理的な判断が無いのであれば、当然戦略は無い訳で、アベノミクスには戦略性が乏しいのではないかとの疑念を生じさせる結果となった。中国に対抗するのであれば、経済成長させ、軍事力を強化するしかない。

 靖国参拝の結果、何がどうなるのか?既に円は安値に移行中。株価は2万円は固いと見ていたが、先行き不透明になってきた。日銀と政府が強力に、実質買い支えていただろうが、アメリカの協力無しにはアベノミクスは成功しない。どこかでの大暴落も懸念される。

 中国と韓国との関係は少しづつ雪解けの気配も見せ、中国は溝を狭めてきた感も有ったが、一挙に溝は拡大し深くなった。恐らく、安倍首相は今後、中国と韓国の首脳とは会えないだろう。外交的に行き詰まる。

 アメリカは日本が東アジアで主導的な立場をとることを望んでいる。ところがこの始末では、日本はますます孤立を深める。アメリカにとって日本を助けるほうが良いかどうか疑問が湧き始める。

 世界から見て、日本のやり方は子供の喧嘩に見えるだろう。何しろ、中国の強引とも見える防空識別圏の設置よりも、慰安婦問題を解決できない日本の方がひどいと見られている。内々の都合(仲間内では拍手喝采)で判断すべきではない。

 率直なところ、何で首相の時にわざわざ靖国に行くのか、馬鹿じゃなかろうか。国民の不利益は莫大。首相を辞めたら100回でも1000回でも行けばよい。慰安婦問題の橋下氏と言い、この国のリーダーはおかしいね。

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