宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

TTPは難産だったが大筋合意は良かった。アメリカ中心の世界維持に必要だったが日本のためでもある

2015年10月06日 11時36分53秒 | 国際・政治
 ヨーロッパ連合が崩壊の危機にさらされつつも何とか維持でき、中国がABBIでアジア地域の開発で中心的な役割を果たす中、アメリカは相対的な地位が沈みつつあり、孤独感が強まってきた。TTPの遅れもそんなアメリカの力の喪失を表していた。

 相当遅れた大筋合意ではあったが、まとまることが出来て良かった。これはアメリカにとって最大の利益をもたらすが、日本にとってもメリットは多い。実のところ、日本はアメリカ以上に水没が激しく、極めてスムーズに世界の舞台から姿を消しつつあった。

 日本は、官僚、政治家、大企業をはじめ、がちがちの既得権を守ることが本能のような社会構造や国民意識であり、自らの過ちは認めないし、反省もしないし、改革が必要であっても自ら動くことが無い。不満は多くともTPPの外力で無理やり歪んだ構造を僅かでも変えてゆくしかない。

 若い人達は、体力希薄、軟弱傾向が強まる中、中身はがちがちのロボットで、思考力なく安直な現状維持の体制志向。未来を切り開くなんて どだい無理な相談。だから、日本はアメリカの子分として、或いは愛犬ぽちとして仕え乍ら 存在を保って行くしか無いだろうな。

追記:日本人は昔から自分が分かっていなかった。特にエリートがメモリーロボットだからこの傾向がひどい。思考力が弱く自分を客観的に見つめることが出来ない。全てを知識で得ようとする。そして、教育がますます産業化し利益追求になる中で、メモリーロボット化は進んでいる。

 大学を出た日本人は、優秀なら優秀な分だけ高性能なメモリーロボットとして、自分の事が分からず、ましてや他人や他国の事がそれ以上に分かることなく、世代交代により、そのような分からん民族傾向を顕著にしながら継承して行くんだ。
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