日本社会の歪みは長い時間を経て着実に進み、それが弱い部分から露出・顕在化しつつある。全盲の少女への暴行、幼い少女の自殺はそういった弱い部分にかかった力の大きさを示しているが、また日本人のメンタリティーでもある。
この度の全盲少女への暴行で、実は全盲の方々が日常的に暴力行為やバッシングを受けていることが明らかになった。悪意の無い衝突にも拘らず、脅かされ、恐怖を感じることも多いそうだ。
日本はいつの間にか、温かい親切な社会ではなくなってきた。空気を読めとか、その場の支配者、全体の勢いを優先しすぎるあまり、正常さが失われる。論理や勇気や正しい判断を喪失している。
昔の飛び降り自殺は、成人男性が確実な死を実現するためと言われた。女性は、睡眠薬の大量摂取、リストカットなど、誰かに止めて欲しいとするためらい自殺が多かったようだ。今回の飛び降り自殺は6歳の少女である。
夢多きはずの幼い小学校の女子生徒二人が揃ってマンションから飛び降りるとはあまりにむごい。あまりにも残酷。これに反応しない社会は更に異常。2人とも中学受験を控え、『勉強が大変で疲れている。よく眠れない』と話していたらしい。
何度も指摘するように、知識は基本的な内容を身につければしれで十分。使いもせんカビの生えた知識を詰め込んだところで何の意味も無い。教科書は時代とともに書き換えられる。ところてん式の大学を出ても役に立たん。無能な大人が増えている。
分かっていたら助けてやりたかったね。親の欲望、親の見栄、親のエゴ。自分が出来んかった事を子供に期待するな。
軍隊組織での上官から部下に対する嫌がらせやセクハラはアメリカでも問題になっていたから、日本だけではないとしても、絶対権限を持つ自衛隊(軍隊組織)の上司からのいじめは深刻である。
周りの上司も見て見ぬふりをするのは、自己防衛でもあり、組織防衛でもある。もし勇気を出して、解決を図れば、自分に火の粉が降りかかってくるとの思いが強いのだろう。
自衛隊を知る高専の教授が「自衛隊では上司にいかに取り入るか、例えばトイレでさも偶然に会ったように振る舞う。上官が靴をなめろと言えば、ためらわずなめるだろう」と言っていた。特殊な社会なんだね。
電力会社もちょっと自衛隊と似ている。自民党国会議員をバックにするとそれだけで常務に昇進しており、大きな権限を得るので出来の悪いのが悪用すると大変。いじめも組織全体に及ぶから、規模も大きくなる。
三国電力だったか、五国電力だったかの、父親が後藤田正晴の後援会長で、藤平だったか藤山だったかは、気に入らない人間を何人も潰しただろうね。びっくりしたのは、電力会社の幹部候補は「〇〇を潰す」という言葉を公然と語っていた事。
特に、取締役候補が集まる企画部門では、社長候補と言われた連中(エリート)は、意に沿わない部下などを潰すことは自分に与えられた権限と考えていた。私は何度潰されかけたか数えきれないが、生き残っている。
人間て、強いようだけど、簡単に倒れる。特に優秀で真面目な人は弱い。私の大学(独立精神が強い)の先輩や後輩が何人も亡くなられ二人は深刻な病気になった。既得権系の東大・京大では聞いたことが無い。
私は、2回倒れ一度死んでいてもおかしくはなかった。普通の人の数倍頑張り、風当たりや弾圧は半端じゃなく激しかった。家内は良く知っている。救われた理由は、安全弁と運動を欠かさなかった事だろう。
徹底的に追い込まれると開き直った。いざとなったら上司でも怒鳴るし、「首にしてください」は合計3回言ったかな。開き直りはサラリーマンとして非常にまずいが死ぬよりいいだろう。
建設中!!
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