実は、同じく日本の「京」が2015年6月から2019年の6月まで連続9年世界一だったのを「富岳」が抜いて世界一になったようです。理化学研究所によれば理化学研究所、九州大学、富士通の共同開発となっています。
「富岳」の、2020年6月時点のGraph500のスコアは、70,980GTEPS(ギガテップス *)です。同じく「京」の測定結果は、31,302GTEPS(2019年6月時点)で、2倍以上の性能向上を達成したんですね。
* スーパーコンピュータの大規模ネットワークにおける通信性能最適化
「富岳」と「京」との差は、上記スコア以上で、「京」が1年かかる計算を「富岳」では数日で出来るらしい。今回、世界二位となったのは中国の「Sunway TaihuLight」で、測定結果は23,756GTEPSだから、日本の「京」を抜けなかったんですね。
「富岳」は既にコロナの分析や研究開発などに使われており、お役に立っているんですね。
僕は学生時代から大型計算機を使い、今でもパソコンソフトのヘビーユーザーだけど、スパコンの話になるとさっぱりわかりません。理化学研究所に少し聞こうと2回電話したが、自動的に切られてしまった。多分お疲れなんでしょう。
それにしても素晴らしかったですね。日本人として誇らしい。