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電力会社への美味しい就職方法 電力会社に適する人と適しない人

2014年06月03日 21時47分14秒 | 資格・転職・就職

 電力会社は福島原発事故以降、世間の批判は強まり肩身が狭く、社内の管理も強化された。しかし、倒産の恐れ無く、特別管理職以上になれば実質的な仕事は殆どせず、給料レベル高く、理念を捨て政治力学を利用して出世すればこの世の春。

 そんな電力会社に就職するうまい方法があるだろうか?その質問にお答えしましょう。私のブログを読んできた人なら想像できると思いますが、ベストは①自民党国会議員の推薦を受ける事。

 次に②対象となる電力会社の常務以上、あるいは元副社長以上の推薦。③実力派地方議員の推薦。④推薦枠を持つ大学の推薦。穴場が⑤高専の推薦、あるいは高専からの応募。

 学歴に関しては、大卒でなくても就職後、国内留学で大卒資格を取る手が有る。国内留学の学力は怪しいが、強力な推薦をバックにしていれば、元高卒でも大卒と肩を並べることが出来る。

 自民党国会議員の推薦枠は一人と決まっており、この推薦を受けたらもう少なくとも取締役コース。退職金〇億円?(通常退職金を3回貰います)1000万円ぐらい国会議員に渡しても十分元が取れる。勿論、衆議院の方が参議院よりベター。

 同期で近所の常務の推薦を受けたのがいたけど、結構これが出世に強い。部長ぐらいまで行くかな。昔の副社長経験者でも影響力抜群。何故なら、人事部長から見ても元副社長はかつて雲の上の人。逆らえない。

 県会議員でも実力派なら強力。これも部長ぐらいは軽い。近所で実力者を探しましょう。政治家はお金が大好き。大学推薦も強いが、元々大学内での競争が有り、美味しいとは言えない。

 高専は電力会社に行くにも大学院に行くにも有利だから穴場。高専から推薦無しに受けても合格しやすいのではないか。高専卒の真面目さは定評がある。ただ、高専卒の資格での出世は限定的。

 因みに、大手電機メーカーの部長より電力会社の本店課長の方が給料は高かった。電力では課長でも人事権を持っているし、その下の副長でも予算を持っている。

 電力会社に向いているのは、頭が切れミスが少なく、表面は紳士だが、実はやくざな人物。誰にでも好かれ、かつ忍耐強い人、あるいは仕事は出来ないがごますりやよいしょがうまい人。

 逆に仕事できる人、実力派、積極的な人、正義感の強い人、小さなミスが多い人、忍耐力の無い人は向かない。理想、理念、正義感は持っていても良いが表に出るとダメ。

 電力会社の評価は減点主義だから、運転免許試験だと思えばよい。決められたことを決められたようにやり、ミスを極力減らす。下手に仕事したら人間だから必ずミスが出る。成功は評価されるとは限らず、ミスは致命傷。

 電力を受けるのは大体、成績は優秀だが実力には自信の無い人、汗をかいて働きたくない人が多い。実力派なら商社、金融、技術を誇るメーカーなど、独立派は弁護士、会計士、建築士など、書くのが得意なら記者を目指すかもしれない。

 私が電力会社で驚いたのは、嘘つきやインテリやくざ(殆どは事務屋)が表舞台で大手を振って幅を利かせている事だ。この原因は自民党国会議員が大きな影響力を持ち、経済産業省の支配下で完全にコントロールされているためだろう。

 人事部はお飾りで、常務以上から無理筋の人事を指示されても、はい はいと笑顔で受けるところ。それにより人事部長は取締役以上になれる。骨抜きが当たり前。比較的整然と実施される人事は管理職手前までか。

 事務屋はスーパーエリートで、少ない人数でポスト多く大卒なら本店次長ぐらいにはなれる。技術屋の場合、大卒なら管理職(副長、係長:組合員)にはなれるが、特別管理職(本店課長など:非組合員)になれないケースが有る。

 電力会社は原子力が安全だと大嘘を大金をかけて社会にPRしてきた組織だから、事実を究明するメカニズムもルールも無く、何が事実か何が正しいかが分からず、問題にもされない。

 既得権にしがみつき、ふんぞり返るぐらいしか能の無いじじいが家庭内で癒されない孤独感を癒すために部下に公私混同のサービスを求め、数年後の人事内示をこそっと出し、出された方は肩で風切ってのし歩く。

 取締役以上に昇進した人物の過去を振り返ると、ある日から急に態度がでかく、行儀が悪くなった事が思い出される。

 仕事で評価されるのではない。どれだけ個人的につくしたかだ。実績でもあげようものなら凄まじいジェラシーの嵐に曝される。土日にトップの家に行き、奥様から「そこの〇△君、灯篭の位置を変えて」などと言われるようになれば間違いない。

 管理職になると管理職教育が有るんですが、そこで教えられた事をまともにやっていたら、上まではいけません。電力会社のトップは世の中の事を知らないし、下手に優れた知識や経験があると邪魔だし、しばしば災いする。

 本店の課長以上になると、仕事するふりが上手になり、上から電話がかかるかを待ち続ける。指名を待つ女郎のようなもの。気持ちの悪いオカマのようでもある。夕方5時以降や土日になると上へのサービスは涙ぐましい。

 一方でOBの父親や元取締役などが裏で暗躍し、その働きかけがトップクラス人事を生むことは決して珍しい事ではない。知らぬは一般の社員ばかり。

 99%の超真面目で努力が報われない社員と、1%のいかさま嘘つきが莫大な報酬を得、強大な権限と権力を持ち支配する組織、それが電力会社。

追記:一言、お断りすると、私は取締役になるのが目的なら、多分なっていたでしょう。チャンスが与えられていたし、トップクラスの中にも理解を示す人が数人いた。しかし、自信が有り過ぎて、人間関係で昇進するのは絶対嫌だった。

 本店ではいくら努力しても邪魔が入り、成果をあげても評価される事は無かった。次第に進路も閉ざされてきた。それも有り、1秒でもいかさまな組織に身を置くことは耐え難いと思い始め、早期優遇退職制度ですっぱり辞めた。

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